月刊絵本あつまれ

夏の空に、もくもくと大きな入道雲がうかんでいます。男の子に見られた入道雲は、てれてしまうこともあったけど、もくもくもくとふくらんだり、空をかけぬけたり、海にもぐったり…。はりきって動き回ります。

入道雲が飛行機雲のように伸びていく姿はユーモラス。海の中に突進したり、ぐるぐる巻きになったり…。もう、あんまり動き回ったからジュースまで飲んでるし。あれ、これ入道雲だったかな？　と思ったぐらいです。途中のページから見たら、入道雲とわからないかもしれませんね。

この絵本の書名で気がついたのですが、「もくもくもく」を続けていうと、いつの間にか「くもくもくも」に聞こえませんか？

もくもくした雲。入道雲が出てくる絵本だから、こう聞こえるのかな。雲に似合っている書名になっています。