なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki

   

なんかabout-15.9-2からの続き




●2015.10.5 電子タバコの話

なんか電子タバコ、欲しいのがあるんだけどね、例えばSUBOX Miniとかちょっと80年代にあっても不思議じゃないデザインがいいよね、つか電子タバコ、VAPEとよばれるものはイキったのが多くて、どう考えてもDQN好みだろ・・・とゆうものばかりなんで、それが普及を阻害しているような。 やたらでかい本体や爆煙とかも出回っているようだが、アホちゃうかと。
巨大でイキったデザインは、仕事も出来ないダメ人間がコンプレックスで買っている、という風評被害を広めてみたいね、意地が悪いが。
また爆煙も、たいしたリスクも技能もなしに俺スゲーとひたっているだけちゃうかと。
まあいいけどね、電子タバコの評判さえ落とさなければ。

話戻って電子タバコ欲しいとは言ったが、さすがにSUBOX Miniとか高すぎる。


いま持っているのはドン・キホーテなどで買ったスターターキットがみっつ、これにリキッドふたつとアトマイザーも買ったので計4500円となるが、まあかなり安いほうだろうね。
スターターキットみっつでひとつはバッテリーとアトマイザーの予備、という形なんで、じっさい運用してるのはふたつ。
予備バッテリーはさっそく活用していて、容量650だとそのくらいがちょうどいい。
ドン・キホーテで買ったふたつはegoというブランドで、非常に安くて求めやすい。 そもそもヨーロッパなどのタバコが高すぎて買えない若者向けなんだから当然か。
このegoというシリーズ、コレで充分じゃん、これ以上必要ないじゃん、という製品なんだけど、もうひとつだけ、上のが欲しくて。

Puffkingというのが別なドン・キホーテで千円投げ売りやってて、デザインは非常に良い感じでしかも若葉色というか絶妙な緑じゃね? というのが欲しいなと思ったものだが。
後日、もいちど見に行ったら、若葉色じゃなくてどうもパステルカラーだったようで、じゃあやめとくか、となった。
でもイエローは魅力だよな、どうせ自室でしか吸わないんだし、普段着とのコーディネートとか必要ないし、単体でのデザインとカラーだけ良ければそれでいい。

ちなみにリキッドはもしかして、オレンジフレーバーとかいいんでないか? と思って。
手巻きタバコ用のシャグもバニラといいつつ、フルーツ系なのがあって、あんがい好みであったので。
それとセブンスター味というリキッドが気になる。
電子タバコでセブンスター? なんか欲しいなそれ。


タバコに関しては徹底的に我慢しない方向、という実験みたいなのやっていて。
まあ世間では禁煙したー、キツい、苦しい、失敗したーみたいな話があふれていて、じゃあ逆をやってみれば良くね? 的な。
でもまあやってみて苦しいよね逆も。 紙巻煙草、葉巻、パイプ煙草、手巻き、電子タバコと忙しくてありゃしない。

とにかく高価な電子タバコはあまり必要でない感じで、そもそも大量の水蒸気を肺まで吸い込む運用だとデカい本体とかアトマイザーとか要るのかもだが、吹かすだけなら安価な製品でじゅうぶん。
でもデザイン的に欲しいなーいうのがあって、まあ電子タバコでイキってもはじまらないんで五千円以下の製品が間違いないかと。

とまあそんな話。

最近観た映画



●電人ザボーガー

これまたHULUにて視聴。
逆に経済的だよな、暫くの間は。
1000円ほどでいろいろ観放題で、なおかつコンテンツも充実しつつあるわけだし。

何度も言ってるけど、うしおととら観るだけで元が取れて、他にも映画を観れるわけだし。
今回見つけた、というか前々からマイリスト入りはしてたんだけど電人ザボーガー。
CMで観たことがあり、なんかなーどうなんかなーと観るのためらっていた。
とゆか、ふざけてるんなら観ないよ、くらいの気持ちで。

ところがこれまた何度も言っているが、町山智浩解説というものがあって、電人ザボーガーはスゴいスゴいと褒めていたので観る気に。
うーむ、ちょっと騙された。
やっぱりウワサどおり、映画より当人の解説のほうが面白かったりすることがあるようで。
企業論理とかテレビ屋映画とか表立ったときにはエラい敵意を燃やして罵倒する町山氏だが、基本的に映画に甘いつう面もあるし。
実写版のスペースバトルシップヤマトなんかもう、あんなん及第点、全然セーフみたいに言ってたしな〜。

今回の電人ザボーガーもふざけて造ってるなら観るまいと思っていたが、半ば予想は当たっていて。
うは、放送当時のクオリティで再現した部分とか痛すぎだろ・・・もちろん完全無欠の確信犯でやってるわけで、どうなんだそれ、と。
巨大なサイボーグドッグの後ろ部分がまんまトラックとかも当時のデザインそのものであり、何故それが分かるかというと、じっさいに放送された本編がエンドロールで流れるから。 ちなみに二年前くらいか、再放送してのもふたつみっつ観たことが。

他にもフザケている部分が多い映画ではあって、渡辺裕之はウルトラマンではコマンダー、ガメラシリーズでは連隊長まで上り詰めたのに、この映画では刑事から浮浪者同然の無職に転落。 しかもニコニコする運動というか活動をしていて、ずーっとニッコニコの笑顔という、他では見れない演技を。
仮面ライダー電王では最強の敵を演じた人なんですがね。

