なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki

   

なんかabout-15.10-2からの続き




●2015.10.28 椅子が壊れた


なんかパソコンデスクと対にして使っている椅子がぶっ壊れた。
ここ数日、なーんかガタガタ言うなー思ってたんだよね、軸受けの片側が折れてたんだね、困ったもんだ。
座っていたらだんだんガタが酷くなり、最終的には傾いたんで「なんだ?」と思って点検しようと椅子を持ち上げながら裏返すとこでポキっと。
うーむ、座っている時に折れなくてよかった、怪我の元になるからな、こーゆーの。

いやしかしHARD OFFで50円とはいえ、十年も保たないって弱すぎだろ・・・つか軸受けが立体的なプレスではなく、板を曲げただけ的な構造だもんな。
皿のように立体プレスなら、片側が折れることもないわけで。

夕方の7時頃だったっけか確か。
時間的にけっこう慌てて、頭の中にオフィスチェアを売ってそうな店とその閉店時間のリストが生成された。
近い順でいうとHARD OFFが8時までで、最初にここに駆けつけるが、この日はオフィスチェアとかなかった。
とにかく急ぐんで次にニトリ行って、そこで二番目に安いの買って帰った次第。

 ↑イメージ的にはこんな感じでアイボリー

ふたつ目で見つかって良かったが、次の候補はドン・キホーテだろうか、いやあそこは夜中までやってるんで後回しになるか。
じゃあ次はコジマなどのパソコン扱っている量販店、そしてPCデポの順かな。
PCデポも昔は11時までやってたんだけどね〜、今は8時って、ずいぶん違うぞそれ。
じゃあPCデポは間に合わなかったのか、ニトリの次はノジマあたりかな。

15年以上まえからある、いちばん安いオフィスチェアの形は未だその地位を保ったまま売っていて、それでもいいんだけど、なんか二番目に安いヤツにしてみた。 足回りがちょい立派に見えたのと、背もたれに隙がないのが理由。
今ではPCで映画とか普通に観るんで、背もたれが長いのを選んだわけ。

 ↑こんなのがどこのPCショップでも安値で置いてあった

ゆうても重役みたいなリラックス椅子が欲しいわけではない。
つかパソコンチェアにはややコダワリがあるというか、でかい椅子には懐疑的というか。
まあ多くの人がでかくて座り心地いい、立派な肘掛けもついた椅子が欲しいんだろうけどさ、それで作業できるの? という話。
パソコン作業の姿勢は正しくなくてはならない、という理念もある。
安物でいいから、ちゃんとしたサイズのデスクと椅子が必須というわけで、リラックスし過ぎなタイプはかえってマヅいみたいな。
つかデカい椅子で落ち着きすぎると作業効率とか大丈夫か? となる。
だから典型的なオフィスチェアがちょうどいいが、高いのは急に買えんので安いのを探した。

 ↑まず高いし、置き場所ないだろと思える

で、買ってきた椅子は細身で作業的にはいい感じか。
クッションがややふかふかだが、身体が沈むほど厚みがあるわけでもなし、問題ないかと。
肩の下まである背もたれは作業中には必要ないが、絵を描くにせよ文章にせよ、必ず時々は止まって考えこむ。 そのときに背もたれるわけで、ソファみたいに沈み込まない程度に、そこそこ快適であればいい。
ただ作業以外で、くつろぐ的な場面だと座っていて謎の違和感があるかも・・・慣れの問題か? もしかして角度がなくて水平な板に座る構造?
まあとにかく座れればいいか。
最終的には身体のほうをあわせろ精神で。

しかしよく考えたら2001年に自分のiMacを買って以来、三度目の椅子であり、よほど高価なものでないかぎり中国製なんだし、けっきょくは長持ちしないよね、まあ四千円ていどなら壊れてもすぐ買い換えるからいいけど。
そーいやPCデスクのほうは、もう15年くらいになるのかな、こちらは頻繁に動くわけでもなし、そんなすぐに壊れるとも思えないが。

今回、急に壊れてあわてて小銭もって買いにすっ飛んでいったわけで、出来ることならもっといい椅子がいいんだけどね。
普通の機能性デザイン椅子でも、もっと高価な椅子は座った時の違和感があまりないはず。
機会があればより良いオフィスチェアを選びたい。
Amazonなら半額くらい当たり前、みたいだし、たぶんもっと人間工学的なのが買えるかと。

とまあそんなわけ。


最近観た映画



●ランボー 最後の戦場

HULUにもあったけど、風邪気味で温かいiMac前で観ようということで、GyaO!で視聴。
あんがい品質は悪くなかったよ、CMがウザいけどさ。

80年代に流行った、コマンドアクションとでもいうのか、このテの映画の決定版みたいなことになってます。
とゆうか知らなかったんだけど、ランボー3 怒りのアフガンって最もランボーな映画としてギネスブック入りしてたんだってね。
直接戦闘による殺害者数がダントツだそうで、意外っちゃ意外だね、ランボー3以降もアクション映画のヒートアップは続いていた印象だったんで。
それも今回、更新は確実なのかな?

まず最初に、誰もが言うことだがシルベスター・スタローンって偉いよな。
60歳になってランボー復活とかふつう出来ないじゃん、劇中、スタントマンも無しで走るとか。
でもって今回はこれまでのようなゲリラ戦術はあまり披露しないけど、かわりにエクスペンダブルズでも披露した拳銃早撃ちが炸裂、またこの二十数年間で最も進歩した映画技術、CGを使ったアクションなど盛りだくさん。
ゆうても脚本的には非常にシンプルな話なんだけどね、そこには過去の戦いでなんも良い結果を残せなかった悔いとかうまく出ていて。
アフガンなんかけっきょく混迷を拭えなかった形だし。
この映画の最後で、あのような結末になるのは、なんだかんだでいい決着かと思う。

別にランボーが神様と、あるいはアメリカと仲直りしたわけじゃないんだけど、まあ妥当かな。
内容がランボーということだけど、今回は車に積んである機関銃というか機関砲を使用して、敵兵が面白いように粉々に吹っ飛んでゆくという、確かにこりゃあランボーな映画だわと同意せざるを得ない的な。 あの機関銃、弾の感じから50口径くらいの雰囲気なんだけど、じっさいあんなサイズのブローニング機関銃が戦争では当たり前に使われているという現実もある。 自衛隊だって装備しているんじゃないかな。
つまり現実の戦争もランボーなんですよ、というメッセージかもね。

とにかくシルベスター・スタローン健在を示した点でも評価したい映画。



●不都合な真実

HULUにあって、なーんか聞こ覚えのあるタイトルだったんで視聴。
内容は、ゴア元副大統領の演説をまとめたドキュメンタリーというかなんというか。

日本じゃ「私の名はゴア、地球の征服者だ」とかなんとか言って、環境破壊系の怪獣を送り込んでくるイメージだけど、実は違ったんだなーって、マグマ大使と混同してしまうが。
講義のテーマは一貫して「温暖化」について。
それにしてもどんな映画なんだろうねコレ。
ここで駆け込み寺というか、いつものように町山智浩解説というものをYouTubeで探しだし、聞いてみると。

ゴア元副大統領は大統領選でブッシュに負けて、その後は各地で講演してまわっている人だとか。
アメリカの政治家にしては珍しく科学に詳しいお方のようで、他にもテーマがあるのか知らんが、ともかく映画は地球温暖化のお話をまとめている。
日本や欧州など、一般的と思われる温暖化の知識も、アメリカじゃあまり浸透していないらしく、向こうじゃけっこう驚きの内容であったらしい。
まあそれも十年前の話だけど。
それにしても、ここでまたカルフォルニア州と排ガス規制とかが引き合いに出されたりするね、モデルタウンなのかな?
「誰が電気自動車を殺したか?」とか「モンスター上司」もカルフォルニアで、デカいアメ車がプリウスを攻撃する話だったし。

映画のはじまりは美しい野山の風景やせせらぎが映り、下手な政治家の映画であれば「あ、これって文明最後の放送か?」みたいな逆効果とゆうかギャグになる映像で、まあ過去にもいろいろ、最終兵器とか起動して大統領などが「もう終わりだー」思ったら流す映像ってのがコメディ映画にあって、それがこんな感じなわけであり、元ネタはというと何らかの都市伝説らしいんだけど詳細不明。
俺がハマーだ!にもあったと思うし、有名なのはグレムリン2だろうか。
まあわりとどうでもいいことだが。

印象的なのはゴア氏が使うMacで、あの時代だとPowerBookだろうか、MacBook Proだろうか、どのみちアルミボディであり、チタンPowerBookほどでもないが、いま見てもカッコいい。
なんかアップル社(当時はアップルコンピュータ社、だったっけ)の取締役だそうでそうなるんだけど、この頃だとライバルのWindows機はまだまだデザインがイケていないので、際立っている。 科学に詳しい上に自分でスライド作ってスティーブ・ジョブズみたいにプレゼンしてるのだろうか。
まあ映画エンディングの複雑なクレジットアニメとかはさすがにプロがやったんだろうけど。
それも今ではカッコいいWindows機がいくらでもあるんで、時代は変わるものだなと感心した。
なにか模範があれば、人は変革する・・・ってこの映画のテーマでもあるような。

温暖化のデータを次々に示して講義している様子が映し出されるが、まあ顔が動かない人だねゴア氏は。
科学に詳しく、温暖化についての活動している、このうえ今後、IT企業に巨額の投資とかしたら間違いない、この人ターミネーターだわ。
サラ・クロニクルでは間違って1920年代に来ちゃったターミネーターが起業して未来に備える話とか、IT企業を経営してスカイネットを後押しするターミネーターとか出てくるんで、そんな発想になるんだけど。
まあなんにせよ、ゴア氏も大統領選では無欲な風だったが、こうした環境活動で巨額の富を得ているようで、完全に信用できる人物とは限らないが、なんだかよくわからないブッシュよりは頼れる雰囲気があるね。
最低限、質問すれば答えが返ってくるくらいの可能性がゴア氏にはある。

とりま地球温暖化ってやっぱ未だ未解決なんだなーというか、取組中な案件なんだなと実感できればいいみたいな。
というか具体的な方法論とかは映画の最後、エンドクレジットのところでいろいろ言ってるんで親切設計だな。
このゴア氏は町山解説によるとお笑いライブ番組に登場して、数年前に大統領選で勝ったという設定でトークし、「我々の尽力により地球温暖化は阻止することができましたが、勢い余って氷河期に突入しました」などとボケかましていたそうな。

まあ地味な映画ではあるが、アメリカにはいい薬かと。
温暖化は日本人であっても決して手は抜けない分野らしいので、まあ観ないよりは観たほうがいいのだろう。




●サイレントヒル

いやー最高にわけわからん事になりました。
まづ最初に、今日は映画「ブッシュ」を観ようと思ったわけですわ、前回「不都合な真実」観たんで、ゴア氏のライバル的な存在であるブッシュの映画も観ようかと。 ところが二時間もあるんで、今回はやめて後日にしようと思い、ハードディスクに録りためた映画を消化しておくか的に選んだのが、このサイレントヒルで、午後のロードショーに来てたもの。
まあそれで観てたわけよ、ふつうに。
が、最後の三十分あたりで終わっちゃって。
どやらハードディスクの容量が足りないときに録画したらしく、後半が録れていないという次第。
事態に気づいて、即座に今度はHULU探しました、検索機能で。

そしたら、あった。
途中まで観てそのままじゃなんか気分良くないので、続きはHULUで観たわけで。
で、そのときに気づいたんだけど、この映画って二時間あるやん。
じゃあブッシュを観たほうがよかったのか? みたいな。
おまけにHULUの品質が良くてさ、午後のロードショーだとトリミングしまくりでカットも多いみたいで、画面の隅に番組広告みたいの出たりするしCMはひんぱんに入るし、だったら最初からHULUで観るのが正解ってことじゃん。

とまあ、サイコーにわけわからん状況に陥ったわけ。

映画の方も、良い意味でわけわからん状況になってますな。
午後のロードショー宣伝だとゲームの映画化ということで、バイオハザードみたいなもんかと思ったりしていた。
なんかプレイステーション時代だったかな、いちおう軽く知識もあって、脱出困難島のサバイバル的なお話だよなと。 ただ雰囲気的に日本のゲームかと思っていたが、そこはわからんし、日本のゲームがハリウッド映画化って珍しくないんであまり気にしない方向で。
あとはタイトルがサイレントヒルのくせにサイレンが鳴るんだよね、もしかして日本語でサイレンとヒル、という意味なんか。
多少、記憶に齟齬があったりしたが、まあいいか。

ところで犬神憑きって日本だけかと思ったら、アメリカにもウィンディゴ憑きっていうのがあるんだってね、まあどちらも人狼みたいなもんだし。
そりわともかく、憑き物らしい障害の少女というとこからはじまり、謎の根源は(たぶん)サイレントヒルにある! と意気込んで突入という展開。
いろいろ変なのだが、徐々に説明が加わる方式で、まあ舞台設定の解説は必要だよな。
しかし炭鉱の火事が未だ燃え続けているってそんなんあるのかね、確かに昔の汽船は石炭倉庫に火がつくと数日はくすぶってるっていうけどさ、燃え尽きるか炭鉱の酸素がなくなるとかないのかな、まあいいけど。
この炭鉱火事、サイレントヒルが無人であるという理由になっているだけで、異常事態とはまた別な話みたいで。

で、とにかく意味不明すぎて怖いことになっていくけど、その意味不明が勢いありすぎてややギャグになってるかな。
病院地下の不気味な人形たちとかさ、色あせ具合も加わってほとんどジャネット・ジャクソンの「RhythmNation」ビデオかとゆー感じに。
不意に動き出すあんばいとかなんか連想させるわけ。
まあじゃっかん編集が下手なのかな? と思わせるとこもあるけど、たぶん午後のロードショーによるカットのせいかと思われ。

基本的な構造としてはよくある、アメリカ南部や田舎町での魔女狩りからの復讐というか呪いみたいな。
しかし張本人であるメリッサが、なんか最後の方では三人に増えてなかったか? どんな役割分担だっけみたいな感じで、後になってみると「はて?」というところもないわけではない。
またゲーム性がいろいろ込められていて、確かにゲームの映画化なんだなーとゆう実感はあった。
スゴい余談だけどジープってなんだろうね、特定の車種? 特定メーカーの銘柄? 使い慣れた言葉にふと疑問が。
あと最後のシーンが謎だったが、軽く調べたら裏世界がサイレントヒル限定ではないという設定が最初からあったようで、つまり閉じ込められたと。
つか裏世界という設定も伝わりにくかったかな、物理的に風景が変貌する、というイメージだったし。
ま、小さな問題ですが。

そんなわけで。
それなりに楽しめる映画でした。




●続・サラリーマン忠臣蔵

サラリーマン忠臣蔵の続編である。
前作、威勢よく啖呵を切って小気味よく終わったが、はてさて大丈夫かいな・・・的な。

とりま視聴してみると、東宝サラリーマン映画はやっぱ面白いなというのを改めて思ったり。
今で言うテレビのドラマ的な立ち位置なのかしらんが、キャラがひとりひとり立っていて飽きないので、仮に脚本に穴があってもじゅうぶん補える。 脚本に穴があるのかわからんが。
また思いつきでつけただろ的なタイトルに忠実な造りになっているので結果、1作1作が個性的というのも良い。
以前、川崎市民ミュージアムで特集組んでいたので可能な限り観たのだが、とにかくどれもこれも面白いとゆう。

今回は1961年とゆーから昭和三十六年か・・・勢いがある世界という印象があるが、映画でそれがより引き立つ感じとなり、自分がこの時代にサラリーマン世代だったら生きていけん、と思える。
今でも相当キツそうだが、あの時代だと社会そのものが嵐の渦中みたいで・・まあどんな時代にもその人相応の地域や居場所があるのだろうが、都心に近いとこで会社勤務は無理だわ、ハード過ぎ。
前回はタイトルに準じて討入りする話だが、今回もまた討入りかよ! というのは続編である以上、義務的な感じかな。
なんにせよ討ち入りは最後の最後で勢いに乗って、ゆう展開なんで、途中までは起業してからの奮闘具合を描いていて、より楽しくなっている。
社長の車が中古すぎて時々止まるネタとか、まず社屋がボロいのでいい感じになったし、事務所の中にストーブがあって休憩時間に社員が集まりタバコ会議とか、社長宅を売り払って秘書の汚いアパートに転がり込んで飯が不味いと愚痴ったり、何もかも足りない状態からのスタートなんで逆に面白さ倍増みたいな。

47人の会社で頑張って、軌道に乗ったら乗ったでそこで満足しそうになり、あわてて本来の志を思い出して前作の敵に殴りこみ、こんだけ株券揃えりゃ有利じゃね? と言いつつも接戦でやはり楽しませてくれる。 株主総会ってこんな選挙みたいなことするんだ、と知識がなくても盛り上がる。
東野英治郎が逆に悪代官的な役どころが似合うこともあり、重厚な社長役に三船敏郎というツボもあり、誰も彼も何気なくハマっていて、それはまあ昔の東宝映画を見慣れているせいもあるだろうが、安心感もある作品。
なんつても昭和の風景、小道具は何もかもが観ていて興味深いよね、あの壺みたいな魔法瓶とかいま見ても可愛いし。
ステンレス魔法瓶とかない時代、ガラスの魔法瓶はすぐに割れてわりとひんぱんに買い換えてたような記憶も蘇ったりした。

なーんか配信とかで東宝サラリーマン映画あまり揃わないんだよね、このたび続・サラリーマン忠臣蔵もかろうじてTSUTAYAにあったのを借りたわけで、他のタイトルはあまりないし、困ったもんだ。
そーしたコンテンツをこそ、HULUに置いておけばいいのに。

そんな感じでとにかく楽しめた次第。



●八甲田山

GyaO!で視聴。
十年・・そんな前でもないか、レンタルで借りて観たし、それ以前にもテレビでちょっとばかり観ているが、ともかくタダなんで観ました。

配給側はいちおう名作に分類しているようだし、観た人からの評判もいいみたいだが、それほど優れた映画かな、とも思う。
まず、三時間近い長さはもちっと削れるだろと。 雪山の、半ば色がない世界の話なんで、あまりダラダラ描くべきではないのでは。
とにもかくも雪の行軍がどんなに恐ろしいかをビジュアルで伝えた点はスゴいのだが、反面、執拗すぎてギャグになりかけてもいるぞというのが感想。
例の曲も何度も何度も聴いていると笑えてくるだろうし。
まあ演出意図とかがよく伝わるなら、成功した映画なのかな。

雪中訓練で、高倉健こと徳島の隊と神田の隊とが出発、神田隊のほうが遭難する、という話なのだが。
先述したようにカラフルさに欠ける内容なんで、いろいろ工夫されていて、その工夫がまたコントみたいになりかけてるという、ある意味、危険な映画だった。
神田大尉役は、まあなんというかもう、いかにも遭難しそうな、生真面目そうな顔をキャスティングしたものだと感心する。
能力の高さと不運さが顔に出ているというか、顔面死亡フラグみたいな。
でもってこの神田大尉がまた、出発前から走馬灯みたいなんだよね、通常の将兵が雪中訓練のさいは「とにかく熱燗」みたいなこと考えて歩くのに、神田大尉に限っては「春の風景が思い浮かぶ、それも子供の頃の懐かしい春が・・・」みたいな事を口走っていて、「ああ、大丈夫じゃないなこの人」と観客が即理解できる構造。
なおかつ真面目すぎ、上からの要望をなるべく汲みとりすぎで、しかも決定的なのは横から意見ばかり出す大隊長までもがくっついてきてからの、さんざん計画を変更しての出発とゆう。 ああ、疫病神までついちゃったかこの人の隊は・・・といった次第。

でもって高倉健部隊の方は自分の意見を通して少数精鋭で出発、なおかつラッキーな村でいちばん腕が立つ女性ガイドをゲット、幸運の女神まで付属して挑むわけで、えらい差がでているよなはじめから。
ちな、このガイドに対して最高に礼を尽くしているシーンが創作だというのは有名な話。 凱旋するように村へ入る際もガイドを前に出したとか、主演が高倉健だから人徳がある演出が逆に説得力あるんで改変したのだろう。

この映画、直接の関係はないと思うが「二百三高地」の前編であるようで、八甲田山で生き残った神田隊の者達は続く日露戦争で亡くなったとラストで解説されている。
また共通のシーンとして、極限状態で発狂し、奇声をあげつつ服を脱ぎ捨てながら死んでゆくというのがある。
二百三高地でこの場面はややわざとらしいので、やっぱり八甲田山を意識しながら、あえて入れたのかと。

いろんなアイテムなどが気になって、あまり台詞とか頭に入らないが、それでもストーリーはつかめるのがスゴい。
まあ一本道×2、みたいな話だからそりゃそうかもだけど。
そいや口付タバコらしきものを、はじめて映画の中で確認したような気もする。 バッとパッケージから取り出した一本を、素早くねじって吸おうとする場面で、映画用のプロップだろうから火はつけなかったが、この時代の老練な俳優さんならそんな知識があるんだと感心。 これは要するに、口付タバコというフィルター付き、両切よりも旧いタイプの、紙のチューブだけで中に綿もなにも詰まっていない煙草は、当時の人であればチューブを二箇所、断面が交差するように潰してから吸ったとされており、つまり素早くねじったような動作は、このチューブを二箇所潰したとこを再現していると思われ、なおかつそれが何気なく行われていてさすがだなと。

