子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 ここでは音楽教育に用いた教則本、楽譜、書籍、CD・DVDなどを紹介します。

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 著者(小方厚氏)のHPは、ここ

『音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか』(ブルーバックス)

 


目次

まえがき 3

第1章 楽器にドレミを視る、ドレミに触れる
 1.1 音楽はデジタルだ 11
 1.2 デジタル音楽とアナログ音楽 14
 1.3 聴覚は「差」感覚ではなく「比」感覚 19
 1.4 手製の一弦琴でオクターブを視る 24
 1.5 現在のピアノの調律は平均律 30

第2章 ドレミはピタゴラスから始まった
 2.1 ドとソの協和からピタゴラス音律へ 33
 2.2 音のらせん 38
 2.3 5度円 46
 2.4 「何度」という音程の数え方 50

第3章 永久に閉じない環をめぐって
 3.1 ピタゴラスの負の遺産―コンマ 54
 3.2 ドとミの甘美な響き―純正律 57
 3.3 純正律の泣きどころは転調 61
 3.4 平均律の功罪 66
 3.5 『平均律クラヴィア曲集』では平均律は使われなかった 69
 3.6 純正律を鍵盤で 77

第4章 なぜドレミが好き?
 4.1 2重音の心理と物理 83
 4.2 音高と音量をスペクトルで視る 84
 4.3 音高が近い2重音は不協和 86
 4.4 どこまで2音の差が聴き取れるのか? 89
 4.5 聴覚の錯覚―うなり 94
 4.6 楽器が出す倍音 98
 4.7 楽器の音域 103
 4.8 楽音の不協和感から純正律へ 105
 4.9 ピタゴラスに戻って 111

第5章 「起立」「礼」のハーモニー
 5.1 3重音のポテンシャル 115
 5.2 長3和音と短3和音図 124
 5.3 コード進行の原理 129
 5.4 旋法、あるいはモード 140

第6章 民族音楽に理屈を付ければ
 6.1 当事者には無縁な理論だが・・・・ 149
 6.2 音階の積み木―テトラコルド 150
 6.3 積み木で作る日本の音階 157
 6.4 ブルースはポピュラー音楽のルーツ 162
 6.5 数十段の音階、微分音階 164

第7章 打楽器が作る音律
 7.1 視覚い音板を並べれば 167
 7.2 現代の旋律打楽器 169
 7.3 旋律打楽器バンド―ガムラン 172

第8章 音律の冒険
 8.1 そっくりメロディ 178
 8.2 平均律だからできること 179
 8.3 純正律をさらに追及すれば 188
 8.4 12音ではない平均律 192
 8.5 純正律のように響く平均律 198
 8.6 音律の将来 205

付録
音の高さの名付け方 209
音程の単位「セント」 213
5度円の分割角度 214
管の中の空気の振動 214

関係図書 217

さくいん 219

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