全体的にコントみたいだし、それは仮面ノリダーみたいに本職の芸人さんがやるから面白いのであって・・・と苦言も出したくなる。
まあ妖怪人間ベムに続く悪の存在を演じる柄本明とか父親の竹中直人博士とか面白くはあったけどさ。
インシュリンジョークとかなんか寒いなーみたいに思えるし、どの時代を想定したのかよくわからんオリジナル敵の造形とか微妙だし。
まあ一部に分かる、とゆう部分もあって、空手の特訓中では何気に地蔵さま破壊してたり、そーゆー無神経なところ、確かに昔ドラマにはあったよね。

全体が寒いギャグなので、本気のメッセージがあるのか混乱してわかりづらいが。
ま、こうと決めたら90歳になったってヒーロー続けるんだよ、というのはいい話だな。
後は作品全体を通して「昔は予算がなくてもやるんだよ、いや、やったんだよ!」というのは大切な事だね間違いなく。
そのへんは確かに熱いんだけどね、茶化した部分に紛れて見えなくなりがちなんでないかと。
予算がない状況をまんま再現しても本気と思えんし。

いや、そんなメッセージが込められたとて、やっぱ褒められる作品ではないな。
スーパーヒーロー茶化すってのは非常に危険なんだよ、ハリウッドでもローン・レンジャーがそんな具合だったし。
取り返しのつかないことになるぞと。
当時レベルのヨレヨレな着ぐるみでアクションするなら、なおさら本気で撮らんと誠意が伝わらない。
つか「当時」を強調するなら、仮面ライダーなどの超危険なスタント・・・は今では無理というか無駄なので、計算しつくされ、洗練されたスタントを披露するとか、内容的にもマジなストーリーやらんと。
そんな具合で、とにかく褒められるモノではないと。

むろん旧い特撮が好きな自分的には楽しんでしまったけどね、悔しいけど。


●マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

サッチャーものは観たいと思ってたら、運良くHULUにふたつあった。
こちらはメリル・ストリープ演じる創作映画だけど。
HULUって映画が消えることがあるっぽい気がする、どうも期間限定のコンテンツとかあるようで、現実にマイケル・ムーア監督作品が消えた気がするし、だったらレアな作品ほど早く観なくてはと急いで視聴した次第。

結論かいうと、あまり面白くはないね。
というか、観ている間中ずっと「クリント・イーストウッドが監督したらずっと面白いのに」と頭の中ぐるぐるで、集中できないし。
それとわりと重要げかもだけど、後でネット情報みて疑問に思ったが、この映画サッチャー元首相存命中の製作なのでは・・・という点。
だとしたらちょっとひどくね? って部分があるような。
いくつかの時間軸が交錯しながら進む物語構成はやっぱりイーストウッド監督のJ・エドガーと同じなのに、なーんかうまくない形で、じっさいどちらかと言うと1985年の映画「ドリームチャイルド」に似ているような。 まあ晩年になって過去の幻影に悩まされる的なとこが同じなんだけど・・・言ったとおりマーガレット・サッチャー 鉄の女の涙という作品はサッチャー存命中の製作であるかもなので、ぶっちゃけ「失礼だな!」という感じに。

サッチャー元首相が認知症かなんかで不調であったのはウィキペディアにも載っていたので有名な事実なのだろう。
それをネタに映画やるってねえ。
亡き夫の幻影が見えてむっちゃ困るが、それが見えなくなったとしても孤独感で困るという話かね、わかるけど、失礼な上に老齢なドラマは盛り上がりようがなく、やはり面白くないし、そこを話の核にするのはどうよ、と。
ホント、その点イーストウッド監督はうまいよな。
イーストウッドなら存命中の人で近代史映画作らないと思うけどね。

創作なら創作で、そっち方面に振り切ってしまえば面白いのに、って似たことをコン・ティキでも言ったっけ。
だいたいサッチャー首相といえばフォークランド紛争、フォークランド紛争といえばサッチャー首相ゆうくらいで、かのとき周りの官僚たちに向かって「この場で男らしいのは私だけか!」とか言ったらしい有名エピソードこの映画ではないの?
翻訳の手違いでウヤムヤになったのか?
あ、でも党首決戦のためにキャラ作りで作戦会議、というのは面白い場面だったな。

マーガレット・サッチャーもコン・ティキもみーんなイーストウッド監督だったら良かったのにね、まあアメリカ近代史だけで手一杯だろうけど。
というわけで、クリント・イーストウッド監督を評価する週間、というわけでもないが。
結果なんかそんな感じに。



●コモド リターンズ

なんか午後のロードショーでやってたのを録画していて、でもコレってタイトル的に二作目だよな、一作目観たいな、と躊躇してたが、別に順序正しく観なくてもいいかと思い直した。

まあコモドオオトカゲが出てくる映画だよな、とはわかるが、デカイなコイツ。
冒頭でヘリコプターから降下部隊が襲われて、そら食いつかれるぞ噛まれるぞと思いきや、どーんと踏み潰されてたし。
制作が2002年ということで、この時代だとまだ映画を撮る実力くらいはある製作者がやってるので、まあ脚本もあるし(有る無しが問題というのも低次元だが)、絵もちゃんと撮れているんだけど、どうしたものか低予算B級映画の枠を出られない的なショボさはつきまとう。

例をあげると、巨大なコモドオオトカゲはかなりいい感じに仕上がっていて、むろん今の基準からすれば甘いけど2002年という時代を考えれば立派なもの。
とくに早足で駆けてゆくモーションとかできているのはたいしたものだが・・・いかにモデリングやアニメーション担当が頑張っても、肝心の「演技」ができてないでは全ての意味が失われる好例というか、登場人物たちが発泡して、コモドオオトカゲはずっとそれとにらめっこする場面が三回も繰り返されるという。
前後の辻褄があっていないというか、銃がまったく効かないことと、愚鈍な生き物ではないことが疾走シーンで明らかで、後は何故か知らんが一度の襲撃でひとりしか喰わないようなんで、正しい描写としては皆が撃ちまくるがまったく怯まずツッコんできたトカゲがひとりを咥えて素早く去ってゆく、でなくてはならない。
だってそーゆー説明が画面でされていたじゃん。

