画像はこちら
千羽5歳「う・・・うえぇ・・」
ママ「ちはね、枯れちゃったものはしょうがないわよ」
千羽5歳「うえーーー。ちゃんと水あげてたのに・・うっ・・」
ママ「もう泣かないの、ホラ、元気だして! 冷蔵庫にプリンあるから食べよ?ね?」
千羽5歳「うん・・・」
ママ「早く来なさい?
千羽5歳「はーい・・・」
千羽5歳「・・・ちはね、悪くないもん。何で枯れちゃうのよ バーカ」
植木谷「枯れちまったのかい」
千羽5歳「おじちゃん、だぁれ・・・?」
植木谷「通りがかりの植木屋だ。ちょいとジャマするぜ」
植木谷「見せてみな」
千羽5歳「あのね?ちはね、ちゃんと水やってたのに」
植木谷「水のやりすぎだな」
千羽5歳「え?」
植木谷「根が腐りかけてる。いいか、じょうちゃん、水は生命の水だ。こいつらを生かしもするが、殺しもする。だからな、」
(植木谷さん、千羽の頭をなでる)
植木谷「水をやりゃあいいってもんじゃあねぇ・・・覚えときな」
千羽5歳「う・・うん・・・」
植木谷「さて・・・」
千羽5歳「・・・・・・」
(植木屋さんが枯れた花に手をかざすと、花が光り輝き、元気を取り戻した。)
千羽5歳「!」
植木谷「よし、これで大丈夫だ。」
千羽5歳「あっ!?すごい!!おじちゃんどーやったの!?」
植木谷「魔法のおまじないさ 特別にな。水は、土の表面が乾いてきたらたっぶりやる。それからもっと日当たりのいい所に置きな。」
千羽5歳「うん!!ちはね、ちゃんとやる!!」
植木谷「じゃ 俺はこれで・・・」
千羽5歳「あっ!ちょっと待って!」
千羽5歳「ちょっと待っててね!!」
植木谷「?」
(そういって千羽は家に入る。しばらくすると千羽が何かを持って植木屋さんの元へかけつけた)
千羽5歳「植木屋さーん!はいこれプリン!植木屋さんにあげるね!」
植木谷「お、おう・・・」
ママ「ちはねー?」
千羽5歳「あ、ママ。はーい。」
千羽5歳「あ、あの・・・ありがとう!おじさま!じゃあね!」
ママ「ちはねープリンは?」
千羽5歳「もう食べちゃったー」
(植木屋さん、スプーンのついてないプリンを見る)
植木谷「ふ、これじゃあ食えねえよ、じょうちゃん。」