つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 遍法界
【定義】

周遍法界の略、遍界。世界に行き渡ること、特に密教では、法身仏の大日如来の功徳があらゆる存在に行き渡ることを意味する。
この水火を受用するたぐひ、みな本証の仏化を周旋するゆえに、これらのたぐひと共住して同語するもの、またことごとくあひたがひに無窮の仏徳そなはり、展転広作して、無尽、無間断、不可思議、不可称量の仏法を、遍法界の内外に流通するものなり。 『弁道話