か_7
款
【 款ヲ納ル 】 ［02313］ ⇒ 他国ニヨシミヲ通スル。支那ニ貢ヲ進メルコト。 〔 *4 ‥『三一』P．30〕歓
【 歓待（外賓歓待） 】 ［02316］ ⇒ 料理座*5：城中ノ儀式又ハ外賓歓待ノ料理ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．168〕汗
【 汗（ヲ）樽杯飲 】 ［02314］ ⇒ 汗ハ大地ヲ掘リクボメテ樽ノ代リトスル。杯ハ手デスクウテ飲ム。古代ノ風俗ナリ。 〔 *7 ‥『三一』P．32〕【 汗・ 】 ［02317］ ⇒ シヤツノ類。 〔 *5 ‥『三一』P．357〕
【 汗華 義・ 】 ［02315］ ⇒ コーンウオリス号。 〔 *巻二十一の十六 ‥『角・語』〕
漢
【 漢（河漢） 】 ［02318］ ⇒ 河漢*6：アマノカハ。 〔 ○ ‥『三一』P．31〕【 漢明 】 ［02319］ ⇒ 明帝ノ時天竺沙門来ル。始メテ仏寺ヲ建ツ。 〔 *2 ‥『三一』P．36〕
【 漢訳改訂 】 ［02320］ ⇒ 旧記*巻一の十七：『琉球国旧記」のこと。尚敬三十九年（一七三一）和文体の『琉球国由来記』を鄭秉哲が漢訳改訂したもの。全二十巻。 〔○‥『角・語』〕
甘
【 甘結 】 ［02322］ ⇒ 官庁へ出す保証書。 〔 *附巻四の九十三 ‥『角・語』〕【 甘結 】 ［02323］ ⇒ 官聴 ニ対シ自誓ノ保証書ナリ。又ハ宣誓書。 〔 *11 ‥『三一』P．491〕
【 甘蔗 】 ［02335］ ⇒ 荻を渋る*巻十五の二十：荻は甘蔗、渋るはしぼること。 〔 ○ ‥『角・語』〕
監
【 監ニ入ル 】 ［02321］ ⇒ 南京ノ国子監大学ニ入ルコト。 〔 *4 ‥『三一』P．21〕【 監視 】 ［02324］ ⇒ 大和横目*附巻一の五十八：『沖繩志』によれば、この年、伊地知心悦（当間重陳）、益丸道雪、谷村助左衛門。琉人儀間親方、金城、佐辺、宝（高良）を大和横目に任じたという。最初は琉人及在琉薩摩人の監視がその役目であったが、後には那覇に来る大和船を取締る役目が主となる。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 監守官 】 ［02325］ ⇒ 在番奉行。 〔 *1 ‥『三一』P．483〕
【 監守官 】 ［02326］ ⇒ 薩摩の在番奉行。 〔 *附巻四の六十六 ‥『角・語』〕
【 監守館 】 ［02327］ ⇒ 薩摩在番奉行ノ館。 〔 *7 ‥『三一』P．412〕
【 監生 】 ［02328］ ⇒ 國子監ノ學生、恩監生、禊得検⇒ゴ得検⇔禊得献▲蝓・〔 *3 ‥『那�ぁЮ洩遏�P．70〕〔164〕
【 監造 】 ［02329］ ⇒ 造船ヲ監督スルコト。 〔 *5 ‥『那� �封』P．14〕〔108〕
【 監督 】 ［02330］ ⇒ 検官*巻十四の二：地方行政を監督するために中央から派遣される官、検者ともいう。〔○‥『角・語』〕
【 監督 】 ［02331］ ⇒ 検者*3：農務ノ奨励、地方行政監督ノ為メ派遣シタ役員。 〔 ○ ‥『三一』P．222〕
【 監督 】 ［02332］ ⇒ 頭職（カシラショク）*卷三の十：カシラショク・宮古、八重山行政の最高位で三人からなる。宮古は平良、下地、砂川の各間切にあてて、八重山は石垣、大浜、宮良の各間切にあてて、各一人の頭がおかれ、目差（メザシ）以上の役人によって選出され、在番→三司官→王と具申し、国王が任命する。終身職で在番の指揮監督を受け、島内の行政事務を総轄する。→原文編「解説」〈地方の行政〉 〔○‥『角・語』〕
