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 ここでは、ヨハネス・ブラームスの”パガニーニの主題による変奏曲”(Op.35)について紹介します。
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パガニーニの主題による変奏曲(Op.35)


Brahms: Variations on a Theme of Paganini, Op.35 (Kissin)

次のように2巻に分けられており、それぞれパガニーニの主題の後に、12の変奏が続いている。特記しているもの以外は、すべて調性は原調(イ短調)と主題の拍子が保たれている。第1部・第2部のいずれとも、超絶技巧を要する華麗で長めの終曲が置かれている。

第1部(作品35-1)

主題 2/4拍子、ノン・トロッポ・プレスト Non troppo presto
第1変奏 右手は平行6度、左手は平行3度の練習曲
第2変奏 右手はオクターヴ、左手は平行6度の練習曲
第3変奏 6/8拍子
第4変奏 12/16拍子。アルペッジョとトリルの練習曲
第5変奏 右手が2/4拍子、左手が3/4拍子。クロスリズムとクロスフレーズの練習曲で、楽譜どおりに弾くのは困難。
第6変奏 オクターヴの練習曲
第7変奏 6/8拍子。オクターヴ連打と跳躍の練習曲
第8変奏 6/8拍子。オクターヴと平行3度の練習曲
第9変奏 トレモロと、オクターヴによる半音階進行の練習曲
第10変奏 シンコペーションと両手交叉の練習曲。右手は平行3度、左手はアルペッジョ。後半でカノン的に処理される。
第11変奏 Andante (イ長調) ユニゾンの練習曲と4声を処理する練習曲。
第12変奏 (イ長調)右手が6/8拍子、左手が2/4拍子。クロスリズムとクロスフレーズの練習曲。
第13変奏 オクターヴによる線的進行とグリッサンドおよび分散和音の練習曲
第14変奏 Allegro - Con fuoco - Presto ma non troppo これまでに使われた演奏技巧の回想ならびに総括。
第2部(作品35-2)

主題
第1変奏 左手の平行3度、右手のオクターヴによる跳躍。
第2変奏 Poco animato オクターヴによるアルペッジョとクロスリズムの練習曲。
第3変奏 平行3度とオクターヴの交替。
第4変奏 Poco allegretto (イ長調)3/8拍子。
第5変奏 3/8拍子。
第6変奏 Poco più vivace 3/8拍子。
第7変奏
第8変奏 Allegro 6/8拍子。
第9変奏
第10変奏 Feroce, energico 6/8拍子。
第11変奏 Vivace
第12変奏 Poco andante (ヘ長調)6/8拍子。
第13変奏 Un poco più andante
第14変奏 2/8拍子〜6/8拍子〜2/4拍子。

関連楽譜

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