つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 未作僧
【定義】

訓ずれば「未だ僧と作らず」となる。本来であれば、僧伽比丘比丘尼)に入らない沙弥沙弥尼等の段階かと思われるが、道元禅師の用法では在家も含む。
しかあればすなはち、たとひ国王・大臣なりとも、たとひ梵天?釈天?なりとも、未作僧のともがら、きたりて亡僧の事例を請せんに、さらに聴許することなかれ。 『正法眼蔵』「大修行」巻