「右」の諸君、米国が、戦前、日本、ひいては東アジアに対して犯した犯罪と戦後日本がその占領下にあることに憤れ。「左」の諸君、米帝国主義への憤りを忘れたのか、その米帝の植民地となっている現状に甘んじ続けるのか。日本独立に向けて決起を!〜作成中

  1. 米国論
    1. 史上最大のボロ儲け
    2. バングラデシュ虐殺事件と米国
    3. 米孤立主義とリンドバーグ
    4. 米国の経済風土
    5. 米国前史
    6. 米墨戦争と米国の人種主義
    7. ジェファーソンの醜さ
    8. ウェデマイヤー
    9. 米国と黙示録的思想
    10. ジョージ・ケナンについて。
    11. 第一次赤狩り(1919〜1920)と第二次赤狩り(1947〜1957)について。
    12. 戦前、貿易戦争を起こし、国際情勢を不安定化したとして評判の悪い、1929年の米国のスムート・ホーリー法(Smoot-Hawley Tariff Act)に関する新著のさわりをご紹介しましょう。
    13. 何と言っても、ワシントンは、米独立戦争の指導者であり、初代の大統領ですから、米国を形作った人として、その浩瀚な伝記が出版された以上、取り上げないわけにはいかないでしょう。
    14. 米国における宗教原理主義が急速な退潮傾向を示しつつあることから、米国における、人種差別克服、選民意識の解消、リベラリズムの普遍化、の基調に変化はない、と私は思っているので、米国経済さえ上向きになれば・・これは大きなイフかもしれませんが・・オバマの再選も、民主党、というか、リベラル勢力の再伸張も必ず実現する、と私は固く信じているところです。
    15. 大衆小説やマスメディアは、大衆感情を映し出す鏡であると同時に、その感情を増幅する装置でもある。戦後日本の場合、バックに相当するのは司馬遼太郎であり、ルースに相当するのは主要紙/主要TV局だ。
    16. 私に言わせれば、米帝国主義マークI(人種主義的帝国主義)から米帝国主義マークII(日本型帝国主義)への転換を行ったのが誰かを追求した本です。
    17. 白人との混血のインディアンの酋長、クゥアナー・パーカー(Quanah Parker。1852〜1911年)の物語をお送りします。
    18. 私は、このコラムを書いた後、先の大戦後に米国の帝国主義が米国型から日本型へと変化(進歩)した、という説に到達してるのでご注意。
    19. パール・バックの生涯を振り返ってみたいと思います。
    20. 戦間期において、米国の経済政策がいかにダメでいかに日本のそれが適切だったか、それだけとっても、当時12歳の少年だったのがどっちかは明らかだ。あれだけ無能なローズベルトを4選もさせながら、従って長年経済不況にあえぎながら、先の大戦で物量にものを言わせて勝利し名実ともに世界覇権国となった米国。どんだけ、その基底にあるアングロサクソン文明がスゴイか分かるか。
    21. 米国についてどう考えるかは極めて重要だ。だって、安全保障と外交の基本を委ねてる国だぜ。なのに、ほとんど何も知らないに等しい日本人が多すぎやしないか。因果はめぐる、日本と米国が織りなす物語。一つだけはっきりしていることは、戦後、日本が30歳から12歳へと退行し、米国が12歳から20歳に成長したことだ。
    22. せっかく米国が分かった気になってたんだけど、その米国、最近大きく変貌しつつあるように見える。しかし、その変貌の方向性すらまだ定まっていないようにも思える。こいつは面白そうだ。
    23. 米国が人種主義を克服しつつある、と申し上げてきた私としても、この考えを再考せざるをえないのではないか、と思うに至りました。
    24. コトキンの言うとおりだって? ちょっとまった。太田コラム読者ならSo what?って言い返さなきゃ。
    25. ウィルソンってそんな奴だったのかって? 日本人はマルクス主義史観だけでなく、吉田ドクトリン的史観・・米国様におまかせすれば大丈夫史観・・も投げ捨てなきゃダメなんよ。
    26. 米独立革命の際の米仏「同盟」についての、面白い本が出ました。
    27. 建国以来、というより英領北米植民地時代から、一貫して米国は有色人種差別意識に凝り固まり、拡張主義的衝動に取り憑かれていたのです。1898年から米国のアジア干渉戦争が始まり、現在もなお、その冷戦状態が続いている、というとらえ方もできるぜ。韓国、日本、グアムの米軍基地はその域内拠点だ。
    28. 米国の人種主義的帝国主義を激しく糾弾する本の書評を通じ、彼が言わんとしていることをご紹介しましょう。
    29. 米国史に対するコロンブスの卵的な新しい見方を打ち出し、米国の草の根のメディアの間で大変な話題になっています。
    30. 法律学徒は、ブランダイスを目標にしよう・・たってムリか。
    31. 米国とは何かを、殺人を通じて探ってみましょう。
    32. アイン・ランドの思想を通して、bastardアングロサクソンたる米国のbastard性解明が一層進捗するのではないでしょうか。
    33. 文明論、軍事論、人間論等様々な観点から、大変面白そうな本です
    34. その他

  2. 英国論
    1. 大英帝国の終焉と英諜報機関
    2. エリザベス1世の時代
    3. 大英帝国論再々訪
    4. イギリスにおける7つの革命未満
    5. 大英帝国再論
    6. スチュアート王族の歴史
    7. イギリスと騎士道
    8. 先の大戦時に腐っても鯛であった英国
    9. 19世紀の英国の大政治家であるパーマーストンの伝記
    10. ユーラシア大陸の隅っこの島国のメアリー/エリザベス異母姉妹の生涯にかくも我々・・ボク?・・が関心を持つ。それも当然。メアリーの死により、アングロサクソン文明が欧州文明による「汚染」を完全に洗い流せたからだ。
    11. 現代日本において、政治家と政治屋とを分かつものは集団的自衛権行使を是とするか否かであり、インテリとただのおっさん(orおばはん)とを分かつものはチャーチルを貶すか称えるかである。
    12. ジェームス・ワットをめぐって
    13. アルフレッド大王随想
    14. ジェーン・ウォーウッド(Jane Whorwood。1612〜84年)の生涯
    15. この本は、まさに、米国人がアングロサクソンの本家、イギリスのことがどんなに分かっていないかの一つの良い例ではないでしょうか。
    16. 新編著英国史
    17. イギリスとユダヤ人
    18. 議院内閣制、ひいては自由民主主義とは何であるかを理解するには、まずもってイギリス議会なるものを理解しなければならない。
    19. イギリスには、憲法が存在せず、言論(表現)の自由が憲法どころか、法律に規定されたのが1998年というのは驚きですね。何度も繰り返しますが、憲法を持たなければならない国は、自国の政治に信頼感を抱けない国なのです。
    20. アホな君主は国を滅ぼす。お后(配偶者)がアホでも君主制は瓦解する。歴代の天皇の努力のたまものでもありますが、長く続いてきた我が皇室が今後とも続いていくことを願って止みません。
    21. チャールス2世並みの天皇がザラだったこそ、天皇は(少なくとも公式には)一人も殺されてないんだな。
    22. イギリスの貴族がいかなる存在であったのかをご披露したいと思います。
    23. アーサー・ランサムの半生
    24. 英国の詩人のバイロンについて…ある意味で、バイロンは芸術家の理念型ですね。羨むべきか哀れむべきか
    25. その他

  3. 欧州論
    1. 近世欧州の実相
    2. ドイツ中心近代史観
    3. 赤露の東欧支配
    4. ロシアと国家マフィア主義
    5. 第一回十字軍
    6. ナチスドイツ降伏直後の欧州
    7. ナチスドイツの最期
    8. 一米国人有識者の欧米思想史観
    9. ビスマルク
    10. ナチの逃走
    11. ガリレオについて考えることは、カトリシズムと欧州科学、すなわち欧州文明について考えることであることから、さっそく両著の書評類を用いて、改めて欧州文明とは何かを確認してみようと思い立ちました。
    12. ヒットラーとスターリン
    13. 日本にペリーが来航した頃、遠く離れた場所でクリミア戦争が起こりました。開国した日本は、やがて、クリミア戦争の一方の主役であった英国と手を携えて、同戦争のもう一方の主役であったロシアと対峙していくことになります。このことの必然性を理解していただくため、クリミア戦争とは何だったのかをご説明したいと思います。
    14. ナチスドイツのおぞましさの象徴的存在である親衛隊(SS)について振り返ってみることにしました。
    15. ゲルマン文化を継受したケルト的バスクのイギリスと、ローマに移住せず、しかし自らローマ化したゲルマンであるドイツが、それぞれ経験論と観念論の本山になったというのは面白いねえ。
    16. 米国のフィリピン侵略からベトナム戦争に至る東アジア干渉戦争説、実は中共の現在の公的史観である可能性があるんだな。コラム#4166(未公開)でそのことを書いた。少なくとも1937年(日支戦争勃発)から1975年(ベトナム戦争終結)までは切れ目のない一つながりの戦争だからね。そうじゃないって誰か反論を試みてごらん。受けて立つよ。
    17. ナポレオンのロシア侵攻→ロシアのエリート達が民主主義独裁の思想にかぶれる→うち最も急進的なマルクス主義にかぶれたエリート達が革命→エリート層の亡命、粛清による著しい減少→ロシアの没落。新たな仮説が生まれたけどいかが?
    18. ローマとカルタゴは一卵性双生児であり、カルタゴの滅亡は兄弟殺しであったという感を深くしますね。
    19. 欧州文明へようこそ。欧州文明を理解することが、ロシア、イスラム世界、中共、ベトナム、北朝鮮、そして中南米・・更には実に米国も・・を理解する鍵だ。
    20. ショパン生誕200年
    21. 『イリアス』『オデュッセイア』にはほとんど色への言及が出てこない。古典ギリシャ人は文化的に色盲に近かった。このことを初めて指摘したのが19世紀イギリスの大政治家、グラッドストーンだ(http://www.ft.com/cms/s/2/587579ba-7a61-11df-9cd7-...)。日本人は、古典ギリシャをもっと相対化しなくっちゃ。未開社会に毛が生えた程度の存在くらいに思ってちょうどいいんだぜ。あえて言えば、欧州(モチイギリスを除く)だってそんなもんだわさ。
    22. 一つの典型たる欧州人であるアーサー・ケストラーの生涯を振り返ってみましょう。
    23. 一神教って本当に紛争のもとですね。支那史よりも更にスゴイ、神から悪魔まで揃ってる西洋史、フィクション好きなら堪えられないくらい面白いはずだけど?
    24. アテネの民主主義に幻滅したアテネ人達・・例えばツキディデス、プラトン・・が古典ギリシャ文化の精髄を紡ぎ出したことが、いかにその後の欧州史をおぞましいものにしてしまったかに思いを致してね。ペロポネソス戦争を通じ民主主義と帝国主義とが見えてくる。米国民だけじゃなく、日本人も、戦前の日本を理解するために関心持たなくっちゃ。
    25. カフカス小史
    26. 1989年のソ連からの東欧の解放10周年にあたって、英米で行われている論議をこれまで累次取り上げてきているところですが、二つのやや単純すぎる説の紹介とこれらの説への批判を通じて、本件について更に掘り下げた検討を行ってみましょう。
    27. 欧州に由来するコーポラティズム(corporatism)について。
    28. ローマ帝国のことなんて何で? 欧州とは何かを理解するため、大英帝国を理解するため、米国を理解するため、そしてかつての日本帝国を理解するため。
    29. ホースプールのホンネは、イギリスがいかに欧州とは異なる文明に属するかを、完膚無きまでに明らかにするところにあるのです。
    30. 私が何度も繰り返し指摘しているように、イギリス人にとって、野蛮はドーバー海峡の向こう岸から始まるのです。
    31. 20世紀の三つ揃いの狂気が、マルクスレーニン主義、ファシズム、米人種主義的帝国主義です。トロツキーの生涯を通じて、このことを改めてかみしめて下さい。
    32. イギリス人女性によるフランス論…アマゾンの未開部族よりもオモロイ、フランス人!
    33. その他

