なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki

   

なんかabout-16.5-2からの続き




●2016.6.7 3シーズン型グローブ

なんか十年ぶりくらいか、3シーズン型のグローブを新調。
つてもメーカー側が考える3シーズン型とは真冬をのぞく3シーズンなのだが、じっさい使う側からすると真夏をのぞく3シーズンです。
関東地方の冬は合成皮のグローブで過ごせるんで。

理想は手のひらが合成革のアマーラ、手の甲がネオプレンというウエットスーツ素材だが、ネオプレンのグローブは最近みなくなった。
まあ甲のところは何らかの合成素材でいいやみたいな。 寒くなくて洗濯できればなんでもかまわない。
あとは派手ではない色合いでツートンカラーであればなおいい。

ツートンカラーは薄暗いGEOの駐輪場などで着用するとき、すぐに裏表わかるので重要。
また他者からみて手のひらがわかるって大切みたい、旧い交通教育的な考え方だと。

前のグローブはROUGH & ROADでした。 もうボロボロ。
今回はドライバースタンド2りんかん行って、バギーとかいう知らないブランド選びました。
先述した手のひらアマーラ、ツートンカラーという条件を満たしたので。
5378円という、半端な数字が気になる。 消費税足しても引いても揃った数字にならないが、なんなんだ。


それにしてもバイクのグローブは高価ですね、むろん千円、二千円くらいのもあるんだけど、店頭で手に取ると「うーん・・」とうなってしまう。
手のひら、指先がゴム引きだと一週間で破れる可能性もあり、手の甲が布地だと寒くてかなわん。 変な合皮だと硬いし、安い奴はなにかと微妙なんです。
そんな感じでけっきょく買わずにワンランク、ツーランク上の製品を吟味したのだが、結果よかった。

いまどきの合成素材グローブは無駄にいろんなパッチがされているデザインが当たり前だが、買ったやつは写真のとおりスッキリとしたもんで手のひらの感触が非常にいい。 なおかつ立体裁断もあたりまえな昨今だけど、この値段だと仕立てがいいのか手にフィットしてなんか器用になったみたい。
じっさいちょっとした整備作業もできそうな。
これまで合成素材グローブは3000円以下しか買ったことないけど値段の差ってあるんだなと実感、奮発してよかった。


いちおう手の甲や指に薄いプロテクター縫い込まれているようだけど、まあ転倒ダメージの軽減とかはあまり期待しない方向で。
でもやわらか素材のプロテクターでも安心感はあるもんですな、邪魔にはならないし。
5000円台でかなり良いものが入手できる、ということだけど無駄な装飾やパッチがないものを選んだからかも。
同じ値段な製品でも注力するところを間違えれば、使い勝手が目減りするかもしれないし。

ちなみに、かなり放置していたオイル交換もしてきた。
つかオイルエレメント交換してきたので自動的にオイルも、というわけで。
だいぶん長いことオイル交換してないからな〜もうチョコレートみたいになってたんじゃないかな〜。
交換したあと、明らかに乗り心地が軽くなってました。 レスポンスも速いし。
もっとマメに整備しとかんと。

とまあそんな近況でした。


最近観た映画



●龍の忍者

なんかGyaOにあったんで視聴。

YouTubeなどで町山智浩氏による解説があったのを以前に聞いていて、それで興味があった。
説明によると、そうとうにおバカな映画らしいのだが・・。

真田広之主演の忍者映画、ということまではわかっていたが、じっさいに観てみるとなんか香港映画みたい。
ぐぐってみると確かに1982年の香港映画、とあった。
時代劇なわけだが、時は徳川の・・・誰だっけ、家康の時代だっけ、だとするとかなり旧い話だが、時代考証はいい加減っぽい。
例えば地図に日本、中国とあるが、江戸時代だと明か清だと思うんだけど、地図に中国って書くかな〜、ケニアをアフリカっていうくらいスゴく大雑把なくくりですよ中国って表記は。 当時だと国名か、あるいは中華とか、そんなふうに書きそうな気が。
いっぽう日本はアジアから見て日本なのでムリはなさ気。 日本人はあまり日本とは言わず、自分の藩を国だと思っていたっぽいけど。

あと些細なことは多々あって、編みこみロープとか一般人が使うかなという疑問。
アレは船乗りが使う特別な代物、という印象があるのだが。 日本だとヨリ縄が一般的だったんだっけ。
現在の我々一般人も、あまりに高価なため買い求める機会はすくないほどだが、まあ中国のお坊ちゃんなら修行用に買うかな。
昔の香港映画で考証とか気にしても仕方ない。

お話は最初、日本パートでスタート。
町山解説で聞いたアホな忍者修行シーンはストーリーと直接な関係はなさ気。 スタントは良いのだが。
あとは真田広之忍者がなんか殺戮していて、何かの理由で荒れ狂っているようだがまあいいや。 ともかく急に船で中国へ出発。
中国パートでは若者が修行していて、逆さ吊りで顔面に気合が入っているため人相がわからず、一瞬ジャッキー・チェンかと思った。
次のシーンでようやく別な俳優だとわかったが、まあ当時スターだったジャッキー・チェン映画に真田広之が出れるわけもないか。
それにしても忍者って香港アクション映画と相性がいいな。
当時の日本でアクションといえば東映とかが有名だけど、東映は特撮ふくめて香港アクション映画の劣化版みたいだった。
今の東映特撮はテレビ番組とは思えないほどスゴい殺陣に昇華しているが、まあ精進の結果なんだろうね。
ともかくクンフーアクション的な向こうの映画と忍者は違和感なく混じっている。
あ、真田忍者がどんな誤解をして荒れ狂っていたのかは、ぼんやり観てたらわからんかったとです。

内容は確かにバカなシーンが多いけど、町山氏が言うほど酷くもなかったような。
というのも80年代は無名俳優/無名スタッフが作ったようなカンフー映画が大量にテレビ放送されていて、そうした観点から立ち位置を探すと、龍の忍者はさほど悪い映画でもないという感じ?
ジャッキー・チェンだと椅子、テーブル、竹の棒、茶碗、徳利、ハシゴなどを使ったアクションが有名だが、こちら龍の忍者では竹馬アクションとかあって、それなりに楽しませてくれた。

ところで後半あたりで気づいたんだけど、この映画って過去に観たことあるわ。
毒を飲んだ福爺を真田広之が介錯して、ジンとケンカになるところが印象深い。
こんだけ決定的な、絶対相容れない場面からの仲直りという展開がとても強烈だったので。 普通は誤解したままどちらか死ぬだろ、と。
やっぱ殴り合えば友情なんだなという好例。
ちなみにそこから後の神打グループとの対決シーンはまるごとストーリーと無関係な、単なるアクション的な見せ場です。
それまたよくあるカンフー映画展開で。

いつ、この映画を観たのかといえば、たぶん2時のロードショーでやってたんじゃないかな、わからんが。

というわけで、確かにバカ映画なんだけど、あんがいフツーに楽しめる作品でした。
バイちゃ。


●救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン

なんか烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャーを観たいな思ったけど、運悪く観れてません。
それはともかく、VSシリーズも長いな〜と、ふと遠い目になって、しかも最近のTHE MOVIE夏の興行は30分なのにVSはけっこう尺があって楽しめそうと気づいた。
冷静になってみると、星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャーからあるんだよな、旧いシリーズなんだと改めて。
 ※あとでGEOの棚みたら、もっと旧いのありました でも後述するようにメガレンジャー以前は知らないんで見落としです

