組み込み系プログラマの覚書 - I-O DATA ETG-DS/US
はじめに
結構前に発売された製品であり、記事作成は今更感はある。購入当初はデスクトップPCからUSB接続のプリンタをLAN接続に変更する目的で導入した。無線LAN搭載のノートPC購入に伴い、無線対応ではない周辺機器を繋げられると思い使用方法を見直した。使用感などを覚書として残す。
繋げたデバイス
I-O DATA HDCR-U1.0
目的は、USB接続HDDをNAS的に使うことで、SSDへの負担を減らしつつ使用感を損なわないことである
事前にドライブレターをXとした
CrystalDiskMarkで速度を計測した
USB2.0に繋いでの
測定結果
によるとSequencial Read、Sequencial Writeはそれぞれ30MB/sec、22MB/secは出ていたので、1/15程度の速度しか出ていない。これでは使用感が損なわれるか
Canon MP630
目的は無線化。これは無線LAN対応モデルではないため、それができればノートPCからの印字においてもUSBでの接続が不要になる
やってみたこと
ユーティリティをインストール後、HDDは認識されたものの、内容の閲覧でエクスプローラがハングした模様。PCを再起動したら問題なく動作するようになった。ネット上の他の記事では再起動不要と書いてあるので、環境に依存するのか
Windows Live Mail
保存先を上記1TBのドライブとしているので、試しに本製品経由で受信してみた
受信できた
Windows LiveメールはNAS上にはメールデータを置けない仕様。一方、本製品はNAS化するだけで、表向きWindowsからはUSB接続として見える。繋げられるだろうと考えたものの、できるのかはやってみないとわからなかった。ただし、話しにならないほど遅い。ランダムアクセスが振るわないためか?
メッセージを検索し削除はハングアップした模様
マウスポインタがビジーのアイコンに変わったまま動きがなかった。200通程度を選択しての削除だったが、うまく行かないのだろうか
動画視聴
DVD並の解像度の動画であればスムーズに再生できた
Windowsメディアプレーヤーで
最後に
2012/11 MP630の故障およびMG6130の導入に伴い、唯一の用途であったUSBプリンタのLAN接続化がなくなってしまった。用途が他に見当たらないため、手放すことに決定