ここは某巨大掲示板のSS職人であるチョ ゲバラのエロSSの保管庫です。現在、君の名は、ソードアート・オンライン、ラブプラス、けいおん、とある魔術の禁書目録、ペルソナ4、To LOVEる とらぶるのエロ小説が保管されています。

 黒髪の少女は激しく緊張していた。胸の鼓動の速さは通常の約三倍、キックの反動でも利用してるのかと思いたくもなる。   
 少女は後ろに結った髪が濡れないように注意しながら、瞼を閉じて全身にシャワーを浴びた。若く瑞々しい柔肌は、容赦なく振り注ぐ水滴を簡単に弾き飛ばしていく。若干温めに設定されたシャワーは、火照った身体にはとても心地よかった。
(ま、まさか……こんな事になるんだったら……も、もっと可愛い下着してくればよかったよー!)
 黒髪の少女、天城雪子は後悔の念を露にした。
 雪子は今、最愛の恋人、神郷耕平の家でシャワーを浴びている。一つ屋根の下に耕平がいると思っただけでも恥ずかしくてたまらないのに、これからの事を考えると頭が沸騰しそうな勢いだった。
(私これから……エ、エッチしちゃうんだよね……、ど、ど、ど、どうしよう?! わ、私に、ちゃ、ちゃんとできるの?? だ、だってそんな経験全然ないし!) 
 雪子と耕平と付き合い始めてかれこれ三週間が経過しているが、まだ二人はキスだけの清い関係だった。
(耕平君は経験あるのかな……? 耕平君モテるし、前の学校で恋人とかいたかもしれないし……)
 今まで何度も耕平に訊きたかったことなのだが、雪子には訊けなかった。恐かったのだ。自分以外の誰かが耕平の隣にいたという現実を知ってしまうのが。そして自分は彼の過去の女に嫉妬してしまうだろう。そんな嫌な自分を目の当たりにするくらいだったら、何も知らないほうがいい。結局、雪子はそう結論付けたのだった。


 初夏の週末の午後、放課後に耕平から家に遊びに来ないかと雪子は誘われた。もちろん断る理由などなく、即断で雪子は了承。二人仲良く天にも昇る気持ちで耕平の家へと向かった。雪子は実家の旅館の仕事が手伝いが忙しいので、二人っきりで過ごす時間は何よりも大切で貴重なのだ。
 今日はもしかするとキスから先に進むことになるかもしれない、と期待していなかったといえば嘘になるだろう。初めてを捧げる相手は耕平以外には考えらなかった。
 ぶっちゃけて言うと処女を貰ってほしい、というのが雪子の率直な感想だ。
 恋人視線を抜きにしても耕平はカッコよくて優しい。悪い虫が寄ってこないか心配で雪子は夜もおちおち眠れず、出来るだけ早く既成事実を作って自分だけを見てもらいたかった。かと言って自分から耕平を誘惑する勇気もなく、いっそのこと強引に押し倒してくれればいいのに、と妄想したりもしたが、耕平がそんなことをしないのは充分に理解していた。
 耕平は従妹の菜々子のことをすごく大切にしている。雪子が少し嫉妬してしまうぐらいに。そんな大切な妹同然の従妹がいる家で、恋人とはいえ一線を越えたりすることはありえない話だった。耕平ならばきっと教育上問題があると考えてしまうはずだろう。
 ところが、ここで予想外の出来事がおきる。二人が家に着くと菜々子はいなかった。どうやら友達の家に遊びに行っているようだった。
 この時から雪子の心臓はバクバクと踊り狂う。耕平の部屋に入って気持ちを落ち着かせようと大きく深呼吸したが、逆に耕平の匂いが鼻腔を擽り、雪子はよけいに興奮してしまった。
 さーこれはえらい事になってしまった、と黒髪の少女の身体が震える。おそらく武者震いだろう。この千載一遇のチャンスを絶対に逃すことはできない、と雪子は心に誓う。
 出来るだけ冷静を装いながら、キョウハイイテンキダネ、とどうでもいいことを口走ってる自分が滑稽だったが、どこか落ち着かない様子の耕平を見て雪子の胸はキュンと疼いた。
(耕平君も緊張してくれてるんだ……ふふ、可愛い……)
 愛し合う男女が二人っきりで部屋にいるのだ。後の展開は雪子が思った以上にスムーズに運んだ。
 自然に二人の視線が絡まり手が重なり身体が触れ合い唇が繋がった。
 そこから優しいキスから大人のキスへと変化するのに一分弱。貪るように舌を絡ませて唾液を交換する。こんな気持ちのいいキスは雪子には生まれて初めての経験だった。頭の中が蕩けて視界がボーっと霞む。このまま永遠に時間が止まって欲しい、と黒髪の少女は心の底から願った。
 いよいよ初めてを捧げるときが来たのか、と覚悟を決めた瞬間、雪子は午前に体育の授業があったことを思い出した。
「こ、耕平君、ご、ごめんなさいっ! お願いだから、あ、あの、シャワー浴びさせて!」
 耕平に変な臭いがするなんて思われたらもう生きてはいけないのだ。
 黒髪の少女が必死の形相で耕平に懇願して、今に至る。


 降り落ちる水滴が艶かしい少女の裸体を滑り落ちていく。まるでウォッカを一気飲みしたかのように身体の芯が熱い。双乳の先端の桜色は既に硬くなってツンと上を向いていた。