あとは空母からの攻撃で島を殲滅みたいに言ってたけどさ、ナパーム弾でそれ無理だろ、というかじっさい何も殲滅できていないので、取り残された悪党が数体のコモドオオトカゲに襲われるどうでもいいオチがラストシーンとなっておる。
ワンピースのバスターコールくらいの威力が必要というか、脚本的に脱出タイムリミットを示したいだけで他には一切の意味がない。
ナパーム弾炸裂の絵は、いきなりハワイ周辺の島からベトナムかどっかに変わっている感じで、どの映画から借りたカットか知らんが劇中、いっさい登場しない村みたいなのが爆発してたし。

と、ここまで書いてネットで軽く調べたら、どうやらコモドリターンズと言いつつ、コモドとは別な映画らしい。
シリーズかどうかすら不明で、スタッフとか別物らしいし。
前作?はここまで酷くないってさ、じゃあそっちも観たいな。
日本の配給会社がシリーズ作っぽく見せかけたのだろうか、まあどうでもいいけど。

つまらん映画ではないけどね、特にスゴい怖いわけでもないし、間は抜けているし。
やっぱりB級映画として観るのがいいんでないか、ということで。


●誰が為に鐘は鳴る

なんかスカーフェイス観ようと思ったんだけどね、町山智浩解説というのを聞いていると、何度も出てくるタイトルで、こんな気が狂った映画は無いぞというくらいだし、まあ1983年いうからあのアクション映画大洪水時代というか、いろいろあった頃の作品ですな、うまい具合にHULUにあるが。
長えんだコレが、二時間半以上だっけ、今日は遠慮したい感じで後日に。

で、代打というか、録りためたハードディスクプレイヤーのテレビ放送映画を消化しとくか、ということで誰が為に鐘は鳴るを。

でもって、結論から言うと、よくわからんかったです。
まず最初に、津波注意報の文字がでかでかと映って午後のロードショー画面が小さくて、なおかつこの、誰が為に鐘は鳴るとゆう映画ってスタンダードサイズなんだね、カラーではあるが。 要は絵がものすごく小さい上に、人目を引くようにデザインされた注意報がチラチラしてんじゃ、集中できない。
でもって、内容的にもおや? と思って。
まあ爆破作戦というのはわかるが、古今東西、いろんな時代と地域のことはだいたい雰囲気がわかって、例えばパンズ・ラビリンスだとスペインかどっかの片田舎で、わりと洗練された銃器や車両から第二次世界大戦ごろとわかるし、軍事政権が偉そうなんだなというのも観ればわかるもんだが。
誰が為に鐘は鳴るという映画は、国と地域と戦況がいまひとつわからなかったです。
橋を爆破というが、その難易度はいかなものか、何を用意すればそれが可能になるのか、その他諸々がなんかね。

また事前情報では、外国人がこの戦いに参加する意味が大切なのだと聞いていたが、最後までよくわからんし。
というかね、ホントにコレ名作なのかな、アメリカ人が三日後の作戦のため現地入りしたら、出会ったイングリッド・バーグマンとその日のうちにラブラブで、なんかそれがもうウザくてウザくて、お前ら爆発しろ! と思うのだがじっさいは爆破する方だし。
状況説明が薄いのはまだいいが、内容などあまり感じられないという次第。

ただまあ、テレビ放送だからカットされている可能性はあるし、観ている間中どーしても津波注意報のほうに目がいって、ホントまったく集中できんという形なんで、後日見直すといい映画なのかもしれない。
絵的にはやっぱ当時の映画はカラーでも白黒でもスゴい魅力だし。

とまあそんな感じで。


●スカーフェイス

なんかようやく観れた二時間四十五分もあるスカーフェイス。
いやしかし、これは久しぶりに面白い映画だったわ。

あーもちろん、評判の悪いB級映画を意図的に探しだして視聴する癖があり、ダメ映画ばかり目にするのは自分のせいでもあるんだけど、最近の電人ザボーガー、コン・ティキ、マーガレット・サッチャー鉄の女の涙、誰が為に鐘は鳴る、は思いがけない「イマひとつ映画」だった。
そんな中、このスカーフェイスはなんか面白かったわ。
いま観るとそんな暴力的でもないし、ありふれた映画なんだけど、普通に面白いというか、やはり80年代の映画ってことで懐かしさもあるんだろうね、雰囲気が。
またブライアン・デ・パルマというとたぶんアンタッチャブルくらいしか観てないが、通じるものがあるんで安心感もあるし。
ラストのバカな壮絶アクションとかかなり楽しめた。

なんか作戦モノとかフィールドとか戦場とかじゃなく、個人が暴れるのにM203グレネードユニットだっけ、アレつけたアサルトライフルとか確かに当時としては尋常じゃないな、今なら金持ちのヤクザが持っていても不思議じゃないが。

元の映画は暗黒街の顔役だそうだけど、明らかに脚色されているのが分かる理由として、1980年に大量に来たキューバ移民という設定になっているから。 というか1983年に映画になるって速すぎだろ。
本人はカストロに追い出された政治犯だぜと言ってるがどこまでホントやら、単なるチンピラだと思うのが妥当かな、それが成り上がって一財産築いて、全てを失うまでを描いているんだけど、不思議と面白い。
というか映画ってこーゆーものなんだろうね、本来は。