余談ながら自分が把握している戦隊は飛び飛びで、とくに超新星フラッシュマンから激走戦隊カーレンジャーまで11作品が抜けているのが大きい。
あとはジャッカー電撃隊とバトルフィーバーJのふたつ、侍戦隊シンケンジャーからこんにちまでも抜けていたが、それらはDVD、ニコニコ特撮、YouTubeなどでかなり埋め合わせている最中。 最近のは烈車戦隊トッキュウジャーまでかなり埋まり、いまは侍戦隊シンケンジャーをHULUで観ているとこ。
でもけっきょくメガレンジャー以前の11作品は抜けたまま。
このwiki記事で時々「戦隊には詳しくない」と発言しているのはそゆことです。

旧い作品だと好きなのは救急戦隊ゴーゴーファイブと未来戦隊タイムレンジャー。
で、まずゴーゴーファイブ&ギンガマンを借りたのだが、観始めて「お?」となる。
テレビで見慣れていたいつもの画質、そしてスタンダードサイズ・・そっか、VSはスペシャルであって、劇場版じゃないからテレビ版と同じ方式で撮影しているんだ。
ぼんやりして忘れていた部分。
魔法戦隊マジレンジャーまでは16ミリフィルムで収録で、VSもそんな仕様。
じゃっかん暗めな絵がその根拠。

内容的にはVSシリーズは新しい戦隊を大事にする方向なのかな、ゴーゴーファイブのほうが主役みたいな。
それにしても救急戦隊ゴーゴーファイブ最大の弱点は、長男がいいとこぜーんぶもっていってしまう事で、この作品でもそのようになっているが、その影響がギンガマンにまで及んでいるというのがなんというか・・。
星獣戦隊ギンガマン=先輩、という図式ではないんである。
マトイが目立って他が霞む感じで、ゴーゴーファイブという兄弟戦隊はわりとみんな気が強いほうで、ゴーゴーファイブ内部ではそれがバランスなのかもしれない。 じゃっかん常識的なギンガマンはマトイのペースに巻き込まれてしまっていた。 ちなみに台詞として「お前ら(ギンガマン)は戦闘のプロだが、俺達はレスキューのプロだ」的なことをマトイ兄貴が言っていたが、いやあ〜偉そうにみえてけっこう謙遜ですよそれ。 ゴーゴーファイブは戦闘力を度外視すれば強いからね、自分より強いヤツに勝つのが得意みたいな。
いっぽうギンガマンは弱いほうだし。
ゴーレッドはボス敵にしばかれて「お前は強い・・人間にしてはな!」みたいに言われつつ、けっきょく逆転、そのボス敵に勝ったし、逆にギンガレッドはボス敵の船長にボコボコにされて「お前は弱い、二度と立ち上がってくんじゃねえ」的なこと言われちゃって敗退している。
まあ携帯電話料金で大ピンチな未納戦隊タイムレンジャーよりはマシだし、弱さも魅力なんだけど。

ゴーゴーファイブの強さ、秘訣は「気合」なんだろうね、マトイの口癖なんで。

夏の映画より長いゆうても40分しかないんで、ゴーゴーファイブとギンガマンが合流してわりとすぐ意気投合。
先述したようにマトイが主導する形なのだが。
あ、敵はなんかゴーゴーファイブが相手しているサイマ一族の、ジルフィーザより前にいたけど反逆で闇に追放された長男だってさ。
自称、闇の王・・王なんてたくさんいると思うのだが、じゃあ烈車戦隊トッキュウジャーの闇の帝王ゼットはそうした王を束ねているのだろうか。
闇だからサイマ一族に特化したゴーゴーファイブの攻撃は効かないとか、ギンガマンのアースは通用するとかテキトウ設定。
少しは先輩であるギンガマンを持ち上げるってことで。

脚本の小林靖子さんはゴーゴーファイブに詳しくないと思うんだけど、ちゃんとウザくて無遠慮なホントに兄貴ヅラした兄貴、マトイを描いていて良かった。
最後のリョウマとのやりとり、ぜーんぜん対等じゃないもんね、いつものブートキャンプ的な特訓にギンガマンも巻き込んで、困ったヤツだよ。 それでも作戦中「オレンジのレスキュー服は俺達の誇り、本来ならお前に着る資格はねえ!」とか言ってたのに、ラストそれをリョウマに投げ渡して「やるよ!」って言うあたりいいね。
リーダーヅラしていても、けっこう認めているんだギンガマンを、という。

実を言うとこの作品、ずいぶん前にYouTube(違法&無料)で観たことあるんだけど、今回はちゃーんとGEOで借りて見ました。
なるべくそこんとこ行儀よくせんとね。

そんなわけで、予算的にも時間的にも贅沢なコンテンツとは言いがたいが、けっこう満足度は高いです。
まあちょいとギンガマンのメンバーが出番少ないし印象薄いかな、というとこあるけどね。


●未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ

なんか烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャーを観たいな思ったけど、運悪く観れてません。 未だに。
そこで借りてきたのがコレ。 タイムレンジャーとゴーゴーファイブ。
なんかネット読んでいて気づいたが、これらVSシリーズはVシネマという扱いになるっぽい。
今では「テレビと劇場以外の展開」というのは当たり前で、特別な感じはしないけど、当初は待望の企画だったのかも。
戦隊シリーズのファンは子供だけではなく幅広い年齢層あって、人気作もキッチリ一年限定な展開だったし、余話は歓迎みたいな。

タイムレンジャーにゴーゴーファイブ。
これは当時からケッコー気になっていたコンテンツなんで、過去にレンタルして観てます。
改めて観るとまあ古くさい作品だなーとは思う。
「ファンサービス」という概念が今より安易、とでも言うのか・・うまく表現できんが。
ちなみに理屈で言うとゴーゴーファイブVSギンガマンの次年なんだけど、画質の向上がいい感じですね、まさか35ミリフィルムで撮影したとは思わないけど、かなーり明るく観やすい映像になっていて、補正などの収録技術が進歩したんでしょうね、短期間に。

ストーリーはあるけど、あまり重要ではない造り。
タイムレンジャーとゴーゴーファイブの出会いは、巽ファミリーが行方不明の父親を探して欲しいとトゥモローリサーチに依頼しに来たという・・・また勝手な家出してるのかあのオヤジは。
巽ファミリーの父、巽博士が自宅(スーパーレスキューラボ、防災研だっけ?)に時々電話をするとかすれば一発解決な案件なんですけどね、ゴーブレスももっていったのでゴーゴーファイブ着装できないし困ったもんだ。
またこの巽博士、登場してゴーブレスを皆に手渡すのだが、取り出し方が雑で雑で笑える。
あとはテキトウな理論でいろんな時代に飛ばされるという・・後述するが同時に借りた特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャーとまったく同じ話に。
製作している側がいつでも好きなとき、気が向いたら江戸時代などの撮影できるというのは東映の強みです。
ゆえに江戸時代に飛ばされるのは東映特撮の定番になってるようで。

