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タグ検索で道元は220件見つかりました。
宗祖としての道元禅師
授であった衛藤即応師によって書かれた[[道元]][[禅師]]の研究書。1942年盛夏に「緒言」が示され、それを見る限り、既に本書はその段階で大体書き終えていたようである。その後、1944年に岩波書店から刊行されている。衛藤師は本書により京都帝国大学（当時）から文学博士を授与される。 本書は[[宗門]]の僧が行った最初の体系的研究書としてその名が知られ、またいわゆる「伝統宗学」の源流を形作るのに大きな影響を与えている。それは、「信の仏法」を説いたことによる。衛藤師はいわゆる学問研究というより、自らの安心を…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%a1%c1%c4%a4... - 2012年07月10日更新
空手還郷
r(blue){''【内容】''} ��道元禅師が日本に帰ってきた際に発した言葉だとされているが、その典拠は『[[永平広録]]』巻１-４８上堂である。 ''上堂に、云く。[[山僧]]、是、[[叢林]]を歴ること多からず。只、是、等閑に[[先師]]天童に見えしのみなり。然れども、天童に瞞ぜられず、天童還って、[[山僧]]に瞞ぜらる。近来、%%%空手にして郷に還る%%%。所以に[[山僧]]、無仏法なり。任運に、且く延時す。朝朝の日、東に出でて、夜夜の月、西に落つ。雲、収まって山谷静かなり、雨、過ぎて四山…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b6%f5%bc%ea%b4... - 2006年11月27日更新
宝慶記
(blue){''【定義】''} [[道元]]禅師が中国で本師・天童如浄禅師の下で学んだときの記録。「ほうきょうき」と呼び、「ほうけいき」とは読まない。 &color(blue){''【内容】''} [[道元]][[禅師]]が中国で天童如浄禅師に就いて学んでいた頃の記録であり、内容も、道元禅師が[[学道]]を進めていく過程で疑問に思ったことを如浄禅師に聞いたものである。特に、道元禅師が日本に帰国されてから『[[正法眼蔵]]』等を撰述されるのだが、その内容と明らかに相違する内容が説かれているものもあれ…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%f5%b7%c4%b5... - 2008年01月07日更新
仏向上事
涯をも超えることを仏向上という。 ��[[道元]]禅師の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。95巻本では28巻、75巻本では26巻。仁治3年（1242）3月23日、[[興聖寺]]で[[学人]]に示された。 ��[[道元]]禅師の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。28巻本では1巻であり、他の編集形式には収録されない。28巻本に因んで「秘本仏向上事」と通称される。説示時期や場所は不明であり、内容を見れば「仏向上事」「[[身心学道]]」「[[行仏威儀]]」「[[古仏心]]」「[[観音]]」といった各巻に連なるもの、もしく…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%a9%b8%fe%be... - 2006年10月23日更新
覚念
(blue){''【定義】''} [[道元]]禅師の俗弟子。 生没年：不詳 出身地：不詳 &color(blue){''【内容】''} 詳しい行状は知られないが、一説に[[波多野義重]]の従兄弟ともいう。『[[建撕記]]』などに依れば、義重と共に、[[大仏寺]]建立に協力したとされ、道元禅師が最晩年に病気療養のため上洛されると、京都高辻西洞院にあった覚念の私邸に逗留した。なお、道元禅師はそのまま覚念の家で[[示寂]]されている。 ''高辻西洞院覚念の私宅に御宿し給て、御違例無増減。 『[[建…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b3%d0%c7%b0... - 2007年03月30日更新
義元
(blue){''【定義】''} [[道元]][[禅師]]の異名の１つとして伝えられている名前。[[希玄]]などに同じ。 ''[[開山]][[大和尚]]之御名、数多あり。一道元、二希玄、三義元、四[[仏法禅師]]と申す。 『[[建撕記]]』''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b5%c1%b8%b5... - 2012年05月15日更新
後心不可得