(私もうこんなになってる……いやらしい……)
 自分の勃起した乳首に触れてみると、ものすごく敏感になっている。さらに雪子の細手が下腹部へと移動する。
(こ、ここもやっぱり見られちゃうよね……、ううぅぅ……変な娘だって思われたらどうしよう……)
 処女の恥丘には一本も芝が繁茂していなかった。産毛が申し訳ない程度に生えてるだけで、それはまるで幼い子供のようでなんとも背徳的な光景だ。所謂パイパンというやつで、これは雪子の数多くあるコンプレックスの一つだった。
 天城越え、大和撫子美少女、美少女高校生女将など、多くの肩書きを持つ雪子だが、本人にはその自覚はまったくない。自分にいまいち自信が持てない彼女は、自分は極普通の高校生だと本気で思っていたりする。
 それが雪子が天然と呼ばれる所以であり、親友の里中千枝からしてみれば飽きれるしかない話しだった。千枝曰く出会った男はみんな雪子に恋をするのである。
 実際に天城雪子という女性は本当に美しい。時代が違えば傾国と呼ばれたかもしれないほどに。
 日本美人を印象付ける長い艶やかな黒髪。容姿端麗でどこか凛々しさすら感じさせる顔立ち。モデルのような長身に初雪のように透き通った白い柔肌。キュっと細く括れた腰とプリンと愛らしいお尻。そして豊穣に実った乳房。
 蛹から蝶へと成長する寸前の蠱惑なまでの禁断の美しさがそこにはあった。
「雪子ちょっといい?」
 耕平の声が脱衣所から聞こえて、黒髪の少女はビクっと身体を震わせた。
「ハ、ハイ?! な、な、なに??」
「あの……俺も一緒に入っていいかな?」
「えっ…………」
 (……今なんていったの? イッショニハイッテイイカナッテナニ? えっ? えっ?)
「雪子聞こえてる? 入るよ?」
 その声で漸く雪子は我に返った。
「ちょ、ちょっと、待ってっ! い、一緒に入るの!?」
「うん、そうだけど、イヤ?」
 イヤじゃない。全然イヤじゃない。むしろどこかで耕平が乱入してくることを期待していた自分がいたのかもしれないが、まだ雪子には自分の肌を耕平に晒す心の準備ができていなかった。
「じゃー開けるよ」
 雪子は完全にパニック状態。
(どうする? か、隠れる?! ど、どこに! 湯船の中に隠れては? ムリよーっ! そんなところに隠れてもバレバレだわ!)
 あたふたとしている間に、ガチャっと音が鳴ってドアが開いた。
 右往左往していた全裸の少女は足を滑らせて、バスルームに入ってきた耕平に飛び込むように抱きついてしまった。
「うわっ! だ、大丈夫か雪子?!」
「キャーーッ!! ご、ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
 雪子は直ぐに飛び退いて距離を取ろうとするが、耕平が身体を優しく掴んでいて離してくれなかった。
「雪子おちついて。もう、そんなことしてたら危ないよ。ふふ」
 耕平に子供を諭すような優しい口調でそんなことを言われてしまい、雪子は羞恥のあまり首筋まで顔をサクラ色に染めた。
「はぁうぅぅ……ごめんなさい……」
 消え入るような声で謝罪の言葉を口にする雪子。
(ううぅぅ……私はなにやってるのよ……、あっ! い、今、私たち、は、裸で抱き合ってる?! うわぁーうわぁー、ど、ど、ど、どうしよう?!?) 
 雪子は頭の中が真っ白になって何も思考できない。思いついたことと言えば、
(うわぁー……こ、耕平君の身体って、す、すごく逞しい……)
 この逞しい身体で力いっぱい抱きしめられたい衝動に雪子は駆られた。
「雪子の身体って柔らかくてすごく気持ちいいな」
 黒髪の少女の想いは直ぐに叶う。耕平の胸に引き寄せられて、優しく包みこまれた。
(すごいよ耕平君! 私の考えていることわかっちゃうんだ! はぁうぅ……っ、は、裸で抱き合うのって、こんなに気持ちいいんだ……) 
 雪子は甘美過ぎる抱擁に相好をふにゃっと崩し、耕平の胸の中で一時の幸せを満喫するが、さっきから自分の太股に当たる硬くて熱い感触が気になって仕方がなく視線を移動させると、無垢な少女の双眸に凶悪な肉塊が飛び込んできた。
 それは、想像していたよりも遥かに太くて長く、天に向かって聳立していた。先端はキノコのような形をしており、鮮やかな赤紫色をしている。
(そ、そんなっ! 男の子のってこんなに大きい物だったの!? ム、ムリよ! 絶対にムリだわ! こんなの絶対に膣内には入らないよぉーっ!) 
 ペニスのあまりの巨大さに雪子は身体を凍りつかせる。だがしかし、何故だかその凶悪な肉塊から視線を逸らすことができなかった。
 黒髪の少女に不整脈でも起こしたかのような激しい動悸が襲ってくる。同時に、口内から唾液が次々と分泌され、気を抜けば口元から涎が垂れてしまいそうになる。
(な、なんなのこれ? わ、私、もしかしてすっごく興奮してるの?!)
