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タグ検索で三心は6件見つかりました。
三心
&color(blue){''【定義】''} 三種の心のこと。説かれる[[経論]]・[[祖録]]によって内容が相違する。 [[道元]][[禅師]]が、当役の[[僧侶]]が[[作務]]をする際に保持すべきとされた三つの心、[[喜心]]・[[老心]]・[[大心]]。 ''凡そ諸[[知事]]・[[頭首]]及び当職は、作事作務の[[時節]]、喜心・老心・大心を保持すべき者なり。〈中略〉[[住持]]・知事・頭首・[[雲衲]]、阿誰か此の三種の心を忘却せん者ならんや。 『[[典座教訓]]』'' 同じく『…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bb%b0%bf%b4... - 2008年02月17日更新
至誠心
]]し、讃歎し、専念観察するための「[[三心]]」の一。 ''[[参禅]]の漢、先ず須らく至誠心を起こし、清浄の願を発すべし。 『[[寒巌義尹禅師願文]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bb%ea%c0%bf%bf... - 2010年09月22日更新
大安心
う相対的な大きさを示すものではなく、[[三心]]の一である「[[大心]]」を要参照。また、古い典籍にはそれほど多く見える語ではなく、近代以降に「[[宗意安心]]」が論じられるようになって、多用されたものか。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%e7%b0%c2%bf... - 2010年06月25日更新
大心
blue){''【定義】''} [[三心]]の一で、偏らない心のこと。清濁併せ呑むほどの広い心のことである。 ''所謂大心とは其の心を大山にし、其の心を大海にし、偏無く党無き心なり。両を提げて軽しと為さず、鈞を扛げて重しとすべからず。春声に引かれて春沢に遊ばず、秋色を見ると雖も更に秋心無く、四運を一景に競い、銖両を一目に視る。是の一節に於いて、大の字を書くべきなり。大の字を知るべきなり。大の字を学ぶべきなり。夾山の[[典座]]、若し大字を学ばずんば、不覚の一笑もて大原を度すること莫らん。大…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%e7%bf%b4... - 2008年02月17日更新
老心
(blue){''【定義】''} [[三心]]の一で、自己を忘れて他のために尽くそうとする誠実な心のこと。[[道元]][[禅師]]はそのように、三宝を思えという。親が子を想う心に喩えられており、[[老婆心]]ともいう。 ''所謂老心とは、父母の心なり。譬えば父母の一子を念うが若く、[[三宝]]を存念すること一子を念うが如くせよ。貧者窮者、強ちに一子を愛育す。其の志如何、外人識らず、父と作り母と作って方に之を識る。自身の貧富を顧みず、偏に吾が子の長大ならんことを念う。自の寒きを顧みず、自の熱きを顧み…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cf%b7%bf%b4... - 2008年02月17日更新
喜心
(blue){''【定義】''} [[三心]]の一、喜悦の心のこと。人間界に生まれ、修行できる因縁に遇うことが出来ることを喜ぶ心。 ''所謂、喜心は喜悦の心なり。想うべし、我れ若し[[天上]]に生ぜば、楽に着して間なし。[[発心]]すべからず。[[修行]]、未だ便ならず。何に況んや[[三宝]][[供養]]の食を作すべけんや。万法の中、最尊貴なる者は[[三宝]]なり。最上勝なる者は[[三宝]]なり。天帝も喩ふるに非ず。輪王も比せず。 『[[典座教訓]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b4%ee%bf%b4... - 2008年02月17日更新