  4. 中共論
    1. 中共の資本主義化の軌跡
    2. 近現代における支那と世界
    3. 中共と毛沢東思想
    4. 再び義和団の乱について
    5. 再び太平天国の乱について
    6. 鄭成功の台湾攻略
    7. 毛沢東の悪行も金父子の悪行も、どちらも米国が日本帝国を瓦解させなかったならば、行われることはなかったでしょう。改めて、米国が犯した原罪に怒りがこみ上げてきます。
    8. 君は黄亜生を知ってたか? 日本の経済についても中共の経済についても、その固有のメカニズムを解明しようとしない日本の経済学者、エコノミストって一体何なんだ? 数学的描写やカネ儲けだけにうつつを抜かすなっての。戦前・戦中の日本は、ただ単に大英帝国を崩壊させただけでなく、米国の帝国主義を根本的に変容させるとともに、半世紀後の中共による新経済体制採択とをもたらす、という画期的な「成果」を人類にもたらしたわけさ。
    9. 5月の初めに「中共の「資本主義」」シリーズ(コラム#3994、3996、3998、4000)をお送りしました。今回は、表記をお送りすることとし、明日からは、経済体制と政治体制とを総合的に見た、「中共の現体制」シリーズをお送りする予定です。
    10. 私が提示した一番新しい仮説だけど、いかが? 次に提示される仮説は一体どういうものになるのか、それとも、もうこれくらいで私の創造力(想像力? いや妄想力?)も枯渇するのか、自分でも分からんちん。
    11. その他

  5. 中東論
    1. 湾岸諸国はどうなる?
    2. リベラルなイスラムは可能か
    3. お前の原風景・・多民族共生・・と人間主義とは両立しないって? そんなこたーない。人間主義は人間の本性であり、日本以外の大部分の文明では、制度やイデオロギーがその発現を妨げてるだけなんだから。
    4. 現在のイスラム世界を理解するためにも、またアングロサクソン論とのからみからも、ご紹介するに値すると考えました。
    5. 世界の病人、中東イスラム世界。とにかく自分達でもうちょっと何とかして欲しいもんです。

  6. 安全保障
    1. 太平洋戦争における米兵のPTSD
    2. 地政学の再登場
    3. 日本の「右」の人々は、「左」の人が言ってることの大部分に共感を覚えるようにならない限りは、「右」のカギ括弧はとれないよ。まともな右翼になりたかったら、太田コラムを読もう!
    4. このシリーズは米国人の日本近現代史認識を根底的に批判するものだが、コラム#4303でやった日本人の日本近現代史認識への根底的批判と一対をなすものだ。どっちも言われて見りゃコロンブスの卵ざんしょ。
    5. 英国の、英国による、英国のための国連が、できたとたんに一人歩きを始めたったわけだけど、考えてみると、よくあるハナシではあるね。
    6. この本を取り上げる理由は、北朝鮮論のおさらいをするとともに、米国人の国際認識がやはりいかにダメかを読者の皆さんに分かっていただくためです。
    7. 米国人の国際理解の程度が良く分かります。イギリス人がどうして米国人を蔑視しているか、こんなところからも何となく分かるんじゃないかな。
    8. 英陸軍の歴史は、日本の陸上自衛隊のあり方を考えるにあたって直接参考になります。
    9. 米国のICBMの父と彼を取り巻く群像に迫ってみましょう。
    10. 先の大戦において、チャーチルがいかなる戦争指導を行ったかを、この本の書評等を通じてご披露しておきたいと思います。

  7. 宗教
    1. 日本の「宗教」
    2. アブラハム系宗教非存在論
    3. キリスト教が興隆したわけ
    4. 世俗化をもたらした宗教改革
    5. 迫害を捏造したキリスト教
    6. 黙示録の秘密
    7. イスラム教の成立
    8. 米国の現在の宗教状況
    9. 煮え切らない無神論について
    10. アナーキズム
    11. イスラム科学に黄金時代があり、ギリシャ哲学やギリシャ科学も、イスラム世界を通じて、初めて欧州やイギリスに継受されたというのに、どうしてそれ以降、イスラム世界が停滞してしまったのかが分からなかったは私だけではないと思いますが、このたび、この疑問に答えてくれる本が出現しました。
    12. 悪について
    13. 政治的宗教について
    14. キリスト教が嫌いな社会の中で、キリスト教徒ではない人物によって書かれるキリスト教に「好意的」なキリスト教史。これがイギリスじゃ。
    15. その他

  8. 人間主義・人間科学
    1. 啓蒙主義と人間主義
    2. 芸術と科学
    3. 愛について
    4. 狩猟採集社会
    5. 米国の心理学の問題点
    6. 利己主義・利他主義・人間主義
    7. 文化について考える
    8. 松尾匡『商人道ノススメ』を読む
    9. 第一次性革命はあったのか
    10. ダニエル・カーネマンの世界
    11. 軽度の精神障害のメリットについて
    12. アダム・スミスと人間主義
    13. 狩猟採集時代の性
    14. 性差は自然なものかつくられたものか
    15. グラマー(性的魅力)について
    16. 人間主義を訴える英国女性
    17. 皆さん、「選択の自由という重荷」を背負おうじゃありませんか。そのための最初の「選択の自由」はそれほどの「重荷」じゃありません。属国のままか、米国と合邦するか、米国から「独立」するかの三択ですからね。
    18. 今回取り上げるのは、日本人論としての左脳・右脳論議ではなく、欧米文明論としての左脳・右脳論です。
    19. 日本人はもっと積極的に世界に発信していく義務と責任があります。
    20. 文明によって、人間の頭の働きは違っている。当たり前のことだが、それが科学で裏付けられたことは大きい。
    21. ハーバード大学の学部で、毎年、1,000人の学生が集まる超人気講義が本になり、米国(と部分的に英国)でかなりの話題になっています…米国の「哲学」については、その内容もさることながら、米国そのものを知る手がかりにすべきだ、というのが私の考えです。
    22. その他

  9. 自由主義・民主主義
    1. 欧米政治思想史
    2. フェリス、先の大戦以降の米国における軍事による科学の牽引について触れてないのは片手オチなんだよね。おのおのがた、くれぐれも通俗的地政学に誑かされないように気をつけてね。
    3. 戦前/戦中の日本が自由民主主義国(最近じゃ「的」入れるの止めた)だって常識がどうして失われちゃったんだろね。
    4. 戦争は民主主義の母、というのは常識ですからね。よく覚えておこう。
    5. そもそも自由民主主義は優れているので最終的には勝利するはずだ、という発想そのものに、必ずしも普遍性がないのではないか、という問題提起を行い、英米で大きな話題になっています。
    6. どうしてアテネ市民達はソクラテスを死刑に処したのでしょうか…直接民主主義の恐ろしさを実感しましょう!
    7. 民主主義が機能する条件…ホークスリーはまだ民主主義の普遍性を信じているようですが、果たして?
    8. その他

  10. 日本論
    1. 網野史学の越え方
    2. 縄文モード・弥生モード論をめぐって
    3. ニッポン人だったかニホン人だったかの皆さん、皇帝をいただくタダの日本国って、その民俗といい、歴史といい、まことに神秘の国ですねえ。こんな国に比べれば、他の国を理解するなんて簡単なもんだって気、してきません?/日本の民主主義史って極めてオモロイ テーマだと思うけど、ロクな本出てないんじゃないけ。日本の憲法学者や政治学者達、何しとんのかね。いや、何が楽しくて生きてんのかねえ。
    4. 中西輝政の文明論をめぐって

