なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki


   

なんかabout-17.8からの続き





●2017.8.7 一匹

記録つけてるんで記述。

二日間で鯉が一匹、うーんなんかシブくなってきたな・・・やっぱ夏はこうなんかね。
どちらかと言うと、夕方のほうが釣りやすいのだろうか、ゆうても劇的に魚が増えるわけでもないし。
早朝は、だいたい薄暗くて凪のときに多摩川で釣り始め、盛んに鯉が水面に登場するのがその時間帯で、六時ごろになるとあまり居なくなるみたいな。
そこに時期ごとの多少、時間帯の変化なだがちょいあるわけで、基本は六時前の一時間あまりが狙い時。

あとは、久しぶりに写真をとり、サイズも測りました。
理由は写真にハサミが写り込んでいるけど、中通し型の円錐ウキが派手にタモ網に絡まったので陸揚げする必要性があったため。
最近は水際で即処理するんで要は手間取ったほう。 釣ったときに「お? 食うかな?〜」みたいな状況からイキナリ、ぐい〜んと引っ張られた力強さと、ボリュームがあるように見えたんでラインを切るついでに写真とって測ったんだが・・・うーん、やっぱ60ちょい? 長さはフツーですた。
じゃあ、最近デカく見えた鯉も、ほとんどが60センチ台であったと思われ。 そんなもんか。


それと、登戸駅ふきんで護岸工事されている部分のいちばん上流、そっから向こうは大冒険というとこまで久しぶりに見聞。
わかったのは、魚はいるってこと。 流れがほとんどなくて瀬のように浅いとこ・・・なんか底の方にダマになってるぞ、むろん最初は流木が吹き溜まってるとか、水底の模様かなとも考えたが、それにしてはサイズが揃いすぎている。 だいたい50センチくらいだろうか・・・もっとあるかも。
次に考えたのは・・あまりなさそうだがナマズ? みたいな。 あまりにも水底でじっとしているもんで。
ずっと観察していると少しずつ動いていることも判明、またそれが気まぐれにか上の方に動き、たまに身体よじってストレッチもするんで側面がキラリと見え、やっぱ鯉だと。


推測だが、ありゃあ昼間寝る組ではないかと・・・シフト制かなんか知らんが、競争を避けるため時間帯ずらして活動しているのかも。 多摩川には鯉が大量にいるから。
なんかね、仮にブッコミ釣りやって群れの真ん中に着水、オモリが寝ている一匹の頭にゴツンと落ちても動かねえんじゃねえかと。 眠っているのなら。
とーぜん、釣りの対象にはならず。
ともあれ多摩川原橋のやや下流にある堰から宿河原堰の間にいる鯉は、ちゃーんと釣りポイントである登戸駅ふきんにも留まっている。
つまり魚はいる。

さらに可能性として、あの群れは50センチ台までの鯉かもと。 パン釣りで釣れるサイズがほとんど60センチ台なのが不思議で、それより小さいのはあーやって底に群れているのかもという。 またあんだけいるんだから、マブナもきっといるであろうと。
他にも別な魚がいましたね、見た目はボラに似ているんだが、なんだろ、ウグイだろうか。
小さいのは20センチくらいで、最初は口が鯉より小さくて愛嬌がある点からマブナかと思ったが、日が昇るとより姿がハッキリし、別な魚と。 目がデカいし。
また大きいのは50センチ・・そこまではないか、去年の冬に53センチのマルタウグイ釣ったが、多摩川ではけっこうデカい魚。


数匹の群れで水面近くを回遊するがパンは食わず。
アレ釣りたいが、毛針なら可能だろうか。

とまあそんな話。

最近観た映画





●銀河艦隊ジグーオ〈地球号〉


例によって韓国の古いアニメで、なおかつ邦題不明な。
よってまたまた自分でタイトルつけるわけだが、どこまで変換していいやら、また発音はジグーオで正しいのか、いろいろ不明。

