ようこそ横田市へ - 乾霧湖

乾霧湖(いぬい・きりこ)

有能な指示待ちスナイパー

横田警察署交通課に勤める小柄な婦人警察官。階級は巡査。
涼やかな切れ長の目元と黒髪のショートボブがトレードマーク。
横田警察署の名物警官、佐藤米作巡査長とコンビを組まさせられている。

かなりマイペースな人間で、状況に流されている所は常に流されているが、
強制力が働いている所(例:避けようが無い貧乏クジを引かされそうなタイミング)にはフラッといなくなる。
『乾の危機察知』と評判であり、危険なタイミングから何度か相棒の佐藤巡査長を救っている。

ボーッとしているように見えて実務能力は決して低いわけでは無く、言われた事は素早くこなすが、
典型的な指示待ち人間であり、職業警察官ではあるが率先して何かを取り組むという意識が低い。
そのため強力なリーダーシップを持つ人間と組ませると素晴しい戦力になる、
という事で上司命令で『横田署の歩くニトログリセリン』こと佐藤巡査長とコンビを組む事になったが、
佐藤巡査長は女性とコンビを組まされる事に不満があったらしく、当初は不満を漏らしていた。
この不満は乾巡査の方にもあったらしく、言葉少なに不満を述べていた。
現在は双方共にいくつかの事件をクリアして来た事から、息の合ったコンビである、と周囲に認知されている。
(本人達は特にそう望んでいるわけでもないが、署内で一番やりやすい相手だとは思っている)

あまり披露される事は無いが、彼女の一番の特技は射撃である。
全商品を容赦なく片っ端から撃ち落とすため、『射的場潰し』として地元・近隣のテキ屋が出店しなくなるほどで、
横田市の縁日等々で射的場が開かれている際は、彼女の存在を知らない外部の人間だということが分かる。
『コルク銃のスナイパー』の姿は縁日が開かれる際にちょくちょく目撃されており、人だかりを集めている。

酒が入るとキャラが変わり、酷い泣き上戸になる上に絡み酒。
普段、煙草は一切吸わないが、飲酒中のみ喫煙する。

実家で飼っていた猫がいなくなってからは動物を飼う事はもうしない、
としていたが最近ハイドロカルチャーに手を出した。
現在は自宅でガジュマルを育てている模様。