ウェスタン村での撮影もあって、行ったことあるんで懐かしい限りだ。
時代考証はいい加減というか、なぜかロンダースファミリーのゼニットが仕掛けたニセ時代という、よくわからん設定になってて理由は不明。
原始時代は翼竜がいて原始人がいるという、何も考えてない世界観で、でもマトイが原始人たちに大モテというのがよかった。
ちなゴーゴーファイブのダイモンがタイムレンジャー/ドモンのファイトを見てすごいすごいと言っていたが、いやあ〜ダイモンのほうが強いんじゃね? 岩とか持ち上げたり砕いたりできるからアイツの武術は。 そこはつまり、ゴーゴーファイブが内包していたテキトー設定のせいなのだけど。

それにしても、ゴーゴーファイブが絡んできたら最後、やっぱりマトイが主役になるんですよね、存在感がでかすぎて。
でもってVSギンガマンと同じく、完全にタイムレンジャーを上から目線で・・という感じで、失言も多し。
必要な時にタイムファイヤーの助っ人という、それなりにうまい構成だけど、空間の歪みに干渉するとかいうあたりはまあブイレックスの時空漂流能力と関わりあるんでいいとして、最後にグランドライナーを1999年から取り寄せるのは無茶な話でして・・。
タイムレンジャーが毎週やっているタイムジェット搬送のルートを利用したのだ、というか便乗したのだ、という説明だがタイムロボアルファの胸からドーンとゴーライナー、つかマックスライナーが出てくるって・・・ゴーライナーのでかさを考慮しろよ、みたいな。
また「これだけ巨大な質量を召喚したら、限界時間はあと3分だ」「それでじゅうぶん!」という話運びもムリすぎて目眩が。
後半になるにしたがって省略されるが、ビクトリーロボの合体変形ってスゲー時間かかることを考えろって。 リアルなぶん凝った合体シーンで三分くらい消費するだろ。
脚本上の数字に気を配れば解決な部分なんだけど。

またサービスも盛り沢山で、タイムロボアルファがブイレックスに騎乗して戦う、というのがあって、なかなか見せ場だった。
贅沢言えば、そこはVつながりでビクトリーロボがブイレックスに騎乗、のほうが良かったのでは。
まあ些事だけど。

それと余談だが、烈車戦隊トッキュウジャーのトッキュウオーは何故、連結合体ではなく列車合体なのか不思議だった。
過去に連結合体というネーミングが使われていたのか? もしかしてグランドライナーか? 思ったら。
ぐぐってみたところ、そうでした。
連結合体グランドライナーでした。
今回の未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブにはなぜか登場しないんだけど。

最後はなんつか、同窓会みたいな雰囲気で終わり。
この二戦隊ならそんな風でもいい。

ともあれゴーゴーファイブとタイムレンジャーのファンであれば、両者が同時に見られる夢のコンテンツです。
ストーリーはないも同然だけど、単純に絵で楽しめる逸品。



●特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE

タイトル長っ。
しかもTHE MOVIEだよ劇場版だよ。
いわゆるVシネマ版とは違い、一時間以上ある作品。

余談だがVシネマが登場したとき、あんなん売れるわけない思ったけどね、映画が1600円くらいの時代だっけ? 高価なVHSビデオの作品が売れるはずないという理屈だが、レンタルという手段で定着したのかな、意外な結果に。
まあそれはいいが、今回はゴーバスターズとゴーカイジャー。
ゴーカイジャーというだけでもう、それまでの35年を総括、という意味合いがあるメタ構造な戦隊なのだが、実は単体の戦隊としても非常に魅力的で。
なんせ海賊だし。

でもって内容だけど・・よく盛り込んだな、という驚きが大きい。
今回はちゃーんとストーリーも含んでいるんですよ「幻のレンジャーキー」というゴーカイジャー側の話と、バディロイドを失ったゴーバスターズ側の話と。
それを前回観た未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブと同じ、いろんな時代に飛ばされる構成を交え、さらに巨大戦も多数。
あ、撃沈されたゴーカイガレオンを過去から持ってくるのもタイムVSゴーゴーと同じ展開です。
エンターが出てくるのは嬉しいね、アイツは没個性なようで個性的な、好きな敵キャラです。 というかまだゴーバスターズの放送中で、エンターが存在してる頃なのかな。
2005年の日本に飛ばされたキャプテン・マーベラスが恐竜やカレー店に居るとかなかなか楽しい。
江戸時代から手紙をバック・トゥ・ザ・フューチャー的に届けるのに侍戦隊シンケンジャーの志葉家をご利用したり、面白いことをしている。
あとは獣電戦隊キョウリュウジャーが登場している!
それも単なる顔見せではなく、ちゃんと敵幹部と戦って討ち取っているという。

ネタバレだが、初期化されたバディロイドは「スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!」方式で復活する。 まーネタバレもないな、本気でアイツラが死ぬと思っている観客はいないはずだから。 そのへんすでに予感しているので、もったいぶった演出がややもどかしい。
ついでに言うと、ゴーカイジャーが敵の手先になったフリ、というのも予想がついていて盛り上がりはあまりなかった箇所。

さて、こんだけ詰め込んだ作品ではあるが、まだまだあるんである。
幻のレンジャーキーとはなんぞや、という件。
ゴーカイジャー本編でまだやっていなかったこと、巨大戦でのレンジャーキー使用だ。
歴代のロボが・・・十体くらい? 登場しちゃうんである。
よく着ぐるみを保存していたなという感心もあるが、それに対応して敵も大勢繰り出してきて、こんな映画よく撮ったなという。
巨大ロボが大量出演する映画、東映特撮以外にあるか今現在?

エンディングは全シチュエーションでのダンスシーンもあり、最後までサービス精神旺盛でした。
ガチャガチャと落ち着きのないところもある作品だが、つめ込まれた量の膨大さに嬉しいやら困るやら。
「もういいですww腹いっぱいですww」みたいになる映画。

どうでもいいけど獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーカイジャーだと16人がずらっと並ぶのか?
うまく想像すらできません。


●烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE

なんかようやく観れました。

説明すると、HDDに録りためた烈車戦隊トッキュウジャーを観ていって、タイミング的に全話終わった直後に観たかったんだけど、レンタル中で。
あっちこっち探すほど急いでもいないんで、最寄りのGEOだけチェックしていたが、まあわりと人気があるんでしょうね、なかなかつかまらないという。
さらになーんか予感めいたのでHDDチェックしたら、特撮ジャンル以外のところに録画されてました。 トッキュウジャーと仮面ライダー鎧武のスペシャルもそんな風に特撮ジャンル以外に収録されていた気がするんでいちおうみたが、テレビで放送してたんですねトッキュウジャーVSキョウリュウジャー。
ただし、30分だけでした・・・後半だけかよ! という。
このコンテンツでもっとも特徴的な絵面、クローズたちが子供のダンボール列車みたいなことやってるシーンからいきなり録れてたので即、特定できたのだが。
半分だけ観てもしょーがないんで、やっぱりGEOで借りようと待っていた次第。

