つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉

タグ検索で坐禅は132件見つかりました。

椅子坐禅

跏趺坐]]・[[半跏趺坐]]等で行う[[坐禅]]には、[[坐蒲]]・畳などの設備が必要だが、それが用意できないような会場で行われる説法会（[[禅をきく会]]）などの場合、或いは下肢に障害等があって跏趺坐が出来ない人に対して勧める[[坐禅]]のこと。椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばし、手を[[法界定印]]にして、呼吸は通常の坐禅と同じように行うものである。最近では、より行いやすくするための椅子坐禅用の坐禅椅子なども考案されている。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b0%d8%bb%d2%ba... - 2008年03月04日更新

端坐

(blue){''【定義】''} [[坐禅]]の姿で、[[作法]]に則って正しく坐ること。[[正身端坐]]ともいい、端坐参禅ともいう。 ''[[正身端坐]]すべし。ひだりえそばだちみぎえかたぶき、まへにくぐまりうしろえあふぐことなかれ。　『[[正法眼蔵]]』「[[坐禅儀]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%bc%ba%c1... - 2006年10月06日更新

坐禅十徳

(blue){''【内容】''} [[坐禅]]の結果得られる善い徳を十の項目に渡って採り上げたもの、坐禅の十徳。 ''一、[[邪念]]が起らぬ'' ''二、[[慈悲心]]が起る'' ''三、外誘を受けぬ'' ''四、物に拘わらぬ'' ''五、[[智慧]]が出る'' ''六、[[五官]]が静まる'' ''七、忍耐力が出る'' ''八、心が清くなる'' ''九、物に驚かぬ'' ''十、[[信仰]]が深まる'' 当記事の出典は『曹洞宗日課経大全』にしている。なお、本来漢訳仏典に出ないという「五官」などの俗…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ba%c1%c1%b5%bd... - 2009年07月27日更新

祗管打坐

&color(blue){''【定義】''} [[只管打坐]]に同じ。詳細は同項参照のこと。 ''天童[[和尚]]云く、我が箇裏、[[焼香]]・[[礼拝]]・[[念仏]]・[[修懺]]・[[看経]]を用いず、祗管打坐して始めて得。　『[[永平広録]]』巻9-[[頌古]]85''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%e3%ad%b4%c9%c2... - 2010年01月29日更新

身心脱落

体と心がもぬけること。曹洞宗の宗学では、坐禅している状態が、まさに身心脱落であるとする「坐禅時脱落」のこと。 ②天童如浄禅師の下で、[[道元]]禅師が大悟徹底する機縁となった言葉。曹洞宗の宗学では「叱咤時脱落」と呼ばれる。 &color(blue){''【内容】''} 身も心も、一切の束縛から離脱することであるが、その状況として「坐禅時脱落」と「叱咤時脱落」の二義性がある。後者については、一切の束縛から離脱しているため、[[大悟]]底の境界にいたることになる。 ''いはゆる道は地によりてたふるる…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bf%c8%bf%b4%c3... - 2007年07月11日更新

功夫

行とは[[公案]]を指すこともあれば[[坐禅]]を指すこともある。 ''予、在宋のそのかみ、[[長連床]]に功夫せしとき、斉肩の隣単をみるに、毎暁の[[開静]]のとき、[[袈裟]]をささげて[[頂上]]に安置し、[[合掌]][[恭敬]]して、一偈を黙誦す。　『[[正法眼蔵]]』「[[伝衣]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%f9%c9%d7... - 2007年01月27日更新

縄床

縄を張った粗末な携帯用の椅子のこと。[[坐禅]]をするための坐。[[十八種物]]の一。…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%ec%be%b2... - 2010年01月03日更新

卒暴

く、の意。[[道元]][[禅師]]は[[坐禅]]から起つときには[[安祥]]として起つように説き、突然に荒々しく起ってはならないとされる。 ''若し坐従り起たんには、徐々として動身し、安詳として起つべし。卒暴なる応らず。　『[[普勧坐禅儀]]』''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%b4%cb%bd... - 2009年12月31日更新

