つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 未来星宿劫
【定義】
未来の一大劫のことで、未来の世の
千仏
が出世する時代とされる。
星宿劫
?
とも。現在の
釈迦牟尼仏
がまだ
現在賢劫
の第四仏であるため、未来星宿劫の仏陀は未だ出現していない。なお、三世という観点では、
過去荘厳劫
・
現在賢劫
・未来星宿劫となる。
後の千仏、日光仏を首めとし、須弥相仏に至るまで、星宿劫に於いて
成仏
す。
三洲
白龍『
禅戒游刃
』巻上
【内容】
『三劫三千仏名経(仏名経)』に依れば未来星宿劫の千仏は、日光仏から、須弥相仏までとなっている。