【 監撫使 】 ［02333］ ⇒ 在番官のこと。 〔 *巻十五の八 ‥『角・語』〕
【 監撫使 】 ［02334］ ⇒ 在番役ノ漢名。 〔 *4 ‥『三一』P．223〕
看
【 看視 】 ［02336］ ⇒ 津口勤番*巻十三の十五：盗伐した材木を積出させないように看視する役目のもの。主要な津口（港）においた。 〔○‥『角・語』〕竿
【 竿入針図の法 】 ［02337］ ⇒ 測地法。 〔 *巻十五の十二 ‥『角・語』〕【 竿入帳 】 ［02338］ ⇒ 一六〇九年薩摩の琉球入直後に行った検地の台帳は検地帳と称し、その後元文内検があり、その時の土地・面積測量台帳のことを竿入帳という。 〔 *巻十五の十三 ‥『角・語』〕
【 竿入帳 】 ［02339］ ⇒ 百姓地*3：竿入帳ニ掲記セラレタル田畑及ヒ山野ニシテ、村内ノ農民ニ分配シテ耕作セシメ、四五年乃至二十年ニ割換ヲナス。コレヲ地割トイフ。百姓地ハ売買又ハ抵当ニ入ルヲ許サス。 〔 ○ ‥『三一』P．294〕
管
【 管駕 】 ［02340］ ⇒ 船頭役トナルコト。 〔 *4 ‥『三一』P．272〕【 管官 】 ［02341］ ⇒ 係リノ官。 〔 *9 ‥『三一』P．355〕
【 管山法司 】 ［02342］ ⇒ 国中杣山ノ事ヲ司ル三司官。俗ニ御検地方トイフ。 〔 *4 ‥『三一』P．244〕
【 管掌 】 ［02343］ ⇒ 遏達理双紙（アタリソウシ）*卷五の五：アタリソウシ 御書院当の管掌することについて記した冊子。 〔○‥『角・語』〕
【 管束 】 ［02344］ ⇒ 取締ル又ハ支配スル。 〔 *4 ‥『三一』P．239〕
【 管隊（標左営管隊） 】 ［02345］ ⇒ 標左営管隊*2：地方縁営隊ノ官名。 〔 ○ ‥『三一』P．140〕
【 管理 】 ［02346］ ⇒ 親見世（オヤミセ）*巻一の二十八：オヤミセ・諸国との貿易さかんな時、専ら貿易管理をなす役所として設立されたが、その設立年は明らかでない。近世は那覇四町を管理する役所にあてられた。 〔○ ‥『角・語』〕
緩
【 緩価 】 ［02347］ ⇒ 延売。 〔 *13 ‥『三一』P．376〕【 緩期 】 ［02348］ ⇒ 進貢ノ期ヲ延ルコト。 〔 *4 ‥『那��：志達』P．57〕〔151〕
翰
【 翰林 】 ［02349］ ⇒ 官署。 〔 *15 ‥『那�ぁУ�遊』P．71〕〔165〕【 翰林院 】 ［02350］ ⇒ 清朝ニテ国史ノ編修、経書ノ進講、式文ノ撰定ヲ司ル役所。 〔 *2 ‥『三一』P．332〕
【 翰林院 】 ［02351］ ⇒ 清朝ニテ国史ノ編修、経書ノ進講、式文ノ撰定ヲ司ル役所ナリ。侍講学士、修撰、編修、検討ナドノ官職名アリ。 〔 *5 ‥『三一』P．428〕
【 翰林院 】 ［02352］ ⇒ 清朝ニテ国史ノ編修、経書ノ進講、式文ノ選定ヲ司ル役所。 〔 *2 ‥『三一』P．286〕
【 翰林院 】 ［02353］ ⇒ 清朝時代ニ国史ノ編修、経書ノ進講、式文ノ撰定ヲ司ル役所。 〔2 ‥『那� �封』P．14〕〔108〕
【 翰林院検討 】 ［02354］ ⇒ 翰林院は、清代では官撰史書の編集・草制を掌る官署で、院学士・侍読・侍講・修撰・編修・検討・庶吉士等の官を置いた。清代、琉球王の冊封使はおおかた翰林院から充てられるのが例となっていた。 〔 *巻八の一 ‥『角・語』〕
【 翰林院侍講 】 ［02355］ ⇒ 翰林院侍講 *1・編修*2：清朝ニテ国史ノ編修、経書ノ進講、式文ノ撰定ヲ司ル役所ナリ。侍講、編修、検討、庶吉士等ノ役員アリ。 〔*1 ‥『三一』P．219〕
