「右」の諸君、米国が、戦前、日本、ひいては東アジアに対して犯した犯罪と戦後日本がその占領下にあることに憤れ。「左」の諸君、米帝国主義への憤りを忘れたのか、その米帝の植民地となっている現状に甘んじ続けるのか。日本独立に向けて決起を!〜作成中

  1. パレスティナ問題は解決するか?
  2. 村上春樹について
  3. 関連コラム抜粋


パレスティナ問題は解決するか?
 私は、コラム#3044で、「イスラエルは、パレスティナ問題を解決しようとも解決できるとももはや思っていません。イスラエル領域内での自爆テロや、イスラエル領域内へのロケット等の打ち込みさえなくなればそれでよいと思っているのです」と記したところです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51321768.htmlより)

 イスラエルは、基本的にユダヤ教徒の国ではあっても、その国民の大部分はもともと建国当初から世俗的な人々です。
 しかも、彼らは一層世俗化しつつあります。
 これに対し、パレスティナ人はハマスの隆盛ぶりを見てもお分かりのように、イスラム教原理主義化しつつあります。イスラム教は、そもそも原理主義的な宗教であり、何もなくてもその原理主義的傾向を強めていくというやっかいな代物です。

 ヨルダン川西岸も多かれ少なかれそうですが、とりわけガザは、パレスティナ以外のアラブ世界に逃げることができないところの、パレスティナ人の巨大な難民収容所になっていて、全世界からの施し物で命を長らえている・・ガザ住民に至っては、3分の2が国連によって「難民」に認定されている・・という閉塞状況の下、イスラム原理主義化が進行しているわけです。
 このような、いわば牢獄のような環境下で過去10年間にガザ地区で人口が40%近くも増える
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7891434.stm
という無責任ぶりにも、現在のパレスティナ人の倒錯の度合いのひどさが伺えます。
 パレスティナ以外のアラブ諸国、とりわけエジプトとヨルダンが国境をパレスティナ人に対して開放し、難民収容所状況を解消する(コラム#3062で紹介したジョン・ボルトンの3カ国オプションを参照)という決断を下し、パレスティナ住民(とりわけガザ住民)に改心(回心?)を促さない限り、「不幸の連鎖」はいつまでも続くでしょう。それまでは、「解決手段」など見あたりません。
 イスラエル国民の大部分は、従ってイスラエルの主要政党は、まさにパレスティナ「問題」を「解決」しないという「解決手段」を、見通しうる将来にかけて追求する決意を固めている、と言ってよいでしょう(コラム#省略)。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51334010.htmlより)

村上春樹について
 私は、村上の小説は、かつて村上の小説(の英訳)のガーディアン掲載書評をとりあげた時に、ほんのちょっとばかし部分的な抄訳(英訳)を斜め読みしたことがあるだけですが、村上の類い希な能力を感得できました。
 この村上の能力を感得した世界の人々が、彼の小説をそれぞれの国の言語で読んでいる、ということでしょう。
 ついでに言うと、村上の今度のスピーチの英語も素晴らしいですね。確か、もともと彼は米文学の翻訳家だったですよね。誰かの手が入っているのかもしれないけれど、基本的にご自分で書いたんでしょう。恐らく、彼の小説は、英語に翻訳しやすい日本語で書かれているんじゃないかな。そういう意味で、彼の小説には普遍性があるんだと思います。
 これでジ・エンドです。

 我々はそれ以上のものを村上に求めるべきではないし、村上もそう自覚すべきだ、ということです。
 村上は、彼が紡ぎ出した仮想経験の世界を生のままで我々の前に提示すれば足りるのであって、村上に「何が正しくて何が間違っているか判断を下」してもらう必要はない、そんなことをすると、ドジ踏むよ、ということです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51335200.htmlより)

 村上スピーチの批評は、コラム#3103参照。

関連コラム抜粋
#16(2002.2.16) パレスティナ紛争(その1)
#19(2002.2.23) パレスティナ紛争(その2)
#23(2002.3. 4) パレスティナ紛争(その3)
#24(2002.3. 6) パレスティナ紛争(その4)
#75(2002.11.14) パレスティナ紛争再訪

#170(2003.10.14) 「降伏」した北朝鮮とパレスティナ
#171(2003.10.15) 「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続)
#235(2004.1.20) 「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続々)
#237(2004.1.23) 「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続x3)