「あの……気になるんだったら触ってもいいよ」
 ペニスを一心に凝視する雪子に耕平が声をかけた。
「ひゃぁあ! こ、これは、そ、その、違うのよ! そ、そんなんじゃないの!」
 黒髪の少女は懸命に言い訳をするが、ペニスを視姦していたのは紛れもない事実だったので、まったく説得力はない。
「ふふ、可愛いな雪子は、好きだよ……」
「んんんっっ!!」
 雪子はブチューと少し乱暴に唇を奪われてしまった。
「ちゅっ、ちゅちゅー、んん……っ、ちゅっ、れろれろ、んりゅ、ちゅちゅちゅーっ」
 雪子は耕平の首に両手を回し夢中になって彼の唇に吸い付いた。口内に押し入ってきた熱い舌に自分の舌を絡ませ、複雑に混じり合わせて唾液を交換する。耕平の唾液の味は全身が総毛立つほど官能的で甘く、麻薬のように中毒性が高かった。
 降り落ちるシャワーを浴びながら二人に濃厚なキスが五分間ほど続き、漸く唇が離れ舌が解けた。
「はぁああっ、はぁ、はぁ、はぁ……」
 今にも倒れてしまいそうなほどに火照る頭。雪子はひしっと耕平の身体にしがみつく。キスだけで軽くイってしまいそうになるほど大人のキスは気持ちがよかった。
「ああぁぁ……はぁはぁ、雪子、もう我慢できないよ」
 突然、耕平にはちきれんばかりに実った双子の果実をムギュっと握られてしまい、黒髪の少女はたまらず可愛らしい嬌声を上げた。
「きゃぁん! そ、そんな、ダメェッ!」
「雪子の胸ってこんなに大きかったんだな。それに、すごく柔らかいよ」
 服を着ているとあまり目立たないが、雪子はまぎれもなく巨乳だ。大きさだけではなく形も一級の芸術品のごとく美しく、小ぶりの乳輪は薄いピンク色をしている。驚嘆すべきはその柔らかさだった。耕平の指の動きに合わせて乳房の形は自在に変形していく。しかも、極上と呼べる揉み心地なのだ。
「あんっ! そ、そんな、耕平君、は、恥ずかしいよ……」
 黒髪の少女は羞恥のあまり顔からアギダインが出せそうなほど火照らせる。耕平の掌は大きくて力強く、柔肉を揉まれるたびに鋭い官能が背筋に迸った。
(あっ! いやっ! 私、おっぱい揉まれて、よ、歓んでるよ……あっ、ダ、ダメ……)
 そして、あろうことか耕平の指が敏感な乳突起をキュっと摘んで捻ってきた。
「はぁああんっっ!!」
 雪子の切羽詰ったような媚声がバスルームに響く。
 何度も何度も乳首を弄くられては乳房を揉まれて処女の肉体は敏感な反応を示し、秘部からじわりと愛蜜が湧き溢れてくる。雪子はそのことが耕平にばれないように、太股をピタリと閉じて身体を不自然にモジモジさせた。
(ううぅぅ、恥ずかしいよ……これじゃー耕平君にエッチな娘だって思われちゃうよ……)
 耕平の手が少女のツルツルの恥丘へと滑っていき指が秘裂に触れた。粘り気を帯びた粘液で滑った処女の淫裂を割れ目に沿ってごつごつとした指が動いた。
「ああっ! そ、そこはダメッ! そ、そんなところ触ちゃ、あぁんっ!」
「いいから、じっとしてて……」
 プリンと包皮を剥かれてクリトリスが丸裸にされてしまい、容赦なくそれを指腹で摩擦されてしまった。快感が剣となって快感神経に突き刺さる。
「ひゃああんっ! あんっ! ダメッ! そこは、本当にダメなのーーっっ!」
 クリトリスは雪子の一番の弱点なのだ。ここを刺激されると頭の中は真っ白に染まり、何も考えらられなくなってしまう。そのことは日々の自慰行為の経験から、本人が一番よく知っている。
 雪子は性に関してはもともと淡白なほうだった。オナニーを覚えたのも高校生になってからで、月に何度か気が向いたらする程度のものだった。行為が終わった後のなんともいえない罪悪感が嫌だったし、何だか現実から逃避してるようで自分の事が嫌いになりそうだったからだ。
 だが、耕平と出会ってからは全てが一変した。いけないとは思いつつも耕平を想ってオナニーをする日が増えていき、耕平と恋人の関係になってからはほぼ毎日のように自慰をしなければ眠れない身体になってしまったのだ。
 ちなみに雪子のズリネタは多岐にわたる。
 最近のマイブームは覆面を被った男に無理やり犯され、泣き叫ぶ自分の膣内に何度も何度も射精されるというもので、実は男が覆面を取ったら耕平だったというオチだ。
「ああっ! こ、耕平君もう許して、も、もう、た、立ってられないよ……」
「それなら、後ろ向いて壁に手をついごらん。楽になると思うよ」
 雪子は言われたとおり後ろを向いて壁に両手をつき、お尻をグッと上げたいやらしい格好をしてから大事なことに気付いた。
(えっ!! こ、こんな格好したら……ま、まさか!)
 そう、大事な所が丸見えになってしまうではないか!
「うわぁ……すごい、雪子のここすごく綺麗だよ……」
(ああんっ、や、やっぱりっ! そ、それが目的だったのね!)