しかしいろんな出演者が気になるよねこの映画、コイツ誰だっけ的に。
特に麻薬組織の幹部のアイツがすごく気になって気になって、誰だっけ誰だっけ・・・あ、サリエリか! モーツァルトを殺した男! みたいな事は他の映画でもあったような。
まあこの人の場合どんな作品に出演してもモーツァルトを殺した男だーって言われるんだろうね。 ラスト・アクション・ヒーローでもそんなネタなかったっけ。

とまあ自分的にかなり楽しんだけど、今どきの映画ファンが観れば退屈なほうなのかな、車が回転しながらポンポン飛ぶような派手アクションでもないし、複雑なトリックも意外なオチもないし。


●魔法使いの弟子

なんか午後のロードショーでもないテレビ放送が録画されていたので視聴。
いや録画したからには案内文などで何かしら「ある」と思ったからこそ、意図的に録ったわけなのだが。

内容としては、まあ由緒正しき魔法使いを現代劇で、という感じだろうか、よくわからんが。
バルサザール役はニコラス・ケイジで、ビッグ・ダディもそうだけどいい役とるなこの人、と思ったら企画者でもあるようで。
ちょっと錬金術の系譜なんかな、今回の魔法は。 現代科学ともつながる存在として描かれている的な。
物質を操ることでいろんな術とするような感じ。
でもまあ結論的に、パーシー・ジャクソンやハリー・ポッター、その他の現代劇ファンタジーと同じで、裏の世界とその入口を楽しく描いたみたいな。
じっさい子供が楽しめるというのが企画意図らしいし。

で、まあちゃんと楽しかった。
ただ、ハートを鷲掴み!というほどでもないが、とにかく面白かった。
誰が観ても退屈しない作品であろうと思う。

とは言うものの、薄味でもあって、やっぱりヘルボーイシリーズ造ったギレルモ・デル・トロ監督は突出した存在だなーと思ったり。
あ、でも日本人にはわからないであろう小ネタがたくさん詰まっているとは感じた。
アメリカ人にしかわからない有名な「欠陥車」みたいなのがあるのだろうと。
気楽に観るのがいいが、真剣に語るなら「トレードのバランス感覚」はイマひとつかな、このレベルの魔法を習得するにはどの程度の生活を犠牲にしたらいいのかみたいな法則がよくわからん的な。 また勝利に必要な要素というか条件もわかりにくいかもだが、そんなもんは全然及第点。
まー魔法の頂点を極めたい主人公ではなく、目の前の使命を果たさなくてはという話なんで、そこ曖昧でもわりと大丈夫なんだけど。

要は充実した映画とは言えないがこのくらいまったく無問題、立派なものだという。

とまーそんなわけ。


●十戒

前にエクソダス/神と王を観る際に十戒観たいな〜と言っていたが、これがHULUに登場。
やっぱり有能だったんだHULUって。
しかし三時間四十分という大長編とは知らなかった・・・テレビ放送版はだいぶん端折った版だったんだな。
1925年のロストワールド一時間版と同じで、製作側でいろんな長さ用意しているのかね。
ちなみにPCで入力するのに十戒がなかなか出ず、「じゅっかい」や「じゅうかい」ではなく、「じっかい」だと知るためにウィキペディアという遠回りを・・・というのはまあどーでもいい話か。

とにかく何度かテレビで観ているため、主なシーンはだいたい頭に入っているが、面白い映画だよねコレは。
ラムセスとモーゼがなにげなーく当て付け論争になっているシーンでなにげなーく秤が小道具になっていて、秤の片方ににレンガを乗せると一気に傾くとゆうギャグとかうまいなーと思ったりしたものだ。
その他やっぱりなにげなーい仕草や動作が目を引いて、なおかつすぐに回収するという面白い劇映画という感じ。
面白いといえば前回観たテレビ放送から時代の変化があって、当時はタブレットといえば十戒の石版とかが代表で、あんな感じだだという意識があったのに、今じゃタブレットといえばポータブルPCというかモバイルPCを思い浮かべる。 昔からタブレットPCというのはあったが、iPadが決め手となり、言葉のイメージが変わってしまった感じか。
他にもこの時代のハリウッドとしては珍しく、なのだろうか、十戒の言葉が英語じゃないとゆう。
右から左に書かれていたし。
それ以前の船乗りシンドバッドの冒険だっけ、やっぱり外国舞台なんだけど、これもちゃんと外国語で書かれている・・・と思いきや、オーバーラップで英語に置き換わるというムリクリ演出していたのに、やっぱり聖書の映画化では配慮して英語使わないんだね、感心。
それと映像がビスタサイズ(テレビと同じ16:9サイズ)で意外だったが、後で調べると35ミリフィルムのシネマカメラで撮影して上下を切るような擬似ビスタビジョンではなく、モノホンのビスタビジョンらしい。 本物ビスタビジョンって35ミリフィルムを横に回転だっけ、まあ贅沢な話ではあるが、さすがに大長編だけあって70ミリフィルムとかは使えないかやっぱり。

こうして観ると、エクソダスという映画ってやっぱ微妙だよな、十戒のほうは演技や演出が旧く、それをちゃんとした作劇にするだけでもリメイクの価値はあるんだけど、基本的に十戒のほうがわかりやすく面白い部分が多くて。
あとエクソダスのほうは紅海のシーンを自然な引き潮的な演出にしたのがどうもね、紅海真っ二つにしろよ、それを観たい観客もいるんだからさ。
まあエジプト災厄のところは神の所業にモーゼのほうがドン引きするとゆう面白い場面も観られて、損はない映画なんだけどエクソダス。
現代科学で説明のつくナイル川の異変など、ちょこっと盛り込んだりするしねエクソダス。
とにかく話のバランスが微妙なんだよねエクソダス。