#300(2004.3.26) ヤシン暗殺・・イスラエルと米国の立場から

#321(2004.4.16) パレスティナ紛争の終焉

#478(2004.9.20) イギリスとユダヤ人(その1)
#479(2004.9.21) イギリスとユダヤ人(その2)
#480(2004.9.22) イギリスとユダヤ人(その3)

#485(2004.9.27) 米国とユダヤ人(その1)
#486(2004.9.28) 米国とユダヤ人(その2)
#487(2004.9.29) 米国とユダヤ人(その3)

#666(2005.3.21) パレスティナ紛争終焉へ

#1098(2006.2.28) 安全保障国家イスラエルの軌跡(その1)
#1099(2006.2.28) 安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)

#1170(2006.4.8) パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その1)
#1171(2006.4.8) パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その2)
#1173(2006.4.9) パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その3)
#1175(2006.4.10) パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その4)

#1356(2006.7.26) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(その1)
#1357(2006.7.27) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(その2)
#1361(2006.7.31) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(続)(その1)
#1362(2006.8.1) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(続)(その2)
#1363(2006.8.2) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(続)(その3)
#1365(2006.8.4) イスラエルの反撃の均衡性をめぐって(続)(その4)

#1371(2006.8.10) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その1)
#1372(2006.8.11) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その2)
#1373(2006.8.12) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その3)
#1375(2006.8.14) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その4)
#1377(2006.8.15) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その5)
#1379(2006.8.17) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その6)
#1380(2006.8.18) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その7)
#1382(2006.8.20) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その8)
#1386(2006.8.24) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その9)
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#1392(2006.8.30) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その12)
#1396(2006.9.3) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その13)
#1398(2006.9.5) 現在進行形の中東紛争の深刻さ(その14)

#1406(2006.9.13) レバント紛争がもたらした大変化(その1)
#1407(2006.9.14) レバント紛争がもたらした大変化(その2)

#1465(2006.10.24) ユダヤ人あれこれ

#1532(2006.11.27) レバント紛争の終結

#1545(2006.12.3) 中東の分断最前線のレバノン
#1549(2006.12.6) 中東の分断最前線のレバノン(続)

#1671(2007.2.24) キブツの終わり

#1826(2007.6.21) ヨルダン川西岸とガザの分離

#2060(2007.9.13) イスラエル空軍機のシリア攻撃
#2068(2007.9.17) イスラエル空軍機のシリア攻撃(続)
#2072(2007.9.19) イスラエル空軍機のシリア攻撃(続々)
#2078(2007.9.22) イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x3)
#2088(2007.9.27) イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x4)
#2123(2007.10.14) イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x5)



#3000(2008.12.28) イスラエルのガザ攻撃(その1)
#3002(2008.12.29) イスラエルのガザ攻撃(その2)
#3004(2008.12.30) イスラエルのガザ攻撃(その3)
#3006(2008.12.31) イスラエルのガザ攻撃(その4)
#3008(2009.1.1) イスラエルのガザ攻撃(続)
#3010(2009.1.2) イスラエルのガザ攻撃(続々)(その1)
#3012(2009.1.3) イスラエルのガザ攻撃(続々)(その2)
#3014(2009.1.4) イスラエルのガザ攻撃(続x3)
#3016(2009.1.5) イスラエルのガザ攻撃(続x4)
#3018(2009.1.6) イスラエルのガザ攻撃(続x5)
#3020(2009.1.7) イスラエルのガザ攻撃(続x6)
#3022(2009.1.8) イスラエルのガザ攻撃(続x7)
#3026(2009.1.10) イスラエルのガザ攻撃(続x8)
#3030(2009.1.12) イスラエルのガザ攻撃(続x9)
#3032(2009.1.13) イスラエルのガザ攻撃(続x10)
#3034(2009.1.14) イスラエルのガザ攻撃(続x11)
#3036(2009.1.15) イスラエルのガザ攻撃(続x12)
#3042(2009.1.18) イスラエルのガザ攻撃(続x13)
#3044(2009.1.19) イスラエルのガザ攻撃(続x14)
#3046(2009.1.20) イスラエルのガザ攻撃(続x15)

#3062(2009.1.28) パレスティナ問題の今後(その1)
#3064(2009.1.29) パレスティナ問題の今後(その2)

#3206(2009.4.10) イスラエルはイランの核施設を攻撃する(その1)
#3208(2009.4.11) イスラエルはイランの核施設を攻撃する(その2)

#3260(2009.5.7) シリアついに豹変へ?(その1)
#3262(2009.5.8) シリアついに豹変へ?(その2)

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