 雪子は耕平に誰にも見せたことのない大切な場所ををねっとりと視姦されてしまった。時折、鼻息が敏感な部分に当たって非常にこそばゆい。
 耕平は感嘆の溜息を零す。
 それほどに雪子のオマンコは美しかったのだ。
 パイパンの雪子のオマンコは本当に清潔感に溢れており、小陰唇は興奮しているためか拡張して左右に開きサーモンピンクの媚粘膜を露出され、可憐な尿道口も膣口も丸見えの状態だ。上下にクパクパと淫らな呼吸をする処女穴からは、粘り気のある透明の涎が垂れ流れていた。
「ダ、ダメェー! そ、そんなとこ、見ちゃダメなのにぃー!!」
 雪子はお尻をクネクネ振って耕平のいやらしい視線から逃れようとするが、尻肉をがしっと鷲掴みにされてしまって身動きが取れない。あろうことかそのまま尻の割れ目を左右に開かれ、可愛らしいアナルまで耕平の前に晒してしまった。
(そ、そんなっ! お、お尻の穴まで見られちゃったよ……で、でもなんなのこの感覚は? 恥ずかしいところ見られて恥ずかしいのに……すごい、ドキドキが止まらないよ……)
 そして、肉ビラを摘まれ大きく拡げられた媚粘膜は、耕平のざらつく舌腹で何度も何度も舐められてしまった。
「そ、そんなっ! ダメッ! そ、そんな所汚いからっ! あっ! イ、イヤッ! あっ、あっ、あああっ! ダ、ダメ……」 
 黒髪の少女の腰骨付近に甘い電流が駆けると同時に、愛らしい桃尻が切なく小刻みに震えた。
 耕平は処女穴にぶちゅりと唇を付け勢いよく処女蜜を吸い込み、ゴクゴクと喉を鳴らしてそれを嚥下した。
「うわぁ……おいしい……これが雪子の味なんだね」
「ああんっ! そ、そんなの汚ないから飲んだら、ダメなのにぃー!」
 今度は引ん剥かれた無防備のクリトリスを咥えられてしまう雪子。かれんな肉真珠は耕平の口内でこれでもかと言うほどいたぶられてしまう。
「くぅううぅっ! あっ、あっ、んん……っ! はぁあっ! んっ! あぁああっっ!」
 悲鳴に近い雪子の嬌声がバスルームに響く。
 毎日の自慰行為で開発された雪子の性感は耕平の愛撫をたやすく受け入れていまい、可憐な処女を肉欲の渦へと引きずり込んだ。そして、迸る絶頂感と共に我慢できない尿意が押し寄せてきてしまう。雪子は大いに戸惑った。
(ちょ、な、なんでっ!? おっしっこ、出ちゃうよぉー! そ、そんな! このままだと耕平君の前で、お、お漏らししちゃうよっ!!)
 雪子は先にトイレに行っておけばと激しく後悔したが後の祭りだった。
「耕平君! これ以上はもう無理なのっ! お、お願いだからもう許してぇーっ!」
 黒髪の少女の必死の懇願も空しく耕平の愛撫は止まらない。むしろ、かえって愛撫は激しくなりクリトリスに軽く歯を立て吸引した。
「あっ、あっ、お、お願いだからっ! も、もう本当にダメェー! ああっ! ダメダメダメッ! ああっ! イヤーーッッ! あっ! ああっ! あああぁぁぁっっ!!」
 雪子はぐいっと背筋を海老反りにして、深すぎる絶頂の奈落へと墜落した。処女穴から大量の愛液が吐き出されるのと同時に、尿道口から黄金水が噴水のように噴射してしまった。
「そ、そんなーっ! イ、イヤーーッ! ダメェー、と、止まってぇーっ! お、お願い止まってぇーーっ! ひゃあああああっっ!!」
 アクメに達したたばかりの処女の身体にに聖水を止めるような力は残っておらず、黄金水は放物線を描いて耕平の顔面に降り注いだ。膀胱が空になるまで小便を出し切ると、雪子は力尽きたかのように膝から崩れ落ちた。
(だ、だから……ダ、ダメって、言ったのに……あうぅぅ……)
 だがしかし、雪子はこれまでに感じたことのない興奮と快感を実感していた。エクスタシーだけなら自慰行為で何度も経験済みだが、これはそんなレベルを遥かに陵駕していた。耕平に恥ずかしいところを見られてると思うと、どうしようもないほどに身体が敏感に反応してしまうのだ。
(おしっこするところを見られて悦んでるなんて……わ、私って、変態だよ……)
「雪子、お漏らししちゃったんだね。ふふ、そんなに気持ちよかったの?」
 黒髪の少女の聖水に塗れた耕平が言葉で攻めてくる。
「あううぅぅ……そ、そんなこと言わないで……」
 雪子は背筋をゾクゾクと震え上がらせる。もう隠すことはできない。今子の瞬間、雪子のマゾ体質は完全に開花してしまったのだった。
(こんな変態な私でも耕平君は好きでいてくれるの……?)
「大好きだよ雪子。ほら、立てる?」
 差し出された手に捕まり雪子はありったけの思いを耕平にぶつけた。
「私も耕平君のことが好き! 大好き! だから、こんな私のことを嫌いにならないで! 