艦
【 艦(馬艦) 】 ［02356］ ⇒ 馬艦*巻十三の四：船隻の一種、俗に「マーラン」または山原船と称す。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 艦（馬艦） 】 ［02357］ ⇒ 馬艦*7：帆船ノ大形。 〔 ○ ‥『三一』P．263〕
【 艦（馬艦） 】 ［02358］ ⇒ 馬艦*9：帆船ノ大ナルモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．237〕
観
【 観音仏 】 ［02359］ ⇒ 順礼*5：諸国ヲメグツテ観音仏ヲ拝スル修業。巡礼同シ。 〔 ○ ‥『三一』P．171〕貫
【 貫（一貫五百文） 】 ［02360］ ⇒ 一貫五百文*7：今ノ三銭 〔 ○ ‥『三一』P．239〕【 貫（御玉貫） 】 ［02361］ ⇒ 御玉貫*3：御酒。 〔 ○ ‥『三一』P．160〕
【 貫（三十貫） 】 ［02362］ ⇒ 三十貫*2：今ノ六十銭。 〔 ○ ‥『三一』P．232〕
【 貫（千三百貫） 】 ［02363］ ⇒ 千三百貫*4：今ノニ十六円。 〔 ○ ‥『三一』P．230〕
【 貫（銭百貫） 】 ［02364］ ⇒ 銭百貫*9：二円。 〔 ○ ‥『三一』P．152〕
【 貫（八百貫） 】 ［02365］ ⇒ 八百貫*5：十六円。 〔 ○ ‥『三一』P．230〕
【 貫（六十貫） 】 ［02366］ ⇒ 六十貫*5：今ノ一円二十銭。 〔 ○ ‥『三一』P．173〕
【 貫家 】 ［02367］ ⇒ 方音「ヌチヤー」。掘立小屋に対して本建築のこと。 〔 *巻十八の一 ‥『角・語』〕
【 貫文 】 ［02369］ ⇒ 二万二千四百五十三貫二百五十文*4：今ノ金四百四十七円○六銭五厘ニ当ル。 〔 ○‥『三一』P．391〕
【 貫文（一万貫文） 】 ［02370］ ⇒ 一万貫文*3：二百円。 〔 ○ ‥『三一』P．257〕
【 貫文（五貫八百五十文） 】 ［02371］ ⇒ 五貫八百五十文*6：今ノ十一銭七厘ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．386〕
【 貫文（三百六十貫文） 】 ［02372］ ⇒ 三百六十貫文*6：今ノ七円二十銭。 〔 ○ ‥『三一』P．255〕
【 貫文（七千貫文） 】 ［02373］ ⇒ 七千貫文*4：百四十円。 〔 ○ ‥『三一』P．257〕
【 貫文（二貫文） 】 ［02374］ ⇒ 二貫文*6：今ノ四銭。 〔 ○ ‥『三一』P．239〕
【 貫文（二千貫文） 】 ［02375］ ⇒ 二千貫文*4：四十円。 〔 ○ ‥『三一』P．207〕
【 貫文（八百貫文） 】 ［02376］ ⇒ 八百貫文*8：今ノ十六円。 〔 ○ ‥『三一』P．205〕
【 貫文（百貫文） 】 ［02377］ ⇒ 百貫文*5：二円。 〔 ○ ‥『三一』P．204〕
還
【 還願 】 ［02368］ ⇒ 許願*巻二の十八：許愿とも。神仏に願をかけること。それの成就した時は還願をなす。〔 ○ ‥『角・語』〕【 鑑札 】 ［02381］ ⇒ 抄牌*6：鑑札又ハ証明書ノ写シ。 〔 ○ ‥『三一』P．177〕
【 間（御書ノ間） 】 ［02378］ ⇒ 御書ノ間*1： 〔 ○ ‥『三一』P．243〕
間
