しづかにおもふべし、正法、よに流布せざらんときは、身命を正法のために抛捨せんことをねがふとも、あふべからず。正法にあふ今日のわれらを、ねがふべし、正法にあふて身命をすてざるわれらを、慚愧せん。 『正法眼蔵』「行持(下)」巻