先述の通り三時間四十分という長編なんで計画的に前後に分けて・・・思ったが、一時間五十分でいちど切ったわ。
インターミッションは二時間十分くらいだったので、キリが悪いがマルちゃんラーメン買いに行かなくてはならないので仕方ない。
観る前にはどこがインターミッションかわからないわけだし。
マルちゃんラーメン食いながら最後まで観て、つかテレビで何度か観ているはずなのに、ラストは意外だった。
イスラエルの民は神の怒りで四十年間の流浪生活を続け、そこで終わると思ったら旅の終わりまでモーゼが導いてからエンドか。
まあ旅の終点である「ヨルダン川の向こう」が見えたところ、という事なんで旅の途中という記憶に間違いがあるわけでもないかな。
もひとつ意外と言えば、「敵は勇戦すれば称えることもあるが、同胞の裏切り者は絶対許せん」法則は、三千年以上前だとまだないのか、総督府に住み着いたアイツ、いっしょに(強制だが)旅に出ていましたな、思ったよりこの法則って新しいのかね、古今東西普遍だと思っていたのに。 まあ今なら民からの投石集中砲火で無残に死んでいるでしょうな。
しかしアブラハムの民とかバカ総督とか、ネーミングセンスがイマひとつと感じるのは日本人だけか?

ともあれ楽しいし、壮大で見応えのある映画であった。
長いけど、そこはやっぱり二度、必要なら三度四度にわけて観ればすむことだし。

余談ではあるが「神の代わりに剣をふるうのか」という台詞で笑ってしまったのは仮面ライダーカブトのせいだろう。

この映画、というより旧約聖書の出エジプト記あたりって、どのエピソードとっても映画の一本、もしくは物語のひとつくらい応用で出来そうな感じで、もしかしたら元ネタになってる映画とかあるかも・・・思うとより楽しめる。
新約聖書でさえネタの宝庫なのだから。


●拝啓天皇陛下様

HULUにあったのを視聴。
渥美清が軍人ってのも、今から見ると珍しいよな、良くも悪くも寅さんで定着したから。
戦前から戦後の二十年くらいを描いた作品で、その点だけでも非常に面白い。
最初は変だと思ったけどね、いい年した渥美清が新兵とか、戦前にそんな切羽詰まったことしたかなー思ったら青年って設定だったわけか、無理があるが。
徴兵制はだいたい陸軍で、帝国陸軍といえばかなり厳しいところで有名だが、それでも不況下の農村よりも良いというのがスゴい。
やがて愛国熱が加速して時代がとんでもないことになるが、それでも生活が安定した軍隊は天国だと言い張るのがなんとも。

ゆうても厳しい軍隊生活なども、じっさいにはかなりゆるーく描かれているのは多くの映画と同じで、もし自分が左翼のプロパガンダ映画家だったらこめかみに血管浮き出るようなマジギレ上官とか鼻血出るほど点呼しまくる兵士とか一切のユーモアを許さない雰囲気とか描くけどね、ほとんどの戦争映画がそんな冷徹な歯車軍隊ではなく、あんがい緩い感じを普通に表現していて、けっこう教師の目を盗んで楽しくやっている学生的な面みたいなところも記していて。
まあ雨漏りしない家屋にボロいけど人数分ある寝台、近所の遊び場など、当時はあれでも豊かな方だったんだろうね兵士の安月給でも。

それとどの戦争映画でも気になるのが、兵士たちはどうやって煙草を入手してるのかという問題が。
軍隊の支給品にあっても、間に合わないだろうな、現金収入得るために禁煙して煙草売ってる兵士とかいるのかな。 また軍隊内にアメリカ軍PXみたいなのがあるのか、あるいは外出した兵士が買ってきてそれが出まわるのか、民間の業者が出入りしているのか。
いろんなパターンが時代と場所によってあるのかもね。
なんであれ、煙草の回し飲みは戦争映画の定番シーンで、そこから見るに瓶入りの酒ていどには貴重品だったが、ケチケチすると下に見られるので景気よく吸っていた可能性も。

ヤマショウは貧しい農民すぎて文字もまともに読み書きできないという設定はいいね、普通とはちょっと違う人間を置いて世界を観察しているわけで。
陸軍も政府も腐敗したところがあり、キツい暮らしで奮起した青年将校がいなくなったり、仕事が辛すぎでおかしくなったり、現実には自殺者もいる社会なんだけど、渥美清演じるヤマショウは天皇を信奉しつつテキトーな生き方を変えずにうまく渡っていくというか、軍隊に居ない時はアレコレと仕事変えてなんとか生きてる的な。
まあ読み書き苦手って設定は後半辺りにだんだん、曖昧になってる感じするけど。

坂の上の雲などで「恐れ多くも天皇陛下にあらせられては・・・」みたいな話題になると、会議をしていた将軍どもがビシっと直立不動で表情まで改まるゆうネタを裏打ちするように、この拝啓天皇陛下様とゆう作品ではそこを解説するギャグシーンがあるのは興味深いな。
新兵のころからちゃんと親切に教育しているわけだ、それが身にしみるまでやってるから職業軍人でもあーなると。
文脈から天皇陛下の話になるよ、と感じたらビシっとしろと教えられているわけで、それを乱用するというギャグもナイス。