  11. 歴史
    1. 英国の植民地統治
    2. 日支戦争をどう見るか
    3. 第一次世界大戦の起源
    4. 日本の対米開戦はスターリンの陰謀?
    5. 権威・権力・富の担い手と歴史
    6. 欧米帝国主義論再考
    7. モサデグ・チャーチル・米国
    8. イギリス史とロシア史が共鳴した瞬間
    9. 世界殺戮史に思う
    10. 今頃こんな本が出、それに英国の左右の世論が高い評価を与えるというのは、英国の矮小化であり、退行現象の現れなのであり、英国人達のためにも残念なことです。
    11. モリスは、この本の中で、全く新しく、かつ画期的なマクロ史観を打ち出しています。
    12. ジェノサイド的除去主義(eliminationism)について…米国の(ユダヤ人の?)の良心の声が聞こえましたか?
    13. 英国の首相のネヴィル・チェンバレンは過小評価、チャーチルは過大評価されてる、と思うね。
    14. 英国の大衆が抱いている、もしくは抱きたいところの、先の大戦観がよく分かります。
    15. 南京事件とバターン死の行進の真相は、日本人が常識として身につけておいて欲しい
    16. その他


米国論

史上最大のボロ儲け
  • グレゴリー・ザッカーマン(Gregory Zuckerman)、WSJ紙のニューヨーク支局勤務
    『史上最大のボロ儲け』(2010年。原著The Greatest Trade Ever: The Behind-the-Scenes Story of How John Paulson Defied Wall Street and Made Financial History(2010))
  • #6571(2013.11.13)#6577(2013.11.16)

バングラデシュ虐殺事件と米国

米孤立主義とリンドバーグ

米国の経済風土
  • モニカ・プラサド(Monica Prasad)、ノースウエスタン大学社会学准教授
  • 『過剰の地--米国の豊富さと貧困の逆説(The Land of Too Much: American Abundance and the Paradox of Poverty)』
  • #6064(2013.3.4)#6066(2013.3.5)#6068(2013.3.6)

米国前史

米墨戦争と米国の人種主義
  • エイミー・S・グリーンバーグ(Amy S. Greenberg)、ペンシルヴァニア州立大学の歴史学と女性学教授
    『邪悪な戦争--ポーク、クレイ、リンカーンと1846年の米国のメキシコ侵攻(A Wicked War: Polk, Clay, Lincoln, and the 1846 U.S. Invasion of Mexico)』
  • 米墨戦争と米国の人種主義(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)

ジェファーソンの醜さ

ウェデマイヤー

米国と黙示録的思想

ジョージ・ケナンについて。

第一次赤狩り(1919〜1920)と第二次赤狩り(1947〜1957)について。

戦前、貿易戦争を起こし、国際情勢を不安定化したとして評判の悪い、1929年の米国のスムート・ホーリー法(Smoot-Hawley Tariff Act)に関する新著のさわりをご紹介しましょう。
  • ダグラス・アーウィン(Douglas Irwin)、ダートマス大学経済学部教授
    'Peddling Protectionism: Smoot-Hawley and the Great Depression'
  • スムート・ホーリー法(その1)(その2)

何と言っても、ワシントンは、米独立戦争の指導者であり、初代の大統領ですから、米国を形作った人として、その浩瀚な伝記が出版された以上、取り上げないわけにはいかないでしょう。

米国における宗教原理主義が急速な退潮傾向を示しつつあることから(#4323#4345)、米国における、人種差別克服、選民意識の解消、リベラリズムの普遍化、の基調に変化はない、と私は思っているので、米国経済さえ上向きになれば・・これは大きなイフかもしれませんが・・オバマの再選も、民主党、というか、リベラル勢力の再伸張も必ず実現する、と私は固く信じているところです。
  • アジズ・ラーナ(Aziz Rana)、コーネル大学ロー・スクールの憲法学助教授
    'THE TWO FACES OF AMERICAN FREEDOM'
  • 米人種主義的帝国主義の構造(その1)(その2)(その3)

大衆小説やマスメディアは、大衆感情を映し出す鏡であると同時に、その感情を増幅する装置でもある。戦後日本の場合、バックに相当するのは司馬遼太郎であり、ルースに相当するのは主要紙/主要TV局だ。
  • アラン・ブリンクレー(Alan Brinkley)、コロンビア大学の歴史学の教授
    'The Publisher: Henry Luce and His American Century'
  • もう一人の戦犯ルース(その1)(その2)(その3)

私に言わせれば、米帝国主義マークI(人種主義的帝国主義)から米帝国主義マークII(日本型帝国主義)への転換を行ったのが誰かを追求した本です。
  • フィリップ・タージアン(Philip Terzian)、米ウィークリースタンダード誌の書評担当編集者
    'Architects of Power'
  • 米帝国主義マークIIの構築者(その1)(その2)(その3)

白人との混血のインディアンの酋長、クゥアナー・パーカー(Quanah Parker。1852〜1911年)の物語をお送りします。
  • S・C・グイン(S.C. Gwynne)、ダラス・モーニング・ニュース紙のスタッフ
    'Empire of the Summer Moon:Quanah Parker and the Rise and Fall of the Comanches, the Most Powerful Indian Tribe in American History'
  • インディアンの最後の栄光(その1)(その2)(その3)

私は、このコラムを書いた後、先の大戦後に米国の帝国主義が米国型から日本型へと変化(進歩)した、という説に到達してるのでご注意。

パール・バックの生涯を振り返ってみたいと思います。

戦間期において、米国の経済政策がいかにダメでいかに日本のそれが適切だったか、それだけとっても、当時12歳の少年だったのがどっちかは明らかだ。あれだけ無能なローズベルトを4選もさせながら、従って長年経済不況にあえぎながら、先の大戦で物量にものを言わせて勝利し名実ともに世界覇権国となった米国。どんだけ、その基底にあるアングロサクソン文明がスゴイか分かるか。
  • ジェフ・シーソル(Jeff Shesol)、クリントン大統領のスピーチライターだった人物
    'SUPREME POWER Franklin Roosevelt vs. the Supreme Court'
  • ニューディール・大統領・最高裁(その1)(その2)(その3)

米国についてどう考えるかは極めて重要だ。だって、安全保障と外交の基本を委ねてる国だぜ。なのに、ほとんど何も知らないに等しい日本人が多すぎやしないか。因果はめぐる、日本と米国が織りなす物語。一つだけはっきりしていることは、戦後、日本が30歳から12歳へと退行し、米国が12歳から20歳に成長したことだ。
  • ピーター・ベイナート(Peter Beinart)、米The New Republic誌の元編集長であり、現在、政治学をCUNY’s Graduate Centerで教えている人物
    'THE ICARUS SYNDROME A History of American Hubris'
  • 米国の倨傲(その1)(その2)

せっかく米国が分かった気になってたんだけど、その米国、最近大きく変貌しつつあるように見える。しかし、その変貌の方向性すらまだ定まっていないようにも思える。こいつは面白そうだ。
  • クロード・S・フィッシャー(Claude Serge Fischer。1948年〜)、カリフォルニア大学バークレー校の米社会学者
    'Made in America: A Social History of American Culture and Character'
  • 米国の国民性(その1)(その2)(その3)

米国が人種主義を克服しつつある、と申し上げてきた私としても、この考えを再考せざるをえないのではないか、と思うに至りました。
  • ネル・アーヴィン・ペインター(Nell Irvin Painter。1942年〜)、黒人女性たる前プリンストン大学教授で、米国史家
    'The History of White People'
  • 「白人」について(その1)(その2)

コトキンの言うとおりだって? ちょっとまった。太田コラム読者ならSo what?って言い返さなきゃ。
  • ジョエル・コトキン(Joel Kotkin)、米チャップマン(Chapman)大学のフェロー、ロンドンのレガトゥム研究所(Legatum Institute)のフェロー、都市開発論の学者
    'THE NEXT HUNDRED MILLION America in 2050'
  • 米国の明るい未来(その1)(その2) 

ウィルソンってそんな奴だったのかって? 日本人はマルクス主義史観だけでなく、吉田ドクトリン的史観・・米国様におまかせすれば大丈夫史観・・も投げ捨てなきゃダメなんよ。
  • ジョン・ミルトン・クーパ-・ジュニア(John Milton Cooper Jr.)、ウィスコンシン大学マディソン校の歴史学者
    ウッドロー・ウィルソン(1856〜1924年。大統領:1913〜21年)(コラム#312、597、624、1073、1373、 1630、2054、2102、3028、3043、3574、3586)の伝記 'Woodrow Wilson: A Biography'
  • ウッドロー・ウィルソン(その1)(その2)

米独立革命の際の米仏「同盟」についての、面白い本が出ました。
  • ジョエル・リチャード・ポール(Joel Richard Paul)、カリフォルニア大学ヘースティングス法律単科大学校の教授兼副学長
    'UNLIKELY ALLIES How a Merchant, a Playwright, and a Spy Saved the American Revolution'
  • 米仏「同盟」(その1)(その2)(その3)

建国以来、というより英領北米植民地時代から、一貫して米国は有色人種差別意識に凝り固まり、拡張主義的衝動に取り憑かれていたのです。1898年から米国のアジア干渉戦争が始まり、現在もなお、その冷戦状態が続いている、というとらえ方もできるぜ。韓国、日本、グアムの米軍基地はその域内拠点だ。

米国の人種主義的帝国主義を激しく糾弾する本の書評を通じ、彼が言わんとしていることをご紹介しましょう。

米国史に対するコロンブスの卵的な新しい見方を打ち出し、米国の草の根のメディアの間で大変な話題になっています。
  • ブルース・フェイラー(Bruce Feiler)
    'AMERICA'S PROPHET Moses and the American Story'
  • 米国とは何か(続x4)(その1)(その2)

