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タグ検索で坐禅は122件見つかりました。
禅戒一如
義】''} [[禅宗]]において、[[坐禅]]と[[戒法]]([[禅戒]])とは名前や本来の機能が異なっていても一体であるという説。とくに江戸期の[[日本曹洞宗]]で強調され、その後、明治時代の『[[修証義]]』編纂時にも再度強調された。現在では「[[教義]]」の中に入る用語である。なお、同様の表現として「禅戒一致」や「禅戒不二」などがある。 &color(blue){''【内容】''} 例えば、天台宗では「乗戒一如」という法華一乗に戒法が全て包含されるという思想があり、浄土宗にも「念戒一致」という…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc%b0... - 2020年04月21日更新
無所得無所悟
]]が[[正伝]]の[[仏法]]たる[[坐禅]]を評して、「無所得無所悟にして[[端坐]]して時を移さば、即[[祖道]]なるべし」(『[[正法眼蔵随聞記]]』巻6)とし、坐禅において所得・得悟を目指すことを諫めたものとされる。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cc%b5%bd%ea%c6... - 2020年11月27日更新
抽解
抽解とは、抽き解くこと、を意味し、久しく坐禅していて疲労したときなどに、[[袈裟]]を脱して休息することをいう。あるいは、[[僧堂]]([[坐禅堂]])を抜け出て、安息することを指すこともある。 ''[[坐定]]久しきの[[僧衆]]、方に次第に起身して抽解すべし。 『[[勅修百丈清規]]』巻5「[[坐禅]]」項'' [[曹洞宗]]では[[両祖]]の時代はこの語を用いておらず、基本は近世以降であったと思われるが、そのため、以下の批判が存在している。 ''[[禅林]]の[[古規]]、[[禅杖]]…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%ea%b2%f2... - 2020年11月19日更新
打擲
]の時、[[僧堂]]にて[[衆僧]][[坐禅]]の時、眠リを警むるに履を以て是を打謗言呵嘖せしかども、僧皆打る事を喜び、讃嘆しき。ある時、また[[上堂]]の次でには、常に云、「我已に老後の今は、衆を辞し、庵に住して老を扶て居るべけれども、衆の知識として各々の迷を破り、道を助けんがために住持人たり。是に因て或は呵嘖の言を出し、[[竹箆]]打擲等の事を行ず。是レ頗る恐あり。然れども、代仏化儀揚式なり。諸兄弟、[[慈悲]]をもてこれを許し給へ」と言へば、衆僧流涕しき。 『[[正法眼蔵随聞記]]』巻2-5'' …
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%c7%da%b3... - 2020年09月25日更新
法界定印
(blue){''【定義】''} [[坐禅]]の際に手で組まれる印の形、つまりは仏陀の禅定印である。[[日本曹洞宗]]では、坐禅の際、法界定印を行う。法界定印という名称は、大日如来が明らかにする三昧の[[境地]]に入るための印である。なお、『[[普勧坐禅儀]]』や『[[坐禅用心記]]』では、この名称が見えないため、おそらく形をもって、単純に名称を充てただけの可能性がある。ただし、瑩山禅師の親撰は疑われるが、以下の表記が確認される。 ''足、仏地に結んで悪処に入らず。手、定印を結んで経巻を取らず。 …
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cb%a1%b3%a6%c4... - 2007年04月26日更新
余務
他の寺務や修行のこと。曹洞宗の場合、[[坐禅]]([[只管打坐]])以外の修行のこと。 ''しかあればすなはち、一生万生、把尾収頭、[[不離叢林]]、昼夜祇管跏趺坐して余務あらざる、[[三昧王三昧]]なり。 『[[正法眼蔵]]』「[[三昧王三昧]]」巻''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cd%be%cc%b3... - 2019年03月28日更新
黙照禅
