つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 六頭首
【定義】

首座書記知蔵知客知浴知殿の六人の頭首を六頭首という。

【内容】

道元禅師の時代、既に頭首小頭首の役職が複数、『永平寺知事清規』等に確認されるけれども、まだ、六頭首のような形で形式化されているわけではなかった。瑩山紹瑾禅師の時代も、具体的な役職名などは不明ではあるが、「両班」の用語が複数の文献に見られるので、特に西班に頭首が配置されていたと思われる。