あと、台詞だけ登場なのが「灰式カイロ」というもので、今でも似たようなものが売っているが、木炭のように圧縮されて非常に火がつきにくくて困る。
ところが興味本位で、ヤフオクで買い求めた昔の、つまり本物の灰式カイロは簡単に火がついた。
なんというか、粉みたいな灰を薄い紙のチューブにぎゅっと詰めて、上端をねじって封じたようなイメージで、ちょうどお線香のひと束に似ている。 まあ実際にはちゃんと練って干したものらしいんだけど、紙で巻いてあるため簡単に火がついてなおかつ、コレほど温かいカイロは他にないぞというくらい高性能。
11枚羽根ピーコックのハクキンカイロなど、スーパーハイパワーなカイロを愛用している自分もビックリといえばわかるだろうか、それほど優れたカイロが何故いま、絶滅したかと言えば・・・ものすごいゴミが出るんですわ、使ったあとに灰がモウモウと、紙の燃えカスもあるし。
でもそれも、風呂場や流しなどに捨てれば飛び散らないし事実上クレンザーを変わらない灰だし、問題ないと思うんだけどね。 今じゃ受け入れられない存在のようで、先述したように木炭のように圧縮された灰が飛び散らない製品になって、でも使いにくい。


あれほど超火力の灰式カイロでもどうにもならない雪山とか、そりゃ生き残れないだろ。
町中だって遭難しそうなのに。
また余談だが、ネットで調べるとカイロの歴史って日本限定情報だけで、なおかつ百年ちょいくらいしか遡れないのだが、百年前の八甲田山に使われたのかなホントに。
缶に木炭でも入れて燃やせばよくね? と思ったがそれではすぐに燃え尽きるようで、つまりカイロってけっこうハイテクなんだなと。

話を映画にもどすと、気になるのは丹波哲郎シーン。
というのも、最近知ったがこの人、台詞を覚えない俳優代表なんだってさ。
舘ひろしとかそんな感じだけど、カンニングペーパー読みながら撮影したり、なかなたたいへんだったそう。
今回、丹波哲郎は軍の偉い人で、主な場面は高倉健雪中隊長(すげえいい加減な造語だけど)が八甲田山超えの困難さを説き、方法論などを熱弁するところで丹波哲郎が苦渋の顔つきで聞き入り、やがて計画書に目を通しながら意見を出す、などとなっている。
あの計画書にカンペ仕込んでいるのかなるほど、みたいな感じで想像をめぐらし、ストーリーに集中できないので観る方もたいへんだ。

ま、名作ってそれほどかなゆう疑問はさておき、普通に面白い映画には違いない。



●ブッシュ

なんか以前、アル・ゴアの映画を観ていて、最近はナザレのイエスに関する研究みたいなのをYouTubeで観たりしてるということもあり、そのへんつながりでブッシュ大統領でも観ようかという流れ。
キリスト原理主義がブッシュ大統領の勢力基盤みたいなウワサもあるんで、ムリヤリだがつながりはある。

観て思うのは、条件付きであまり面白くないとゆう。
オリバー・ストーン監督ってよく知らないけど、各シーンがちょい冗長ではないか、直接的ではないのではないか、という感じだが、ぶっちゃけ「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」よりはちゃんとしている。
問題なのは、字幕で日本人が観ても、あまり伝わらないのでは・・・というところかな。

息子の方のブッシュ大統領はよくわからんイメージだが、この映画が解き明かすところによると、大学生時代からかわらない口調と態度であり、どー考えても政治家向きではないのだが、テレビの前では政治家を演じているのでわからんことになるのだと。
外観上の問題で前ブッシュ大統領よりは線が細く見えるし、発言が辿々しかったりするんで意思薄弱か? 思ったら大胆な政策を次々・・だし、あまり知性が感じられないような雰囲気もあるし・・とゆう疑問を、とりあえず映画の中では解決してるんだが、それが字幕じゃわからんだろと思えて。
大学生とかわらない口調、というのはやっぱ、吹き替えでないとね。
だからつまらない印象のこの作品、吹き替えで観れば絶妙に面白い可能性がある。
ラストのスカッと肩透かしで「あり?」という感じとかまさに絶妙なのだが、映画としてそこ、もっと盛り上がるんでないかと残念な感じも。
「よっしゃ、親父を超えられるか? 自分の壁を越えられるか? いけるか? やったか?・・・あり?」というのを派手な演出できたんでないかと。

この映画を観る前に、例によって例のごとく町山智浩解説をいくつかYouTubeで観ていて、ジーザス・キャンプなどキリスト教原理主義者たちのドキュメント、アメリカの経済政策、でもってそのものズバリ、映画「ブッシュ」の解説もふたつ出ているんで軽く勉強済みなのだが。
「なんでこんなのが大統領に・・・」とゆー謎の答えはひとつとしてキリスト教原理主義者らの支持があったという話。 だが映画ではそこ、あまり伝えず。
ただイラク侵攻に焦点をあてた造りで、でもやっぱ「なんでこんなのが・・」は入れなくちゃイカンだろ、まあご当地アメリカでは周知なんだろうけどさ。
あとはブッシュがホワイトハウスの連中もみんな変なアダ名で呼んでいて、そこ大学生とノリがかわらんみたいな話も町山解説で知った。
また父ブッシュが知人を通じて遠回しに、新聞で忠告してそれ読んだ息子ブッシュがビリビリ破くシーンが脚本にはあったそうな。
映画では新聞をポイとソファに放り投げるだけだっけ? いろいろ準備原稿と違う模様。

あと気になったのはバグダッドまで米軍が到達して、父ブッシュが「息子は正しかった」と言うシーン、ホントかな〜と。
いろいろ熟考して寸止めしたんじゃないのか父ブッシュ大統領は。
それと当時から誰もが思ったこの侵攻、「まさかまさか息子ブッシュの父親超え狙いじゃ・・・」という疑念をストレートに映画化というのはまあ、いいね。
そこまで根深いとは思ってなかったもん、みんなたぶん、単なる思いつきのジョークで父親超え、という言葉が出ただけで。

それとソックリマンショーとしても出来はいいほうらしいね、よくわからんが。
なんにせよ茶化すには生々しい記憶で、本人も健在だし、手心加えた伝記映画なのかと想像。
悪い映画じゃないが、もっと短くてメリハリのある作品であればより楽しめたかと。



●サン・オブ・ゴッド

なんかイエス・キリストの映画ないかな〜的に探していたら検索ヒット。
今年の八月にDVD登場したばかりのホッカホカです。
それ見つけたの夜中だったが、午前三時まで営業しているTSUTAYAまでバイクですっ飛んでいって借りた。

これは、面白かったわ〜。
旧約聖書を描いた「エクソダス 神と王」とゆーリドリー・スコット作品が最近あったが、あーゆーのじゃなくて。
旧来の新約聖書観をそのままストレートに描いた、まさにスタンダードな正統派です。
わかるだろうか、過去にもこうした映像作品はあったが、それをそのまま受け継ぎ、でも演出技術やコンピューターグラフィックスなどは新しく、そして最近知れてきた当時の文化風習の時代考証なども取り入れ、でも新たな解釈はあえてしない、という、繰り返すがスタンダードなキリスト映画。

コレでいいんだよ、これが観たかった、という感じで個人的にはツボです。
当時のエルサレムとか今ならCGで再現できて、でもリドリー・スコット作品に比べるとCG品質は低いのだが、それでいいんだよと。 内容は何度も言うがスタンダードだから、それでもう満足。 ユダが裏切ったのはイエスの依頼という説や、マグダラのマリアが実はイエスの妻なのではという最近流行りの設定などは流して謎は謎のまま、ボカしてわからない、触れないようにしておくなど、うまい具合になっている。
お馴染みの説話がこのタイミングで来るか、という楽しみもあって、この映画でもそれは受け継がれている。
税金の取り立て人を勧誘する話と、パリサイ人&取り立て人の説話を同時にミックスするセンスなど、なかなかいいんないか、と思えるし。