いろいろおもしろい映画なんだけど、問題点もふたつほど。
ひとつは、動物虐待が酷いというか、豚を小突き回すのはまあいい、記録フィルムだし。 だがニワトリをシメるのに投げつけたりは問題で、時代がどうとかではなく、また単純に食い物投げるな、粗末に扱うなって話でもあるし。
あとはタイトルはじめ、天皇が繰り返し強調だけど、何が言いたいのかはよくわからず。
天皇制批判? あんだけ皆をその気にさせて、あとは放置って無責任じゃね? って話か?
作品の構造からそう解釈もできるが、それはそれで的外れだし勘違いと心得違いしか浮き彫りにされないような・・・まあいいか。
別な解釈もできるし、良い映画は多方面から切り込めるというし、じゃあ良い映画なのかなこれは。
ま、名作ってほどでもないが、普通に楽しめる作品としてラインナップは有り難い。

余談だが。
チャップリンなどは映画史において軽視されがちだが、立派なものだし、そーゆーコメディとメッセージ性という混じった感じの映画として、まっとうに進化してできたのがこの拝啓天皇陛下様とゆう作品かも。
欧米人はかような映画の発明者なのに、じっさいは悲壮ぶった深刻映画が大好きで、ハリウッドでもそーゆーマジすぎガン泣き映画が受けるようだが、いっぽうでコメディメインなのもちゃんと作られてはいる、が、やっぱり大予算は獲得できない傾向みたいな。
よくわからんが、そんな感じがする。
まあ海外の話はいいや。

こーゆう邦画がもっと観たい、というかもっとあったような気がする。
もしかしたらタイトル知らないだけで、HULUにあるかも。
なるべく気にかけるようにしておこう。



●パブリック・エネミーズ

なんかiTunesStoreで百円のを借りたのだが、HULUにもあるやん。
まあiTunes映画のメリットを活かすため、長い映画を半分にして、残りをiMacで観たり工夫。
百円払っちゃったんだから、そのくらい遊ばないと。

例によって町山智浩解説というもので多少、内容は知っていたし、その影響もあるんだろうが。
自分なりの意見としては「そんなに上手い映画じゃないなあ」みたいな。
過去の東映特撮番組やらアメリカのドラマやら、手慣れた職人みたいなよく出来たものを見慣れているためか、編集とかカメラワークとか上手くない映画があるとなんとなーくわかる。
場面の意図はわかるんだけど、よく撮れているとも思えなくて。

ちょっとぼんやり観たため、話がわからなかったとこもあるが、これは自分のせいか。
でも基本、いろんなところが「上手くない」というのも理由かと。
何度も何度も言うようだけど、クリント・イーストウッドが監督すればなー、あの人は天才でもなんでもないが、とにかく間違いはないし、観て損はないから。
まーでも、今回のパブリック・エネミーズはそれなりに個性的なショットもあるんで、まあいいか。

ラストの答え合わせ的なシーンは良かったね、警官がビリー・フレシェットに伝言をもってきて、デリンジャーが死に際につぶやいた台詞なんで合ってるかどうかわからないのだが・・・という前置きがついて、でもじっさい聞くと「あ、正解だ!」とビリーもスクリーンのこっち側にいる我々観客もものすごく納得するという、ただそれだけの話しなんだけど、いいわ。
当人たちと観客しか知らない情報で、気持ちが銀幕のあっち側こっち側で共有された、ってことで。

なんかなー、フーヴァー長官とか有名人が出るのはいいが、もうちょいなんかね、当時の空気を感じられればね。
まあギャング映画でおなじみトミーガンことトンプソン短機関銃が実は扱いづらい代物なのでは? という部分はいい感じか。
ただ威力がハンパないというか、アクション映画向けに派手な演出してないか?とも。
解説とか読むと、当時デリンジャーが大衆のヒーロー的に扱われていたとなってるが、劇中そうは思えないし、もっとシリアル・ママみたいな極端な世相表現でもよかったんでないか。
全体的に漠然としているんだよね、映画が。

ちなみにパブリック・エネミーズとゆうと解説文、字幕ともに「社会の敵」と訳されているが、ふつうは「公共の敵」じゃないかなと。
そこまではまあ、翻訳のさじ加減の問題なんだけど、じゃあじっさいの映画ではどうかというと。
社会ではなく公共というと急に政府の胡散臭い思惑などを連想させて、そこから映画を面白くもできるだろうに。
公共の敵というとロックンローラーとかヒッピーとかあるいは共産主義者とか、どうしても政治色が感じられるはずなのだが。 いやもちろん、FBIとか絡んでいるけどねパブリック・エネミーズという映画内でも。

というわけで、なーんかイマひとつ盛り上がれませんでした。
長編だが、長さに見合った何かが足りない気が。



●ゲット スマート

やっぱりiTunesStoreの百円セールで。
サムネール画像がいきなりアン・ハサウェイなんで、喜んで借りた次第。

アクション可能な萌えキャラ、アン・ハサウェイが出るだけでもいい映画じゃん。
ちな予告編みて、なんかスパイが既成化された社会でスパイ学科の昇進試験をする話かと思ったら全然違って。
普通にスパイは機密な世界で、ようは通常のスパイ映画がコメディタッチなだけ。
それで現代劇なんで、宇宙人の居ないメン・イン・ブラックみたいな雰囲気になる。

観てみるとけっこう面白く、昔ながらの緩いコメディといった感じで、自分的にはツボでした。
ホント80年代のアクションコメディを観ているノリだから。
じっさいスパイ・ライク・アスなど、現実の80年代コメディも緩いけど好きだし。

さらに調べてみると、なんか昔のコメディテレビドラマが原作らしい。
なるほど、謎の安定感はそのためか。

パラシュート無しでの降下やムッチャ頑丈な敵など、007パロディもあるが、それ以外にもいろいろネタを織り込んでいるっぽい。
まあ詳しい人はすぐに分かるんだろうね、わからなくても楽しめるし。

