子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 楽しいサイエンスのページに戻る

フランクリン (やまねこ文庫)



目次

はしがき―フランクリンと世界の人びと

第1章 印刷工としてのスタート
 船乗りになりたかったベン
 ベンと水泳の話
 週刊新聞に連載投稿する
 喧嘩して印刷所を飛び出す
 ロンドンでの印刷工生活
 『自由と必然』を著して有名な学者たちにも会う

第2章 印刷・出版業者としての活躍
 ペンシルバニア植民地とフィラデルフィアの町
 ジャントーを組織する
 週刊新聞とお札の印刷
 色による太陽熱の吸収の違いの実験研究
 フリーメーソンの会員となる
 会員制図書館の設立
 『貧しいリチャードの暦』の創刊
 印刷・出版業者としての成功

第3章 科学者フランクリンの誕生
 フランクリン暖炉の発明
 わかりやすく書かれた暖炉の解説
 燃料が半分以下ですんだ新式暖炉
 フランクリンの電気研究のはじまり
 電気実験を大流行させたライデン瓶
 フランクリンを興奮させた大発見(1)―先端放電現象
 フランクリンを興奮させた大発見(2)―電気の行方
 〈電気流体の過剰(+)と不足(―)〉という考え方
 電気の一流体説=電気量保存の原理の確立
 わかりやすいフランクリンの論文=手紙

第4章 実業界を引退して
 42歳で実業界から引退
 雑誌の創刊、アメリカ理学会の創立、北東風の研究
 政治家フランクリンの誕生―義勇軍・宝くじ・大学・病院の創立
 ライデン瓶=コンデンサーの謎の解明
 フランクリンのカミナリ研究の起源
 カミナリの正体をつきとめるための実験方法の提案
 新しい科学の基礎となる”保存の原理”と新しい言葉の導入
 『電気の実験と考察』の出版
 フランス語に訳された『電気の実験と考察』
 実験的につきとめられたカミナリの正体

第5章 フランクリンの社会の科学の研究
 電気の巡回講師開業のための支援
 コプリー賞、その他の名誉きたる
 フランクリンの「社会の科学」の研究
 フランクリンの人口論
 フランクリンの人口論と当時の政治問題
 アメリカ植民地全体の政治家となる
 義勇軍の連隊長にかつぎあげられる
 「領主制=封建制社会」と「近代社会」との違い
 軍事費の負担問題から領主との争いへ
 『富に至る道』

第6章 英国でのさまざまな活躍
 船を待つ間の実験
 船の中で気づいた新しいなぞ
 領主と交渉して紙幣の価値を守る
 英国各地の科学者たちを訪ねて実験をたのしむ
 無学な人々の知識も馬鹿にせずに学ぶ
 バーミンガムに〈月夜の会〉の人びとを訪ねる
 「アーモニカ」の発明
 帰国の船の中ではじまった「油の下の水の運動」の研究
 ディスプレー商品に実用化されているフランクリンの発見
 フィラデルフィア植民地議会の議長となる

第7章 アメリカ独立革命とフランクリン
 英国議会での印紙税に関する証言
 メキシコ湾流の海図の作成
 『電気の実験と考察』の大増補―『フランクリンの手紙』の誕生
 ふたたび「水面にたらした油の働き」の研究
 原子分子の世界にせまる表面現象の研究
 帰国寸前のアメリカ―高まる本国への反感と闘争
 アメリカ独立宣言
 フランスへの渡航
 フランス駐在大使としての仕事
 気球の実験を見る
 遠近両用眼鏡の発明

第8章 アメリカ合衆国憲法の制定
 庶民院・貴族院とはちがう上下両院制度の発明
 大統領制の発明
 憲法会議での最後の名演説
 引退後のたのしみ―地磁気のなぞ
 フランクリンの引退と死とその後

あとがき―参考文献とその解説・訳語の問題・謝辞

フランクリン年譜

関連書籍

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます