しかあるに、身心を澡浴して香油をぬり、塵穢をのぞくは、第一の仏法なり。新浄の衣を著する、ひとつの浄法なり。塵穢を澡浴し、香油を身に塗するに、内外倶浄なるべし。内外倶浄なるとき、依報・正報、清浄なり。 「洗面」巻