話は普通に面白かったです。
つか本来、ストーリーなどたいして必要なく、ふたつの戦隊が共演、というだけで嬉しい企画なんだけどVSは。
多くのファンが思っていたであろう、トッキュウジャーって地味な戦隊なのでは・・という想いが、やっぱ公式設定なのだと、この作品で確認できた。
デーボス軍みたいな巨大な悪は本来、専門外なんでキョウリュウジャーに任せましょう、という車掌さんの意見でもよくわかる。
それにしてもキョウリュウジャーは逆に、ほーんと華やかですな。
キッカリ十人登場してたし。
登場、名乗りがブレイブすぎてトッキュウジャーが圧倒される、というか効果の爆発であおられるという、轟轟戦隊ボウケンジャーみたいなことになっていて、やっぱり派手な奴らだぜと。
あとトッキュウジャーは決め台詞が「出発進行」とか「見えた! お前の終着駅」くらいしかないからなーそこでもキョウリュウジャーとの差がついていて。
そのトッキュウジャー側だけど、六人だけじゃキョウリュウジャーに見劣りすると思ったのか、シャドーラインを足して十人に。
この映画ではグリッタ嬢とシュバルツ将軍が出てこないんで闇の帝王ゼット、ネロ、ノア、モルクが参戦、ボス敵だけ倒したら「慣れ合いはしないぜ」と背中で語って去るみたいな。
陣形としては主役の12人が前面に出て、残りの8人はサポート役として後ろ、左右に別れて配置、という・・画面に収めるだけでも大変だろとは思う。

救急戦隊ゴーゴーファイブvsギンガマンもそうだったけど、「この戦隊に、この敵は倒せない」法則があって、VSシリーズの伝統なのかな?
それにしてもゾーリ魔も倒せないのか・・という情けない状態。 だがそこはキョウリュウジャーも同じで、クローズも切れないとわかり、なんか安心。
あまり法則がありすぎでも困るんで後に獣電池とシフトカー・・じゃなくてトッキュウレッシャーを交換して、どっちとでも戦えるぜ! となるのだが、その「交換」がなんか気になる。
獣電池とレッシャー玩具はじっさい、交換できるのか? 映画の中だけの出来事?
まあ製作しているバンダイのほうでも、過去の規格で作ったほうが楽には違いないし、例えば獣電池と仮面ライダーWのガイアメモリが交換できたとしても驚かないのだが。
こうした特撮のコレクションアイテム、HARD OFFに行くとけっこう売ってるんで、見慣れてはいるが手にとって観察するほどではないし、よくわからない。 仮に端子とアーキテクチャがおなじでも外装が違うんで、交換はできないような気もする。
ゆえに映画版ならではのサービスシーンと考えたほうが。

そこまでアイテムに凝ったつくりなのに、いわゆる変身サウンド、必殺サウンドなどはまったくもって控えめ、ストーリー重視なことになっている。
トッキュウジャーはここ三年くらいの東映特撮では、唯一サウンドが邪魔にならないのでいつも通りでもいいけど、まあスピーディーなのはありがたい。
子供トッキュウジャーも登場して、よっく考えたら本編でも出ずっぱりな五人でしたね・・・よもや影の主役みたいな感じになってます。
六人目の戦士、トッキュウ6号とキョウリュウゴールドの共演も良かった。
ひたすらクールガイぶってるけど萌えキャラ以外の何者でもない虹野明と空蝉丸、相性いいよね〜表向きのポリシーも根底にあるスイーツみたいな性格も実は同じだし。
まあ空蝉丸はすぐに退場・・というか小さな赤ちゃんになるため出番少ないが、かわりに虹野明が「ヨチヨチ〜」みたいにやってるいつもの絵が観れます。

あ、恒例らしいけどニンニンジャーも出てますね、今回はストーリーと関係のない顔見せ、という感じ。
クライナーロボを縮小化して等身大技で倒してたが、それ忍術じゃねえよ、マジレンジャー的な何かだよ・・というツッコミはアリなんだろね。
そもそも「忍者だけど忍ばない」と公言している連中だし。

そのニンニンジャーを除き、参戦キャラだけでも25人(子供時代と大人時代のトッキュウジャーが同一、と考えれば20人)いるため、通常の日本ドラマ、映画であればまとまらないはずが、わりとまとまっている。
もうタイムレンジャーの頃から思うことだが、東映特撮が日本映画界の訓練所になっているのではなかろうか。
映画は切れば切るほど(編集するほど)偉い、短くまとめるほど偉い、シンプルなほうが偉い、という原則を守れる、数少ないコンテンツと製作団体が東映特撮みたいな・・そんな気がしている。
だから登場人物が増えて設定が複雑化しても、とことんまとめる力量があるんじゃないかな、みたいな。
ま、他じゃやらないような驚きの割り切りもするけどね、巨大な敵戦力からの被弾(爆発)シーンがその一例で、昔からあまり変わらない描写を未だやっている。

逆に言うと十年ほど前にいくつか観た日本のドラマ群は、呆れるほどに冗長でして。
ある人気作のスペシャルドラマとか観てたらもう、編集が甘い以前に無駄なシーンばかりで、なんじゃこりゃ、となった。 長い、長すぎるぞ二時間以上あるこのスペシャルは! 面白くもないギャグをところどころ入れてるのもアレだし、間のとり方がつまらないし・・・思いながら見終わったら。
番組からのお知らせです、このスペシャルドラマのDVDを抽選プレゼント、放送では収録されていないシーンを50分加えた全長版です・・・というアナウンス。(うろ覚えだが)
バカじゃねえの?

まあ阿部寛さんも仲間由紀恵さんも好きなんですけどね。

そんな経験をすると、東映特撮は清々しく見えるもんです。
切れば切るほど映画は良い、という基本ができているんで。
もっともゴーカイシルバーゴールドモードとかみたら、別な意味で
バカじゃねえの。
となるけどさ。

 フィギュアはシールかなんかで処理されているが、じっさいには・・怨霊のように面がたくさんついたデザイン ディケイドのコンプリートフォームより酷えや

話ズレたが、期待通りな作品でした。
いやVシネマ版ではなく劇場版だったのでそこ、期待以上だし。
みんなが知っているトッキュウジャーが観れる、という点で意外と信頼できるみたいVSシリーズって。
放送が終わったあとに、キャラというか戦隊の強さを盛らないようです。
もっとも海賊戦隊ゴーカイジャーでは「デカレンジャーってあんなに強かったっけ・・」と二度ばかし思ったけど。



●鉄腕バーディーDECODE

なんか最近、映画以外ばかり書いてるがまあいいか。
鉄腕バーディー、待望のテレビアニメです。 ゆうてももう7年前か・・。
本放送は知らなかったです、基本、情弱ですので。

いま、GyaO!で放送してるんで期間内なら無料で観れます。
で、私はテレビ再放送したさい録画して、みっつもバックアップとっていつでも観れるので、GyaO!ではまだ放送してない続きも観てます。
なんかキッカケがあるとそうやって全話観てしまいます。