 お願いしますっ!」
 

「耕平君のオチンチン舐めさせてほしいの!」
 バスルームから部屋に戻って来て雪子が発した第一声がそれだった。
「えっ! え、えっと……いいのか? 別に無理しなくいいんだけど……」
 耕平も予想外の言葉に少々驚いているようだ。
「無理なんか全然してないよ! 私も耕平君に気持ちよくなって欲しいの! まだうまく出来ないと思うけど、私頑張るからっ! だからお願いします! オチンチン舐めさせてくださいっ!」
 雪子はかなり興奮しているようだ。耕平の目の前で失禁して、なにか一皮剥けたのかもしれない。
「う、うん……、それじゃー、お願いします」
 耕平は黒髪の少女の迫力に圧されて承諾した。
「ホント! あ、ありがとう! 私頑張るからねっ! 耕平君も私に何かして欲しいことがあったら、遠慮しないで言って欲しいの」
 まるで宝くじにでも当たったかのような歓びようで、雪子は顔を耕平の股間に移動させた。
(やっぱり耕平君のオチンチンって大きいな……よっしっ! 絶対に射精させてあげるんだからっ! 大丈夫、心配ないわよ雪子。雑誌に書いてあった通りにすれば、きっとうまく出来るんだから!)
 学年トップクラスの成績を誇る雪子は持ち前の記憶力を発揮して、雑誌で特集していた『彼氏が喜ぶフェラチオテクニック』という記事を丸暗記していた。
「ちゅっ、ちゅっ、れろれろ、ちゅちゅーっ、れろん、ぺろっ、れろれろ」
 雪子はペニスを優しく握り締めると、亀頭にペロペロと舌を這わせた。すると、じわりと尿道口からネバネバの透明な粘液が滲み出てくる。
(先っぽから何か出てきたよ? 精液じゃないよね? ああっ! これが我慢汁なんだ……)
 黒髪の少女はチュっと矛先にキスをして、カウパー液を吸い取った。それは無味無臭。だが、それを嚥下した途端に胃が燃え上がるように加熱して、膣口から愛蜜が溢れ始めた。
(な、なにこれ?! ダ、ダメ、頭がクラクラしてくる……が、我慢出来ないよっ!)
 鈴口を穿るように丹念に舌先を使っていた雪子は、お口を大きく開けると亀頭を丸呑みした。
「はぁむっ、んっ、んん……っ、ちゅぱぁ、ちゅぱぁ、ずちちゅー、ぬりゅ、れろれろ、ちゅぱぁっ」
 黒髪の少女は口内で舌を絶えず動かしながら、亀頭をきつく吸引する。とても初フェラチオとは思えないほどの手際の良さだ。
「ううっ! 雪子っ、き、気持ちいいよ!」
 耕平は堪らず呻き声を上げた。
(お口の中でオチンチンがピクピクってっ、もう可愛いすぎるよっ!)
 やがて雪子は頭を上下に動かし始め、その可憐な口内に肉太の剛直をズボズボと抜き差しした。
「んん……っ、ちゅ、ちゅぱちゅぱ……ちゅちゅー、れろれろ、ちゅぱっ、ちゅぱっ」
 淫らなフェラチオ音が部屋に木霊した。
 雪子は朱舌を蛇のように蠢かせ、亀頭にねっとりと巻き付かせて精液を搾り取ろうとする。
 尻を振って夢中で口奉仕に耽る黒髪の少女の姿は、まるで娼婦のように淫らで美しかった。少女の双眸の奥には妖しい炎が瞬き、無垢な処女の顔は既に発情した牝の顔へと変貌していた。
(オチンチン! オチンチンおいしいよぉー! な、なんで、オチンチンこんなにおいしいのぉー!)
 ズッポズッポと口腔ピストンが加速していく。フェラチオがこんなにも興奮するものとは思わなかった。雪子は桃色に染まった頬っぺたをべこっと凹ませて、ペニスをしゃぶり尽くす。処女穴からは飽きれるほどの量の粘液が噴き溢れていた。
「ああっ! き、気持ちいいぃ! もう駄目だ、雪子ぉー! もう、が、我慢できないよ!」
(いいよっ! 全部お口の中に出してぇー! 飲みたいのぉー! 耕平君の精液飲ませてぇーーっっ!!)
 雪子は嘔吐感を我慢して男根を喉の奥まで挿入する。それは、とても処女とは思えない濃厚なディープスロート。何度もえづきながらも喉奥まで肉先を突っ込のを止めはしない。一秒でも速く耕平の精液を飲んでみたかった。いったいどんな味が待っているのか、黒髪の少女の豊満な胸の内は期待に躍る。
「ダメだぁーっ! 出るっ! 雪子、口の中に出すよぉーっっ!! ああぁぁっっ!!」
 どぴゅっ! ぶちゅぶちゅぶちゅうぅっ! ずぴゅどぴゅぴゅっっ!!
