銭湯wiki 管理人さんインタビュー その1
下町の風物詩である銭湯。全国各地の銭湯の情報をまとめているのが「銭湯wiki」です。
肝心の銭湯の情報も写真付きで分かりやすいばかりか、銭湯に関するコラムも充実していて見ごたえは十分です。
そんな銭湯Wikiの管理人さんに運営されているWikiやlivedoor Wikiに関してインタビューしました。
今回はインタビューの前編になります。
Q.管理人様から「銭湯Wiki」を簡単にご紹介いただけますか?
全国の銭湯(公衆浴場)を中心に日帰り温泉施設、温泉共同浴場、スーパー銭湯のデータベースを目指しています。
なるべく利用した銭湯のレポートに勤めていますが、訪問時に入浴出来ずに外観、立地のみのレポートのページも結構あります。
Q.Wikiを始められてどれくらいになりますか?
銭湯Wikiを始めたのはたしか2006年2月あたりだったと思います。
それまでは駅wikiさんの記事投稿をやっていて、いわば胸を借りた感じですね(笑)
Q.なぜ銭湯専門のWikiを始められたのでしょうか?
やはり風呂好きですし、レトロ建築も大好きでした。
Wikiをはじめてから銭湯について調べるのが俄然面白くなり、旅行に行くときも行き先の銭湯を調べてまわっていますし、仕事で出張時には時間を見つけて付近の銭湯に入りに行くようになってしまいました。
Q.Wikiのスタート当初から、内容は銭湯専門だったのでしょうか?
はじめから銭湯専門でいこうと思ってはじめました。
Q.Wikiに掲載されている銭湯の情報はどのように集めているのでしょうか?
ほとんど自分で行った銭湯ですが、1件だけ友人撮影の写真で作ったページと多少他の方の投稿ページがあります。
中には掲載の浴場経営者の方から直接ページの編集をしていただいたケースもありました。
これは情報が確かなものになりますから、たいへん助かりました。
Q.コラムの内容はかなり専門的で興味深いです。ケロリン桶に東西の違いがあるとは知りませんでした。コラムでお勧めの記事を教えてもらえないでしょうか?
銭湯という狭い世界を扱っていますが、東西での地域的な特徴、違いはかなりあります。
たとえば脱衣カゴは関東は丸、関西は四角が多いそうです。
寺社建築の銭湯も基本的には東京近郊の銭湯の特徴です。
コラムは自分的には銭湯遺跡のページがお気に入りです。
銭湯の暖簾は個人的にコレクションしたネタがまだありますので続編をやろうと思っています。
Q.多くの銭湯が紹介されていますが、どれくらいの銭湯が掲載されていますか?
今では廃業した銭湯も含まれていますが、およそ300軒くらいかと思います。
Q.おおよそで結構ですが、一日どれくらいの閲覧がありますか?
カウンターなどを設けておりませんしアクセス解析もしておりませんので閲覧数はわかりません。
Q.ブログも運営されておりますが、Wikiとの使い分けはどのようにされているのでしょうか?
ブログは銭湯を中心に古い街並みや遺跡、それから大衆食堂など日々訪れた場所(一部は後日になっていますが)の日記雑感になっています。
銭湯についてはWiki掲載前に、なるべく記憶の新しいうちの早めに入浴記を書いて、後でWiki用に編集しなおして掲載しています。
なのでブログ版はWikiより銭湯に入ったその日の個人的感想や、同時に訪れた近くの食堂、飲み屋などの話題も含まれています。
Wkik化する時にはなるべく何時行っても参考になるように多少編集しています。
Q.Blogの記事からWikiページに編集しなおす際の流れはどうなのでしょうか?
