ようこそ横田市へ - 篠宮慶壱

篠宮慶壱(しのみや・けいいち)

これが俺のロックな生き様

26歳、フリーター。
黒いレザーの上下に首の付け根まである中分けの黒い長髪がトレードマーク。
渾名は『慶ちゃん』『アニキ』。口癖は「ボンバー」「死んだわ」。
浅黒い肌に長髪、頬に傷のある鋭い眼光の強面だが、人懐こく気前の良い兄貴分で、鮫島大和にとってのヒーローの一人。

衛士館空手3段位を持ち、かつての空手道場における大和・吉川春菜の先輩に当たる。
高校在学中に指導方針で道場の師範代と衝突、暴力沙汰を起こした上で破門されて道場をやめている。

高校在学中にはその気性の激しさから来る反骨精神と、空手道場で鍛え上げられた腕っ節の強さ、
所構わず気に入らない人間を殴り倒すという暴力性から、市内外の教育委員会が動向を注目するほどの札付きの不良として知られていた。
(その外見に加え、右手で殴り倒した相手に左手の中指を立てて侮辱する、という行動が一時期のトレードマークであった)
横田大学に進学してからは好きなロック音楽へと傾倒し音楽サークル『ROCKSTEADY』へと加入、
サークルメンバーで結成された同名バンドの2代目ボーカリストとしてインディーズデビューを果たした事がある。
ロックである事がポリシーであり、自らの生き様をロックンロールに喩える事もしばしば。

札付きの荒くれ者と知られている反面、決して曲げることの無い確固たる鉄の意志を持っており、
後輩への面倒見がよく、世話になった先輩を立てスジを通す一面も。
弱きを助け悪しきを挫く義侠心に満ちた真っ直ぐな性格で、現在も老若男女を問わず多くの人間に慕われている。
しかし、その頑固さから就職して生活する事に不向きであり、いくつかのアルバイトを兼業して生活している。
仕事に関しては生真面目かつすこぶる働き者であり、人手が足りないと嘆く商店街の人間にも人気がある。
「こんな生き様もロックじゃねえか、なあ」というのは彼の弁。

ラーメン好き。ただし魚介系ダシは苦手であり、食べられない事は無いが食べると蕁麻疹が出る。
クロムハーツブランドを大変気に入っており、私服は黒いレザージャケットとレザーパンツ、シルバーアクセサリーで決めている。
女好きでもあるが、どちらかというとAVを観る方が好き。重度の巨乳マニア。
学生の頃から格闘ゲーム好きでゲーム大会で上位に食い込むほどの腕前。

一高に在学中の、歳の離れた妹(篠宮美雨?)が一人いる。
彼女が極度の内気である事を気にしており、同学年の大和に身辺を見張るよう頼んでいる。

バンド仲間であった墨名重刀の掲示板サイト設立に関わっていたが、ある日を境に消息を絶つ。
(彼の失踪が、後に鮫島大和が掲示板サイトに関わる直接のきっかけとなっている)



篠宮慶壱の秘密について(設定上のネタバレを含みます)