後半の「キリストの受難」はメル・ギブソン監督の映画「パッション」と同じストーリーだが、そりゃそうだな。
メル・ギブソンのは、ローマ人がイエスをボッコボコに殴るというだけの内容を執拗に描く、という妙な作品なのだが。
超自然現象もちゃんと、それもここではCGとか多用せずに上品にさりげなく描いており、現代科学で説明つけちゃったリドリー・スコットのエクソダスとはやはり違う。
何気に聖骸布までもちゃんと再現しているし。
なおかつ当時のローマ支配をうまく説明していて、なかなか楽しませてくれる。


イエス・キリストに関して言えば、いろんな説があって。
容姿は不明だが多くの人はかなりのイケメンであったであろうと想像している。 また肉体労働者だったのだから、体格雄偉で声もでかい偉丈夫だったかもみたいな。
それに昔だと仏頂面の深刻な顔つきで描かれるが、じっさいにはよく笑う、快活な人物であっただろうと考える人も。
それらすべて、情況証拠からの推察なのだが、今では黒人であったかも・・・くらい諸説あるわけで。

そこが今回の「サン・オブ・ゴッド」でもなかなか手堅く、ここ十五年くらい流行っているハリウッド顔(ブラッド・ピットの影響なのかな)を採用。
先述したように諸説あるがせーんぶの最大公約数みたいな配役なのも、悪くない。

むろん、メル・ギブソンみたいな、ひとつだけでも突出した個性ある作家のセンスで描くのもいいが、ここでは何度も何度もいうが、スタンダードなキリスト映画が欲しかったので、たいへん有り難い(宗教とは別に)作品となっておる。

まあひとつ、日本人として難点をつけるなら・・・・。
ナザレのイエスを語る際、もっとも重要な基本設定である「ローマ支配」が。
ぶっちゃけ、北斗の拳なんですわ。
「ヒャッハー!! 税金を納めろー!」
「救世主はいないのか・・・」
みたいな。
北斗の拳はマッドマックスとは全く違う内容なんで、多分ココで笑うの日本人だけだとは思うんだけど。
あ、あえてもうひとつ言わせてもらえば、聖骸布のところ演出。
どーにも「フォレスト・ガンプ」のニコちゃんマーク(Smiley face)エピソードみたいで、これもどうかなと。
まあ些事には違いないけど。

なんか話ズレるようだけど、ここで自分の中のイエス・キリスト物語を語っておくと。
各エピソードは、ケッコー知っていたんだよね、まあ誰でもそうだろうが、よく聞く話だし、テレビ、映画、オカルト本、ネット、その他でいくらでも耳に入り、いろんなことがあったんだなー的に。 だいたい聖マリアンナ医科大学で貰った新約聖書ももってるし。
ところがそれらが、映画にすると一本にまとまるようなストーリーの断片であったこと、最近知ったわけで。
まあ違法なんだけどYouTubeの動画をタダで見ちゃったりして、各エピソードは具体的な時間軸、物語上の位置は不明だが作家の裁量でつなげれば短い物語として完結すると知った。
有名な説話も入れようと思えばぜんぶ(は、無理か)入れられるし、そういうものなんだなと。
だからキリスト映画は断片的に新約聖書に込められている箇所をダイジェストしてくれて有り難いわけ。

とにかく、もっとも基本的なキリスト映画、それも最新作ということで。
最新研究を元にした新説を題材にしたものではないが、だから良い、といった次第。




●JESUS

正確にはJESUS FILM MEDIA、なのかな。
JESUS FILM MEDIA PROJECTとかがあって、その中の作品JESUS、なのかな。
かなり壮大な計画で、ありとあらゆる言語での布教を目的としているっぽいサイトで、YouTubeでもこれは観られる。
なんであれ、無料で映画が見れるのは有り難く、なおかつけっこう面白いのでお得。
サイトは↓こちら。
 Jesus Film Media

映像の雰囲気から80年代の製作だと思うが、なかなかセットや小道具、エキストラの数なども揃っており、元は商業映画なのかもと思った。
企画者が長年募金して買い取ったとか、そんな感じなのではと想像している。
ストーリーはむろん最近の映画「サン・オブ・ゴッド」と全く同じで、つまりは正統派スタンダードということ。
新機軸も新説も入れず、原作を忠実に描く方針。
テキストにも妙に忠実で、有名なイエス洗礼時に精霊がまるで白鳩のように舞い降りたシーンはそのまんま白ハトで再現、正直かわいい。
磔の場面では天の怒りかエルサレムが鳴動し、幕がまっぷたつに裂けた、いうのも真面目に再現。
いやあそのまんまですなあ、でもそれでいい、より伝わるから。

面白いのはイスカリオテのユダ、裏切りの真相とか動機とか、ちゃんと「説明しない」造りでそこはサン・オブ・ゴッドと同じ、真っ直ぐな映画。
だが配役がなんかキョドった感じの人物なとこまで同じって面白いな、イスカリオテのユダはそんな雰囲気、という不文律があるのかな。
ちなペトロ役とかピラト役はけっこう作品ごとに自由だったりする。
またシーンの再現が微妙に違うこともあって、やっぱ原作である新約聖書でも、同じ場面が四つある福音書ごとに微妙に違ったりするのかもね。

それとここで、先に記したサン・オブ・ゴッドとの共通項を述べておくと。
サン・オブ・ゴッドには旧約聖書の場面がダイジェストで登場、そのシーンもやっぱり映像のクオリティではリドリー・スコット「エクソダス 神と王」よりショボいが、かわりに極めて忠実な造りであり、モーゼが紅海をまっぷたつにする名場面もちゃんと、それもテキスト通り神が力を貸して風で引き裂いたように再現しているし、新約聖書からの部分はとにかく映像演出が上手い、というよりソツがなくて、スローモーションの使い方とかくどくなくてさりげないので非常に観やすい。
邦画だとおそろしくスローモーションが下手な作品が増えた時期があったからねえ、なおさら引き立つというか・・通常5秒のカットを三倍スローモーションで撮ったばあい、そのカットが15秒になる、みたいなバカな映画が多かったわけよ、近年は。
だからサン・オブ・ゴッドやこのJESUSみたいに、何倍スローモーションであろうが通常の長さ、という「当たり前」な演出が逆に「上手いなあ」になる変な現象。
あ、ちなみに変に凝った映像作品とかをキリスト映画でやるのは良くない、というわけでない。
メル・ギブソンの「パション」はあれはあれでいいものだし。
でもスタンダードなキリスト映画はコーディネートもとい、こうでねえと、と思うわけ。

なんかイエス・キリスト映画が面白いのは、活動期間が極めて短いからかもなとも思った。
ガラリアから終着点エルサレムまで、途中海路をとったり故郷ナザレに行ったが歓迎されなかったりするが基本、一本道。
わずかな期間に、大勢の信者と弟子を揃えてエルサレムに殴りこみしたわけで。
面白いといえば、仏陀の弟子のうち優秀な十人を、後の人々が「十大弟子」とよんだのに対し、イエスは信者の中からボンクラばかり十二人選んで弟子とした点。
このボンクラどもがイエスの復活後、見違えるような偉人になり、世界中から尊敬されるようになるという、スゴい大出世だよな。
先生の死と復活が、よっぽど影響したんだろうね。
人間かわるもんだな。
また一般人も人生改めることができるという、生きた見本としたかったのだろうと思え、イエスがシッダールタより優れている部分のひとつかと。
シッダールタも結果的にそれ以上のことしたけど、イエスは意図的に不出来な者を選び出したんだから。
まあイエスはローマという潜在的な敵がいたから、短期決戦の必要あったからかな。
過激な戦略は、仏陀には必要なかったという違いか。