【 間引 】 ［02379］ ⇒ 赤子を保はざるの俗*巻二十の三：間引をいう。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 間関（カンクワン） 】 ［02380］ ⇒ 路ハゲシクシテ行キナヤムコト。 〔 *4 ‥『三一』P．73〕
【 間切 】 ［02382］ ⇒ 駅郵*6：旧藩時代各間切ニアッタ番所。即チ間切ノ公務ヲ処理スル役場。 〔 ○ ‥『三一』P．33〕
【 間切 】 ［02383］ ⇒ 下知役（ゲチヤク）*4：間切ノ疲窘ニ依リ振興ノ為メ王府ヨリ派遣スル臨時ノ役人。〔 ○ ‥『三一』P．240〕
【 間切 】 ［02384］ ⇒ 下知役*7：ソノ間切疲衰ニ依リ、振奥 ノ為メ臨時ニ設クル役人。 〔 ○ ‥『三一』P．254〕
【 間切 】 ［02385］ ⇒ 松川地頭（マツガワジトウ）*巻一の五：マツガワジトウ・松川村を所領とする脇地頭。地頭には、按司地頭、総地頭、脇地頭があるが、前二者が一間切（現今の村に当る）を所領するのに対して、脇地頭は間切内の一村（現今の字に当る）を所領する。 〔○‥『角・語』〕
【 間切 】 ［02386］ ⇒ 人曹司元法司*5：所帯方ニシテ諸間切諸島ノ事ヲ主管ス。御物座方トモイフ。 〔 ○‥『三一』P．130〕
【 間切 】 ［02387］ ⇒ 総耕作当（ソウコウサクアタリ）*2：間切中耕地ノ分配及ヒ林野ノ保護ヲ司ル役目ナリ。〔 ○ ‥『三一』P．250〕
【 間切 】 ［02388］ ⇒ 知行（チギヤウ）*6：扶持米ノコト。元来王府ノ蔵米ヲ渡スモノナルガ、実際ニ於テハ各間切ヤ村ニ割当テラレ支給シタルモノノ如シ。 〔 ○ ‥『三一』P．275〕
【 間切 】 ［02389］ ⇒ 知行*10：王府ノ蔵米ヨリ下渡スルモノナルガ、実際ニ於テハ各間切ニ割当テラレ、ソノ間切ヨリ知行高ノ分ヲ受取ル。 〔 ○ ‥『三一』P．87〕
【 間切 】 ［02390］ ⇒ 直郡*2：総地頭間切ニ引越シテ行政ヲ監督ス。 〔 ○ ‥『三一』P．253〕
【 間切 】 ［02391］ ⇒ 頭職（カシラショク）*卷三の十：カシラショク・宮古、八重山行政の最高位で三人からなる。宮古は平良、下地、砂川の各間切にあてて、八重山は石垣、大浜、宮良の各間切にあてて、各一人の頭がおかれ、目差（メザシ）以上の役人によって選出され、在番→三司官→王と具申し、国王が任命する。終身職で在番の指揮監督を受け、島内の行政事務を総轄する。→原文編「解説」〈地方の行政〉 〔○‥『角・語』〕
【 間切 】 ［02392］ ⇒ 聞得大君*4：知念間切ヲ領シ、一方ノ総地頭ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．222〕
【 間切 】 ［02393］ ⇒ 里主地（サトヌシヂ）*巻一の七：サトヌシヂ・里主所、采地ともいう。間切または村の中にある地頭作得地のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切 】 ［02394］ ⇒ 両総地頭*9：一間切ニハ必ス按司若クハ王子ノ総地頭ト親方ノ総地頭アツテ管理スル故斯クイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
【 間切（御持間切） 】 ［02395］ ⇒ 知念間切*1：聞得大君御殿ノ采邑ナル故ニ、俗ニ御持間切トイフ。 〔 ○‥『三一』P．299〕
【 間切ノ元老（夫地頭） 】 ［02396］ ⇒ 夫地頭（ブヂトウ）*2：間切ノ元老ニシテソノ待遇地頭代ニ伯仲ス。一定ノ職ナキモ会議ニ参シ或ハ諮問ニ応ス。 〔 ○ ‥『三一』P．257〕