さて、いまんとこ半分くらい観てるが、どんな作品かというと。
コレがサッパリ。
まあオープニングの雰囲気から、スペースガンダムVや惑星ロボット・サンダーAと同じ香りがすると思ったが、肝心の内容がつかめなくて。
主題歌にのせ、ほとんど動かないメカをいくつかのアングルから映し出す方式がスペースガンダムV、サンダーAその他と同じなんだけど、映っているのは・・・アンドロメダ? ほら宇宙戦艦ヤマトシリーズの、前から観ると水平二連波動砲みたいだけど、じっさいそんな性能はねえだろうなみたいな戦闘艦。
に、クリソツな艦船がオープニングを飾るわけです。


じゃあコレがジグーオなのか? というとわからんというか、序盤で負けてます。 爆発の直前、艦長がポチッとしてますが、自爆スイッチでなければ連絡ロケットのボタンなんでしょう。 アンドロメダを殺ったのは白色彗星帝国を恐ろしく劣化させたような・・・なんだろうねコレ。 まあ侵略宇宙人には違いあるまい。
ともあれ韓国語わからんし、なんか会話劇ばかりなんで何が何やらサッパリです。 でもって可愛くない子供が登場するんだが、これは撃破されたアンドロメダに乗っていた博士の子供たちってのはよくわかる。 執拗な回想シーンみたいな手法によって。
で、孤児となった子供たちのドリーミーでメルヘンチックな・・・この前に紹介した「金鉄人」ソックリな宇宙・・クッキー抜き型で作ったような星々と三日月のゴンドラ、そんなシーンがケッコー長い。 なんかこうしたドラッグ描写得意だな向こうのアニメ作家って。
むろん現実はアンドロメダが侵略者に撃破される世界なんで、夢オチか単なるイメージシーンであること、間違いないのだが・・・。

永い夢から目覚めると(よかった助かった・・と心底思った)また子供たちのシークエンス。
ワザワザ窓際にクマのぬいぐるみ置いて、ハタキでパタパタとホコリ落とし。 いやー絶対それ落ちるだろ、下に落として通りがかりが拾う出会いのシーンか、それともなにか小さな事件が起こるのか・・・思ってたら、まあヤッパリ落として下の兄貴にポコッと当たるがとくになんもありませんでした。
じゃあなんなんだよこのサスペンスは。 まあ、ぬいぐるみの「いわれ」を語ってたようで重要かもだが。
と思ったらまた夜、就寝の場面・・・ウッってなる人もいるかもね、またドリーミードラッグか? って軽い吐き気もよおす的に。
しかし今度はクマのぬいぐるみが動き出して・・なんか台詞でボク、ロボットだよと言ってた気もするが、まあ宇宙戦艦ヤマト的な世界観から急にクマのぬいぐるみと楽しく話すような雰囲気に切り替えられても・・なるほど何かあったらぬいぐるみの首輪を捻れってことですね、はい。

で、起動したクマは何を教えてくれるかというと、窓際に立って目からビーム、いやラピュタの光的な・・単なる信号かもしれない。
ともかく誰かと連絡をつけて、やってきたのは・・・超小型ロケットエンジン装備の宇宙服みたいな三人組。 まず活動がさっきまでの戦隊やアンドロメダみたいな公式組織ではない自由な雰囲気が気になるやん、子供たちの、その所有物であるぬいぐるみの呼び出しで参上するんだから。
見た目もちょい旧い科学ヒーローみたいで、また大人ばかりだったアンドロメダ乗組員と違って三人組は少年少女。
おっとそれ以前に宇宙帆船が現れたな、そこから水平飛びで頭から窓に入り込む絵面がムチャっぽいし。