は寂黙であり、照は照用である。黙々として坐禅する様子に、霊妙なる心の働きがあることをいう。 &color(blue){''【内容】''} 中国曹洞宗の宏智正覚禅師は、この黙照の坐禅を『黙照銘』に著した(本項目にて後述)。全篇で四言七十二句二百八十八字からなる、比較的短編のものである。後に[[日本曹洞宗]]の[[面山]]瑞方師は、『[[黙照銘拈古]]』『[[黙照銘聞解]]』などを記し、更に『[[建康普説]]』には「第九・黙照普説」が収録されている。つまり、一切の悟りを求めず、ただ黙々と坐する様子が、仏法…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cc%db%be%c8%c1... - 2010年09月10日更新
調息
々である。 ''[[衲子]]の[[坐禅]]、直に須く端身正坐を先と為し、然る後に調息、致心す。 『[[永平広録]]』巻5-390[[上堂]]''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c4%b4%c2%a9... - 2018年12月31日更新
坐褥
蓐)は、しとね、しきぐさ等の意。 [[坐禅]]をする時に、[[坐蒲]]の下に敷く厚い敷物。[[釈尊]]は、[[吉祥草]]を厚く敷いて坐禅をしたと伝わるが、それに因んで、坐禅の時に用いる。腰の下には坐蒲があるが、[[累足]]の下には坐褥がある。現在は、畳を坐褥と見なして、[[僧堂]]・[[坐堂]]等での坐禅時には、坐褥を用いないが、本来は使った方が良い。[[坐蓐]]とも。 ''かつて[[金剛]]のうへに坐し、盤石のうへに坐する[[蹤跡]]あり、かれらみな草をあつくしきて坐せしなり。 『[[正法眼蔵]…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%ea%f3... - 2011年09月01日更新
出定
''} [[禅定]]から出ること。[[坐禅]]を止めること。対義語は「[[入定]]」。 ''[[一息半歩]]、〈[[宝慶記]]に在り〉出定人の[[歩法]]なり。 『[[赴粥飯法]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%d0%c4%ea... - 2018年11月01日更新
入定
[禅定]]に入ること。意味としては、[[坐禅]]を行うことと同義として用いられることもある。対義語は「[[出定]]」。 ''或いは金閣玉楼に住して、坐禅入定し…… 『[[羅漢供養式文]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%fe%c4%ea... - 2018年11月01日更新
茵褥
のこと。特に、[[瑩山]][[禅師]]は坐禅時に用いる「[[坐蒲]]」の意味で用いた。 ''[[坐禅]]せんと欲せば、先ず[[静処]]宜しく、茵褥は須く厚く敷くべし…… 『[[坐禅用心記]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%e8%a1%ea%f3... - 2018年05月29日更新
長連床
{''【定義】''} [[僧堂]]内の坐禅をする場所だが、単が横に繋がり一度に数人が坐れるような場所を指す。[[長連単]]とも。 ''転法輪といふは、[[功夫]][[参学]]して[[一生不離叢林]]なり、長連床上に[[請益]][[弁道]]するをいふ。 『[[正法眼蔵]]』「[[転法輪]]」巻''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c4%b9%cf%a2%be... - 2006年12月31日更新
坐蒲
or(blue){''【定義】''} 坐禅の際に、尻の下に敷くクッションのようなもの。本来は「[[蒲団]]」と表現され、特に坐禅に使用するため近年は「坐蒲」と呼ばれる。 ''[[坐禅]]の時、袈裟をかくべし、[[蒲団]]をしくべし。蒲団は全跏にしくにはあらず、跏趺の半よりはうしろにしくなり。しかあれば、累足のしたは坐蓐にあたれり、脊骨のしたは蒲団にてあるなり。これ仏仏祖祖の坐禅のとき坐する法なり。 『[[正法眼蔵]]』「[[坐禅儀]]」巻'' なお、現在曹洞宗で使われる坐蒲は円形をしたものだが、…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%b3%f7... - 2007年06月06日更新
断臂摂心