「んんんーーっっ!!」
 雪子が待ちに待った白濁汚液がついに口内で射精された。
 肉棒は暴れ馬のごとくに激しく猛り狂い、二度三度と欲望の粘液を発射して、雪子の口内をドロドロで濃密な精液でいっぱいに満たした。
 黒髪の少女はペニスから全てが吐き出されたのを確認すると、精液が零れないように注意しながら肉棒から口を離した。
「はぁ、はぁ、はぁ、ごめん雪子、はぁ、はぁ、全部口の中に出しちゃった、吐き出していいよ」
 雪子は首をフルフルと振って拒否する。せっかく出して貰った精液を吐き出すなんてとんでもない! 黒髪の少女は口内の精液を舌で撫でるように転がして、たっぷりとその味を堪能し始めた。
(ナ、ナニコレ?! すごいエッチな味がするよっ! こ、こんな味初めてだよ! はぁうぅぅーー、これが耕平君の味なんだ……)
 雪子が精飲の魅力に嵌った瞬間であった。精液はネバネバのほとんど固形状態に近い、そのまま飲み込むのは至難の業だったので、黒髪の少女は自分の唾液で白濁を薄めながら少しずつ嚥下していった。それは、至福とも言える瞬間だった。
「ぷはぁあぁっ! はぁはぁ、はぁ、はぁ……」
 口内の子種汁を一滴残らず飲み干した雪子は、激しく呼気を荒げて酸素を補充する。だが、まだ仕事は終わっていない。震える亀頭の鈴口にぷにゅっと唇と付けると、尿道に残っている白濁液をチュチューと吸いだして嚥下した。
「の、飲んでくれたのか。別に無理して飲まなくてもよかったんだぞ」
「いいの、私が耕平君の飲んであげたかっただけだから……イヤだった?」
「いや、そ、そんなことないよ! 飲んでくれて、すごく嬉しかったから」
「そっかっ、よかったー。ふふ、これからも全部飲んであげるねっ」
 天使のような微笑を浮かべる少女の口元は、唾液と精液でベトベトに汚れていた。
「雪子と愛し合いたい……いいよね?」
 口奉仕を受けたばかりなのにペニスは変わらずのまま臨戦態勢を保っている。
「うん……私を耕平君の物にして……」
 そう言って雪子は、どうぞ食べてください、と言わんばかりに布団にうつ伏せに寝転る。
黒絹のような長い髪がふわっと扇状にシーツの上に拡がった。
(ああぁぁ……いよいよエッチしちゃうんだね。耕平君が初めての人で本当によかったよ……)
 雪子は柔肌を気刻みに震わせて、愛する人と一つになる瞬間を待った。
「痛かったらちゃんと言うんだぞ」
「大丈夫だから、私どんなに痛くても我慢できるから。全部、耕平君の好きにして欲しいの」
「そ、そんな痛いの我慢したらダメだよっ!」
「いいのっ! 私はちゃんと耕平君に気持ちよくなってもらいたいの。耕平君が気持ちよくなってくれたら、私はそれだけで幸せだから。お願い、ねっ」
「わかった……でも、本当に痛くなったらちゃんと言わないとダメだぞ」
「うん、わかった。ありがとう、耕平君」
 耕平の身体が黒髪の脚の間に割って入り、白濁の恥汁で濡れた処女の花園に肉塊の先端が触れた。初めての生殖器同士の接触。雪子の胸は激しく早鐘を打つ。
 ズブズブ、ズブブブ……
 剛直が媚肉を押し分けて雪子の胎の中へと埋没していった。
「ああぁっっ! んんん……っっ!!!」
(入ってくるぅー! オチンチンが入ってくるよぉーっ!! い、痛いっ! あっ! はぁうっ! 痛いっっ! んん……っ!)
「大丈夫か、雪子?」
 美しい顔を歪めて痛みに耐える雪子に、耕平は心配そうに声をかけた。
「私は、だ、大丈夫だからっ! 最後まで、ちゃんとしてっ! お、お願い!」
「……わかった。一気に行くよ」
 力強く押し込まれてくるペニスが淫肉を引き裂いて処女道を突き進む。刹那、膣内で激痛が奔る。それは、破瓜の痛み。雪子の処女膜は裂けて破れ、肉矛が未開の膣道を貫通して膣奥に突き当たった。
「ああっ! はぁああああっっ!!」
(入ってる……ぜ、全部は入ってるよ……)
 雪子は一生に一度の痛み深く噛み締めた。痛いのに何故これほど幸せと感じるのだろうか? 自然に双眸から幸福の証が零れ落ちる。
「ごめん、痛かったな? 大丈夫か?」
 そう言って優しい気遣いをしてくれる耕平が堪らなく愛しい。もう雪子の涙は止まらない。
「ごめんなさい……これは違うの……嬉しくて勝手に涙が出ちゃって……ごめんね。私は大丈夫だから本当に心配しないで……」 
 膣内で脈打つ加熱した肉棒。それを感じていると何故か驚くほど安心できる。破瓜の痛みが徐々に引いていき、膣道が拡張されてペニスにフィットしていく。結合部からは一筋の紅い涙が垂れ流れ、アナルをたどって純白のシーツに純潔の花を咲かせていた。
「耕平君……ありがとう……本当にありがとう……」
 涙でぐしゃぐしゃにした顔を耕平に向けて感謝の言葉を呟く雪子。
「んっ!? どうしたの?」
「耕平君に初めてを捧げられて幸せだから。ふふ、変なこと言ってごめんねっ。耕平君、我慢しないで動いていいよ。私は本当に大丈夫だから、私でちゃんと気持ちよくなって」
「わかった。俺も、その……ありがとう。雪子の初めて貰えて嬉しいから」
 耕平はゆっくりと抽送を始めた。
「あんっ、んんっ、あっ、あっ……あんっ」
 生まれたての子猫のような声で雪子は鳴く。初めて味わう膣内の刺激に戸惑いを感じながらも、時折脊髄を突き刺すような快美感に酔いしれた。少し慣れたのか痛みはさほど感じられなかった。
「雪子の膣内、きつくて気持ちいいよ……」
 処女を失ったばかりの新品の膣道はとにかく狭い、肉襞が蠕動を繰り返してペニスを強く圧迫していた。
 ピストン運動が加速。
 亀頭が子宮口にズンズンと当たってくると、鼻先でバチバチと火花が散る。ぶわっと雪子の全身からぶわっと汗が噴出し、柔肌を艶やかに彩った。確かな快感が黒髪の少女の奥底で芽生え始めていた。
(あっ、やっ、こ、これ、き、気持ちいいの?! こ、この感覚、あんっ、ダ、ダメッ、ああっ、んんっ、私、お、おかしくなってきてる)
 抽送に呼応して芳醇に実った双子の果実が前後に揺れる。先端の桜色が痛いほど勃起しているのがよくわかった。
「んんっ、あんっ、ん……っ、あんっ! あんっ! はぁはぁはぁ、いやぁっ、あんっ! 