余談だが、キアヌ・リーブスが若いうちにイエスの役をやってもらいたかったな。
イエス・キリストと仏陀の両方を演じた俳優としてギネスブックに載れたのに、まあいいか欲張らなくても。
この映画のイエスは妙にか細い印象だが、じゅうぶんそれらしく見えるので問題ないかと。
珍しい、純粋な白人みたいなイメージで、しかし人種に関係なく演じるのがむしろふさわしいのかも。

演出は旧い感じだが逆に万人に観せられる安心の造りというか、逆にメル・ギブソン「パッション」とか観客に死者が出るような映画じゃスタンダードとは言えないし。
とにかく誰にでもオススメできるタイプの作品。

タダで観れるのに面白い、ホント得した気分になる映画でした。


最後にもいちど念のため、上映しているサイトはこちら↓
 Jesus Film Media

YouTubeで観たけど、画質はイマひとつな気がして、だもんで上記サイトからいまダウンロード中なのだが。
詳細は後日、気が向いたら報告。
   ↓
 ※気が向いたから報告。
画像サイズは640×360のH.264なMPEG4ビデオでした。
つまりYouTubeの360pとかわらない模様、残念。
サイズは900メガ以下。




●機甲創世記モスピーダ

なんか最近はHULUでモスピーダ観てる。
つか映画なんか観ている場合じゃないんだよな、それも一日一本ペースになってきて、イラスト描いたりするヒマもないし、健康的じゃない。
なおかつ冬は寒いし時間の調整がとれんので、好きなだけ観て自由のきくテレビドラマとか、三十分番組とかならなおさら便利。

第一話から観て気づいたが、この作品ほとんど観たことないわ。
いま19話くらいだけど、知ってるエピソードないもん、観たとしても後半ということか。
バイクが変形して、ライドアーマーになるのとバルキリータイプの戦闘機が登場ということで有名作品なのだが、モスピーダであるライドアーマーって弱い弱い、急場しのぎか後方支援くらいしか活躍せず、基本的に戦闘機レギオスで戦いスタイル。

でもっていま観ると、なるほどタツノコアニメだと感心する。
制作会社の個性ってやっぱあるもんで、マクロスやエヴァンゲリオンがむしろ例外的だった感じか。
なんつか後の作品だと「赤い光弾ジリオン」にそっくりな作風で、とくに主役のレイがなんかジリオンのJJっぽいわ。 飄々と明るいキャラだが、最低限かっこ良くてあまり崩れない描き方みたいな。 それと当時のアニメとしては相当なクオリティで、まあガンダムやマクロスより後の作品なのだから当然という考え方もできるが、1983年という、ロボットアニメ史上でも類を見ない大量な作品が登場していたこの時期、よく作ったなーとマジで感心する。
それも後半になるほど凝ったことになっていて、逆に前半ではモスピーダの変形シーンとかあっさりとしか見せない。 フルの変形シーンはかなり後で、それもたま〜にしか映らないドラマ主軸のアニメになっている。

例えば「特装機兵ドルバック」なんか設定の、文芸の細かさは驚きもので、登場するほとんどのパワードアーマーにちゃんと諸元ついてたし。
リアルロボットという概念が登場してわずか数年でねえ、という。
機甲創世記モスピーダも地球降下部隊の各メカニックは外観はもちろん、内部やスーツ、そして銃なんかもデザインしなくてはならず、それがイチイチうまいみたいな。
今でもそうだが、この頃から創作の銃は皆、頑張って凝っていて、モスピーダに登場するHTBエネルギーの銃とかうまいなーと思う。 三角系の状態だと拳銃のような運用で、先に牛乳パックサイズのアタッチメントつければライフルのように使えるし。
まあ潜在的なガンマニアが多かったからね、当時は。

それと80年代アニメって、驚くほどクオリティが低いのが当たり前で。
考えてもみよ、アニメで黄金バットが登場したのが1967年、やっとカラーになったか、という頃で、場面によっては作画枚数が多くてヌルヌル動くが基本的に紙芝居であり、デッサンなどあってないような作画レベルであった。
それから、二十年も経っていないわけだよ機甲創世記モスピーダって。
にもかかわらず。
かなり高いレベルを維持しているのが驚きで、そこはやっぱりタツノコプロの意地なのだろうか維持だけに。
フーケなんか静止画で見ればすごいありきたりなデザインなんだけど、じっさいに動きと声を与えられるとスゴい魅力的なアニメキャラになる。

インビットに支配された地球を奪還する火星軍、という話なのだが、じっさいにはまとまった軍行動がとれず、各分隊が勝手にレフレックスポイントに集まるような状況であり、その中で主人公たちのロードムービー的なエピソードが続いてゆくみたいな。
これが面白いんだよね、よく考えれば後の赤い光弾ジリオンは似た状況でも基地から発進、現場へ急行タイプだったし、その他のロボットアニメでも船で移動が主流なんで、モスピーダの陸路を地道に進んで、途中の街でインビットに協力して軍人狩りしてる連中と小競り合い旅路とか、変わっているなと。
まあ街から街へだと装甲騎兵ボトムズとかあるけど、アレはキリコのさすらいアニメで目的地とかないし、世界が謎の生命体に占領されているわけでもないし。
むろん今になってみれば類似はある、とゆーか今だとスゴい標準的な話なのだが、時代とか考えてみるとモスピーダのストーリーってなかなか個性的かもーと見直した。
というかなんか、ハリウッド映画向けのストーリーだな、これを映画化すればいいのに。
そのものズバリ、機甲創世記ってタイトルでさ。

楽曲はふたりクレジットされているけど片方が久石譲で、そのせいだと思うのだが・・ぶっちゃけ銀河疾風サスライガーそっくりです。
あ、手を抜いたな、というのがスゴくよく分かる。
でもやっぱり魅力で、だが程度で言うならば将来、風の谷のナウシカはじめジプリ映画で大ブレイクする兆しってほどでもないな、オリジナリティでいえば銀河漂流バイファムのほうが。
あと各話タイトルが「要塞突破ブギ」だの「仲間割れのバラード」とか「白夜のセレナーデ」つうノリなんで、今みるとCOWBOY BEBOPみたいですな。
まー超時空要塞マクロスほどでもないが劇中ソングは充実しているんで、音楽に凝ったアニメなんだろうねいちおう。


余談なのだが、主人公はやっぱレイだって。
オープニングでもレイのドアップから入っているし、なるほどと思った。
つかスティックは、当時あんなガチガチな堅物が主人公って珍しいなと思っていたわけで、やっと納得だ。
バイファムでいうとスコットが主人公みたいな話であり、あまり考えられないもんなこの頃だと。
まあスティックをモデルにしたキャラクターを自分で作ってpixiv小説などに登場させているんだけど、あれほどお堅い軍人気質だとは改めて意外だなーと。


 ●最後まで観た感想
いやー面白かった〜。
こんな話だったんだな〜。

類似の後発アニメをあげるなら「マクロス7」、似ているとゆうかクリソツ。
最後はなんか「私は猿」とかなんとか言って終わるのも同じで。
機甲創世記モスピーダのインビット人間体は四人しか確認できなかったが、マクロス7のプロトデビルンと同じで実は七人いるんでないかと思ったり。
余談ながら「私は去る」ってのはいまぐぐったらキャプテン・ハーロックの敵、マゾーンの女王ラフレシアの台詞だってさ。 そーゆー意味でも類似というか、あんがいと定番の物語だったのかもしれないねモスピーダも。