と、ここまでで半分。
うーむなんだかサッパリです。 というかどんな作品かがまず不明で、出だしがイキナリ宇宙戦艦ヤマトのパクリだからハードSFだと思うやん、違うみたいで。
呼び出しでやってきた宇宙帆船や時代錯誤ヒーローな三人組がジグーオなのか? まあそうなのかもね。
感想はというと、とにかく速いっすね、パクリが。
タイトルそのものがもうスター・ウォーズっぽいし、アンドロメダとか例によって無敵超人ザンボット3のじーさんとか白色彗星帝国とか。 1979年という時期を考えると、とにかく素早い対応に感心する。

〜最後まで観た〜

えーっと・・・なんだっけ。
まづ前半のおさらいだが、地球公式の軍らしいアンドロメダ(仮称)は敗れ去り、博士っぽいのは拉致、その子供たちが願うとぬいぐるみのクマが宇宙帆船を呼び出し、その帆船に乗っった子供たちが新戦力と戦う、だったな。
この時点でそーとー疑問が湧いてくるんだが、どうもこの、絵で説明する気がないようで、つまり台詞説明らしいのがもどかしい。 それは最後までそうでした。
まあ子供たちが願うと大人が来てくれるってのは最高のファンタジーであると思うが、誰コイツラってわけです。 アンドロメダとは違う気色の戦隊なのは見て分かるが、ホント、誰コイツラとゆう。

ま、とにかく戦って勝つわけです、そこはヘンに脚色せずに王道なんでいいが、途中経過はだいぶんメチャクチャで。
要は絵が下手だから、何がなんだかわからん。 宇宙戦闘でも今、何が起こったの? 爆発、爆発なのか、無数の岩石が爆煙とともに飛び散るみたいな・・・いやアニメが雑だから無数のアステロイドベルト岩が少重力で寄り集まってるとか、爆縮にも見えるし・・・じっさい岩石が集まってひとかたまりになった場面がさっきあったことで。
でもってじゃあ、爆発だとして、何が爆発したの? 白色彗星帝国が爆発したの? そりゃまた何で? あるいは別な何かが爆発したの? 別な何かって何?
そのあと大団円っぽい雰囲気だったが・・・つまり勝ったわけか。 何にどう勝ったのやら。
それらすべて、ぜーんぶブツブツと台詞説明なのか・・困ったもんだ。

推測されるのは拉致された博士っぽいのが独自に結成した戦隊なのでは、という。
それでまあ、宇宙帆船が変形して多少は宇宙戦艦っぽくなった一隻だけの宇宙艦隊ジグーオなんでしょうかね。
つか、とつぜん登場した新勢力に主役ヅラされてもね・・・序盤で戦ったアンドロメダの立場はどうよ。

あと基本的な作風として、低年齢向けファンタジーとハードSFを融合して失敗みたいな。
金鉄人もそうだけど、なんで幼児が機関砲撃ちまくってバンバン敵機を落としてるねん、この船は戦闘員が不足してるんか? ゆうことになります。
また船内のサポートロボットとぬいぐるみのコントが延々とというのも相変わらず。

そんな感じで、お世辞にも良い作品とは思えず。
むしろとんでもない方向に暴走して内容もないよ〜みたいな作品であれば(惑星ロボット・サンダーAみたいに)逆に楽しめたのに。

以上、銀河艦隊ジグーオでした。


●超電磁マシーン ボルテスV


バンダイチャンネルで観始めました。
それなりに名作扱いな作品で、自分的にもけっこー好きなんですが、世間的には後半のドラマ部分が話題で。

しかし観始めると、意外や意外、面白いもんですなコレは。
子供の頃の記憶ともまた違っていて。
まず、昔アニメだからほとんど動かず、どうせバンクシーンばかりだろ、思ったらコレが動く動く。
そいやタツノコプロの機甲創世記モスピーダもそうですね、複雑怪奇な変形がウリなんで、どうせモトスピーダーの変形場面はバンクばかりだろ思ったら、けっこう毎回新たに描いているという意外性。 ボルテスVのばあい、まあ合体シーンはむろんバンクなんですが、あとは天空剣を抜くところ、ボルテスバズーカ、超電磁コマなどの発射シーンがバンクで、それらは一瞬。 あとは毎回描くわけです、考えてみれば敵の獣士は毎度違うデザインてのが当時の常識でしたから、斬りつけるところは描かないと話にならん。

