つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 踰城
【定義】

城を超えること。釈尊が世俗の生活を捨てたこと。
これ釈迦如来、そのかみ太子のとき、夜半に踰城し、日たけてやまにいりて、みづから頭髪を断じまします。ときに浄居天きたりて、頭髪を剃除したてまつり、袈裟をさづけたてまつれり。これ、かならず如来出世瑞相なり、諸仏世尊常法なり。 『正法眼蔵』「出家功徳」巻