 あんっ!」
 雪子の嬌声には明らかに甘い音色が混ざり始めている。
 坩堝のごとく茹だった膣道から大量に恥汁が分泌され、白濁の塊となって結合部一帯をドロドロに汚し、泡を立てながらグチュグチュと淫音が奏でられた。
「ひぃいいいい! はぁんっ! あっあっ、はぁはぁ、あんっ! はぁああああ!」
 子気味よくタイミングのいい抽送に捻りが加わり、雪子は容赦なく膣奥を攪拌されてしまいシーツを握り締める手に力が篭った。
 黒髪の少女の顔は愉悦に蕩け普段の凛々しさは跡形もなく、瞳には涙を溜め口元からはだらしなく涎を垂らし額には汗で黒髪が張り付いている。
「ひゃぁあああ! も、もう、ダメェー! 耕平君、ギュってして! ギュってっ! つよく抱きしめてー!」
 切羽詰った声で叫びながら雪子は黒髪を振り回して懇願する。怖かったのだ。何処かに飛んで行ってしまいそうで。自分を捕まえていて欲しかった。
 耕平は雪子に覆いかぶさり強く抱きしめる。たわわと実る双乳は厚い胸板に押し潰されて形を変えた。黒紙の少女はは待ってましたとばかりに、耕平の身体に四肢を巻き付かせて力の限り抱きしめ返した。
(ああっ、気持ちいい! 抱きしめられるのすごくいいー! もっと、もっと強く抱きしめて欲しいよぉー!)
「キス、キスしたい……キス、耕平君、キスしてぇー。キスしたいの……」
 雪子は耕平にしがみつきながらうわ言のようにキスのおねだり。
「ふふ、どうしたの急に甘えん坊になって」
 耕平は微笑みながら雪子の唇を塞いだ。同時に黒髪の少女は耕平の口内に舌を捻りこませ、甘美な恍惚感に浸りながら舌を絡ませ耕平の唾液を夢中になって啜って嚥下した。
(耕平君、好きよぉー! 好き好きぃー! 愛してるぅー! 愛してるよぉーっっ!)
 繋がりながらするキスのあまりの心地よさに雪子の脳内は沸騰。身体を密着したままズボズボと抜き差しされてしまい、内臓全体が激感に打ち震える。
「ああっ、いやぁん、はぁはぁ、んん……っ! き、気持ちいいーっ! 耕平君! 気持ちいいよーーっっ!!」
 最奥を捏ね繰り回され網膜に白色の閃光が瞬く。全身から滝のように噴出す汗のせいで、裸体に黒髪を貼り付けた少女の姿はあまりにも扇情的で淫らだった。喉がカラカラに渇く。それを癒すために雪子は更に耕平の唾液を無心で求めた。
「んんんっっ! んんっ! んっ! んっ! んんんっっ! はぁああっっ! も、もう、ら、らめぇー! おかしく、おかしくなっちゃうよぉーっっ!」
 蒸した膣道に小刻みで素早いピストン運動が襲いかかる。
 あまりにも魅惑的な出し入れに雪子は茫然とただ翻弄された。
 確かな絶頂の予感が子宮に疼く。脳神経はショート寸前。痙攣する身体が奈落へ落ちる予感。もう何も考えられない、ただ愛しい人への激情だけがその身に焦がす。
「ああっ! も、もうダメだっ! 雪子、そろそろイクよっ!」
「な、膣内に出してぇっ! 耕平君の精液お腹の中に射精してぇっっーー!」
「えっ!? な、膣内は、さすがにまずいよっ」
「だ、大丈夫だから……今日は大丈夫な日だからっ! お、お願い、膣内で全部出してぇーっ!」
 嘘だった。本当は安全日でもなんでもないのだったのだが、雪子はどうしても膣内射精の欲求を堪えることが出来なかった。子宮が熱く滾ったものを要求してキュンキュンと疼くのだ。この疼きを止めるには、どうしても膣内射精をして貰うしかなかった。
(嘘付いてごめんなさい! もしもの時は絶対に耕平君には迷惑かけないからっ! ちゃんと耕平君の赤ちゃんを一人で立派に育てて見せるからっ! だ、だから、膣内に出してぇーー!)
 雪子は既に出産後のことまで考えていた。女は怖いのだ。
 そんなことも知らずにすっかり安心した耕平は、絶頂に向けてピストン運動を加速させた。ズンズンと強く肉矛を膣奥に突き立てて子宮を攻撃する。白濁の恥汁が飛沫をあげてシーツに飛び散った。
「ああっ! で、出るっ! イクよぉーーっ! 膣内に出すよぉーーっ!!」
「私もイクぅーーっ! 一緒に、一緒にイキたいのぉーっ! だ、出してぇーーっっ!! 」
 どぴゅぴゅ! ずぴゅぶちゅぶちゅぶちゅ! どぴゅどぴゅぶちゅちゅぅー!!