法律学徒は、ブランダイスを目標にしよう・・たってムリか。
  • メルヴィン・I.ウロフスキー(Melvin I. Urofsky)、米Virginia Commonwealth Universityの歴史学教授
    'LOUIS D. BRANDEIS A Life'
  • ブランダイス--米国の良心(その1)(その2)

米国とは何かを、殺人を通じて探ってみましょう。

アイン・ランドの思想を通して、bastardアングロサクソンたる米国のbastard性解明が一層進捗するのではないでしょうか。
  • Anne Heller、ジャーナリスト;Ayn Rand and the World She Made
    Jennifer Burns、バージニア大学講師;Goddess of the Market
  • アイン・ランドの人と思想(その1)(その2)(その3)

文明論、軍事論、人間論等様々な観点から、大変面白そうな本です。

その他

#881(2005.9.28) 米国の第一の原罪再訪

#1141(2006.3.24) ペシミズム溢れる米国(その1)
#1145(2006.3.26) ペシミズム溢れる米国(その2)
#1148(2006.3.27) ペシミズム溢れる米国(その3)
#1154(2006.3.30) ペシミズム溢れる米国(その4)

#1192(2006.4.19) よみがえる米帝国主義論(その1)
#1193(2006.4.19) よみがえる米帝国主義論(その2)

#1233(2006.5.14) 対外政策と宗教(その1)
#1234(2006.5.14) 対外政策と宗教(その2)

#1472(2006.10.27) 生来的帝国主義国の米国(その1)
#1473(2006.10.28) 生来的帝国主義国の米国(その2)

#1767(2007.5.13) 米国とは何か(続々)(特別編3)(その1)
#1768(2007.5.14) 米国とは何か(続々)(特別編3)(その2)

#1776(2007.5.22) 南北戦争後の米国

#1830(2007.6.23) アイク・マーシャル・マッカーサー

#2138(2007.10.21) あの英帝国を興し滅ぼした米国(その1)
#2142(2007.10.23) あの英帝国を興し滅ぼした米国(その2)

#2343(2008.2.3) 米市民権運動の起源

#2557(2008.5.19) 米国経済の憂うべき現状(その1)
#2559(2008.5.20) 米国経済の憂うべき現状(その2)

#2844(2008.10.11) ソ連における米国棄民(その1)
#2846(2008.10.12) ソ連における米国棄民(その2)

#2880(2008.10.29) 米軍最高司令官としてのリンカーン(その1)
#2882(2008.10.30) 米軍最高司令官としてのリンカーン(その2)
#2884(2008.10.31) 米軍最高司令官としてのリンカーン(その3)

#2943(2008.11.29) 米国の創世記(その1)
#2945(2008.11.30) 米国の創世記(その2)

#3066(2009.1.30) 米帝国主義について(その1)
#3074(2009.2.3) 米帝国主義について(その2)

#3687(2009.12.5) 米帝国主義について・・随想

#3094(2009.2.13) 米国・バチカン関係史

#3108(2009.2.20) 信頼の帝国(その1)
#3110(2009.2.21) 信頼の帝国(その2)

#3403(2009.7.18) 米国における最新の対外政策論(その1)
#3405(2009.7.19) 米国における最新の対外政策論(その2)
#3407(2009.7.19) 米国における最新の対外政策論(その3)
#3409(2009.7.21) 米国における最新の対外政策論(その4)
#3411(2009.7.22) 米国における最新の対外政策論(その5)
#3413(2009.7.23) 米国における最新の対外政策論(その6)

#3603(2009.10.24) つい最近まで超男女差別社会だった米国
#3611(2009.10.28) つい最近まで超男女差別社会だった米国(続)

英国論

大英帝国の終焉と英諜報機関

エリザベス1世の時代
  • スティーヴン・アルフォード(Stephen Alford)、ケンブリッジ大学歴史学フェロー兼リーズ大学近代初期英国史教授
    『監視者達--エリザベス1世の治世の秘密史(Watchers: The Secret History of the Reign of Elizabeth I)』
  • エリザベス1世の時代(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)

大英帝国論再々訪

イギリスにおける7つの革命未満

大英帝国再論

スチュアート王族の歴史
  • アラン・マッシー(Allan Massie)、スコットランドのジャーナリスト、コラムニスト、スポーツ著述家、かつ小説家
    'The Royal Stuarts'
  • スチュアート王族の歴史(その1)(その2)(その1)

イギリスと騎士道

先の大戦時に腐っても鯛であった英国

19世紀の英国の大政治家であるパーマーストンの伝記
  • デーヴィッド・ブラウン(David Brown)、英国のストラスクライド(Strathclyde)大学の上級講師
    'Palmerston: A Biography'
  • パーマーストン(その1)(その2)

ユーラシア大陸の隅っこの島国のメアリー/エリザベス異母姉妹の生涯にかくも我々・・ボク?・・が関心を持つ。それも当然。メアリーの死により、アングロサクソン文明が欧州文明による「汚染」を完全に洗い流せたからだ。
  • アンナ・ホワイトロック(Anna Whitelock)、2004年にケンブリッジから歴史学で博士号を取得している女性
    'Mary Tudor: Princess, Bastard, Queen'
  • メアリー・チューダー(その1)(その2)

現代日本において、政治家と政治屋とを分かつものは集団的自衛権行使を是とするか否かであり、インテリとただのおっさん(orおばはん)とを分かつものはチャーチルを貶すか称えるかである。

ジェームス・ワットをめぐって
  • ウィリアム・ロ−ゼン(William Rosen)、著述家
    'The Most Powerful Idea in the World: A Story of Steam, Industry and Invention'
  • ジェームス・ワットをめぐって(その1)(その2)(その3)

アルフレッド大王随想
  • エドワード・ヴァランス(Edward Vallance)、英国のローハンプトン(Roehampton)大学の中世初期史の講師
    'A Radical History of Britain: Visionaries, Rebels and Revolutionaries, The Men and Women Who Fought for our Freedoms'
  • アルフレッド大王随想

ジェーン・ウォーウッド(Jane Whorwood。1612〜84年)の生涯

この本は、まさに、米国人がアングロサクソンの本家、イギリスのことがどんなに分かっていないかの一つの良い例ではないでしょうか。
  • ジョエル・モキール(Joel Mokyr)、米国人たる経済史家で米国のシカゴのノースウェスタン大学教授
    'The Enlightened Economy: An Economic History of Britain 1700-1850'
  • 英産業革命をめぐって

新編著英国史

イギリスとユダヤ人

議院内閣制、ひいては自由民主主義とは何であるかを理解するには、まずもってイギリス議会なるものを理解しなければならない。

イギリスには、憲法が存在せず、言論(表現)の自由が憲法どころか、法律に規定されたのが1998年というのは驚きですね。何度も繰り返しますが、憲法を持たなければならない国は、自国の政治に信頼感を抱けない国なのです。
  • ジェームス・マーザー(James Mather)、'Pashas: Traders and Travellers in the Islamic World'
    デイヴィッド・クレシー(David Cressy)、'Dangerous Talk: Scandalous, Seditious and Treasonable Speech in Pre-Modern England
  • イギリス史落ち穂拾い

アホな君主は国を滅ぼす。お后(配偶者)がアホでも君主制は瓦解する。歴代の天皇の努力のたまものでもありますが、長く続いてきた我が皇室が今後とも続いていくことを願って止みません。

チャールス2世並みの天皇がザラだったこそ、天皇は(少なくとも公式には)一人も殺されてないんだな。

イギリスの貴族がいかなる存在であったのかをご披露したいと思います。
  • ローレンス・ジェームス(Lawrence James。1943年〜。イギリスの著述家にして歴史家)
    'Aristocrats: Power, Grace and Decadence --Britain’s Great Ruling Classes from 1066 to the Present’
  • イギリス貴族(その1)(その2)

アーサー・ランサムの半生
  • ロランド・チェンバース(Roland Chambers)
    'The Last Englishman: the Double Life of Arthur Ransome’
  • アーサー・ランサムの半生(その1)(その2)

英国の詩人のバイロンについて…ある意味で、バイロンは芸術家の理念型ですね。羨むべきか哀れむべきか。
  • エドナ・オブライエン(Edna O'Brien。1930年〜)、アイルランドの女性作家
    'Byron in Love: A Short Daring Life'
  • バイロンの短く激しい生涯(その1)(その2)

その他

#1006(2005.12.18) チャールス1世を断頭台に送った男(その1)
#1007(2005.12.19) チャールス1世を断頭台に送った男(その2)
#1008(2005.12.19) チャールス1世を断頭台に送った男(その3)
#1009(2005.12.20) チャールス1世を断頭台に送った男(その4)

#1161(2006.4.3) アングロサクソン論をめぐって(続々)(その1)
#1165(2006.4.5) アングロサクソン論をめぐって(続々)(その2)

#1687(2007.3.10) アングロサクソンの起源

#1769(2007.5.15) セポイの反乱(その1)
#1847(2007.7.2) セポイの反乱(その2)
#2030(2007.8.29) セポイの反乱(特別編)

#1794(2007.6.5) 名誉革命(その1)
#1797(2007.6.6) 名誉革命(その2)
#1798(2007.6.7) 名誉革命(その3)/緊急呼びかけ

#1834(2007.6.25) ルパート王子

#1893(2007.8.4) 3人の従兄弟達と第一次世界大戦

#2454(2008.3.29) 駄作史書の効用(その1)
#2456(2008.3.30) 駄作史書の効用(その2)
#2458(2008.3.31) 駄作史書の効用(その3)
#2461(2008.4.1) 駄作史書の効用(その4)
#2494(2008.4.18) 駄作歴史学史書の効用(その1)
#2496(2008.4.19) 駄作歴史学史書の効用(その2)