(blue){''【定義】''} [[道元]]禅師の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。95巻本では19巻、28巻本では4巻。「[[心不可得]]」巻と、奥書は同じである。 &color(blue){''【内容】''} 内容は「[[心不可得]]」巻の『金剛般若経』と徳山宣鑑と一婆子の問答に加えて、南陽慧忠と大耳三蔵との問答も収録されている。しかし、この南陽と大耳の問答は、別に『[[正法眼蔵]]』「[[他心通]]」巻として主題化されて一巻になっているため、おそらく「後心不可得」巻は、「[[心不可得]]」巻と…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%e5%bf%b4%c9... - 2006年10月26日更新
八大人覚
あるとされて詳しく説かれている。 ��[[道元]][[禅師]]の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。95巻本では95巻、12巻本では12巻。建長5年（1253）1月6日に[[永平寺]]にて書かれた。 &color(blue){''【内容】''} � �[[遺教経]]』では、「八大人覚」として以下の項目を挙げている。 ''１・[[少欲]]（欲をわずかにす）'' ''２・[[知足]]（足るを知る）'' ''３・[[楽寂静]]（[[寂静]]を楽［ねが］う）'' ''４・[[勤精進]]（[[精進]]を勤める）'' …
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c8%ac%c2%e7%bf... - 2008年02月06日更新
古仏心
(blue){''【定義】''} [[道元]][[禅師]]の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。95巻本では44巻、75巻本では9巻。寛元元年（1243）4月29日京都の六波羅蜜寺で衆に示された。 &color(blue){''【内容】''} 古仏心とは、[[古仏]]の心であり、[[衆生]]に於いて先験的に見出される妙心を意味している。また、三世の歴代[[祖師]]は、全て[[古仏]]であり、心であり、露柱や灯籠、牆壁や瓦礫なども全て古仏心であるとしている。 ''古仏の道を参学するは、古仏の道を証す…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b8%c5%ca%a9%bf... - 2006年10月05日更新
仏性伝東国師
永平寺]][[開山]]・[[高祖]][[道元]][[禅師]]が嘉永7年（1854）孝明天皇より賜った諡号、[[国師]]号。意味としては、[[仏道]]の本質を中国から日本に伝えた傑僧であり、国の師として仰ぐべきだ、ということになろう。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%a9%c0%ad%c5... - 2012年03月08日更新
恁麼
示詞である。[[与麼]]と同じ。 ��[[道元]]禅師の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。85巻本では29巻、75巻本では17巻。仁治3年（1242）3月26日、[[興聖寺]]にて[[学人]]に示された。 &color(blue){''【内容】''} この巻は、中国曹洞宗の雲居道膺禅師の言葉（[[四恁麼]]）を元に拈提されている。 ''一日[[示衆]]に云く「[[恁麼事]]を得んと欲わば、須らく、是、[[恁麼人]]なるべし。既に是、[[恁麼人]]なれば、何を[[恁麼事]]を愁えん」と。'' そこで…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%d7%ec%d6%f7... - 2007年01月24日更新
義準
弟子であったが、後に[[興聖寺]]で[[道元]][[禅師]]に参じるようになる。[[道元]]禅師が亡くなった後、[[懐弉]]禅師に参じてその力量を認められたともいうが、最終的には高野山に登り、名前を義能と改めて、播磨の加古郡に無量寿院を開いたという。 生没年：不詳 俗 姓：不詳 出身地：一説に越後の人とも。 &color(blue){''【内容】''} 元々日本達磨宗の[[懐鑑]]に弟子入りしたが、後に比叡山に登って経律論の三蔵、そして天台教学を学んだとされている。また、[[興聖寺]]にて[[道元]…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b5%c1%bd%e0... - 2006年10月10日更新
弾虎の図
(blue){''【定義】''} [[道元]][[禅師]]に関する奇瑞説話の一。中国留学中の道元禅師が、径山に拝登するとき、虎が現れたので、手にした拄杖を投げつけたところ、それが龍と化して虎を追い払ったという話である。その時、虎が身を翻し、跳ねて逃げたので、この様子を描いた図像を「弾虎の図」「虎はねの図」と称し、新潟県内にある寺院には石川雲蝶の彫刻「道元禅師猛虎調伏図」が存在する。なお、日本にもたらしたのは、道元禅師滅後に中国に留学した寒巌[[義尹]][[禅師]]であったという。 '…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c3%c6%b8%d7%a4... - 2012年01月18日更新
両祖親訓学道要典
