放参の法。所謂放参とは、晡時?の坐禅を罷めて之を行ず。雲堂の大衆、斎罷に蒲団を収めて出堂し、衆寮に歇いて看読牀に就く。稍、時余を経て将に晡時?に至らんとするや、〈世俗の未の時の終に当たる。〉雲堂に帰って蒲団を出して坐禅す。是れ従り以後、明日の斎時に至るまで、蒲団は常に単位に留む。 『弁道法』