 ペニスが弾けてマグマのように熱した精液が雪子の膣内にぶちまけられた。
「いやぁああああー!! で、出てるぅー! はぁはぁ、いっぱい、いっぱい膣内で出てるよぉー! はぁああっ! ううっっくううぅぅぅっっっ!!」
 魂まで撃ち抜くほどの悦楽に稲妻に直撃されて雪子は、めくるめく絶頂へと押し上げられた。
 膣肉が小刻みに収縮を繰り返して、膣内で暴れる肉棒から精液を搾り取る。子宮は歓喜の産声を上げて滾った白濁を飲み干し子宮内を大量の精子で満した。
(き、気もちいい……ああっ、す、すごい、まだ出てるよ……私、初めてなのに、イっちゃったよ……こんなに気持ちいいなんて……、もう一生、耕平君から離れられないよ……)
 膣内の熱すぎる滾りが朦朧とした意識の中で雪子に、これで自分は耕平の物になれたのだと実感させた。満身の力が抜けて大の字になって布団に横たわり、心地よい事後の気だるさに身を浸す。圧し掛ってくる耕平の重みがかけがえのない物のように思えて、黒髪の少女は胸を奮わせた。


「雪子、どうしたんだ? さっきからそんなことして?」
 黒髪の少女は枕に顔を埋めて、時折唸り声を上げながら脚をパタパタさせている。
 耕平にはなんのことだかさっぱりわからない。
「あうぅー……」
 エッチの最中は自分でも驚くほど大胆にできたのに、終わってからはなぜか耕平の顔がまともに見れない雪子だった。思い返してみると自分はとんでもなく恥ずかしいことをしたり、恥ずかしい言葉を叫んでいたような気がする。
(どうしよう、耕平君に絶対エッチな娘だって思われてるよ! 初めてなのになんであんなに恥ずかしいことしちゃったの! バカバカ雪子のバカ!!)
 そんなことを考えながら布団の上で煩悶していると、秘所からまた男の精液が垂れてくる。
(ヤダッ、ま、また垂れてきちゃったよ。いっぱい膣内に射精してもらったから仕方ないけど……、でも、出されている時は本当に気持ちよかったな……もう一回して欲しいとか言った耕平君どう思うかな……? な、なに考えてる私は! そ、そんなこと言えるわけないじゃない! い、いくらなんでも初めてで二回もするなんてダメよっ! ダメダメ、雪子、自分に負けちゃダメェ!)
 だがその決意も簡単に崩れさる。
「ねー、いいかげんに雪子の可愛い顔見せて」。
「あんっ! ヤッ、ダ、ダメ! み、見ないで……」
 雪子は両手で顔を隠そうとするが、その前に耕平に素早く唇を奪われた。
 それは魔法のキスだった。唇が触れるだけで身も心も蕩けて簡単にスイッチオン。再度、肉欲に火が灯る。
 雪子はあっさりと自分に負けた。
「こ、耕平君……あ、あの、その……耕平君が、よ、よければなんだけど、も、もしよかったら、も、もう一度……」
 もう一度エッチしてください、と言おうとした刹那、ドアがノックされた。
「おにいちゃーん、雪子さん来てるんでしょ? 開けてもいい?」
 菜々子だった。行為に没頭していて二人とも彼女が帰っているのに気づかなかったようだ。
「駄目だーー!」
「ダメェーー!」
 二人の声が見事にハモル。
「えー、なんで?」
 ドアの向こうで菜々子が首をかしげているのがよくわかる。
「菜々子、ごめんちょっと待っててくれ、すぐに済むから!」
 耕平は布団から跳ね起きて服を身に着ける。
「雪子も早く服着て!」
 と耕平が促してくるが、雪子は動けなかった。
「制服m脱衣所に置いたまま……」
「あっ! わ、わかった。とにかく制服取ってくるから、雪子はここで待ってて」
 耕平はそう言って部屋を出て行った。ドアの向こうでなにやら奈々子に苦しい言い訳をしているのが、雪子にはなんだか無性に可笑しかった。
 気が付けば初夏の日差しは陰り夕方になっていた。大好きな人と一緒にいるとこれほど時間がたつのが早いものなのかと雪子は驚く。そして、こんな風に耕平との残された時間もあっというまに過ぎていくのかと思えば胸が痛くなってくる。
(私、耕平君がいなくなって、本当にやっていけるの?)
 いや、そんなことを考えるのは止めよう。たとえ離れ離れになったとしても、心は永遠に繋がっていられると信じられる。今この瞬間を二人で大切に過ごしていこう。雪子はそう決意した。
 暑い夏が始まる。
 この夏は二人で最高の思い出をいっぱい作ろうと雪子は心に誓った。

このページへのコメント

良かったです!
次は、りせでお願いします!

0
Posted by チェルミナートル 2013年01月03日(木) 17:27:42 返信

甘ぃねぇ。

0
Posted by あbbbbbbbb 2012年07月16日(月) 22:48:35 返信

本当に最高の作品です。
欲を言うなら、千枝ちゃんの話も読みたいです。

0
Posted by アリんこ 2011年04月28日(木) 10:44:49 返信

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