(blue){''【定義】''} 断臂坐禅ともいう。中国禅宗・二祖慧可禅師の「断臂求法」の故事に因んで、12月9日の[[断臂会]]の夜に、徹夜坐禅([[摂心]])を行ずることをいう。 &color(blue){''【内容】''} [[曹洞宗]]に於ける[[断臂会]]は、[[道元]][[禅師]]にわずかにその様子が見えるけれども(1回のみ、断臂報恩の上堂を実施している。『[[永平広録]]』巻5-392上堂を参照)、[[坐禅]]をしていた様子は分からない。よって、現状の[[行持]]に近いのは、以下の記述…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%c7%e7%be%c0... - 2008年12月02日更新
選僧堂
いわゆる「[[選仏場]]」に同じ。[[坐禅堂]]のことを指す。僧侶を選択する殿堂という意味で、まさに[[仏祖]]の[[坐禅]]を行う場所を指しているのである。 ''行堂の儀、学僧堂の儀、夜間の[[坐禅]]、[[日裏]]の[[諷経]]、[[法儀]]の如し。故らに選僧堂と名づく。巨細は[[清規]]を学び訓童すべし。 『[[洞谷記]]』「発心作僧事」''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%aa%c1%ce%c6... - 2017年11月25日更新
坐禅用心記
である[[瑩山]]紹瑾[[禅師]]が[[坐禅]]について示された著作。現在、テキストは『[[曹洞宗全書]]』「[[宗源]](下)」、『大正蔵』巻82、『[[常済大師全集]]』、『[[瑩山禅]]』第9巻などで見られる。 &color(blue){''【内容】''} [[瑩山]]禅師が[[道元]]禅師の『[[普勧坐禅儀]]』や『[[正法眼蔵]]』「[[坐禅儀]]」巻の影響を受けて書かれた著作で、古来から[[道元]]禅師の坐禅に関する著作が、坐禅の抽象的な方面を説いているとされ、本書はその具体的な方面を説く…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%c1%b5%cd... - 2006年10月02日更新
専門僧堂
ために赴くことを前提にしている。 ただ坐禅修行の体験を希望する[[在家]]の参禅者は、「[[坐禅会]]」を参照せよ。 &color(blue){''【全国各地の僧堂[特別僧堂・本山僧堂・専門僧堂]】''} 以下にあるのは、''2017年11月19日現在''の設置された僧堂である。名前と場所(市町村)のみを記す。 ''・[[大本山]][[永平寺]][[特別僧堂]](福井県吉田郡永平寺町)'' ''・大本山永平寺[[本山僧堂]](上記と並立)'' ''・大本山[[總持寺]]特別僧堂(神奈川県横浜市鶴見…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c0%ec%cc%e7%c1... - 2010年01月06日更新
坐禅箴
e){''【定義】''} /深造[[坐禅]]の意義を示したもの。「箴」とは処方のことである。宏智正覚が撰述したものや、[[道元]][[禅師]]が撰述したものが知られる。 [[道元]]禅師の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。95巻本では27巻、75巻本では12巻。仁治3年(1242)3月18日に、宇治[[興聖寺]]で記された後、仁治4年11月に越前[[吉峰寺]]で[[学人]]に示された。,乏催する『坐禅箴』について、宏智のものも[[道元]]禅師のものも収録している。 F辰豊△房録されたる[[道元]]…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%c1%b5%e4... - 2007年01月05日更新
只管打坐
ている、余事を交えない、ひたすらなる[[坐禅]]のこと。[[祇管打坐]]・[[祗管打坐]]とも。 &color(blue){''【内容】''} 只管(祇管・祗管)とは、ひたすらに、余念を交えない、ただ〜のままに、などの意で、[[打坐]]とは坐ることであるから、ひたすらに[[坐禅]]することの意。多くの仏教宗派の場合、[[坐禅]]をしながら他の行を兼ねて行う場合があったが、只管打坐は坐禅の際に余行を交えることを否定した。つまりこれは、[[叢林]][[修行]]に於ける坐禅以外の行の否定ではないし、実際に道…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%fe%b4%c9%c2... - 2008年08月21日更新