ゆうきまさみ先生というのはアニメ化ガス雲もとい、アニメ化運が強いお方のようで、バーディーだけでも三度アニメになってます。
噂によると出渕裕氏が尽力したっぽいとか。 友情パワーか。
鉄腕バーディーは最初のビデオシリーズ、このDECODE、そして第二期となるDECODE2・・コミック作品自体はオリジナル、連載マンガとその続編、EVOLUTION、じっさいはもっと細分化できるっぽいが大雑把にいえばそうなる感じ?
まだ世間に知られていなかった頃から応援していたこともあり、なんか特別大切な作品という位置づけなバーディーだけど、普通に考えてもDECODEは良いアニメ。
一般市民がツートンカラーの宇宙人に変身するという、要はウルトラマンなんだが、より日常的な雰囲気に徹したのがおもしろいというか、80年代だとハリウッドSFなどいろいろあったから、シンプルなようで凝縮されているというか。

ラブロマンス系とか興味ない自分が観ても、DECODEはホロホロきますね〜中杉小夜香がかわいいせいもあるが。
超大量破壊兵器リュンカは許せない、そして中杉は救いたい、という千川つとむの決断がまた泣かせて。
そもそも鉄腕バーディーという作品自体が80年代の競合マンガなどとはどこか違うハートフルがあったけどDECODEもそんな感じで。
まあオリジナルのマンガ、最初のOVAアニメのバーディーはまだちょっと雑なとこあったけどね、新しいバーディーはキャラ的にも完成されたっぽい。
不幸な生い立ちと真っ直ぐな教育な結果、非常に親切な人格となった設定が加えられた。
そのOVAでも、オンディーヌとの戦いは非常に印象深くて、あんだけスーパーマン的なスゴいバトルを繰り広げて、最後はトドメささないんである。 なんだか千川つとむとバーディーには、オンディーヌが泣いているように見えたんだろうね。 スピリットで変貌した男も同じく倒していないから、OVAで勝利したのってバチルス、ギーガー、氷川だけじゃん。
いわゆる戦闘員的な雑魚はけっこう蹴散らしているんだけど。
かように鉄腕バーディーは、アメコミヒーローと比較しても遜色ない強さをもってるけど、あんがいバトルは少ない。


余談ながらDECODE2のラストではかつてない大激闘となって、廃墟の街がどんどん崩壊するこの凄まじいドラゴンボール的なバトルは本家スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」が参考にしたそうだが納得である。
それでも、相手を倒すために戦っているわけじゃないんだよね、正気にもどってくれ〜いう意味合いだから。

ならば鉄腕バーディーは「心の機微を描いた物語なのか」ゆうとちょっと違う感じで、「多様な人々の気持ちを描けている物語」とでもいうのか。 宇宙人含めて。
主観的ゆうより客観的というか・・だから面白いんだよな。
例えば町中でイキナリ決闘をはじめるスケルツォ教官は宇宙人社会でもそーとー恥ずかしい、というのが描写でわかるし、リュンカがどんだけ脅威であるかというのも伝わる。
奥の院がかなり権威あるというのもわかるが、崇拝はされていないのもわかるし、よくできている。
まー表現に落とし前がついた、普通の作品であれば当たり前なんだけどね、よくできているってのは。

内容的にはバーディーが地球へ来る理由がスピリットや酔魂草ではなく、リュンカというアニメオリジナルな破壊兵器になってます。
このリュンカが13話という短い話でよりドラマティックになる仕組みなわけで。
ゴメスは相変わらず名脇役ですな、謎の人物ゆうと「敵か味方か」ってのが普通だが、ゴメスは確実に敵じゃないし、じゃあ味方かというと違う気がするし。
あとはオンディーヌを貸し出している裏の存在、という役回りをクリステラ・レビというファンにはお馴染みな人物が担当しています。 要は出番が少ない。
たぶんDECODEから入った視聴者はそんな裏事情がよくわからないのではないかと思うが、裏は裏なんで無問題かな。

今の原作は新しい方のコミックなため、設定は膨大なんだけど、それを良いとこ取りで選んで取り入れた形で、なかなかいい感じ。
先ほどゆうき先生はアニメ化運が強いと言ったけど、例えば昔の作品「Night Walker」が鉄腕バーディーDECODEのエピソードとしてアニメ化されてます。
Night Walkerという極めて短い読み切りマンガっていわば80年代、日本の映画、ドラマがまだ空想科学やファンタジーに不慣れだった時代、新しい物に飢えたSF作家たちが発表していた大量にあるショートストーリーのひとつであって、それが二十年以上経ってアニメ化とは、ホントに運がいい。
また長いこと「宇宙船」とよばれていて船内ばかり映っていた存在も最近ではライラローという名前がつき魚っぽいデザインでキャラクター化、活躍している。
宇宙人の末裔、千明(ちぎら)は今回、ストーリーに絡みません、ふつうにクラスメート扱い。 次回作のDECODE2でも。
だけどDECODE2では明らかに宇宙人であるという前提で演出されてます。 もし第三期とかあるなら、千明の話になるのかも。

余談ながらよく出来ていると繰り返し言ってるが、要は独りよがりな作りじゃない作品は自然と出来がいい傾向。
このDECODEでは阪神大震災以来、数多くの災害報道があって、それを踏まえた絵作り話作りをしてるんで、表現に説得力がある。
それだけに後の東日本大震災を経験してから観ると、なんか人ごとではないように思えて。
宇宙人とリュンカが戦争して六本木が壊滅するあたり、ちょっと怖かった。
まあ既知の災害というよりこれは、よく出来た怪獣映画の怖さかも。

何気にオープニングとエンディングがいい。
このオープニングみると、スタッフの理解があるのがわかる。
有名ではないが旧い原作なんで、知る人ぞ知る、みたいな鉄腕バーディー、オープニングはこうでないとみたいな。
ただし次回予告はそーとーイラッときます。 次回予告の担当は有田しおんで、なんでコイツが選ばれたんだ・・と毎回思います。
しょーじき、真面目な話もぶち壊しレベルな酷い予告。
DECODE2のナレーション担当は小さい頃のバーディーで安心なんだけど。

ちなみにOVAもけっこー好きですね。
ツートンカラーにこだわったバーディーのコスチュームは、この時がいちばん良かったかも。
まあ主役のバーディー以外のキャラデザが古くさいですが、当時としては作画レベルも高く、満足度は高いです。
また余談続きですが、バーディーの目は猫目というのが本来らしく、今でもそうなってるのかな・・あまり強調はしてないですが。
これはゆうき先生の友人である山本貴嗣先生とアイデアの交換をしていた時期があったという話があり(うろ覚えだけど)、たぶんバーディーの猫目はエルフ17のルゥと同一設定ということかも。


てな感じで、何度観ても楽しめる作品。
これは昔ながらのファンだから、だけではなく、意外と堅実な、埋もれがちな良作アニメなような気がします。


●侍戦隊シンケンジャー

いやあ〜映画観てる暇がないですね、テレビシリーズが多くHULUにあるんで。
レンタルDVDで四話まで観たけど、それっきりだったシンケンジャー、いまネットで調べるとゴーオンジャーの後でゴセイジャーの前なのか、意外だ。