#2561(2008.5.21) ブレア前英首相夫人の言いたい放題(その1)
#2563(2008.5.22) ブレア前英首相夫人の言いたい放題(その2)

#2917(2008.11.16) ローズベルト/マーシャル/チャーチル/ブルーク(その1)
#2919(2008.11.17) ローズベルト/マーシャル/チャーチル/ブルーク(その2)

#3222(2009.4.18) 歴史について(その1)
#3224(2009.4.19) 歴史について(その2)
#3455(2009.8.11) 歴史について(続)(その1)
#3457(2009.8.12) 歴史について(続)(その2)
#3459(2009.8.13) 歴史について(続)(その3)

#3266(2009.5.10) テロリズムの系譜(その1)
#3268(2009.5.11) テロリズムの系譜(その2)
#3270(2009.5.12) テロリズムの系譜(その3)

#3327(2009.6.10) 革命家トマス・ペイン(その1)
#3329(2009.6.11) 革命家トマス・ペイン(その2)

欧州論

近世欧州の実相

ドイツ中心近代史観

赤露の東欧支配

ロシアと国家マフィア主義
  • エドワード・ルーカス(Edward Lucas)、英エコノミスト誌の国際編集者であるとともに、同誌の中東欧の政治関係記事の監修者
    'Deception--Spies, lies and how Russia dupes the West'
  • ロシアと国家マフィア主義(その1)(その2)(その3)(その4)

  • ピーター・フランコパン(Peter Frankopan)、オックスフォード大でビザンツ帝国史で博士号を取得した同大ウースター校(Worcester College)のシニア・リサーチ・フェロー
    『第一回十字軍--東方からの呼びかけ(The First Crusade: The Call From the East)』
  • 第一回十字軍(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)

  • ケイス・ロウ(Keith Lowe)、英国の作家にして歴史家
    『野蛮な大陸--第二次世界大戦直後の欧州(Savage Continent: Europe in the Aftermath of World War II)』
  • ナチスドイツ降伏直後の欧州(その1)(その2)(その3)(その4)


一米国人有識者の欧米思想史観
  • スティーヴン・トロムブレー(Stephen Trombley)、著述家、映画制作者
    'A Short History of Western Thought'
  • 一米国人有識者の欧米思想史観#5236(2012.1.14)

ビスマルク

ナチの逃走

ガリレオについて考えることは、カトリシズムと欧州科学、すなわち欧州文明について考えることであることから、さっそく両著の書評類を用いて、改めて欧州文明とは何かを確認してみようと思い立ちました。
  • デーヴィッド・ウートン(David Wootton)、英国人たる英ヨーク大学歴史学教授、'Galileo: Watcher of the Skies'
  • ジョン・ヘイルブロン(John Heilbron)、米国人たる米カリフォルニア大学バークレー校の歴史学教授兼英オックスフォード大学シニア・リサーチ・フェロー、'Galileo'
  • 両者とも科学史が専門ですが、ウートンは生粋の歴史学者であるのに対し、ヘイルブロンは物理学出身です。
  • ガリレオ(その1)(その2)(その3)(その4)

ヒットラーとスターリン
  • ティモシー・スナイダー(Timothy Snyder)、オックスフォードで博士号を取得した米国人で、現在、エール大学の東欧史を中心とする歴史学の教授
    'Bloodlands: Europe between Hitler and Stalin'
  • ヒットラーとスターリン(その1)(その2)(その3)(その4)

日本にペリーが来航した頃、遠く離れた場所でクリミア戦争が起こりました。開国した日本は、やがて、クリミア戦争の一方の主役であった英国と手を携えて、同戦争のもう一方の主役であったロシアと対峙していくことになります。このことの必然性を理解していただくため、クリミア戦争とは何だったのかをご説明したいと思います。

ナチスドイツのおぞましさの象徴的存在である親衛隊(SS)について振り返ってみることにしました。
  • エイドリアン・ウィール(Adrian Weale)、英陸軍諜報軍団(Intelligence Corps)の元士官であり、対イラク戦後の占領下のイラクで1つの州の副知事を務めたことのある、フリーランスの著述家
    'The SS: A New History'
  • ナチス親衛隊(その1)(その2)(その3)

ゲルマン文化を継受したケルト的バスクのイギリスと、ローマに移住せず、しかし自らローマ化したゲルマンであるドイツが、それぞれ経験論と観念論の本山になったというのは面白いねえ。
  • ピーター・ワトソン(Peter Watson)、ケンブリッジ大学の研究所のリサーチ・アソシエイト
    'The German Genius: Europe's Third Renaissance, the Second Scientific Revolution and the Twentieth Century'
  • かつてドイツの時代があった(その1)(その2)(その3)

米国のフィリピン侵略からベトナム戦争に至る東アジア干渉戦争説、実は中共の現在の公的史観である可能性があるんだな。コラム#4166(未公開)でそのことを書いた。少なくとも1937年(日支戦争勃発)から1975年(ベトナム戦争終結)までは切れ目のない一つながりの戦争だからね。そうじゃないって誰か反論を試みてごらん。受けて立つよ。
  • テッド・モーガン(Ted Morgan)、フランス軍に将校としての勤務経験のある帰化米国人であり、1961年のピュリッツァー賞受賞者
    'Valley of Death: The Tragedy at Dien Bien Phu That Led America into the Vietnam War'
  • 第一次インドシナ戦争(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)

ナポレオンのロシア侵攻→ロシアのエリート達が民主主義独裁の思想にかぶれる→うち最も急進的なマルクス主義にかぶれたエリート達が革命→エリート層の亡命、粛清による著しい減少→ロシアの没落。新たな仮説が生まれたけどいかが?
  • ドミニク・リーヴェン(Dominic Lieven)、英国のLSEのロシア政治の教授
    'RUSSIA AGAINST NAPOLEON The True Story of the Campaigns of ‘War and Peace;Dominic Lieven'
  • ナポレオンを破ったロシア(その1)(その2)

ローマとカルタゴは一卵性双生児であり、カルタゴの滅亡は兄弟殺しであったという感を深くしますね。
  • リチャード・マイルズ(Richard Miles)、ケンブリッジ大学の古代・中世初期史の講師
    'Carthage Must Be Destroyed(カルタゴは滅ぼされなければならない)'
  • カルタゴ(その1)(その2)(その3)

欧州文明へようこそ。欧州文明を理解することが、ロシア、イスラム世界、中共、ベトナム、北朝鮮、そして中南米・・更には実に米国も・・を理解する鍵だ。
  • ジョナサン・フィリップス(Jonathan Phillips)、ロンドン大学Royal Holloway Collegeの十字軍史の教授
    'HOLY WARRIORS A Modern History of the Crusades'
  • 十字軍とは何だったのか(その1)(その2)

ショパン生誕200年

『イリアス』『オデュッセイア』にはほとんど色への言及が出てこない。古典ギリシャ人は文化的に色盲に近かった。このことを初めて指摘したのが19世紀イギリスの大政治家、グラッドストーンだ(http://www.ft.com/cms/s/2/587579ba-7a61-11df-9cd7-...)。日本人は、古典ギリシャをもっと相対化しなくっちゃ。未開社会に毛が生えた程度の存在くらいに思ってちょうどいいんだぜ。あえて言えば、欧州(モチイギリスを除く)だってそんなもんだわさ。
  • キャロライン・アレクサンダー(Caroline Alexander)、米国人の著述家
    'The War that Killed Achilles'
  • 『イリアス』をどう読むか(その1)(その2)

一つの典型たる欧州人であるアーサー・ケストラーの生涯を振り返ってみましょう。

一神教って本当に紛争のもとですね。支那史よりも更にスゴイ、神から悪魔まで揃ってる西洋史、フィクション好きなら堪えられないくらい面白いはずだけど?

アテネの民主主義に幻滅したアテネ人達・・例えばツキディデス、プラトン・・が古典ギリシャ文化の精髄を紡ぎ出したことが、いかにその後の欧州史をおぞましいものにしてしまったかに思いを致してね。ペロポネソス戦争を通じ民主主義と帝国主義とが見えてくる。米国民だけじゃなく、日本人も、戦前の日本を理解するために関心持たなくっちゃ。
  • ドナルド・ケーガン(Donald Kagan)、エール大学の教授、紀元前5世紀のギリシャについての著名な歴史学者
    'THUCYDIDES The Reinvention of History'
  • トゥキディテス(その1)(その2)

カフカス小史
  • オリヴァー・バロー(Oliver Bullough)、元ガーディアンのモスクワ特派員
    'Let Our Fame Be Great: Struggle and Survival in the Caucasus'
  • カフカス小史

1989年のソ連からの東欧の解放10周年にあたって、英米で行われている論議をこれまで累次取り上げてきているところですが、二つのやや単純すぎる説の紹介とこれらの説への批判を通じて、本件について更に掘り下げた検討を行ってみましょう。

欧州に由来するコーポラティズム(corporatism)について。
  • 米国人のリュー・ダリー(Lew Daly)、無党派の政策研究・唱道(advocacy)団体であるデモス(Demos)のシニア・フェロー
    'God’s Economy: Faith-Based Initiatives and the Caring State'
  • 米国・欧州・コーポラティズム(その1)(その2)

ローマ帝国のことなんて何で? 欧州とは何かを理解するため、大英帝国を理解するため、米国を理解するため、そしてかつての日本帝国を理解するため。

ホースプールのホンネは、イギリスがいかに欧州とは異なる文明に属するかを、完膚無きまでに明らかにするところにあるのです。
  • デーヴィッド・ホースプール(David Horspool。1971年〜)、タイムス文学付録(Times Literary Supplement)の編集長
    'The English Rebel: One Thousand Years of Troublemaking, from the Normans to the Nineties'
  • イギリス反逆史(その1)(その2)(その3)(その4)
    • ジョン・ウィルキス(John Wilkes。1725〜97年)という痛快なイギリス人反逆者について
    • イギリス反逆史(外伝)(その1)(その2)

私が何度も繰り返し指摘しているように、イギリス人にとって、野蛮はドーバー海峡の向こう岸から始まるのです。

20世紀の三つ揃いの狂気が、マルクスレーニン主義、ファシズム、米人種主義的帝国主義です。トロツキーの生涯を通じて、このことを改めてかみしめて下さい。
  • バートランド・パテノード(Bertrand Patenaude)、米スタンフォード大学フーバー研究所フェロー
    'Stalin's Nemesis: The Exile and Murder of Leon Trotsky; Bertrand M Patenaude'
  • トロツキーとその最期(その1)(その2)(その3)

イギリス人女性によるフランス論…アマゾンの未開部族よりもオモロイ、フランス人!

