「おーいお姫様もうできたかー?」
女中役の子がやってくる。恥ずかしいな、なんで僕がお姫様なんか…
僕たち5年3組の出し物は演劇、しかも性別入れ替え劇だった。
「はーい出来てるよー。」
全く…誰だよこんな提案したの…ぶちぶち良いながら歩いていると
床が近づいてくる。あれー?
ドン!
「あ!ごめん」
「ちょっとしっかり・・・・」
自分の衣装につまづいたようだ。ん?おーい?
ちゅ…
「はっ!?」
「すまん余りに可愛かったから!」
「あー…うん」
良く分からないがうなづいておいた。他の奴らも呼びに来た様だ
「今の秘密だからな!」
「はいはい」
そうして僕たちは部屋をあとにした。

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