侍戦隊シンケンジャーについていろいろ語ると長いので、とりまテレビ録画の話と、オープニング曲の件を書き留めようかと。

録画手段の大空位時代とでもいうのか、炎神戦隊ゴーオンジャーまではMacでUSBハードウェアエンコーダーという機器を使い取り込み録画してました。 いま考えると手間は膨大で、よくあんなことができたな〜と感心するほど。 それが疲れたのか別な理由か、あまりMacで録画はしなくなって、天装戦隊ゴセイジャーは中古のPSX・・・って今じゃ誰も知らんか。 プレイステーション2にテレビとハードディスクを合わせた、デジタル放送未対応な以外、今で言うハードディスクレコーダーと同等の機器で録画してました。
それもまた、いま思えば面倒ですな・・いちどDVD焼いてからMacに取り込み視聴、みたいな手間をしてたし。

その後、アナログ放送終了ということとなり、同時に個人的な意識改革とゆーか、アップル社の思想が伝染して「コンテンツに余計な手間はかけない」方針に。
そも、テレビ録画をMacで視聴などという変なコダワリが熟考すれば(しなくても)意味不明で、そのままテレビで観りゃいい話でして。
まーPCで番組や映画を観たい! という謎の欲求はありましたね、不思議なほど強く。
でもホント、アナログから低画質の動画ファイル作ってもしょーがないから。 ハードディスク容量を圧迫するし、しょっちゅうエンコードやCMカット編集とか忙しいし。
それで海賊戦隊ゴーカイジャーからだろうか、その前のゴセイジャーからだっけ、ともかくHDDレコーダー買って、テレビで観たらすぐ消すようになりました。
いまは配信という手段があるんで、レンタルDVDさえおっくうに。

それでもゴーオンジャー、ゴセイジャーはちゃんと苦労しながら視聴していたのになぜ、シンケンジャーだけ飛ばしたのかといえば・・。
たぶん、オープニングが好きではないからかと。
あの曲がね。

戦隊シリーズのオープニング曲にはけっこう思い入れがあって、なんつか言葉の力がスゴいなと常々感心していた。
よもや80年代にアニメのオープニング曲が「番組専用」ではなくなって久しいが、東映特撮では未だ元気にタイトルコールをしているのも魅力。
そして専用の楽曲だけに、本編のストーリーをも含んでいて、その言葉には響くものがある。
例えば特命戦隊ゴーバスターズだと。
「すべてはあの日きっと 始まっていた運命(ディティニー)」なんてもう、それだけで泣けるやん。
他にも獣拳戦隊ゲキレンジャー「この大地 刻んでる鼓動にいま 誘われ 目を覚ます」いいね、心躍るね。 わりと内容はない轟轟戦隊ボウケンジャーでさえ「胸のど真ん中 心の磁石が 目覚める「夢」の 鼓動をおしえる」かっけえぇぇ!
烈車戦隊トッキュウジャーに至ってはもっと短い言葉、「さあ走れ俺達のエクスプレス」、「ガタゴト夢を乗せ」でもう胸にぐっとくる、ストーリーと絡んでいるから。
これが戦隊の歌詞で、ちなみになんでこんなにすぐ引用できるかゆーと、過去に戦隊歌詞を読みなおして選り抜いたテキストがあるため。

ところが侍戦隊シンケンジャーの主題歌は・・・。
まづ、チャンチャンバラ、チャンバラ〜♪ではじまるよね。
チャンバラって・・劇中、チャンバラって台詞登場したかな。 シンケンともっともかけ離れたニュアンスがあるんですけど。
とっさにイメージするのは、子供のチャンバラじゃん。 要は剣術ごっこ、お遊び。 そしてチャンバラ映画。
つまりチャンバラというだけで本気ではない、偽物みたいな雰囲気になり、侍戦隊でしかもシンケンジャーという、それだけで危なっかしい(逆に軽くみられがちな)タイトルにその曲が重なると最悪。
真面目にやってる? と問いたくもなるだろう。

更に言うと、歌詞がなんかね。
先述したように歴代戦隊の歌詞はスゴく響くものがあって、よくできているんだけど、侍戦隊シンケンジャーに限っては空虚な感じが。
モヂカラで戦う侍戦隊の歌詞が、じっさい「言葉のパワー爆発する〜」と歌っているのに、いちばん言葉のパワーが足りないのである。
例えば・・。
「魅せる真剣 ナメたら危険」
「斬り斬り舞い舞い 最後にバンザイ」
「レッツ武士道 勝負しよう」
うーんなんか響かないな・・重みがぜんぜんないな。
だいたい最後にバンザイって・・・負けてヤケになってないか?
またそういった言葉の選択だけではなく、問題なのは歌詞にストーリーが含まれていないこと。
今回だけ、内容を説明せずにビジュアルイメージだけ伝えて委託したのかね。
とっても残念な曲になった。

些細なことのようだが、これがシンケンジャーだけ先送りにしてきた理由としか思えない。
つか戦隊シリーズの視聴は三、四年止まっていたのだが、海賊戦隊ゴーカイジャーから順に後を追い始めてゴーバスターズもキョウリュウジャーも最近、全話観てるし。 その次が烈車戦隊トッキュウジャー・・どうあってもシンケンジャーが最後になった。 手裏剣戦隊ニンニンジャーはもう全話終わったんだっけ? じゃあ手を付けてもいいな。

そしてこのまえ。
烈車戦隊トッキュウジャーを観て「いいな〜なんか、ぐっとくるな〜」と、しみじみ想ってたんで、同じくメインライター小林靖子さんのシンケンジャーも観てみよう、タイムレンジャーとトッキュウジャーが良作なのだから、シンケンジャーも良いに違いないと、観始めた次第。

結論から言うと、なかなか良いね。
いま43話くらいだっけ、登場人物みんな魅力的です。 ストーリーもいい感じです。
十蔵役の唐橋充とか外道か?っつーくらい見どころあったし、津田寛治などゲストもなんか適役みたいな。
ただ巨大戦はイマひとつで、個人的に超常スマッシュとよんでいる意味不明合体とか相変わらずだし、なーんかダサいです。
悪ノリしているからダメ、という意味ではなく、例えば百獣戦隊ガオレンジャーなんかは悪ノリしててもちゃんと面白かったし。
全部合体はゴーオンジャーからだっけ・・あの時は盛り上がったんだけどね。
あと観ていてなんじゃこりゃ思ったのは、シンケンゴールド。
登場回がなんか、酷い道化みたいで・・・でも先に海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイシルバーゆうもっと酷い道化を観てるから、あれよりはだいぶん真面目だし、それなりに男前に見えなくもない。

とま、軽く語るとこんな感じ。
オープニング曲がハードルだっただけでエンディング曲とかあんがい好きだし、もっと早く観ればよかった。


●パワーレンジャー

えーっと、パワーレンジャーは面白い、という映画の話でもなければ最近観た、という話でもないです。
でもまあ、ある意味パワーレンジャー映画も過去にあったし、最近観なかったわけでもないし、ここに記すのが手っ取り早いみたいな。

「最近観なかったわけではない」というのはつまり、YouTubeで違法視聴してるからです。
英語なんで内容、わからんのだけど。
ちゃんと観たのはVHSレンタル時代、借りて観たヤツと、何年前だったっけな・・YouTubeの、東映特撮チャンネルで配信したのでぜーんぶ観たパワーレンジャーS.P.D.だけ。
ホントはもっと観たいけど、DVDレンタルでさえあまり見かけないので困っている。