献を渉猟したことが分かる。 ''●[[道元]][[禅師]]'' ''・『[[正法眼蔵]]』'' '' 「[[道心]]」「[[帰依三宝]]」「[[出家功徳]]」「[[受戒]]」「[[袈裟功徳]]」「[[三時業]]」「[[行持]]（上・下）」「[[八大人覚]]」巻'' '''' ''●[[瑩山]]禅師'' ''・『十種疑問（[[十種勅問]]）』'' ''・『[[洞谷山明水因]]（[[明水院垂誡]]）』'' 更に、翌1962年（昭和37）には、続編として『続両祖親訓学道要典』が刊行された。収録された典籍は以…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ce%be%c1%c4%bf... - 2011年12月14日更新
成道会
将来]]したのは[[永平寺]]にいた[[道元]][[禅師]]であると、自身で述べる。 ''日本国先代、曾て仏生会・仏涅槃会を伝う。然而ども、未だ曾て仏成道会を伝え行わず。永平、始めて伝えて已に二十年。自今已後、尽未来際、伝えて行うべし。 『[[永平広録]]』巻5-406[[上堂]]'' 本上堂は建長2年（1250）だと推定されているが、以上の引用文中からは、すでに20年前に成道会を伝えたことが明らかになる。そして、この御垂示にしたがって、現代に到るまで成道会は弛まず行われている。 なお、最近の研…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c0%ae%c6%bb%b2... - 2008年02月06日更新
道号
はない。 [[日本曹洞宗]]では、[[道元]][[禅師]]やその後の[[寂円]][[禅師]]の系統（[[寂円派]]）では、一時代道号を使わないこともあったが、今では一般的に用いている。また、[[大本山]][[永平寺]]三世の徹通[[義介]]禅師、そして[[大本山]][[總持寺]][[開山]]の[[瑩山]]紹瑾禅師、この方々は道号を用いている。なお、[[曹洞宗]]では道号を用いず、臨済宗では用いるという俗説もあるが、実際のところ中国曹洞宗の「長蘆清了」は、別に「真歇清了」とも称し、後者は道号に当たるため、…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%bb%b9%e6... - 2010年07月12日更新
菩薩戒
なった。 [[日本曹洞宗]]では、[[道元]][[禅師]]が天台宗の影響を受けてか、菩薩戒の受持を強く主張（比丘戒の位置付けは微妙である）し、更に内容は[[三帰]]・[[三聚浄戒]]・[[十重禁戒]]の[[十六条戒]]のみで良いとし、これを「[[仏祖正伝菩薩戒]]」としている（『[[正法眼蔵]]』「[[受戒]]」巻・『[[仏祖正伝菩薩戒作法]]』）。現在、[[日本曹洞宗]]の[[伝法]]作法では七日間の加行の五日目夜に「[[伝戒]]」が行われるが、それは[[道元]][[禅師]]が中国から将来した『[[仏…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%ee%bb%a7%b2... - 2008年03月19日更新
一百八法明門
、それぞれの意義を解説している。 ��[[道元]][[禅師]]の『[[正法眼蔵]]』の巻名の一。12巻本では11巻、他の編集形式には見えない。説示場所や時期は不明。なお、12巻本にしか収録されなかった巻であるため、12巻本が発見されていなかった時代の編集である84巻本や95巻本には、同巻は見えない。昭和11年（1936）に[[永光寺]]で12巻本が発見されてから以降は、95巻本を収めた『本山版縮刷正法眼蔵』（鴻盟社）や、衛藤即応博士校注『正法眼蔵』（全3巻、岩波文庫）などにも「別輯」として収められた。また、…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b0%ec%c9%b4%c8... - 2008年01月28日更新
重瞳
特徴として描かれることがある。なお、[[道元]][[禅師]]がこの重瞳であったと、伝記資料などは伝える。 ''正治二年初て生る。時に相師見たてまつりて曰く、此子聖子なり。眼に重瞳あり、必ず大器ならん。 『[[伝光録]]』第51章'' [[瑩山]][[禅師]]は、[[相師]]による占いで、この身体的特徴から、聖人になることを予言されたと伝える。 ''又、卜相人見て云、「此児、常の童児に異也、必ず聖人ならん。七処平満にして骨相奇秀也。眼に重瞳まします。是凡流にあらず」と云。 『[[建撕記]]』'…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%c5%c6%b7... - 2011年08月28日更新
相師
釈迦牟尼仏]]を占ったアシタ仙人や、[[道元]][[禅師]]を占った相師の存在など知られている。 ''師諱は[[道元]]。俗姓は源氏。村上天皇九代の苗裔。後中書王八世の遺胤なり。正治二年初て生る。時に相師見たてまつりて曰く、此子聖子なり。眼[[重瞳]]あり、必ず大器ならん。 『[[伝光録]]』第51章''…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%ea%bb%d5... - 2011年06月24日更新