つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 辺土
【定義】

釈尊が生まれ、活動したインドから遠く離れた土地のこと。
印度震旦正法像法のときは、在家なほ袈裟受持す。いま遠方辺土の澆季には、剃除鬚髪して仏弟子と称する、袈裟を受持せず、いまだ受持すべきと信ぜず、しらず、あきらめず、かなしむべし。 『正法眼蔵』「袈裟功徳」巻