美少女が主人公で犯られちゃうゲームを作ろうWiki2 - 44氏 SS
このSSは「獣の列島」という漫画の世界観とワームと呼ばれる敵の設定を
一部拝借して書いてみました。
この漫画を知らない方が大多数だと思いますので、興味ある方はググってみてください。

では、拙い文章ですが、お読みいただければと思います。




あの悪夢の様な"ワーム"戦いから三年後…。


物語の舞台は本土から定期船で1日ほどかかる場所にある人口二千人ほどの、とある島。
三年前の戦いの関係で米軍の駐留基地(ほぼ本土との中継地点として使われてるだけ)が
島の端にあるが、それ以外は取り立てて何もない平和な島だ。


私は島の高台に建てられた学校の窓から遠くの海を見ながら、ぼーっと授業を聴いていた。
教壇では担任の先生が生物の授業中。三年前の戦いの原因となった生物"ワーム"について解説しているが、
島のみんなには正直実感がない。

『だって、島の隅っこに米軍が来たくらいで島民との接点なんか全然なかったから、
特に何もかわりない日々だったんだもの。
流れてたニュースも見たし、女の子が襲われて子供産まされるってのは怖いと思ったけど、
やっぱり他の国でやっている戦争の報道とかと同じ感覚で見てたから、
「あぁ、こんなことになってるんだ」くらいにしか思わなかったし。
何よりも、あの"ワーム"とかいう化け物みたいなのがこの世界に存在するのが信じられないなぁ、
どっかのSF映画じゃあるまいし。』

なんてことを呆然と考えてると授業が終わった。


『さて、2講目は体育か。グラウンドでドッヂボール…ま、授業聞いてるだけよりはいいかな。』

『ふぅ、休憩休憩。さすがにぶっ通しでやると疲れるわ。』
『でも、島が南の方にあるから2月くらいからはブルマでも寒くないのはありがたいわよね〜。』

と、各々が雑談していると身体に震動を感じた。

『ん?地震!?』
誰かが言った。震度2くらいのちょっとした揺れだった。

『ホントだ、揺れてる』

他のみんなも感じたみたいだ。

『最近多いよね、地震』
『うん、でも慣れちゃった』
『え〜、怖いよ〜』

そう、ここ1〜2週間ほど毎日と言っていいくらいこんな地震がある。
慣れたという子もいれば、逆に気味が悪いと思ってる子もいる。
私もそのクチだった。

『山でも噴火しちゃうのかなぁ、でもそれだと学校ヤバいわね…』

とか壮大すぎる話を考えながら何の気なしに砂地のグラウンドを見つめていると、
唐突に誰かが口を開いた。

『あれ?なんだろ、軍の基地の方、煙が出てる』
『あ、ホントだ!』
『火事かなぁ?』
『えー、爆弾とかミサイルとかあったら危ないよぅ!』

みんなの注目が島の端に集まる。眼鏡の子は『見えない〜』と目を細めている。
私も基地の方に釘付けになっていると、また1人。

『あっ、街の方も!?』
『え!?』
『ちょっと、どうなってんの!?』

そして、基地でも街でも小さな爆発や炎が上がっているのが見えた。

周りが混乱し始めて、先生が落ち着くようにと声を上げている。
でも、あまりに唐突過ぎてそんなの無理だった。

私も何がなんだかわからずただ呆然とその光景を見ていた。


その時―――

また地震が起こった。いつもよりちょっと強めの揺れだったけど、目の前の光景
に比べればそんなことはどーでもいい………


と、思ったのも一瞬だけだった。

その地震はどんどん強く…いや、その震動はどんどん学校の方へ近づいてきている感じがした。
周りもそれに気づき、その場にいた先生を含む全員が目の前に広がる光景と迫ってくる
漠然とした恐怖に身体を凍らされた様な感覚に陥った。

『一体…なに?なんなの?』

迫りくる震動はさらに大きくなってきた。

その震動が来る方を見ると、僅かに地面が盛り上がり、
どこから続いてるかわからない線を何本も作り出していた。

その震動と線は校門を通り、私達の20mほど手前で停止した。


校庭では、そこにいた全員が目の前の未知の現象に恐怖し、立ち竦んでいた。
しかし、全員が気づいていた。


―――何か…いる!


そして、次の瞬間―――

地中から十匹ほどの"奴ら"が現れた。
さっき授業で話に出ていた"ワーム"と呼ばれる化け物が―――。



そして現れた"ワーム"の眼は………呆然とする目の前の十数人の女を捉えた。



以上、冒頭部分だけ。
ノベルっぽくなるように努力してみましたが…こういうのは初めて書いたので
全然ダメかも。

続きは頭の中にはありますが、書き出していませんので、
ここでの反応を見て続投するか決めようと思います。