【 間切ノ貢租 】 ［02397］ ⇒ 御物奉行（ゴモツブギヤウ）*6：所帯方物奉行所ノ長官ニシテ俗ニ申口官トイフ。国庫ノ出納、各間切ノ貢租ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．173〕
【 間切ノ貢租 】 ［02398］ ⇒ 帳当（チヤウタイ）*4：所帯方物奉行ニ属スル役目ニシテ、国庫ノ出納、各間切島ノ貢租ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．101〕
【 間切ノ長（地頭代） 】 ［02399］ ⇒ 地頭代*1：一間切ノ長ニシテ番所ノ行政ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．257〕
【 間切ノ長（地頭代） 】 ［02400］ ⇒ 地頭代*1：間切ノ長ニシテ、首里政府ノ物奉行及ヒ吟味役ノ命ヲ承ケ諸令達ヲ執行ス。 〔 ○ ‥『三一』P．250〕
【 間切ノ頭目 】 ［02401］ ⇒ 地頭代（ヂトダイ）*2：一間切ノ頭目ニシテ、今ノ村長。 〔 ○ ‥『三一』P．73〕
【 間切ノ農務ヲ取締ル役人（田地奉行） 】 ［02402］ ⇒ 田地奉行*3：所帯方物奉行所ニ属スル役人ニシテ、各間切ノ農務并ニ風俗ヲ取締ル。 〔 ○ ‥『三一』P．280〕
【 間切詰 】 ［02403］ ⇒ 県に直す*巻十六の十一：間切詰をする。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切行政指導 】 ［02404］ ⇒ 検者*巻十六の十五：間切行政指導の目的で、首里王府から地方の間切番所に派遣される官。下知役を補佐し地頭代を指導助言する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切地図 】 ［02405］ ⇒ 本国総図*巻十九の三：間切地図。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切島ノ貢租 】 ［02406］ ⇒ 帳当座（チヤウタイザ）*11：国庫ノ出納、各間切島ノ貢租ヲ司ル役所ニシテ、所帯方物奉行ニ属ス。 〔 ○ ‥『三一』P．151〕
【 間切番所 】 ［02407］ ⇒ 下知役*巻十六の十二：間切番所の行政指導のため、王府から派遣された役人。〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切番所 】 ［02408］ ⇒ 検者*巻十六の十五：間切行政指導の目的で、首里王府から地方の間切番所に派遣される官。下知役を補佐し地頭代を指導助言する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切百姓の子弟 】 ［02409］ ⇒ 外城（トジョウ）*巻八の十六：トジョウ・間切百姓の子弟が御殿奉公を致し、礼儀作法の見習・筆算の稽古などをする者で、普通倅者と呼ぶが、両総地頭家では之れを「供」と呼び、大美御殿・聞得大君御殿・中城御殿では「外城」と呼んだ。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 間切名と同じ名の村 】 ［02410］ ⇒ 同村*巻二十二の三十二：間切名と同じ名の村。例、金武間切金武村。〔○ ‥『角・語』〕
【 間闕 】 ［02412］ ⇒ 路ハゲシクテ行キナヤムコト。 〔 *15 ‥『那��：尚寧』P．59〕〔153〕