それだけではなく、戦闘シーンが妙に充実していて、とにかく殴る蹴る、投げ飛ばすという見どころいっぱい。
オープニングみて驚いたけど、東映って書いてあるんですよ、以前読んだ本に「タツノコプロに比べて東映の作画は酷い」と書いてあり、ずーっとそんな印象で、じっさいマジンガーZとか再放送で観ると絵がグダグダですよね、でもボルテスVはこんな動くんだみたいな。
バトルはだいたい目からビーム! とかやっといたほうが作画楽だろうに、あそこまで白兵戦というのは、ロボット冥利に尽きるってもんで。

あとはもう、何もかもが凝ってる。
ボルテスVは合体メカなんで、基本は5機のボルトメカなのだが、そのボルトメカの活躍もまた充実。
1機に何種類の武器があるんだろうね、同じミサイルでも歯車みたいなのがついているパターンだと、普通に同軸上なぐるぐる回転だけではなく、ミサイル正面に取り付けて縦方向に回るタイプのミサイルとか、空中変形するミサイルとか、ミサイル以外だと様々な形のカッター兵器を射出とか、とにかく多彩。
逆に光線兵器が少ないのは先述したようにスタッフ頑張りすぎw
そもそもボルトメカのデザインそのものが当時、最高峰です。 キャノピーなんか二重になっていて、それを毎回描くってのもスゴいが。
この頃の最高峰はザンボット3、ダイターン3と思ってたが遜色ない。


ときどき演出にとみの善幸って名前があって、要はザンボットの富野監督やん。 そら凝ってますなとうぜん。
武器の用法も固定化されてなくて、正面から敵に組み付かれ動けないときは本来なら手持ちの武器を「天空剣、発射ああああぁ!」で、伸長する刃で敵にダメージ与えて仕切り直しとか発想が自由というか、設定を余すことなく使い切る感じで。

バトルドラマとしても苛烈で、ほのぼの描写は可能な限り裂けている模様。
アイドルロボットのタッコちゃんみたいなマスコットキャラは、本来なら入れたくなかったろうね。 なんで子供があんな人工知能のロボを作れるって疑問にもつながるし。
浜口博士は伝統的なむっちゃ強い科学者で、コイツも強烈だった。 いつもいつも、戦って死んでこーい!みたいな男で。
それに応じて剛兄弟もたたんじまえ〜ゆう意気込み。 (じっさい、言いました)
余談だが、なんで浜口博士なんだろうね、三人兄弟が剛、あとは峰、岡・・じゃあ博士は浜博士でいいやんみたいな。

もひとつ余談、なんつか・・・剛兄弟に違和感があって・・・。 次男の大次郎です。
うまく言えないがこの棒術の達人たる巨漢、ホントに剛博士と光代の子供なんか? どうも兄弟でも浮いている感じがするでごわす。
顔と体格もじゃけん、出身地からして違う感じですたい。

それと、アマチュア作家みたいな活動で自分でもロボデザインとかしますが、ボルテスVの影響はけっこうあるかと。
具体的には頭ですね、コンバトラーVに比べ、エラいジジ臭い顔になりましたが、そこは「威厳」と解釈し、(威厳といや、カタログスペックも身長1メートルとか体重50トンとか、コンバトラーVよりちょっとだけ上回っていて、次回作として強化された部分ですが)何かヘルメットをかぶったような構造、てっぺんのエアインテーク、鼻まで覆った口のマスクなどなど。 コレを自分で描いたことにより、何となくロボットは創れるようになったみたい。 以後のロボットもその応用だし。