頭頭

個々の事物のこと。事事。 ''[[坐禅]][[弁道]]、これ[[発菩提心]]なり、[[発心]]は一異にあらず、坐禅は一異にあらず、再三にあらず、処分にあらず、頭頭みな、かくのごとく[[参究]]すべし。　『[[正法眼蔵]]』「[[発無上心]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%ac%c6%ac... - 2009年10月14日更新

唯務坐禅

ue){''【定義】''} 「ただ[[坐禅]]を務るのみ」と訓じ、[[叢林]][[修行]]に於いて、その要諦としての坐禅を務めるのみであること、唯務打坐。 ''黄梅山の五祖、ことなるいとなみなし、唯務坐禅のみなり。　『[[正法眼蔵]]』「[[坐禅儀]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%cd%a3%cc%b3%ba... - 2009年10月12日更新

頭燃

と。 ''頭燃をはらふがごとく[[坐禅]]をこのむべし。黄梅山の五祖、ことなるいとなみなし、[[唯務坐禅]]のみなり。　『[[正法眼蔵]]』「[[坐禅儀]]」巻''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%ac%c7%b3... - 2009年10月11日更新

草庵樹下

の下のような、決して豪華ではないが、[[坐禅]][[修行]]に適した場所のこと。 ''ただ草庵樹下にても、[[法門]]の一句をも思量し、一時ノ[[坐禅]]をも行ぜんこそ、実の[[仏法興隆]]にてあれ。　『[[正法眼蔵随聞記]]』巻3-6''…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%f0%b0%c3%bc... - 2009年09月17日更新

息慮凝寂

止定すること。無意識状態を作り出す一種の坐禅の方法。[[灰身滅智]]の[[無余涅槃]]を標榜する[[二乗]]の坐禅観法のことで、[[道元]][[禅師]]は批判される。 ''これ[[坐禅]]の、おのが身心をきらふにあらず、真箇の[[功夫]]をこころざさず、[[倉卒]]に[[迷酔]]せるによりてなり。かれらが所集は、ただ[[還源返本]]の様子なり、いたづらに息慮凝寂の[[経営]]なり。[[観練薫修]]の階級におよばず、[[十地]]・[[等覚]]の見解におよばず、いかでか仏仏祖祖の[[坐禅]]を[[単伝]…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%a9%ce%b8%b6... - 2009年09月10日更新

草庵

大師は、草庵を大石にむすびて、石上に[[坐禅]]す。　『[[正法眼蔵]]』「[[行持]]（下）」巻'' なお、上記の石頭希遷[[禅師]]は、草庵中に於ける坐禅人の[[実相]]を漢詩にし『草庵歌』を為した。『景徳伝燈録』巻30などで見ることが出来る。また、[[道元]][[禅師]]が草庵にて詠まれた和歌は、『[[道元禅師和歌集]]』に複数伝わり、[[庵居]]の形態が[[禅僧]]の境涯を示すための良き題材として用いられたことを伺わせる。 ''草の菴に　立ちても居ても　祈ること　我より先に人をわたさむ（『…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%f0%b0%c3... - 2008年11月13日更新

壁観婆羅門

の嵩山少林寺に庵居して、[[面壁]][[坐禅]]すること９年であった。人はその真意を測ることが出来ず、壁を観ているインド僧（＝[[婆羅門]]）という意味で、「壁観婆羅門」と称したという。 ''[[初祖]]は、[[釈迦牟尼仏]]より二十八世の[[嫡嗣]]なり。〈中略〉しばらく嵩山に[[掛錫]]すること九年なり。人、これを壁観婆羅門といふ。史者、これを[[習禅]]の列に編集すれども、しかにはあらず。仏仏嫡嫡相伝する[[正法眼蔵]]、ひとり[[祖師]]のみなり。　『[[正法眼蔵]]』「[[行持]]（下）」…

https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%c9%b4%d1%c7... - 2009年06月26日更新

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