その他

#129(2003.6.25) アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その3)
#162(2003.9.30) アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その4)

#516(2004.10.28) 米国反仏「理論」あれこれ(その1)
#517(2004.10.29) 米国反仏「理論」あれこれ(その2)
#518(2004.10.30) 米国反仏「理論」あれこれ(その3)
#519(2004.10.31) 米国反仏「理論」あれこれ(その4)

#739(2005.5.31) トランスヒューマニズム(その1)
#747(2005.6.8) トランスヒューマニズム(その2)
#748(2005.6.9) トランスヒューマニズム(その3)

#801(2005.7.23) 「フランス」の近代への貢献(その1)
#802(2005.7.24) 「フランス」の近代への貢献(その2)

#858(2005.9.9) ローマ帝国の滅亡(その1)
#859(2005.9.9) ローマ帝国の滅亡(その2)

#867(2005.9.16) ペルシャ帝国をどう見るか(その1)
#868(2005.9.17) ペルシャ帝国をどう見るか(その2)
#869(2005.9.18) ペルシャ帝国をどう見るか(その3)

#908(2005.10.14) ペロポネソス戦争(その1)
#909(2005.10.15) ペロポネソス戦争(その2)
#910(2005.10.16) ペロポネソス戦争(その3)
#911(2005.10.16) ペロポネソス戦争(その4)
#912(2005.10.17) ペロポネソス戦争(その5)
#935(2005.11.6) ペロポネソス戦争(その6)

#1088(2006.2.21) 赤軍と先の大戦(その1)
#1089(2006.2.21) 赤軍と先の大戦(その2)

#1352(2006.7.22) 戦後ポーランドのユダヤ人虐殺

#1664(2007.2.18) パリの暗黒史とフランス

#1775(2007.5.21) スターリン(その1)
#1777(2007.5.23) スターリン(その2)
#1779(2007.5.24) スターリン(その3)

#1839(2007.6.27) フランス革命は全体戦争を生んだか?

#1996(2007.8.13) スターリン主義とナチズム(その1)

#2022(2007.8.25) スペインの異端審問(その1)
#2028(2007.8.28) スペインの異端審問(その2)

#2024(2007.8.26) 敗戦後のドイツ人の受難

#2026(2007.8.27) ホロコーストの真相

#2055(2007.9.10) つい最近成立したばかりのフランス(その1)
#2057(2007.9.11) つい最近できたばかりのフランス(その2)

#2106(2007.10.5) ギリシャ文明の起源(その1)
#2108(2007.10.6) ギリシャ文明の起源(その2)

#2121(2007.10.13) まるでダメなイタリア(その1)
#2125(2007.10.15) まるでダメなイタリア(その2)

#2382(2008.2.23) ビザンツ帝国(その1)
#2384(2008.2.24) ビザンツ帝国(その2)
#2386(2008.2.25) ビザンツ帝国(その3)
#2504(2008.4.23) ロシアの体制(その1)
#2506(2008.4.24) ロシアの体制(その2)
#2508(2008.4.25) ロシアの体制(その3)

#2790(2008.9.14) ナチスの占領地統治(その1)
#2792(2008.9.15) ナチスの占領地統治(その2)
#2796(2008.9.17) ナチスの占領地統治(その3)

#2864(2008.10.21) フランスの成立(その1)
#2866(2008.10.22) フランスの成立(その2)
#2868(2008.10.23) フランスの成立(その3)

#2870(2008.10.24) 20世紀初頭の欧州史(その1)
#2874(2008.10.26) 20世紀初頭の欧州史(その2)

#2981(2008.12.18) イタリアの第一次世界大戦(その1)/「桜」出演準備
#2983(2008.12.19) イタリアの第一次世界大戦(その2)/「桜」出演準備(続)
#2985(2008.12.20) イタリアの第一次世界大戦(その3)/「桜」出演準備(続々)
#2987(2008.12.20) イタリアの第一次世界大戦(その4)

#3280(2009.5.17) 共産主義の興隆と没落

#3282(2009.5.18) ポーランド史(その1)
#3284(2009.5.19) ポーランド史(その2)

#3420(2009.7.27) アルベール・カミュ(その1)
#3422(2009.7.28) アルベール・カミュ(その2)

#3429(2009.7.31) 欧州へのイスラム移民(その1)
#3432(2009.8.1) 欧州へのイスラム移民(その2)
#3435(2009.8.2) 欧州へのイスラム移民(その3)

中共論

中共の資本主義化の軌跡

近現代における支那と世界

中共と毛沢東思想

再び義和団の乱について
  • デーヴィッド・J・シルビー(David J. Silbey)、米コーネル大学の(首都)ワシントン校の教師
    'The Boxer Rebellion and the Great Game in China'
  • 再び義和団の乱について(その1)(その2)(その3)

再び太平天国の乱について

鄭成功の台湾攻略
  • トニオ・アンドレード(Tonio Andrade)、米エモリー(Emory)大学の歴史学准教授
    'How Taiwan Became Chinese and Lost Colony: The Untold Story of Europe's First War with China'
  • #5364(2012.3.17)

毛沢東の悪行も金父子の悪行も、どちらも米国が日本帝国を瓦解させなかったならば、行われることはなかったでしょう。改めて、米国が犯した原罪に怒りがこみ上げてきます。
  • フランク・ディコッター(Frank Dikotter('o'にウムラウトが付く))、ロンドン大学東洋・アフリカ研究スクール(School of Oriental and African Studies)と香港大学の教授
    'Mao's Great Famine: The History of China's Most Devastating Catastrophe, 1958-62'
  • 大躍進政策の真実

君は黄亜生を知ってたか? 日本の経済についても中共の経済についても、その固有のメカニズムを解明しようとしない日本の経済学者、エコノミストって一体何なんだ? 数学的描写やカネ儲けだけにうつつを抜かすなっての。戦前・戦中の日本は、ただ単に大英帝国を崩壊させただけでなく、米国の帝国主義を根本的に変容させるとともに、半世紀後の中共による新経済体制採択とをもたらす、という画期的な「成果」を人類にもたらしたわけさ。

5月の初めに「中共の「資本主義」」シリーズ(コラム#3994、3996、3998、4000)をお送りしました。今回は、表記をお送りすることとし、明日からは、経済体制と政治体制とを総合的に見た、「中共の現体制」シリーズをお送りする予定です。
  • リチャード・マクレガー(Richard McGregor)、英ファイナンシャルタイムスの元北京特派員
    'The Party: The Secret World of China’s Communist Rulers'
  • 中共の政治体制

私が提示した一番新しい仮説だけど、いかが? 次に提示される仮説は一体どういうものになるのか、それとも、もうこれくらいで私の創造力(想像力? いや妄想力?)も枯渇するのか、自分でも分からんちん。
  • ステファン・ハルパー(Stefan Halper)、ケンブリッジ大学のシニア・リサーチ・フェローであり、かつてニクソン、フォード、レーガン政権のスタッフであった人物
    'THE BEIJING CONSENSUS: How China's Authoritarian Model Will Dominate the Twenty-First Century'
  • 中共の現体制(その1)(その2)(その3)

その他
#744(2005.6.5) 厳しく再評価される毛沢東(その1)
#745(2005.6.6) 厳しく再評価される毛沢東(その2)
#746(2005.6.7) 厳しく再評価される毛沢東(その3)

#752(2005.6.13) 義和団の乱(その1)
#753(2005.6.14) 義和団の乱(その2)
#754(2005.6.15) 義和団の乱(その3)
#755(2005.6.16) 義和団の乱(その4)

#757(2005.6.18) 中共の経済高度成長?(その1)
#758(2005.6.19) 中共の経済高度成長?(その2)
#759(2005.6.20) 中共の経済高度成長?(その3)
#760(2005.6.21) 中共の経済高度成長?(その4)
#762(2005.6.23) 中共の経済高度成長?(その5)
#764(2005.6.24) 中共の経済高度成長?(その6)
#765(2005.6.24) 中共の経済高度成長?(その7)
#779(2005.7.6) 中共の経済高度成長?(その8)

#2543(2008.5.12) 中共のある風刺小説をめぐって

#2605(2008.6.12) ネオ儒教論の展開(その1)
#2607(2008.6.13) ネオ儒教論の展開(その2)

中東論

湾岸諸国はどうなる?

リベラルなイスラムは可能か

お前の原風景・・多民族共生・・と人間主義とは両立しないって? そんなこたーない。人間主義は人間の本性であり、日本以外の大部分の文明では、制度やイデオロギーがその発現を妨げてるだけなんだから。
  • フィリップ・マンセル(Philip Mansel)、オックスフォード大学を卒業した歴史学者
    'Levant: Splendour and Catastrophe on the Mediterranean'
  • 私の原風景(その1)(その2)(その3)

現在のイスラム世界を理解するためにも、またアングロサクソン論とのからみからも、ご紹介するに値すると考えました。
  • ジム・アル=ハリリ(Jim Al-Khalili)、世俗的イラク人であり、現在、英サレー(Surrey)大学の物理学と科学における公的関与(public engagement in science)の教授をしています。
    'Pathfinders: The Golden Age of Arabic Science'
  • 改めてアラブ科学について(その1)(その2)(その3)

世界の病人、中東イスラム世界。とにかく自分達でもうちょっと何とかして欲しいもんです。
  • ユージン・ローガン(Eugene Rogan)、オックスフォード大学のフェロー兼講師で、同大学の中東センターの所長
    'The Arabs: A History;Eugene Rogan'
  • アラブの近現代史(その1)(その2)

安全保障

太平洋戦争における米兵のPISD

地政学の再登場

日本の「右」の人々は、「左」の人が言ってることの大部分に共感を覚えるようにならない限りは、「右」のカギ括弧はとれないよ。まともな右翼になりたかったら、太田コラムを読もう!