とりまパワーレンジャーの解説でもしましょうか、詳しくはないけど。
そもそも最初のパワーレンジャーは1993年、アメリカのテレビドラマとしてスタートし、以来こんにちまで同様な展開です。
内容は・・・恐竜戦隊ジュウレンジャーという戦隊シリーズがありまして。 観ていないんですけどね私は。
その、いわゆる特撮シーンだけを流用、ドラマ部分はアメリカで撮影して放送したところ、大ヒットしたらしいです。 アーノルド・シュワルツェネッガー主演「ジングル・オール・ザ・ウェイ」のフィギュア騒動もパワーレンジャー玩具の大ヒットが元ネタらしい。

作品そのものの魅力、というものは、薄いですね。
少なくとも日本人の、アニメ特撮が好きな人々がわざわざ観る価値があるかどうか・・・。
ただ、アメリカと日本のカルチャーギャップを堪能するぶんには、最高に面白い。
ゆうても最初のパワーレンジャーを十話くらいか、それとパワーレンジャーS.P.D.を全話観ているだけで、あとは例のYouTubeをいくつか。
数分程度の動画ならタイムレンジャー版とかゴーゴーファイブ版とかゲキレンジャー版とかいろいろつまみ食いしてますが、基本は無知。
自分的にはとても好きだけど、日本で展開してないのが痛い。

ここではパワーレンジャーS.P.D.を引き合いに出します、元は特捜戦隊デカレンジャーです。


黎明期のパワーレンジャーはかなり苦労したと思うけど、パワーレンジャーS.P.D.の頃になるとそうとう手馴れてるっぽい。 シーンがかなり自然です。
また日本で製作された怪人着ぐるみ、アイテムを後でアメリカに持ち込んで撮影するなど、システマチックになってる模様。
それだけではなく、戦隊シリーズにはない独自の「バトライザー」や新戦士も登場、向こうのスタッフが考えるのか東映の人がやってるのか不明だけど。
ドラマ部分も年々、充実しているっぽく、爆発シーン、アクションシーンもかなりなレベル。
もう、向こうの人達だけでオリジナルな番組できるんじゃねーの?くらいに思うけど、ケッコーなシーンを戦隊シリーズのフィルムに頼ってます、未だに。

そして、基本設定など戦隊シリーズに準じているいっぽう、文化の違いも浮き彫りに・・ここが面白い。
日本じゃまったく配慮する必要が無いのだが、パワーレンジャーでは戦士の顔ぶれがなるべく多種多様な民族になるよう、考えられている。
むしろゲルマン系のが出番少なくね? くらいであり、このへん映画よりテレビのほうがたいへんなのかも。
いっぽうで日本人はめったに登場しないのは、ドラマに登場しないからといって文句をいう日本人がいないためか、原作が日本だから配役まで日本人の必要はないのか。
特捜戦隊デカレンジャーのレッドは赤座番場(あかざばんばん)、かなり真っ直ぐな熱血漢で非常に印象深い二丁拳銃野郎だが、S.P.D.のレッドはかなり自由気質の、なんだかレゲエみたいな人でした。 かように対応するキャラクターがぜんぜん違う、ということもよくある。
変身したあとにスーツでの演技が違和感あるが、まー小さな子どもなら騙せるのかな、大人ならちょっと首をかしげるレベル。

また隊長のクルーガー、デカレンジャーでは警察だけに色んな物が犬モチーフで(いいのかよ)、クルーガーもやっぱ犬、あまり出来の良いスーツメーションではなかったが、誰もが嫌いにならない、良いキャラだった。
これがS.P.D.だと、名前は同じクルーガーで設定も犬星人なのに、どーみてもトカゲにしか見えないとゆう・・・。
しかも一般的に、着ぐるみなどのスーツはアメリカのほうが圧倒的に出来がいいのに、このS.P.D.だけは妙に安っぽく、頭でっかちに見える。
キャラクターに対する、思想の違いですかね、そうした差異がなんか見どころです。

ストーリーも観ていて飽きない。
そもそもアメリカの子供向け番組は制約が多くて、ぶっちゃけ人が死ぬシーン禁止、とか言い出すから普通に考えるとなんも出来ない。
よく戦隊シリーズなどローカライズする気になるなと感心するが、そのために脚本がまったく違ってくることが多々あり、でもシーンは戦隊シリーズから流用なんで、どうパッチワーク編集して話を紡ぐのか、それもまた見どころ。
いっぽうでドラマ部分はもちろん向こうで撮影なんだけど、脚本がまったく同じ回もあって、それもまたまた見どころ。
いったい何故、今回は同じ脚本でゴーサインが出たのだろう・・・と考察するのも非常に楽しい。
他にもアメリカの文化とかが当然、入っているので日本と違う演出、台詞になるのも注目。
例えばむこうだと「わかっている」のかわりによく「知っている」という表現するんです、日本じゃ言わないと思うんだけど・・「オレはお前を低く評価していないぞ」「知ってる」なんて言うかな、でもいい感じでした。 あとはパワーレンジャーと直接には無関係かもだが、欧米では「誰それの正体」という概念がとても重要だそうで。
「スーパーマンの正体はクラーク・ケント」、「黒い男の正体はサリエリ」・・・こんな要素でけっこう盛り上がるってこと? そんなニュアンスも、パワーレンジャーにあるかもと探すと面白い、かな。

そしていま、侍戦隊シンケンジャーを観ていると。
対応するのはパワーレンジャー・サムライですね、YouTubeで無料のが観れます。 まあ違法なんでオススメはしません。
いちおう勉強のために観ているだけで、本当は課金してでも日本語吹き替えとか観るべきでしょう。 それがないから困ってるんだけど。
サムライ・・外人が喜びそうなコンテンツに思う? じっさいそうなんだろうけど。
今のパワーレンジャーはニュージーランド撮影だっけ、パワーレンジャー・サムライもそんな感じで普通に海外の風景です。 戦隊の普段着もフツーだし。
ちなみに今現在は逆に、海外の郊外みたいなところのほうが、サムライが違和感無いですね、日本じゃ都会でも田舎でもサムライ居たら浮くし。
それはともかく、観ていてすぐに気づくのがパワーレンジャー・サムライに「黒子」が登場しない件。
シンケンジャーの黒子はなかなか面白いアイデアなんだけど、海外だと舞台演劇に黒子がいないんでしょうね・・ないものは理解できないので登場しないのか。 ま、忍者と間違えられたらより厄介だし、そのほうが自然か。
逆にモヂカラ、いわゆる言霊の文字版は、意外や意外、ちゃんと筆で漢字を書いて、本家である侍戦隊シンケンジャーよりも多種、登場するかもみたいな。
なるほど書は中国人と同一の文化で、あんがい世界中に浸透しているのかもしれないな。
また「文字、言葉にパワーが宿る」というのはたぶん、古今東西の共通認識だし。
剣道もけっこうメジャーなのかな、じっさい街に道場があるかどうかはともかく、テレビなどでお馴染みとか?


