禺中に、本尊に上供。転大般若・普回向了て尊勝呪なり。 「朔日」項
上来、摩訶般若波羅蜜多心経を諷誦する功徳は、大恩教主本師釈迦牟尼仏――現座道場本尊云々――、高祖承陽大師・太祖常済大師に供養し奉り、無上仏果菩提を荘厳す。伏して願わくは、四恩総て報じ、三有斉しく資け、法界の有情と、同じく種智を円かにせんことを。
冀う所は、家門繁栄――祈願することばを読み込む――、子孫長久、災障消除、諸縁吉祥ならんことを。