 ↑いま五分程度で描きながらデザインしたが、この中にボルテスV要素が複数みたいな

いろいろ書きたいが長くなるんで、じゃあ最後にプリンス・ハイネル。
いや〜「大人気な敵の貴公子」のハシリであり、じっさい人気キャラなんだけど。 第一話とかみるとなーんか笑えるね今となっては。
ちな「大人気な」「敵の」「貴公子」と書いたが、みっつ揃ったのがおそらく最初で、ふたつくらいなら過去いくらでもあったと想像する。
たぶん演出も演じてる俳優さんもはじめての試みなんで、浮足立ってちょい空回りなんでしょう、宝塚みたいなファッションの変な人みたい。
第一話だと声が高いゆうか、とにかくキャラ薄い。
またその後もなんとなくヒステリックで卑劣な敵の大将くらいな描かれかたで・・要は後半のドラマはハイネル中心で回るのに、そこを考えていなかったような雰囲気。
またコイツの作戦が人でなしで。 奴隷の父娘を利用して殺すくらいなんともない悪党です。
それも理由があって、どうも地球に来て侵略目的がわからんかったが、地球人を度々「下等な哺乳類め!」と蔑み、知能はあるが感情などないだろうくらいに思ってたご様子。 そら、繰り返し負けてさぞ悔しいでしょうな。 まさか自分が地球の・・・まあその話はともかく。
本国からの司令はどうも、地球人を奴隷にすることだったようです。
「地球人を滅ぼしてやる!」ゆうのはハイネル個人の心情だったわけかなるほど。
滅ぼすだけなら遊星爆弾でも降らせればすむ話だし。

また聖戦士ダンバインのガラリア・ニャムヒーみたいに過去があり、要は「逃亡者の子供」あるいは「敗残者の血筋」みたいな? だから地方掃討軍の大将としてもムキになって取り組んでいるわけで。 ちな名前はプリンス・ハイネルだけどプリンスどころか、立ち位置としては討伐軍の将軍、くらいな程度っぽい。

先述したようにいろいろ書きたいが、今はそんな感じ。
あとでまた記すかも。


●怪獣大戦争


と、グーグル翻訳で出たけど韓国の古いアニメです。
東宝の怪獣大戦争とはなんの関係もないはず。

時代は1972年だそうで、コレは旧いですね・・・向こうで72だとカラーなのが不思議なくらいな絵なのが普通なのでは。
見慣れた日本のアニメに比べると、ということですが。 だいたい空飛ぶゆうれい船とかと同じくらいか? 時期的に。

再生して、最初は無音でした。 テレビ録画を無断投稿かVHSビデオがソースで収録に問題あったのか、あるいはこのフィルムが古すぎて元々そうなのかは不明。
マッドサイエンティストっぽいのがロボット怪獣の頭に入って作業を完了、怪獣に命令を下す。 その過程でココがサメ型潜水艦の中で、ロボット怪獣は首の長い雷竜タイプであり、頭だけ下から潜水艦に突っ込んでいたことも判明。 ここまで無音でしたが、どのみち言葉わからないにせよ、とにかく絵でちゃんと内容が想像つく。
旧くても出来は悪くないパターンな模様。

まだ15分ほどしか観てないが、不安要素はまーた小さな子どもが主役なとこで、今回は幼児ってほどでもなくて小学生くらいだが、世界中が怪獣パニックなのによほど怪獣好きなのか友人と怪獣ごっこしているという、別にいいんだけどよりによってお坊ちゃまらしいコイツを主役に据えるってのがね。
絵柄も過去の幼児主人公にちょい似ているし、まーた最前線で謎の大活躍して、撃ちまくって敵兵倒しまくり無双か? という予感。

