「右」の諸君、米国が、戦前、日本、ひいては東アジアに対して犯した犯罪と戦後日本がその占領下にあることに憤れ。「左」の諸君、米帝国主義への憤りを忘れたのか、その米帝の植民地となっている現状に甘んじ続けるのか。日本独立に向けて決起を!〜作成中

  1. 日本の核武装には賛成ですか?
  2. 日本は被爆国として、多くの国民が核武装に反対していますが?
  3. 米国の属国から「独立」後、核武装をするのですか?
  4. 日本の核武装に米国は反対しませんか?
  5. 日本が核武装をした場合、核攻撃を受ける可能性はありませんか?
  6. 日本が核武装をした場合、核の先制使用をしても良いのでしょうか?
  7. 通常兵力を核兵器で代替できますか?
  8. 関連コラム



日本の核武装には賛成ですか?
 私が核武装論者に「転向」したのは、2006年7月のことであり、そのやむなき事情は太田述正コラム(#1339#1340)上で明らかにしています。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/50954174.htmlより)

 私は消極的核武装論者です。
 そもそも、私は防衛庁を防衛省にすることにも消極的に賛成するにとどめました。
 なぜか、そんなことより、国民世論の理解を得た上で、日本の自立、そして安全保障に政治家や防衛省や外務省等が真剣に取り組む体制を作る方が先決だからです。
 軍事に無関心で日本版CIAもスパイ防止法もない日本、そして米国の保護国たる日本が、核武装して一体どうしようというのですか。
 子供に拳銃を持たせるようなものです。
 いささか極論ながら、パキスタンの核武装の方が、諸外国はまだ安心しておられるのではないか、と言いたくなる私の気持ちを分かってください。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51062663.htmlより)

日本は被爆国として、多くの国民が核武装に反対していますが?
 核兵器を持つべきかどうかは、政策論であって、どちらが正しいかという観点から決着をつける問題ではありません。
 私が断定的な言い方を避けているのは、この問題を含め、米国から「独立」した後のしかるべき時に、安全保障政策の一環として国民が熟慮の上決めればよいと考えているからです。
 日本が米国の属国(保護国)であることにすら目をつぶろうとしている国民が多い現状において、まず「独立」へと国民世論を誘うことが先決であると思いませんか?
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51286094.htmlより)

米国の属国(保護国)から「独立」後、核武装をするのですか?
 拙著『実名告発 防衛省』の216〜217頁で、米国と合邦するか米国から「独立」するか、そして「独立」を選んだ場合、核武装するかしないか、の選択肢を読者につきつけています。
 そして、前者に関しては「独立」、後者に関しては、双務化された日米安保だけなら核武装、NATO的な多国間同盟が東アジア・太平洋に構築されれば非核武装、を推奨したところです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51352506.htmlより)

『実名告発 防衛省』の詳細・・消極的核武装論

 「仮に日本が米国からの自立を選択するのであれば、いの一番にやるべきことは、・・・集団的自衛権の行使ができるように・・・<す>ることだ。・・・そうなった暁には、準理論的に言って、日本人はもう一つの選択を突き付けられることになる。核武装を選択するか否かだ。仮に日本が米国とだけ同盟関係を維持するとすれば、日本<人>・・・の命を一つの外国に委ねることはできないから・・・論理的には日本は核武装すべきだろう。・・・しかし、日本が米国を含む多数の自由民主主義国が加盟する同盟に加盟することができれば、日本は必ずしも核武装をする必要はない。それはNATOに加盟しているドイツやスペインが核武装をする必要がないことと同じことだ」と。

 (ここには書いてないことを補足しておこう。
 核武装をした潜在敵国と対峙している状況下において、スウェーデンやフィンランドのように、同盟にすら入らず、核武装もしていない国が存在する。これは、回りに同じ自由民主主義諸国(その中には核武装国が3カ国もある)が加盟する同盟が存在しているので、この同盟に、いわばただ乗りしているわけだ。)

 あなたは冷戦下の例えばトルコやノルウェーに対し、あるいは現在の例えばポーランドに対し、「核を持っていない、ないしは持とうとしていないからお前の国は自国防衛(自衛権)を云々する資格はない」と言い放てますか?
 (なお、ミサイル防衛システムは、現状においては、ロシアや中共の核に対しては、まだほとんど物の役にはたちません(コラム#1135)。また、カナダは米国のミサイル防衛網には入らない決定を下しています(コラム#641)。)
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51285621.htmlより)

日本の核武装に米国は反対しませんか?
 いくら米国は宗主国だとはいえ、どんな場合に核を使ってくれるのか政府は議論をすべきなのにしない。議論に乗ってこなければ、自前で核を持つよと言えば米国は議論に乗らざるを得ない。
 また、最初から自前で核を持つというスタンスを決めて米国に話をすれば、米国は核を売ってくれるだろう。英国にだって売っているのだから・・。
 ちなみに、米英関係を特殊視するのはおかしい。第二次世界大戦直前まで英国は米国にとって仮想敵国ナンバーワンだったのだから・・。日本なんて当時仮想敵国の2番手3番手だった。
 米国は、ナチスドイツの脅威を前にして困り果てていた英国につけこんで手を貸すフリをして英国を覇権国の地位から引きずり下ろしたのだ。
 だから、日本が求めれば、もちろん米国は核を売ってくれると私は思っている。
 もちろん、日本には全部自分で開発するというオプションだってある。
 ただし断っておくが、私は積極的核武装論者ではない。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51204377.htmlより)

