つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 放参
【定義】

早参晩参を休止すること。放参の時には、放参牌を掛け、鼓または鐘を鳴らして大衆に知らせる。なお、最近では坐禅や、決められている法要を休止することの総称になった。
放参の法。所謂放参とは、晡時?坐禅を罷めて之を行ず。雲堂大衆、斎罷に蒲団を収めて出堂し、衆寮に歇いて看読牀に就く。稍、時余を経て将に晡時?に至らんとするや、〈世俗の未の時の終に当たる。〉雲堂に帰って蒲団を出して坐禅す。是れ従り以後、明日の斎時に至るまで、蒲団は常に単位に留む。 『弁道法