このシリーズは米国人の日本近現代史認識を根底的に批判するものだが、コラム#4303でやった日本人の日本近現代史認識への根底的批判と一対をなすものだ。どっちも言われて見りゃコロンブスの卵ざんしょ。
  • ダワー(John W. Dower)、'CULTURES OF WAR Pearl Harbor/Hiroshima/9-11/Iraq'
    ベースヴィッチ(ベースビッチ=Andrew J. Bacevich)(コラム#715、2063)、ボストン大学の歴史と国際関係論の教授、'WASHINGTON RULES America's Path to Permanent War'
  • 米国人の米外交・安保政策批判(その1)(その2)(その3)(その4)

英国の、英国による、英国のための国連が、できたとたんに一人歩きを始めたったわけだけど、考えてみると、よくあるハナシではあるね。
  • マゾワー(Mark Mazower。1958年〜)、コロンビア大学歴史学教授
    'No Enchanted Palace: The End of Empire and the Ideological Origins of the United Nations'
  • 国際連合の生誕(その1)(その2)

この本を取り上げる理由は、北朝鮮論のおさらいをするとともに、米国人の国際認識がやはりいかにダメかを読者の皆さんに分かっていただくためです。

米国人の国際理解の程度が良く分かります。イギリス人がどうして米国人を蔑視しているか、こんなところからも何となく分かるんじゃないかな。
  • リー・スミス(Lee Smith)、米ウィークリー・スタンダード誌の中東特派員
    'The Strong Horse: Power, Politics, and the Clash of Arab Civilizations'
  • アラブ世界論をめぐって 

英陸軍の歴史は、日本の陸上自衛隊のあり方を考えるにあたって直接参考になります。

米国のICBMの父と彼を取り巻く群像に迫ってみましょう。
  • ニール・シーハン(Neil Sheehan。1936年〜)
    'A FIERY PEACE IN A COLD WAR Bernard Schriever and the Ultimate Weapon'
  • 米ICBMの父(その1)(その2)

先の大戦において、チャーチルがいかなる戦争指導を行ったかを、この本の書評等を通じてご披露しておきたいと思います。

宗教

日本の「宗教」
  • ジェイソン・アナンダ・ジョセフソン(JASON ANANDA JOSEPHSON)、米ウィリアムズ単科大学の宗教学の准教授
    『日本における宗教の発明(The Invention of Religion in Japan)』
#6495(2013.10.6)#6497(2013.10.7)#6499(2013.10.8)#6501(2013.10.9)

アブラハム系宗教非存在論
  • ジョン・D・レヴンソン(Jon D. Levenson)、ハーバード神学校のユダヤ教研究の教授
    『アブラハムを受け継いで--ユダヤ教、キリスト教、イスラム教における家父長の遺産(Inheriting Abraham: The Legacy of the Patriarch in Judaism, Christianity, and Islam)』
  • #6487(2013.10.2)#6489(2013.10.3)#6491(2013.10.4)#6493(2013.10.5)

キリスト教が興隆したわけ

世俗化をもたらした宗教改革

迫害を捏造したキリスト教

黙示録の秘密

イスラム教の成立
  • トム・ホランド(Tom Holland)、1968年生まれの英国の小説家、歴史家
    『剣の影の下で:全球的帝国を目指しての戦いと古代世界の終焉(In the Shadow of the Sword: The Battle for Global Empire and the End of the Ancient World)』
  • イスラム教の成立(その1)(その2)(その3)(その4)

米国の現在の宗教状況

煮え切らない無神論について
  • アラン・ド・ボトン(Alain de Botton)、TVプレゼンター、企業家、著述家
    'Religion for Atheists: A Non-Believer's Guide to the Uses of Religion'
  • 煮え切らない無神論について(その1)(その2)

アナーキズム
  • アレックス・バターワース(Alex Butterworth)、著述家、劇作家、研究者
    'THE WORLD THAT NEVER WAS A True Story of Dreamers, Schemers, Anarchists and Secret Agents'
  • アナーキズム(その1)(その2)(その3)

イスラム科学に黄金時代があり、ギリシャ哲学やギリシャ科学も、イスラム世界を通じて、初めて欧州やイギリスに継受されたというのに、どうしてそれ以降、イスラム世界が停滞してしまったのかが分からなかったは私だけではないと思いますが、このたび、この疑問に答えてくれる本が出現しました。
  • ロバート・R・レイリー(Robert R Reilly)、米外交評議会(American Foreign Policy Council)のシニア・フェローであり、WSJ、ワシントンポスト、リーダーズダイジェスト等に寄稿してきた人物であり、元ヴォイスオブアメリカの長であり、米国防大学で教鞭をとっていた時期があり、ホワイトハウスと国防長官事務局で勤務したことがあり、現在中東メディア研究所(Middle East Media Research Institute)の理事
    'The Closing of the Muslim Mind: How Intellectual Suicide Created the Modern Islamist Crisis
  • どうしてイスラム教は堕落したのか(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)

悪について

政治的宗教について

キリスト教が嫌いな社会の中で、キリスト教徒ではない人物によって書かれるキリスト教に「好意的」なキリスト教史。これがイギリスじゃ。
  • ディアメイド・マックロック(Diarmaid MacCulloch)、オックスフォード大学のキリスト教会史の教授で宗教改革史が専門
    'A History of Christianity: The First Three Thousand Years'
  • キリスト教の歴史(その1)(その2)(その3)

その他
#2402(2008.3.4) アブラハム系宗教の好戦性

#1203(2006.4.26) 古の枢軸の時代を振り返って(その1)
#1204(2006.4.27) 古の枢軸の時代を振り返って(その2)

#1258(2006.5.26) スラム化した都市住民の叛乱(その1)
#1260(2006.5.27) スラム化した都市住民の叛乱(その2)

#3188(2009.4.1) 米国流キリスト教賛歌本をめぐって
#3190(2009.4.2) 米国流キリスト教賛歌本をめぐって(続)

人間主義・人間科学

啓蒙主義と人間主義
  • アンソニー・パグデン(Anthony Pagden)、
    『啓蒙主義--どうしてまだ重要なのか(The Enlightenment: And Why It Still Matters)
#6445(2013.9.11)#6447(2013.9.12)#6449(2013.9.13)#6451(2013.9.14)#6453(2013.9.15)#6455(2013.9.16)#6457(2013.9.17)#6459(2013.9.18)#6461(2013.9.19)#6463(2013.9.20)

芸術と科学

愛について

狩猟採集社会

米国の心理学の問題点

利己主義・利他主義・人間主義

文化について考える

松尾匡『商人道ノススメ』(藤原書店 2009年)
第一次性革命はあったのか
  • ファラマーズ・ダボイワラ(かな?)(Faramerz Dabhoiwala)、エクセター校(Exeter College)で歴史学の講師
    『セックスの起源--第一次性革命の歴史(The Origins of Sex: A History of the First Sexual Revolution)』
  • 第一次性革命はあったのか(その1)(その2)(その3)(その4)

ダニエル・カーネマンの世界

軽度の精神障害のメリットについて
  • Nassir Ghaemi、米国のタフト医療センター(Tufts Medical Center)の気分障害プログラムの主任(director)
    'A First-Rate Madness’
  • 軽度の精神障害のメリット(その1)(その2)(その3)

アダム・スミスと人間主義
  • ニコラス・フィリップソン(Nicholas Phillipson)、元エディンバラ大学講師で現在は名誉研究フェローの初期近代・近代スコットランドの知の歴史の研究家
    'Adam Smith: An Enlightened Life'
  • アダム・スミスと人間主義(その1)(その2)

狩猟採集時代の性
  • クリストファー・ライアン(Christopher Ryan)・Cacilda Jetha夫妻、ライアンはバルセロナ大学医学部等で教鞭を執ってきた実験心理学者であり、奥さんはスペインの臨床精神医
    'Sex at Dawn: The Prehistoric Origins of Modern Sexuality(夜明けの性・・現代における性的なことの前史的起源)'
  • 狩猟採集時代の性(その1)(その2)(その3)

性差は自然なものかつくられたものか
  • コーデリア・ファイン(Cordelia Fine)、メルボルン(Melbourne)大学でリサーチ・フェロー
    『性の思い違い(Delusions of Gender)』
  • 性差は自然なものかつくられたものか(その1)(その2)

グラマー(性的魅力)について

人間主義を訴える英国女性
  • スー・ガーハート(Sue Gerhardt)、女性精神療法士(psychotherapist)
    'The Selfish Society: How We All Forgot to Love One Another and Made Money Instead'
  • 人間主義を訴える英国女性(その1)(その2)

皆さん、「選択の自由という重荷」を背負おうじゃありませんか。そのための最初の「選択の自由」はそれほどの「重荷」じゃありません。属国のままか、米国と合邦するか、米国から「独立」するかの三択ですからね。

今回取り上げるのは、日本人論としての左脳・右脳論議ではなく、欧米文明論としての左脳・右脳論です。
  • イエイン・マクギルクライスト(Iain McGilchrist)、オックスフォード大学の元フェローたる精神病医
    'The Master and His Emissary: The Divided Brain and the Making of the Western World'
  • 左脳・右脳・人間主義(その1)(その2)(その3)

