つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 悲心
【定義】

悲とは、衆生に伴い、衆生を憐れむこと。よって、悲心とは衆生を憐れむ心である。
しかあればすなはち、袈裟を見聞せんところに、厭悪の念おこらんには、当堕悪道のわがみなるべし、と悲心を生ずべきなり、慚愧懺悔すべきなり。 『正法眼蔵』「袈裟功徳」巻