まず、Blog→Wikiの同時使用の流れはこんな感じで使用しています。
これは銭湯の記事のみで、現在はレトロ建物やB級グルメなどのBlog記事もありますし
再訪の銭湯も多いですので一部の記事のみの流れになっています。
下記がBlogからWikiへの同時使用の流れです。
通常は他の出来事とともにBlogに投稿。
(携帯で投稿の割合が多いですが、これは日記雑感としてのBlogの性質を大事にしたいと思っております。)
↓
その後、銭湯の記事をWiki編集、公開します。
この時、Blog記事の中のそのときだけの感想や日記的な事はある程度除きます。
↓
Blogの記事内に銭湯Wikiの該当ページのリンク付けとlivedoor地図のリンクとトラックバックの設定をします。
↓
また、この時に携帯投稿の写真を掲載の場合は同時にデジカメ撮影の写真にアップロードして置き換え、サムネールサイズも160から230にしています(デジカメで同時撮影していない場合はそのままか一度画像補正して再アップロード→掲載します)。
-サムネールのサイズを大きくするのは自分の好みもありますが、銭湯など建物の写真などはサムネールが小さいと何だかわ
かりづらいためです。
-現在は携帯投稿の場合、auのG'one携帯W42CAを使用していますがカメラ機能が非力なのでこのような編集方法をとっております。
いずれauのカメラ機能の優れたサイパーショット携帯あたりを購入して使用したいと思っていますが予算の関係でまだ先の事です(笑)
こちらがBlog→Wikiの典型的な例ですね。
この日は映画の試写会に行って、その前に銭湯に入る。
↓
日記としてのBlogに銭湯入浴記も書き公開。
↓
その後に銭湯の記事をWikiに公開、です。
千代の湯 Blog
千代の湯 Wiki
こちらの銭湯・埼玉県秩父のクラブ湯は以前に外観のみ撮影して銭湯Wikiに掲載していましたが、再訪問して入浴、Blogに入
浴記を公開した後にWikiを再編集(追記・写真追加)した例です。
クラブ湯 Blog
クラブ湯 Wiki
こちらが銭湯のみの例です。
出張で一関に行き、銭湯に入って携帯でBlog投稿、後にWikiに掲載しています。
亀の湯 Blog
亀の湯 Wiki
Q.複数人の方で編集されているように見受けられますが、今まで編集に参加した方はどれくらいいらっしゃいますか?
数件ほど他の方にご投稿いただいておりますが、全体的には掲載記事編集はほとんど私がやっております。
Q.他の方に参加してもらうためにされている施策はございますか?
フロントページにどなたでも編集にご参加くださいと記載していますがあまり効果は無いようです。
Q.参加者の方との連絡はどのような手段でされていますか?
コメント欄にご意見をいただいたりしております。なるべく1日に複数回チェックするようにしています。
Q.スパムや荒らし対策でやられていることはございますか?
livedoorさんでご用意いただいているスパムチェッカー、リンクURLチェッカー を利用させていただいております。
後はフロントページのURL書き換えをされるケースが多かったのでフロントページとサイドの出ているメニューバーの他の方の編集は禁止に設定しています。
Q.参加者の方が意に沿わない編集がされたことはありますか?
今までにはそうした例はございません。
Q.有益な情報を追加されることはありますか?
前述しましたが、掲載の銭湯の浴場経営者の方から直接ページの編集をしていただいたケースもありました。
これは情報が確かなものになりますからうれしかったです。
それから以前に編集掲載した銭湯が廃業された情報は助かります。
廃業は銭湯好きにとって残念ですが、掲載後に掲載情報で訪れる方に確かな情報を掲載するためには非常に助かります。
特に遠方の銭湯などは自分で確認することが出来ないので教えていただけると助かります。
Q.参加者の方にWikiに関する、何かしらのリクエストを受けたことはありますか?
今のところはとくにございません。
Q.Wikiを介して、コミュニティ(銭湯好きの方の集まり)などあったりしますでしょうか?
