つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 幽蘭
【定義】

江戸時代後期の洞門の学僧である。号は本秀、名は幽蘭。10歳ごろに智嶽を受業師として出家すると、後に丹州見性寺(現在の兵庫県豊岡市内)の末山元暁を本師として嗣法した。複数の著書を残し、『永平正宗訓』『洞上正宗訣』『永平教授戒文略弁』などが知られている。

生没年:?〜弘化4年(1847)
出身地:但馬国(現在の兵庫県北部)

【研究】
本多寛尚師「幽蘭本秀和尚の研究」、『駒沢大学大学院仏教学研究会年報』32号、1999年