つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 微笑
【定義】

読み方は「みしょう」。ほほえむこと、ほほえみ。禅宗では、釈尊摩訶迦葉?尊者に対して、言説を超えて仏法を伝授した「拈華微笑話」を重んじるため、この「微笑」とは弟子である迦葉尊者がしっかりと釈尊から仏法が受け取った様子を喩える用語ともなる。破顔微笑とも。
迦葉不覆蔵?といふは、世尊拈華瞬目?を、迦葉?、さきよりしれるがごとく破顔微笑するゆえに、迦葉におほせて不覆蔵といふなり。 『正法眼蔵』「密語」巻