やってみたいと思っておりますが、今のところはございません。
銭湯のほかに古い街並み、レトロ物件を見て廻るのも好きです。
食べ歩きもどちらかというと洒落たレストランよりも大衆食堂や昔ながらの居酒屋を愛する路地裏の散歩者です。
肝心の銭湯の情報も写真付きで分かりやすいばかりか、銭湯に関するコラムも充実していて見ごたえは十分です。
そんな銭湯Wikiの管理人さんに運営されているWikiやlivedoor Wikiに関してインタビューしました。
今回はインタビューの前編になります。
01.銭湯Wikiについて
Q.管理人様から「銭湯Wiki」を簡単にご紹介いただけますか?
全国の銭湯(公衆浴場)を中心に日帰り温泉施設、温泉共同浴場、スーパー銭湯のデータベースを目指しています。
なるべく利用した銭湯のレポートに勤めていますが、訪問時に入浴出来ずに外観、立地のみのレポートのページも結構あります。
Q.Wikiを始められてどれくらいになりますか?
銭湯Wikiを始めたのはたしか2006年2月あたりだったと思います。
それまでは駅wikiさんの記事投稿をやっていて、いわば胸を借りた感じですね(笑)
Q.なぜ銭湯専門のWikiを始められたのでしょうか?
やはり風呂好きですし、レトロ建築も大好きでした。
Wikiをはじめてから銭湯について調べるのが俄然面白くなり、旅行に行くときも行き先の銭湯を調べてまわっていますし、仕事で出張時には時間を見つけて付近の銭湯に入りに行くようになってしまいました。
Q.Wikiのスタート当初から、内容は銭湯専門だったのでしょうか?
はじめから銭湯専門でいこうと思ってはじめました。
Q.Wikiに掲載されている銭湯の情報はどのように集めているのでしょうか?
ほとんど自分で行った銭湯ですが、1件だけ友人撮影の写真で作ったページと多少他の方の投稿ページがあります。
中には掲載の浴場経営者の方から直接ページの編集をしていただいたケースもありました。
これは情報が確かなものになりますから、たいへん助かりました。
Q.コラムの内容はかなり専門的で興味深いです。ケロリン桶に東西の違いがあるとは知りませんでした。コラムでお勧めの記事を教えてもらえないでしょうか?
銭湯という狭い世界を扱っていますが、東西での地域的な特徴、違いはかなりあります。
たとえば脱衣カゴは関東は丸、関西は四角が多いそうです。
寺社建築の銭湯も基本的には東京近郊の銭湯の特徴です。
コラムは自分的には銭湯遺跡のページがお気に入りです。
銭湯の暖簾は個人的にコレクションしたネタがまだありますので続編をやろうと思っています。
Q.多くの銭湯が紹介されていますが、どれくらいの銭湯が掲載されていますか?
今では廃業した銭湯も含まれていますが、およそ300軒くらいかと思います。
Q.おおよそで結構ですが、一日どれくらいの閲覧がありますか?
カウンターなどを設けておりませんしアクセス解析もしておりませんので閲覧数はわかりません。
Q.ブログも運営されておりますが、Wikiとの使い分けはどのようにされているのでしょうか?
ブログは銭湯を中心に古い街並みや遺跡、それから大衆食堂など日々訪れた場所(一部は後日になっていますが)の日記雑感になっています。
銭湯についてはWiki掲載前に、なるべく記憶の新しいうちの早めに入浴記を書いて、後でWiki用に編集しなおして掲載しています。
なのでブログ版はWikiより銭湯に入ったその日の個人的感想や、同時に訪れた近くの食堂、飲み屋などの話題も含まれています。
Wkik化する時にはなるべく何時行っても参考になるように多少編集しています。
Q.Blogの記事からWikiページに編集しなおす際の流れはどうなのでしょうか?