日本人はもっと積極的に世界に発信していく義務と責任があります。
  • エタン・ワッターズ(Ethan Watters)、サンフランシスコ在住のフリーランスのジャーナリスト
    'Crazy Like Us: The Globalization of the American Psyche'
  • 精神疾患と人間主義(その1)(その2)

文明によって、人間の頭の働きは違っている。当たり前のことだが、それが科学で裏付けられたことは大きい。

ハーバード大学の学部で、毎年、1,000人の学生が集まる超人気講義が本になり、米国(と部分的に英国)でかなりの話題になっています…米国の「哲学」については、その内容もさることながら、米国そのものを知る手がかりにすべきだ、というのが私の考えです。

その他
#1117(2006.3.11) 人格は仲間集団で形成される?(その1)
#1122(2006.3.13) 人格は仲間集団で形成される?(その2)
#1124(2006.3.14) 人格は仲間集団で形成される?(その3)

#1488(2006.11.5) 身長と人間心理

#2290-2(2008.1.9) 原理主義的自由主義と精神疾患

#2804(2008.9.21) 多すぎる大学生

#2876(2008.10.27) 人間は戦争が大好きだ(その1)
#2878(2008.10.28) 人間は戦争が大好きだ(その2)
#3168(2009.3.22) 人間は残虐行為が大好きだ

#3084(2009.2.8) 人間にとって青年期とは何か(その1)
#3086(2009.2.9) 人間にとって青年期とは何か(その2)

#3112(2009.2.22) 「暴力」をめぐって(その1)
#3114(2009.2.23) 「暴力」をめぐって(その2)

#3140(2009.3.8) 人間主義の起源

#3254(2009.5.4) 天才はつくられる(その1)
#3256(2009.5.5) 天才はつくられる(その2)

#3299(2009.5.27) 調理が人類を誕生させた?
#3315(2009.6.4) 調理が人類を誕生させた?(続)

#3305(2009.5.30) 芸術論(その1)
#3307(2009.5.31) 芸術論(その2)
#3309(2009.6.1) 芸術論(その3)
#3311(2009.6.2) 芸術論(続)(その1)
#3313(2009.6.3) 芸術論(続)(その2)

#3419(2009.7.26) 過激派はどうして生まれるのか(その1)
#3421(2009.7.27) 過激派はどうして生まれるのか(その2)

自由主義・民主主義

欧米政治思想史

フェリス、先の大戦以降の米国における軍事による科学の牽引について触れてないのは片手オチなんだよね。おのおのがた、くれぐれも通俗的地政学に誑かされないように気をつけてね。
  • ティモシー・フェリス(Timothy Ferris)、米国屈指の科学著述家で大学教授
    'THE SCIENCE OF LIBERTY Democracy, Reason, and the Laws of Nature'
  • 科学と自由民主主義(その1)(その2)(その3)

戦前/戦中の日本が自由民主主義国(最近じゃ「的」入れるの止めた)だって常識がどうして失われちゃったんだろね。
  • アザール・ガト(Azar Gat)、テルアビブ大学教授(安全保障)
    'Victorious and Vulnerable: Why Democracy Won in the 20th Century and How it is Still Imperilled'
  • 自由民主主義・専制主義・資本主義(その1)(その2)

戦争は民主主義の母、というのは常識ですからね。よく覚えておこう。

そもそも自由民主主義は優れているので最終的には勝利するはずだ、という発想そのものに、必ずしも普遍性がないのではないか、という問題提起を行い、英米で大きな話題になっています。
  • ジョン・ポール・カンフナー(John Paul Kampfner。1962年〜)、英国のジャーナリスト
    'Freedom for Sale: How We Made Money and Lost Our Liberty'
  • シンガポール・モデル(その1)(その2)(その3)

どうしてアテネ市民達はソクラテスを死刑に処したのでしょうか…直接民主主義の恐ろしさを実感しましょう!
  • ロビン・ウォーターフィールド(Robin Waterfield。1952年〜)、英国の著述家
    'Why Socrates Died: Dispelling the Myths'
  • ソクラテスの死(その1)(その2)

民主主義が機能する条件…ホークスリーはまだ民主主義の普遍性を信じているようですが、果たして?

その他
#368(2004.6.2) 民主主義の理論(その1)
#369(2004.6.3) 民主主義の理論(その2)

#2311(2008.1.20) 自由民主主義国と近代的拷問

#3148(2009.3.12) 自由主義とは何か(その1)
#3152(2009.3.14) 自由主義とは何か(その2)

#3154(2009.3.15) 原理主義的自由主義と精神疾患(続)

#3321(2009.6.7) 改めて民主主義について(その1)
#3323(2009.6.8) 改めて民主主義について(その2)
#3325(2009.6.9) 改めて民主主義について(その3)

日本論

網野史学の越え方
  • 小路田泰直編『網野史学の越え方--新しい歴史像を求めて』(ゆまに書房 2003年4月)
  • 『網野史学の越え方』を読んで(その1)(その2)

縄文モード・弥生モード論をめぐって

ニッポン人だったかニホン人だったかの皆さん、皇帝をいただくタダの日本国って、その民俗といい、歴史といい、まことに神秘の国ですねえ。こんな国に比べれば、他の国を理解するなんて簡単なもんだって気、してきません?/日本の民主主義史って極めてオモロイ テーマだと思うけど、ロクな本出てないんじゃないけ。日本の憲法学者や政治学者達、何しとんのかね。いや、何が楽しくて生きてんのかねえ。
  • 小路田泰直・奥村弘・小林啓治編『憲法と歴史学--憲法改正論争の始まりに際して--』(ゆまに書房2004年6月)
  • 『憲法と歴史学』を読んで(その1)(その2)(その3)

中西輝政の文明論をめぐって

歴史

英国の植民地統治

日支戦争をどう見るか
  • ラナ・ミター(Rana Mitter)、オックスフォード大学の支那史と支那政治の教授
    『支那の日本との戦争 1937〜45年--生存のための闘争(China’s War with Japan, 1937-1945: The Struggle for Survival)』
  • アレグラ・ディ・ボナヴェンチュラ(Allegra di Bonaventura)
    『アダムのために(For Adam's Sake)』
  • マイケル・フリラヴ(Michael Fullilove)、オーストラリアの評論家
    『使命との邂逅(Rendezvous With Destiny)』
  • ジェシー・ウォーカー(Jesse Walker)、ミシガン大卒のリーズン(Reason)誌編集者たるリバタリアン
    『妄想合衆国--ある陰謀論(The United States of Paranoia: A Conspiracy Theory)』
  • アーロン・ウィリアム・ムアー(Aaron William Moore)、英マンチェスター大学の東アジア史講師
    『戦争を記す--日本帝国の兵士達の記録(Writing War: Soldiers Record the Japanese Empire)』
  • フランク・ディコッター(Frank Dikötter)、香港大学で教鞭を執っているオランダ人歴史学者
    『解放の悲劇--支那革命史1945〜57年(The Tragedy of Liberation: A History of the Chinese Revolution 1945-57)』

第一次世界大戦の起源

日本の対米開戦はスターリンの陰謀?

権威・権力・富の担い手と歴史

欧米帝国主義論再考

モサデグ・チャーチル・米国
  • クリストファー・ド=ベレーグ(Christopher de Bellaigue)、1971年生まれのイギリスのジャーナリスト
    'Patriot of Persia: Muhammad Mossadegh and a Very British Coup'
  • #5286(2012.2.7) モサデグ・チャーチル・米国
  • #5478(2012.5.13) モサデグ・チャーチル・米国(続)

イギリス史とロシア史が共鳴した瞬間

世界殺戮史に思う

今頃こんな本が出、それに英国の左右の世論が高い評価を与えるというのは、英国の矮小化であり、退行現象の現れなのであり、英国人達のためにも残念なことです。

モリスは、この本の中で、全く新しく、かつ画期的なマクロ史観を打ち出しています。
  • イアン・モリス(Ian Morris)、英国生まれの考古学者・古典学者・歴史学者であり、現在、我が母校の米スタンフォード大学で教鞭を執っています。
    'Why the West Rules ? For Now: The Patterns of History and What They Reveal About the Future'
  • 東と西(その1)(その2)(その3)(その4)

ジェノサイド的除去主義(eliminationism)について…米国の(ユダヤ人の?)の良心の声が聞こえましたか?
  • ダニエル・ジョナ・ゴールドヘーゲン(Daniel Jonah Goldhagen)、元ハーバード大学政治学准教授、現在著述家
    'WORSE THAN WAR Genocide, Eliminationism, and the Ongoing Assault on Humanity'
  • 除去主義(その1)(その2)

英国の首相のネヴィル・チェンバレンは過小評価、チャーチルは過大評価されてる、と思うね。
  • リチャード・オヴァリー(Richard Overy)、オックスフォード大学の歴史学教授
    '1939: Countdown to War'
  • 第二次世界大戦前夜(その1)(その2)

英国の大衆が抱いている、もしくは抱きたいところの、先の大戦観がよく分かります。

南京事件とバターン死の行進の真相は、日本人が常識として身につけておいて欲しい。
  • ノーマン夫妻(Michael Norman and Elizabeth M. Norman)、ニューヨーク大学教員・教授
    'TEARS IN THE DARKNESS The Story of the Bataan Death March and Its Aftermath'
  • バターン死の行進(その1)(その2)

その他

#819(2005.8.10) 原爆投下と終戦(その1)
#820(2005.8.11) 原爆投下と終戦(その2)
#821(2005.8.12) 原爆投下と終戦(その3)

#1289(2006.6.11) 黒人差別と先の大戦(その1)
#1290(2006.6.11) 黒人差別と先の大戦(その2)

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