また機甲創世記モスピーダの印象深いオープニング、けっこーネタバレな内容だったんだね驚いた。
あと機甲創世記というタイトルも伊達じゃないというか、そのままだな。 機甲ってのは戦争とか軍隊ゆうか武装を意味する言葉で、創世記はインビットが地球でやり直す計画を示していたわけで。
そして全話通して観たときに意外だったのが、過去に観た時にいちばん印象深いシーンがなかったこと。
どうやら記憶違いがあったようで、覚えているのは、スティックたち一行が町中でインビットの急襲をうけてスティックがライドアーマーに変形、ものすごい勢いで走りだしてビルの階段もあっという間に駆け上る、という・・・これがどうも後付のメモリーだった模様。
正解はどうも「地下鉄へ駆け下りる」というシーン、これを覚え違えたのでわないかと。
ともあれ「ライドアーマー凄え! 速えええぇ!!」というのは強烈なインパクトあった。
それがいま観ると、「ライドアーマー弱いなあ・・」と思えるから妙なものだ。


1983年のロボットアニメは、まあサンライズ系である銀河漂流バイファムとか装甲騎兵ボトムズとか除外するとして、その他制作社の中ではやっぱ、機甲創世記モスピーダと特装機兵ドルバックが光っていたかも。 設定が凝っているので、玩具でも盛り上がるだろうし。
ちなドルバックのストーリーもわりと凝ってたよね、まあ当時のファンタジーアニメはどれもそんな感じだけど。
特撮ヒーロー番組の最多年は1973年だと空想歴史読本かなんかに書いてあり、ロボットアニメのばあいは1983年だと思っていたが、その前後もけっこうあるよな、ロボットアニメはスポンサーが多いためか作画も文芸も凝っているのが常であるが、創りだす設定の膨大さを思えばやっぱたいへんなジャンル。
それがこんなにも豊作というのは、たいしたものだな。
未だにロボットアニメの数は多いし。

ともあれ機甲創世記モスピーダ、良いアニメだったのだと再確認。
大スケールと個人の活躍、という両方を満たした点でも面白く、レギオスでのドッグファイトよりもモスピーダでの乱戦、さらにそれよりも銃だけもって様々なアイデアを駆使しながら戦う、という方向を重視していて、そのへんもまた「未来警察ウラシマン」のタツノコプロらしいなーといった具合。
2クールというキリの良さも観やすくてナイス。

HULUはこーゆー作品があるのか、あなどれないな。


●DIG/聖都の謎
なんかHULUのプレミアムとかなんとかいう感じのドラマで、DVDさえまだ出ていない新しい作品みたいな。
新しすぎてAmazonリンクもYouTubeも貼れません。
とりまユダヤ教の話ならタイムリーなんで観てみた。


いま、六話くらいだけど、まあまあかな。
普通に面白いけど・・・ゆう感じ。
内容としては世界を震撼させるほどのユダヤ教の秘密、とゆーことで。

前にアンダー・ザ・ドームで言ったけど、アメリカドラマはその構造とかあらかた知っていて、わかったうえで観ているが。
アメリカドラマはとにかくもったいぶって引っ張って、観客が本気で怒り始めて見放すまでしぶとくそれを続けるという、骨までしゃぶり尽くす資本主義の鏡みたいな構造になっていて、なおかつリサーチで客の興味がどこそこにあると調べて今後の展開も修正してゆくサービス精神もあるという仕組み。
それはいいとして。

このDIG/聖都の謎とゆードラマを観はじめたところ。
うーむ、これは、話題作とゆうほど面白いのだろうかという疑問が常についてまわる。
いちおう散りばめられた謎は興味深いけどね、そこもっと前に出せよと。 考古学上の発見と陰謀って、そのあたりを派手にみせればいいのに。
心に傷があって情緒不安定な捜査官主人公とかわりとどうでもいいとこばかりクローズアップしている感じ。
そこは後でいいから、まずはドラマのテーマを語っていかないと。

もったいぶったのか、ダメな人間でないとアメリカドラマやハリウッド映画の物語は作れない法則でもあるのか、ともかくもどかしくて。
だから謎がちょっとずつ解かれていくのに、「だからどうしたああああぁあ!!」みたいな感じになってしまう。
四話のラストだっけ、何話だっけ、あの出しゃばり捜査官を何とかしろ! という大使館側の問題のときも。 大使が「心配無用、手は打ってござる」といって終わったのに、次の回での冒頭は「上司を呼びつけて釘をさしてやったぜ、フフフ」みたいなショボい展開でガッカリ、ということも。
いやまあアメリカドラマらしい手法なんだけどね、ハッタリ勝負みたいなとこは。


それとエルサレムが舞台で、アメリカ人はこの街に無関心ではいられないんで、それだけで面白いんだろうけど。
なんかのどかなエルサレムだよな、銃持って犯人を追い回していた捜査官が大使館の会食に乱入とか、日本やアメリカのようにピリピリした社会では無理だろ、警備員に押し返されるわ。 それと子供がオモチャの銃で通りがかりの大人をバババーンと撃ったり、アメリカじゃ危ないからやめなさい、って言われないか?
つかイスラエルでは街や電車でカバンを置き忘れただけで大騒ぎになり、爆発物処理班がやってくるという都市伝説はどうした。
今じゃあんなのどかな街になったの? ロケハン間違えてないか?

面白い部分としては謎の教団、謎の石と胸当て、謎の記号、謎の遺跡、謎の生け贄、謎の施設、謎の少年、そして失われた契約の箱は登場するのか、というあたりで、こんだけそろっているのに先述した主人公のどうでもいいドラマが邪魔をして困る。
つか大風呂敷ひろげすぎて、たたむ準備はできとるんかと心配してしまう。
あとは時々の追跡劇に凝っているのはいいが、それ目当てのドラマでもないし。
まあ今どきと言いつつ、監視カメラと携帯電話を駆使した追跡は楽しかったねやっぱり。 特定施設ではなく、街に監視カメラがある今だからこそとも言えるし。

話の求心力が第一話になくて、ややスベってる感じもあるが、まあ仮面ライダーファイズだって第一話の掴みには失敗してたし、そこはいいか。
ターミネーター・サラクロニクルやアンダー・ザ・ドームみたいに、出オチに等しいほどのパンチ力はなかった。
ほらアンダー・ザ・ドームってさ、謎のドームという出オチ同然部分もいいけど、閉じ込められたのが当然アメリカ市民なのだから、ドラマのアメリカ市民は誰も彼も後ろ暗いダークサイドを背負っている設定だから、それが特殊な状況に追い込まれてひとりづつ秘密が追求されるし、さあどうなる〜ゆう意地悪い楽しみがあるわけだ。
「もめるぜぇ〜、止めてみな!!」みたいなワクワクが。
えっとDIG/聖都の謎の話だっけ。
ともかく、これから面白くなるかどうかという時点で、今まだ十話しか来ていないんで総合判断はしかねるけど。
これからグングン面白くなるのかね、まあ期待。

