つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 慮知念覚
【定義】

慮は、思惟。念は、対象を記憶して忘れない働き。覚は、外界を総合的に感得すること。慮知念覚は、心のあらゆる働きを示す言葉。
これによりて、心はひとへに慮知念覚なりとしりて、慮知念覚も心なることを学せざるによりて、かくのごとくいふ。 『正法眼蔵』「説心説性」巻