 私は、単純な核武装論者ではなく、日本を含む多国間同盟条約が東アジア/西太平洋地域でできれば、核武装する必要はないが、米国の有識者が自国の本土への核の脅威とそれ以外の核の脅威とを峻別している以上、日米安保・・双務化したものを含む・・だけの下では核武装を追求せざるをえない、と主張してきたところです。
 なお、核武装を追求するにあたっては、少なくとも米国の暗黙の了解を得ることが必要であることは言うまでもありません。日米同盟をガタガタにしちゃ元も子もありませんからね。
 私は、現在のところ、オバマ政権下でも、このような主張を改める必要は感じていません。
 というのは、オバマ政権においても、彼らにとって北朝鮮の核問題の優先順位は低いまま(コラム#3301)である一方、日本にとって北朝鮮の核はもとより、中共の核の脅威は切実なものがあってしかるべきだという認識を彼らは持っているはずだからです。
 ですから、仮に日本が核保有の意思を米国に提示した場合、オバマ政権もブッシュ政権同様、これに強く反対はしないだろうと私は考えています。
 ところが、株価や為替レートの動向を見ても、日本人は、韓国人を含む東アジアの人々の中で、最も北朝鮮による核実験に鈍感である(コラム#3298)上、中共の核についてだって依然何の関心も持とうとしないのですから、オバマ政権としては、北朝鮮の核問題にも日本の核保有問題にも、当分の間、頭を悩ませる必要は全くない、ということになります。
 こういうわけで、せめてオバマ政権が「米国が日本の安全を保障」するにあたって、種々のシナリオの下での核兵器使用の具体的基準を日本政府に示してくれることを期待しましょうか。
 これさえ、日本がこんな調子じゃ、ほとんど期待できないけど・・。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51372759.htmlより)

 日本が核武装するとすれば、現在の英国同様、SLBMだけ、というオプションが最適でしょうね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51313338.htmlより)

日本が核武装をした場合、核攻撃を受ける可能性はありませんか?
 ロシアも中共も北朝鮮も、合理的プレーヤーであり、そんな無意味で、しかも米国による核報復を招く虞があることなどやりゃしませんよ。
 ただし、ロシアと中共は国として合理的プレーヤーなのに対し、北朝鮮は金正日個人として、合理的プレーヤーなのであって、ロシアや中共と違って、北朝鮮は、国としては、いささか非合理的なプレーヤーになることはありえますがね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51310301.htmlより)

日本が核武装をした場合、核の先制使用をしても良いのでしょうか?
 核兵器の先制使用の可能性を残して置くことは、四囲が海である日本にとって、最大の安全保障である、ということなんか、イロハのイです。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51403289.htmlより)

 実は戦後、日本に対する武力侵攻など、およそ不可能となったもう一つの理由は、地上部隊を載せた船団が日本に向かう途中、核兵器で全滅させられる可能性があることなのです。
 これを回避するために、船団を組まずに、バラバラに艦船や上陸用舟艇を日本に向かわせるわけには行きません。
 そんなことをしたら、それこそ陸地にあがった時点で、戦力がゼロに等しいため、使い物にならず、米空軍力等によって個別撃破されてしまうからです。
 日本の四囲が海であることは、核時代においては、決定的に重要なのです。
 (陸続きであれば、一般住民が多大なコラテラル・ダメージ(*1)を受けることが確実であるだけに、核兵器の使用は容易にはできません。) 
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51309363.htmlより)
 (*1) 目的のための犠牲・・国家の目的のために多少の犠牲はやむを得ない。

 核の先制使用は担保される必要があるけれど、その理由は、「北朝鮮の生物・化学兵器に・・・対する核抑止」のため↓などではなく、日本の領域への在来兵力による渡洋侵攻を抑止するためですからね。(コラム#35063520参照)
 「核廃絶への道筋を探る賢人会議「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」の報告書草案で、米国に対し、核兵器の「唯一の目的」を核戦争阻止に限定し、核の役割を低下させる新核戦略を採るよう促す勧告が盛り込まれたことについて、「核の傘」の弱体化を恐れる日本の委員が異論を表明している・・・。
 ・・・北朝鮮の生物・化学兵器による攻撃に対する核抑止力堅持にこだわる日本側は、宣言の早期実現に抵抗している・・・。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/20090913010004...
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51405611.htmlより)

通常兵力を核兵器で代替できますか?
 核兵器だけ持っても抑止力としては、まさに張り子の虎ですよ。核兵器を持った場合、(当然日本は「独立」しているでしょうが、)なおさら、強力な通常兵力を持つ必要が出てきます。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51304937.htmlより)

 日本が「独立」していた場合、仮に(双務化された)日米安保が維持されていても、そして、私が思い描いている、米空母機動部隊だけの日本駐留が維持されていたとしても、例えば中共によって尖閣諸島が占領されたとして、米軍が積極的に動くとは考えられません。
 しかし、現在のような「盾だけの」自衛隊、そして核装備で「代替」した結果、縮小した自衛隊ならなおさら、でもってこれを奪還することは困難です。結局、その時点で早くも核兵器を行使するかどうかの究極的判断を日本政府は強いられることになります。
 行使すれば、中共は核報復を行う可能性が高い。日本人が何百万人も死ぬ。当然、びびらざるをえない。今度は沖縄本島以南の琉球諸島が次々に占領される。平行して台湾侵攻が行われる。それでも核報復を行うのは躊躇せざるをえない。
 次には中東アジア方面からの海上交通路が遮断される、といったことが続いて、核兵器を使う機会を逸したまま、最終的に日本は中共の保護国と化する、ということになりかねません。
 このような場合、日本の核兵器は張り子の虎になってしまう、と私は言っているのです。
 繰り返しますが、通常兵力を核兵器で代替はできない、ということをぜひ分かってね。
(以上、http://blog.ohtan.net/archives/51305450.htmlより)

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