日記など



●2015.10.28 Amazonで電子タバコを

なんか買ってみた。
もうバッテリーみっつあって、アトマイザー取り付ければ三本、いやシガレット型のがひとつあるんで四本もあるんだが、また買った。

理由としては、ego -CE4スターターキットがふたつあるが、どちらもドン・キホーテで千円投げ売りのピンク色であり、黒いビニールを溶剤で貼り付けて使っているが見栄えが良くない感じであり、ちゃんとしたマットブラック仕様が欲しかったことと。
Amazonで見かけた二本入りスターターキット、egoなんだけど本来価格が12980円、販売価格が2200円って八割引じゃん、スゴいお買い得に思えたというのが理由かな、つかegoって安物じゃなかったんだ、千円投げ売りはともかく、1500円クラスだと思っていたのだが。
もひとつついでに言うと、ケースも欲しかった。
今のところ電子タバコを持って外出する予定はないんだけど、とにかくそんな環境は用意しておきたいので。
ちなポケットに入れとくとやはり勝手にボタン押されて「じゅ〜」ってなったりするね、缶ペンケースくらいは要るかと。


レビューとかみると、届くのはego -CE4かego -Tバッテリーか、開けてみるまでわからない的なこと書いてあった。
ego -Tのほうがいいものなんだろね、話の流れからして。
また1100mAバッテリーでないか? という話もあったがさすがにそれはないだろう、他の1100mAバッテリー製品情報みると画像で明らかに長い形がわかり、容量を推測した上で「1100では・・」という難しい事ではないはず。
とりまバッテリーは複数ある方が間違いがないと思うんで(程度ってあるけど)新たに買ったこのスターターキットでego四本となり、運用に幅が。

まあ言うてもまだ届いていないんだけどね、手元に。

Amazon通じて通販会社から買うんだけど、一番安いとこではなくてオフィスエッジという店から買ってみた。
ぜんぶを調べたわけじゃないが、ここがかなり確実な店らしく、間違いが少ないっぽい印象なので。
またリキッドもひとつオマケだってさ、助かるよね。
不安もあってレビューだと逆に「あるはずのACアダプタが入っていないよ〜」ゆう話もあり、大丈夫かいなと。 それもあって評判良さげなオフィスエッジ選んだんだけどさ。 USBポート付きのACアダプタって今、誰でも欲しいよね、スマホからビデオカメラまでなんでも充電できるから・・それスターターキットから差っ引いて転売している店とかあるのかな。

電子タバコに関しては、とーぶんegoでいいんじゃね? と思う。
百花繚乱ゆうか新型が出てきて賑やかな世界らしいけど。
まだまだリキッドなど、試す要素も多いし、なんつてもなるべく小型で軽いのが必要なんで。
おまけに高価な電子タバコほど知識が必要みたいな風潮、面倒だし出費したくないし。
いづれカンガーテックのサボックスMiniみたいなのが安く小さくなって普及すれば欲しくなるかもだけど、しばらくはそんな製品もないかと。
あとは1100バッテリーもひとつふたつ、揃えておくかと思ってる。
小さく軽いのがいいと言ったが、いっぽうでバッテリーとアトマイザーを組み合わせた姿として、650よりも1100バッテリーのほうがデザイン的にバランスいいような気がするので。 ボールペン、サインペン、ミリペンなど文房具のデザイン美学と照らしあわせても1100がいちばん納得かな。




●2015.10.30 トド居た

なんか届いた。
中身は・・・・。


ちゃんとACアダプタ、ついてました。
注文確定してからか、リキッドひとつおまけと記してあったけど、確かに付属してました。
リキッドは・・・バナナ味? なるほど、試してみたが面白いものだなこのテイストは。
こーして楽しむもんらしいね電子タバコは。

バッテリーはego-Tで、見た感じ650mAか、フル充電に近い感じでうっかり防止ロックがかけた状態で入っていた。
こーした配慮が、専門店を選ぶ理由となるらしい。 Amazonレビューを読むところ。
なんにせよ、マットブラック仕様っていいよな、自分のバイクもマットブラックに塗りたいくらいだ。


まあよっく調べたわけじゃないけど、電子タバコ系を買い求めるときはオフィスエッジでいいんでないか、と思えた。
つてもegoバッテリーがよっつ、アトマイザーもよっつあるわけで、新たな何かが必要になることもしばらくないかなと。

とまあそんな感じで。

●2015.11.6 バナナ味はいらんな

なんか電子タバコの続き。

バナナ味とか、そんなに美味しいものじゃないな。
ちょっと風邪引いて寝込んでみた?のだが、そーゆー時でもタバコは欲しくなるが、バナナ味の電子タバコはいらん、と思えた。


ここでちょいとややこしい話になるのだが。
そもそも電子タバコはかなりタバコに近い雰囲気を再現できるアイテムで、禁煙に飴とかガムとか使う人もいるようだが、煙草の「時間」を潰すのに使うだけであって、そうやって煙草を忘れるのが目的と思われ、代替え品というわけじゃない。
だが煙をくゆらす電子タバコはかなりタバコに近い存在となり得る。

が、味という点では全然違うもので、やっぱ煙草はうまいわ、と逆に気づかせてくれる。
つまりいろんなフレーバーをきかせたリキッドが電子タバコの醍醐味みたいに言われるが、事実上、煙草を再現できていないので別な可能性に賭けた的な意味合いなのではなかろうかと。 じっさい自分でもいろんな味を買ってしまったし、電子タバコの販売ページではリキッド多彩で目移りして楽しい。
煙をくゆらして煙草に近いが、テイストは違う・・・・という状況なのだが、その中でメンソール味は、かなり煙草に近い。

いやそれでもまだ違うんだけどね、フルーツやら何やらいろんな味を売り物にしているリキッドのなかではたぶんいちばん近いだけ、かも。
メンソール味は煙草のメンソールみたいな感じのつもりで出したのだろうが、電子タバコのリキッドにするとどうも味が薄い。
それが結果、メンソールらしさを出しきれないが、甘さなどはかろうじてある状態となり、わりと煙草に近いものとなるとゆう。
だから多くのスターターキットにメンソール味のリキッドが付属してるんじゃないかな。

 ↑このAmazonリンクは単なる自分メモ

まーそんな推察を重ねてみたんだけど。
自分の中ではだいたい結論が固まりつつあり、今後はメンソール味だけでいいや、ということに。
悪い言い方すれば臭いよ、これまで入手したセブンスター風味、オレンジ風味、バナナ風味・・ゴールデンタバコ風味はまあわりと良かったかな。
オレンジの柑橘系は期待したんだが、やっぱり臭いよ。
風邪引いてるときに身体が欲しないじゃ美味しくないってことだよ、吸い続ければ味がわかるようになる、って話でもなくて。
じゃあ取り柄もないけど臭みもないメンソール風味でいいよ、となる。


極論すれば、無味無臭であっても煙さえくゆらせて、吸った手応えさえあれば煙草の代用になるからさ。

とまそんなわけで。





ページが長くなってきたので次に移動。
次はabout-15.11-2となります。
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

てきとう情報など

てきとうリンク


ウヅラヤ商店
なんか管理人のホームページ。
てきとう怪獣
なんか本来こっちがメインだった、てきとう怪獣のブログ。


 
↑Poser5で作ったてきとうアバター。
余り似てないかも。

てきとう広告

なんかアフィリエイトは
やめました。
重いしめんどうなので。
以下、単なる広告。


夢ひよこ


Shade10


Vue6


SketchBook Pro2

てきとうリンク

pixiv小説
超獣合体ブレストリオン
のシリーズ

準備中

てきとう検索