S.P.D.の頃より、さらに手慣れた感じがします。
ひとつには単純に技術力が向上したせいかもしれません。
うまーく撮影、編集で一本の作品にみせる、そういうテクニックが発達してるみたいな。
もうひとつは、戦隊シリーズの特撮シーンに日本語の標識や看板が映っていても、まったく気にしなくなったせいかと。
そもそも、いつごろだっけ・・日本の特撮で日本要素がシーンに入っても気にしなくなったのは。 海外輸出が前提なウルトラマンの時代は気にしてたけど、帰ってきたウルトラマンの時代には無頓着になったとか、そーゆー古い話ではなくて。
平成仮面ライダーだと、龍騎の時点でかなり看板が映ってますな。 戦隊シリーズだと特にゴーバスターズあたり日本要素が印象深いんだが、そんな最近なはずないか。
ともかく日本語、特に感じの看板が映っててもオッケー、となれば編集の自由度も高い。

あと、コレは考えものなんだけど、被写界深度を浅くしていわゆる背景ボケを使ってロケ地の違いをごまかす、という手法も。
アメリカドラマでは常套手段ですね、向こうは腕のいいカメラマンが豊富らしい雰囲気があって、背景ボケも当たり前というイメージがある。
でも戦隊シリーズでは古い映画のように、ぜんぶにピントが合うような絵作りをしているので、映像のマッチングは大丈夫? と思ったり。
特に敵の拠点パートでは、まるごと戦隊シリーズのシーンを流用、というのが多いから、心配といえば心配だが、さほど違和感はないかな。

というわけで、いろいろ見えてきて面白いもんです。


●天装戦隊ゴセイジャー

うーむ、ホントに映画でもなければ最近観た、でもない話だけど、訳があって。
このゴセイジャーは、最後の五話くらい観てなかったのです、そいや機動戦士ガンダムAGEも最後の五話くらい観てないな・・・録画してあるんだから観ればすむ話なんだけど。

ゴセイジャーは確かPSXで録画して、DVDに焼いてあるんだっけ、まあどこにあるか探すのもめんどいが、今はHULUで観れる次第。
観なくなったのはブレドRUNが正体を現したとこだっけ、単純に考えてスッゲー盛り上がる山場じゃん。
今回、HULUでそこから再開して最後まで観ました。

そもそもこれまでの、天装戦隊ゴセイジャーに対する評価は・・・。
「よくわからない・・・」といった感じです。
獣電戦隊キョウリュウジャーを観て何度も何度も「そーゆー話か・・・」とつぶやいたのと同じ、ゴセイジャーでは「よくわからない・・・」となった次第。
まず、護星天使という、魔法戦隊マジレンジャーの天空聖者が戦隊組んだみたいなアイデアは良かった、でもその具体性がどーもよくわからない・・・。
変身のアイテム、装備、巨大戦力もみーんな、何をモチーフにしてるやらサッパリだったんです。
例えば獣拳戦隊ゲキレンジャーのロボってゲキビースト、つまり皆のマインドアニマル的なものが合体した設定なのでメカではなく、じっさいメカっぽくない独特なデザインでした。 変形、合体するたびに「ボキッ」「グキッ」と嫌な音がするし、うまく表現できていた。 あ、ついでに言うとゲキレンジャーってスーツはアスリートがモチーフだそうで、そのためベルトとブーツがないという、独特なデザインとなっています。
しかしゴセイジャーのメカは何なのか、どーも伝わらない。 科学文明が天空にあるのか、それとも霊的なものが形になった結果なのか・・納得力というものに欠けている。
カードシステムのバトルもそうで、なんで天使がカードなんだよと問い詰めたい。
それもタロット的なものならわかるんだけど、明らかにゲーム系じゃん。
また全てのデザインに天使のモチーフはあまりなく、漠然としたファンタジー系みたいな。
要は考証がない感じ? かな。
そこはここ十数年の戦隊すべてに言える甘い点だけど近年ほど甘い上にぬるいような気がしてならない。

あとは最終五話くらい観た感想だけど、なんだかよくわからない・・・と言わざるをえない。
脚本にちょっと間が抜けた部分があるし、理屈もよくわからない・・・みたいな。
ブレドRUNことブラジラが地球を破壊してやり直す、その絶望の原因もわからないまま、けっきょく単なる悪党で終わったし。
それに対してゴセイジャーは護星の決意を新たにします。 最終話まで何度も何度も戦闘中も何度も何度も新たにします。
新たにしまくりです。
最後の最後、地球が滅ぶ寸前、そうやって独白して決意を新たにしたら、なんか破滅が止まりました。
理由は不明です。
うーむ、なんだかよくわからない・・・。

ラストシーンでは地上勤務なゴセイジャーたちが、でも望少年の元からは去ってしまいます。
それもよくわからない・・・ほろ苦いエンドを演出するために、とつぜん言い出したとしか受け取れない。
いや演出に作為があるのはいいんよ、でもそれやるなら伏線とはいわないが、前々から予感めいたものを用意してくれないと。
またゴセイジャーたちの台詞ってそれもまた、いつもよくわからない・・・って感じなんですよね。
よく「俺たち護星天使はいつもそばにる」的なこと言ってるけど、いやいやアンタラそこまで霊的な存在でもないじゃん、世の中分からないことだらけって言ってるやん。

そうでなくても、なーんか変な部分が多いんですよ天装戦隊ゴセイジャーって、細かい話なんだけど。
まずオープニングの最初三十秒くらい、音と絵が合っていない感じも変だし、先述したようにメカも装備も変だし、話運びも変な部分がちょいあるし。
語るとキリないので一例をあげると。
エンディングにはいくつかバージョンあるが、「地球の涙をガード(護星、とでも書くのか?」つう箇所で、地球を背景に水滴を(天使の)羽根で受け止める、という映像がある版。
こぼれ落ちる涙をそっと受け止めてどーすんだ? 歌詞の意味とちゃうだろと誰もが思ったはず。

かようにセンスがちょい変なんです、全体的にとは言わず、ちょこちょこたまに、細かい部分でそうなんで困る。
でもシンケンジャーやトッキュウジャーが良作と思ったのは、そんな細かい部分がシッカリしていてその積み重ねだと思うんだよな。
シンケンジャーを引き合いに出したんでついでに語ると、これまたラスト近くでドーンと重い話くるやん、シンケンレッドの身の上で。 悩んで悩んで、皆思い煩って、いったいどうすればいいんだ俺たちは! と凹んで、レッドは外道に身を落とすかと、そこまでやっておいて。
解決方法はギャグでしたと。
でもそれで劇中のみんなも視聴者も心の底から安堵したし、嬉しかったし、素晴らしい大岡裁きだと感心したし。
こんないい話が観たかったんだけどね、天装戦隊ゴセイジャーでも。

あ、でも敵に未確認生物モチーフのキャラが登場したり、面白い部分もありますゴセイジャーには。
全体的に敵組織は凝ってましたね。

観てたのはご年以上前なんで、忘れていることも多いけど、印象は覚えてます。
「よくわからない・・・」という脳内つぶやきは、何度でも出てきたんで。
変な戦隊だな〜という感想も、今とおなじ。

まあそんな感じ。


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