まず、Blog→Wikiの同時使用の流れはこんな感じで使用しています。
これは銭湯の記事のみで、現在はレトロ建物やB級グルメなどのBlog記事もありますし
再訪の銭湯も多いですので一部の記事のみの流れになっています。
下記がBlogからWikiへの同時使用の流れです。
通常は他の出来事とともにBlogに投稿。
(携帯で投稿の割合が多いですが、これは日記雑感としてのBlogの性質を大事にしたいと思っております。)
↓
その後、銭湯の記事をWiki編集、公開します。
この時、Blog記事の中のそのときだけの感想や日記的な事はある程度除きます。
↓
Blogの記事内に銭湯Wikiの該当ページのリンク付けとlivedoor地図のリンクとトラックバックの設定をします。
↓
また、この時に携帯投稿の写真を掲載の場合は同時にデジカメ撮影の写真にアップロードして置き換え、サムネールサイズも160から230にしています(デジカメで同時撮影していない場合はそのままか一度画像補正して再アップロード→掲載します)。
-サムネールのサイズを大きくするのは自分の好みもありますが、銭湯など建物の写真などはサムネールが小さいと何だかわ
かりづらいためです。
-現在は携帯投稿の場合、auのG'one携帯W42CAを使用していますがカメラ機能が非力なのでこのような編集方法をとっております。
いずれauのカメラ機能の優れたサイパーショット携帯あたりを購入して使用したいと思っていますが予算の関係でまだ先の事です(笑)
こちらがBlog→Wikiの典型的な例ですね。
この日は映画の試写会に行って、その前に銭湯に入る。
↓
日記としてのBlogに銭湯入浴記も書き公開。
↓
その後に銭湯の記事をWikiに公開、です。
千代の湯 Blog
千代の湯 Wiki
こちらの銭湯・埼玉県秩父のクラブ湯は以前に外観のみ撮影して銭湯Wikiに掲載していましたが、再訪問して入浴、Blogに入
浴記を公開した後にWikiを再編集(追記・写真追加)した例です。
クラブ湯 Blog
クラブ湯 Wiki
こちらが銭湯のみの例です。
出張で一関に行き、銭湯に入って携帯でBlog投稿、後にWikiに掲載しています。
亀の湯 Blog
亀の湯 Wiki
02.銭湯Wikiの運営について
Q.複数人の方で編集されているように見受けられますが、今まで編集に参加した方はどれくらいいらっしゃいますか?
数件ほど他の方にご投稿いただいておりますが、全体的には掲載記事編集はほとんど私がやっております。
Q.他の方に参加してもらうためにされている施策はございますか?
フロントページにどなたでも編集にご参加くださいと記載していますがあまり効果は無いようです。
Q.参加者の方との連絡はどのような手段でされていますか?
コメント欄にご意見をいただいたりしております。なるべく1日に複数回チェックするようにしています。
Q.スパムや荒らし対策でやられていることはございますか?
livedoorさんでご用意いただいているスパムチェッカー、リンクURLチェッカー を利用させていただいております。
後はフロントページのURL書き換えをされるケースが多かったのでフロントページとサイドの出ているメニューバーの他の方の編集は禁止に設定しています。
Q.参加者の方が意に沿わない編集がされたことはありますか?
今までにはそうした例はございません。
Q.有益な情報を追加されることはありますか?
前述しましたが、掲載の銭湯の浴場経営者の方から直接ページの編集をしていただいたケースもありました。
これは情報が確かなものになりますからうれしかったです。
それから以前に編集掲載した銭湯が廃業された情報は助かります。
廃業は銭湯好きにとって残念ですが、掲載後に掲載情報で訪れる方に確かな情報を掲載するためには非常に助かります。
特に遠方の銭湯などは自分で確認することが出来ないので教えていただけると助かります。
Q.参加者の方にWikiに関する、何かしらのリクエストを受けたことはありますか?
今のところはとくにございません。
Q.Wikiを介して、コミュニティ(銭湯好きの方の集まり)などあったりしますでしょうか?
やってみたいと思っておりますが、今のところはございません。
管理人さん紹介
銭湯Wiki管理人は何所にでもいるような風呂好きのおっさんです。銭湯のほかに古い街並み、レトロ物件を見て廻るのも好きです。
食べ歩きもどちらかというと洒落たレストランよりも大衆食堂や昔ながらの居酒屋を愛する路地裏の散歩者です。
関連リンク
2008年08月29日(金) 17:20:26 Modified by wiki_interview