「なにこれ?」
 航太が半透明の物体をぷにぷにとつついて言った。
「オナホールだよ」
「おなほーる?」
「ここの穴にチンコ突っ込んでオナニーしたら気持ちいいらしいぜ。航太、やってみろよ」
「え、ええっ、ちょっと、潤ちゃん」
 俺は航太を無理やりフルチンにした。
「兄貴が言うには、こうやってローションつけてするんだって」
 手にヌルヌルのローションを取り、航太のちっちゃいチンコに塗りたくる。
「あっ、ふあっ、にゅるにゅるする……」
 航太のチンコがボッキしてきた。すかさず、オナホールをチンコにはめてやる。
「ひゃっ!」
「どう?航太」
「お、おちんちんが、ふにゅふにゅしたのにくるまれてて、気持ちいい……」
 それはよかった。俺はオナホールをつかんで動かし始めた。
「あっ、すごっ、ひだひだとか、いぼいぼがっ、んっ!」
 オナホールは半透明なので、中で航太のチンコが擦られている様子がわかる。
 それを見て興奮してきた俺は、片手で自分のチンコをしごきつつ、もう片方で航太を攻め立てた。
「やぁっ、そんな激しくしちゃ、ボク、で、出ちゃうぅぅぅぅっ!」
 ビュクン!と航太がホールの中に射精する。精子が中に溜まっていくのが見えた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぅん!」
 オナホールをずるりと抜く。中はローションと航太の精液でどろどろになっていた。
「…………」
 俺は、ごくりと唾を飲み込むと、自分のチンコをオナホールの中に入れる。
「う、はぁ……ほんとだ、チンコすげー気持ちいい」
 オナホールには航太のチンコの温もりが残っていた。
 動かしてみると、ぬちゅぬちゅとチンコが刺激される。
「んっ、ああっ、航太の精液が、俺のチンコに絡みついてくる……」
 ホールの入り口からあわ立った白濁液が溢れ、金玉の方へと流れていた。
「はぁ、はぁ、航太、航太ぁ、見て、俺のイくとこ、あっ、あああああーっ!」
 体の芯が抜けるような感覚と共に、俺は精子を噴き出した。

「ふぅ、やべ、オナホールはまりそう」
 お風呂で、べとべとになった股間を洗いながら俺は言った。
「うん、気持ちよかった。けど」
「けど?」
「潤ちゃんのおしりにオチンチン入れるのも、気持ちよさそう……」
 航太が後ろから抱きついてくる。
「え、あ、ちょっ………あっ、あーっ!」

おわり

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