監督は「裸の銃を持つ男 33 1/3 最後の侮辱」の人だそうで、これまた安定感の理由かと。
さらにスタッフにメル・ブルックスが混じっていて、なかなか興味深い。
また複雑怪奇なトリックやハイテク小道具に頼らず、肉弾アクションというかギャグに徹しているのも好感度に。
まあそれが極端になると「ハドソン・ホーク」になるんだけど。
問題のアン・ハサウェイは「プラダを着た悪魔」と同様、ワンシーンワン衣装みたいな展開で、お約束になってるのかな? 有り難い限りだ。

なーんか最近、やたらトリッキーで小賢しいわ!と言いたくなる映画が多い中、不思議と安心して観れる。
つかハリウッドのコメディってやっぱりいいなと再確認。


●ザ・フォッグ

HULUにあった映画を視聴。
イメージ的には以前観た松竹の吸血髑髏船を真面目にしてホラー化した感じ。
とか言うと吸血髑髏船に失礼だが、アレはまあホラーと言うには茶化している感じあるからなー、幽霊船に入ると女のすすり泣く声が聴こえるとか文芸だけだとホラーっぽいが、じっさいの演出としてはでかい声で延々とシクシクやってるんで、「うるせええええぇ!!」という印象しかしないという。 すすり泣きがドリフなみのギャグにしか受け取れないわけ。
しかもテープレコーダー使ったトリックだったし。

まあそれはいいとして、ジョン・カーペンター監督のザ・フォッグである。
まず前後のクレジットとかみて驚いたのが、ジョン・カーペンターって音楽もできるんだ、という。 まあ映画ファンの間では有名なんだろうけど。
けっこー映画の名曲もあるらしく、じゃあカーペンターズってもしかして・・・と思うが、さすがに無関係か。
あとはスタッフになんかロブ・ボーティン(今ではロブ・ボッティンというそうな)が混じってなかったか?みたいな。
思ってネットで調べたら、そこにはドラマがあったようで。
SFX映画の時代だっけ、SFX映画の世代だっけ、あのへんの本にもなんかロブ・ボッティン物語があったような。 師匠のリック・ベイカーはいかにも人の良さそうなオタクだが、ロブ・ボッティンはなんか異質なんだよね、昔の映画で言えば無口な巨漢のインディアンで頼れる相棒みたいな。


HULUのザ・フォッグに関して言えば、なんか妙なコンテンツとなっていて。
まず画質がくすんだ感じで、なおかつワイド・スクリーンなのにスタンダードサイズで切ってあり、つまり二重にレターボックスとなっているため、画面が非常に小さい。 なんでだ。
アナログのマスター版しかなかったとか? まあいいけど。
いいけどと言ったけど、気になる人には致命的な欠点であり、「HULUは高画質HD映像が売りじゃなかったのかよ!」とアメリカなら訴訟沙汰に・・・というほどでもないか、やっぱり。
先日の津波注意報&誰が為に鐘は鳴る、の組み合わせに比べるとザ・フォッグは黒いマスクで切ってるので、慣れている人には無問題で観れる。
全ての市民の目につくようデザインされた注意報のほうが映画視聴には致命的だった。

内容的には、今となっては古臭いし、怖くもないのだが、面白かったよ、それなりに。
主人公は灯台DJなのかな、あまり求心力がないのが弱いけど、まあわりと楽しめる映画。
せっかく一児の母が主役なのに、やっぱ従来の男主人公ほど活躍がないんだよね、リアルっちゃリアルだけど。 いくつかの群像劇が重なって収束してゆくタイプの話なんだけど、これまでの映画なら主人公の元に情報が集まるし、ラジオのDJという立場も活かすと思うんだけど。
まあそれもまた及第点みたいな。
面白いと思ったのが冒頭の、子どもたちのキャンプにゲストなのかな、大人が海岸沿いに百年前できたこの町の由来を語るシーンで、これ観た時、低予算でも面白い映画は撮れるんじゃね? と直感した。 ちゃんと引き込まれるシチュエーションだもん、それが野外で撮影するだけで撮れるなら、面白い映画は必ずしも大予算必要とは限らないじゃん、という認識を新たにした感じで。
現実にこのザ・フォッグという映画は百万ドルほどの予算らしい。 ウィキペディアに制作費が書いてあるんだけど、何度ケタを読み返しても百万ドルとなり、まあ一億ちょいかな、日本円にして。 スゲえ少ないようだけど今で言う三億円くらいの価値があるかもだし、なんつても当時はこのクラスの映画がけっこう日本で公開されていた。 つか数千万円あればいっちょまえの映画が撮れると、今でもされている。

予算が殺人魚フライングキラーより少ないんじゃないかな、ザ・フォッグでも映画のクライマックスは町の創立百年記念日イベントかと思いきや、やや外して少数人数パニック映画となっていて、大イベントの真っ最中が惨劇となったフライングキラーより低予算なのかも、みたいな。

とにかく話の中盤までに「霧から逃げなければならない」という独自ルールを完成し、楽しませるスタイルで、コレはトレマーズの「地面から離れれば安全」ルールみたいなもので、ゾンビ映画もマトリックスみたいなSFも、けっこう大切な要素だよねルール設定は。
むろん低予算の限界もあるが、けっこう面白かったわ。

