スッポンポンになった僕たちは、ベッドの中で向かい合ってぎゅっと抱き合った。
「こうすると本当にあったかいんだね」
「そうだね……」
 お腹も胸も、きーちゃんとぴったりくっついてる。人間の肌って心地いいな。
 その心地よさをもっと感じようと、僕はきーちゃんの背中をなでまわした。
「きーちゃんの背中、すべすべしてるね」
「ゆーちゃんの身体も」
 きーちゃんも僕の身体をなでなでしてくれる。
 背中だけでなく、腕も、胸も、お腹も、わき腹も、それから、お、おしりも。
 きーちゃんの指と手のひらが触れたところから、しあわせなものが体の中に入ってくる感じがする。
 身体中がしあわせでいっぱい。だから、一生懸命お返ししてあげた。  
「すごくぽかぽかしてきたね、ゆーちゃん」
「うん」
「ね、いつものしよ」
 すぐに意味をさとった僕は、きーちゃんのメレンゲのように柔らかい唇にチューをする。
「はむっ、んっ、んふぅ」
「んく、くぅん、んんっ」
 ちゅくちゅくちゅくとお互いの口の中をベロでかき混ぜてる間もさすりっこは続く。
 あ、おちんちんが大きくなってきちゃった……。
 ぺとんときーちゃんのお腹に張り付いたまま、僕のおちんちんはどんどん熱を帯びてくる。

「ゆーちゃん、コーフンしてる?」
 いつもはまん丸な目を細めて、きーちゃんが言う。
「わ、わかっちゃった?」
「そりゃあね。ゆーちゃんのおちんちん感じてたら、ボクもえっちぃ気分になってきたよ……」
 ほんとだ。僕のお腹にも、火照った固いものが押し付けられてる。
 いったん身体を離すと、僕ときーちゃんのおちんちんは揃ってピンピンになっていた。
 きーちゃんがいきなり僕のおちんちんに手を伸ばしてくる。
「ひゃっ」
「これだけ熱かったら、冬山でも凍えないかもね」
 うわあ、おちんちん、きーちゃんにニギニギされてる。くすぐったいような、気持ちいいような。
 きーちゃんの手が、ゆっくりとおちんちんを揉むように動くと、あのしあわせな感じがすごく強く伝わってきた。
 大好きな人におちんちん触られるのって、こんなにうれしいことなんだ。
「ふ、はうっ、ひゃぅぅん」
 手の動きがしごく動きに変わる。
 う、うれしいけど、ちょっとシゲキ強すぎかもぉ……。
 僕はきーちゃんにもこの感じを伝えたくて、指をきーちゃんのおちんちんにまとわりつかせた。
 指をばらばらに動かしておちんちんをいじったり、先の方をつまんでクニクニしたり。
「うひゃぅ、ゆーちゃん、それ、いいっ」
 きーちゃんが喜んでくれるのがうれしい。
 僕もきーちゃんもうれしい、おちんちんのいじりっこ。とてもステキなことのような気がする。

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