つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 也大奇
【定義】

訓じると「また、大[はなは]だ奇なり」ということで、素晴らしいことだと讃歎するための言葉。古来では、説法で使われたり、偈頌として読まれたりしたが、現在では、法戦式にて竹箆を返しに来た首座和尚に対して、法幢師がねぎらうために使われる。
良久して云く、彼々如にして内外無し、塵々固くして必ず三昧なり。也大奇、也大奇。全体明らかに瑩いて、宝貝無し。 『永平広録』巻8-小参14