とまあそんな感じ。

日記など


●2015.10.8 リキッド買ったが

なんか失敗したな・・・というのが正直な。
先日、溝の口ドン・キホーテにあった電子タバコのPuff Kingが気になるという件で、色が違うなと思い直したが、やっぱり欲しいと行ってみたら、売り切れなのか撤去されたかもうなくて。
2日違いで無くなるもんだなー、最初に買ったスターターキットと次に買ったegoが二千円クラスだから、三千五百円クラスのPuff Kingはワンランク上ということで、千円なら迷わず買うべきだったと後悔。

かわりに買ってきたセブンスター味とオレンジ味のリキッドもなんかね。
つか不味いよコレ。


リキッド入れ替えのために洗ったため、重曹とか残って変な味になったのかと思ったが、リキッドそのものを嗅いでみると一発でわかる。
臭いってこのリキッド、オレンジ味は薄いし、でも独特の臭みはやはりあるような気がするし。
たぶん、このメーカーのリキッドはダメなんだろうね、もうワインかなんか混ぜてそれでも臭ければ捨てようかと。

そ〜考えると最初のスターターキットに付属していたメンソールリキッドっていいものだったんだな。


つかSMOOTH VIPってリキッドがちょい入れにくいけど、いいモノだよな、コンパクトで。


まあコンパクトなぶんバッテリーはおそらく350maていどかな、そこは弱点だが。
それでもやっぱり小型は魅力。
まだAmazonには入っていないが、プチeGoとゆうeGoの350版もいいよね、太さ同じで短い感じのデザイン。
とにかく三社四種類五個のリキッド買ったけど、最初のSMOOTH VIPブランドをなるべく選ぶようにしよこれからは。

という話。


追伸:リキッドの話

なんか試しにセブンスター味を煙草にたっぷり染み込ませて吸ってみたが。
うむ別に不味くはない。
なんだろ、もしかして熱量の不足で変な味になったのかな、元のリキッドそのものの匂いが燃焼せずに漂う的な。
だとすると、でかい本格的な製品だとちゃんと味がするのだろうか。
ここで一万円クラスの調整可能な機種が意味を成すってことかね。
とにかくeGoなどの安価な製品だと、メンソールがいちばんなのかも。

とは言うものの、あまり本格的な電子タバコなど買いたくないのだが、出費もそうだが製品にあまり魅力が感じられないというか、江戸時代のヤクザじゃないんだから巨大喫煙具など使いたくないゆうか。 マグライトであれば「護身用の棍棒になります」というのもわかるんだけどさ。
デザイン的にもイキってるのが多くて、それでSUBOX Miniは魅力だ、と書いたわけ。
要はプラスティックの良さを前面に出したもの、70年代から80年代のデザイン感覚を2000年以降、半透明iMacを経て完成したリファイン的なものがいいと。
Puff Kingも70年代後半から80年代前半にありそうなデザインなんで気になっていたわけで。

 イキったデザインの一例
 こーゆーのから優先して輸入ってどうよ

ちなPUFFKINGをゲットし損なってくやし〜とゆう件だが、これもまたegoのイエローとかあれば済む話。
つか代用としてなら普通にブラックの1100mAあればよくね、むしろ小さいバッテリーが欲しいくらいだし、とにかく執着することないし、買い損なって惜しい、というのもそれほどでもないなと思い直した。
ま、味が違うかも問題があるんで、また千円で投げ売りなら買うけどね。

あと、ハッカパイプ、もしくはハッカホルダーとよばれるものだけど、アレも有能だわ。
電子タバコ、VAPEとよばれるものが重いのはリチウムイオン電池のせいで、それがないハッカパイプはくわえタバコが楽だし。
電車やバスで煙を吐くのは目立つが、ハッカパイプは安心だし。
けっこう味が濃いし。

それでも電子タバコを研究中なのは、やっぱり煙が出ることで極めて煙草に近い感覚があるため。
煙をくゆらすことによるヒーリング効果とかわからんが、スローな気分になるのが煙草本来だろうし、ハッカパイプにはない「手応え」があるのがいい。
味はまあ違うっちゃ違うが、煙草だって銘柄ごとに違うのだから多少はいいか、という感じ。
余談ながら電子タバコであっても「吹かす」派です。
肺まで吸引して、もし将来電子タバコの害とか発見されたら手遅れやん、爆煙タイプとかもってのほかですわ。
口の中で味わうだけでも楽しめるし、これだとどこでも(でもないけど)売っているeGoで間に合うから経済的だし。


とまあとりとめのない話題。

●2015.10.12 10グラムかよ!

なんか何度か小粋は110gでお買い得じゃね? 言ってたけど。
よっく箱を見直したら10gじゃん!
じゃあお買い得でもないな、つか全然違うっつーの。


確かに買ってみるとボリューム感あるんで、10gとは思わないが、考えてみれば110gでもないよな、他の煙草と比べれば軽く感じるはず。
しかしよくもまあ百グラムも間違えたなと感心する。

とりま他の記事でも以下の矯正文を添えておこうと思う↓

※110gではなくて10gの間違いでした。
箱の表示が小さくて読み違えですすんません。

とまあそんな余談。

 ※追伸
四件の記事を訂正、ここで知ったがwikiの履歴って一月で消えるんだってさ。
危ないなー、なんか一ページ壊れかけていたページがあったよ、酔っ払って書いたとかそんな理由かね。
ギリ期限が間に合って履歴から復元できたけど、これからは間違いを減らすため、編集日時スキップというオプションを外すことに。 左に最近編集した項目が出てくるので、覚えのないページはこれでチェック的な。
あとは復元ポイントという機能をなるべく使うようにして。
万が一荒らしとかあるかもなんで、ホントは編集権限も狭めたいけどね、どうしたもんかな。









意外と早くページが縦長になってきたんで次へ移動。
次はabout-15.10-2となります。
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