【 間關 】 ［02413］ ⇒ 路ハケハシクテ、行キナヤムコト。 〔 *3 ‥『那�◆�又舊』P．32〕〔126〕
関
【 関鍵（クワンケン） 】 ［02414］ ⇒ クワンヌキトカギト。転シテ物事ノカナメニ用フ。 〔 *1 ‥『三一』P．194〕【 関上 】 ［02415］ ⇒ 税関。 〔 *1 ‥『三一』P．112〕
【 関節 】 ［02416］ ⇒ 請託スルコト又ハ骨ノ関節 〔 *10 ‥『三一』P．330〕
【 関防 】 ［02417］ ⇒ 官署ニテ用フル長方形ノ印。 〔 *32 ‥『三一』P．347〕
【 関防 】 ［02418］ ⇒ 公文書の贋造をふせぐために押す長方形の印。 〔 *1841 ‥『角・公』〕
館
【 館（駅館） 】 ［02419］ ⇒ 駅館*6：琉球館ノコト。 〔 ○ ‥『三一』P．142〕【 館（会同館） 】 ［02420］ ⇒ 会同館*3：外国使臣ノ宿所。 〔 ○ ‥『三一』P．34〕
【 館（天使舘） 】 ［02422］ ⇒ 天使舘*11：今ノ那覇市役所ハ其趾ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．286〕
【 館駅 】 ［02425］ ⇒ 福州琉球館ノコト。 〔 *1 ‥『三一』P．104〕
【 館駅 】 ［02426］ ⇒ 両先島行政庁タル蔵元ヲイフ。 〔 *1 ‥『三一』P．441〕
【 館内［福州琉球館]一切ノ取締 】 ［02427］ ⇒ 存留官*2：常ニ福州ニアッテ正副使ノ命ヲ受ケテ公務ヲ弁シ館内一切ノ取締ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
舘
【 舘 】 ［02421］ ⇒ 四駅舘 *4：清朝ノ時、朝鮮、琉球、安南ノ貢使ノ会スル所ナリ。〔 ○ ‥『三一』P．265〕【 舘（里主舘） 】 ［02423］ ⇒ 里主（サトヌシ）舘*7：王府ヨリ派遣セル那覇ノ行政監督官ナリ。俗ニ里主殿内トイフ。今ノ郵便局構内ニアツタトイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．248〕
【 舘駅 】 ［02424］ ⇒ 柔超駅 即チ琉球舘ナリ。 〔 *12 ‥『三一』P．210〕
丸
【 丸 】 ［02428］ ⇒ 四十丸の田畝*巻二十二の三十五：丸は田積の単位、三刈が一束で、三束が一丸、一丸が白米一升位になる（丸はマルキ、刈はカリ）。 〔 ○ ‥『角・語』〕岩
【 岩礁 】 ［02429］ ⇒ 御物城（オモノグスク）*巻一の二十九：オモノグスク・�‘畴胴礎罎隆箴未飽貍襪鮹曚�、貿易品を貯蔵する倉庫に充て鎖之側（サスノスバ）以下属官をおいた。�⊃童�世の長官の役職名。〔 ○ ‥『角・語』〕【 岩城郡 】 ［02430］ ⇒ 袋中*卷四の十：一八〇三〈一六〇三〉年に渡来、三年間滞在して、その間尚寧王、儀間真常等の帰依を得た。琉球に関して『琉球神道記』『琉球往来』の著がある。一五五二年正月奥州岩城郡に生れ、一六三九年一月二十一日入寂。 〔 ○ ‥『角・語』〕
雁
【 雁次（カンジ） 】 ［02431］ ⇒ 雁ノ列ヲナシテ飛ブサマ、雁行同シ。 〔 *5 ‥『那�仝紂�P．14〕〔108〕願
【 願 】 ［02432］ ⇒ 許願*巻二の十八：許愿とも。神仏に願をかけること。それの成就した時は還願をなす。〔 ○ ‥『角・語』〕
2007年01月07日(日) 02:39:17 Modified by tutenze