〜最後まで観た〜

ちょい最後から書くと。
なんかよくわからん悪の組織が、ロボット怪獣軍団だけじゃ飽き足らず、生物巨大化にまで手を染めて、ここ重要な件。
なぜなら後でその技術を使い、コッチ側の青年が巨大ヒーロー化! ロボット怪獣軍団はなんか特定の周波数に弱い的な伏線があったっぽく、そこからSF的に解決するかと思いきや、そう来たか! みたいな快挙。
余談ながら怪獣軍団が街に襲いかかる絵面そのものはむろん怪獣総進撃からのアイデアなんでしょうが、今観るとファイナルウォーズみたいや。
もひとつ余談を言うと、巨大ヒーローはおそらく、何かのパクリなんだろうが、どうも特定できず。 時代的にもミラーマンと考えるのが手っ取り早いが、なんせ日本にゃ把握しきれないほどスーパーヒーローがいますからね、断言はできません。
とにかく巨大ヒーローでぜんぶ解決。
また大量出演する怪獣はそれぞれ個性があって、なかなか悪くない映画だったと言いたいところだが・・・。


うーん、そのラストにたどり着くまでの、序盤中盤が問題であって。
これがまた、くっそつまんないですわ。
いやたぶん、ここにその内容を書き記すと面白く思えるかもだが、じっさい絵にするとムチャクチャつまらん。
まず冒頭の悪い予感、主役少年が無闇な大活躍というのは杞憂でした、それは良かった部分。
かわりに船上エピソードとか酷かった・・まず甲板にてデッキチェアに腰掛けて釣りをするシーンからで、エサをつけて放り込む、するとカモメがエサを横取りして、というのを繰り返し。
繰り返す時点でそーとー酷いが、もうアイデアを絵にするのが下手すぎて変なんですわこの場面そのものが。
次に今度は、内容までもが狂ってきて・・それ見た魚が怒っているんです、カモメがエサを食ってるから? とりまイカが代表して釣り針につかまり、甲板に登ってカモメをイカスミ攻撃、ざまぁ! という話が続くのだが・・これもヘンですね、そこまで擬人化した、つまり知能がある魚介類たちが、自分たちを釣ろうとしている釣り餌でカモメとケンカとか。
案の定、次は魚が次々と釣られるシーンに移るわけで、そこもまた釣りすぎだろと。

いろいろ指摘したい点は多いのだが、多すぎて書き込めん。
主役少年がデッキチェアにくつろいだまま、片手でポイポイと次々に魚を釣って、甲板が魚だらけやん。 それもさっきまでエサをカモメに盗られて往生していた様子と合致しなくて、とにかく違和感だらけ。やがて、釣った魚の中にノコギリザメが紛れ込んでいたのが騒動の種となり・・・。

片手でポイッと釣られる時点で弱いですねノコギリザメも。
ところが釣り上げて甲板に上がると巨大化するタイプの魚だったのか・・そんなわけねえか、描写がいい加減なだけで、とにかく強敵だった。
見た感じ二メートル以上の身長だもん。 あ、体長ではなく身長と言ったが、ドタバタしているうちにヒレが二股にわかれて走り出すんです、だから二足歩行生物的に身長であらわしたわけだが。 次には胸ビレが擬人化してぶっとい上腕に。
元々デフォルメに失敗したような海坊主的な訳わからん見た目のノコギリザメだが、こうなるともう種を特定するのは鼻先のノコギリだけ。
ところがそれも取るんです、自分自身で。 それを構えて得物にするために。
どんだけ訳わからんデザインになるかという。
よもやノコギリザメでもなんでもない、正体不明のマッチョな腕ついた二足歩行タイプ海坊主が、ノコギリ剣を構えて挑んでくる! という絵。
そもそもこのシークエンス、ダラダラと長過ぎる。


いやわかった! スタッフがアニメ大好きなのはよっくわかった!
アメリカのカートゥーンとか好きで好きで、作ってみたかったんでしょうねそーゆーの。
しかし下手すぎて笑えなーい。
いや逆に笑えるか。
でも逆に笑ったらダメなんだよ、正に笑わせないと。

他にもいろいろあるのだが、ありすぎて書くのもめんどいし。
途中で、もう多くのイベントもこなしたし、そろそろクライマックスかなと時間みたら、半分で。
く、苦しい・・・観るのがツラいタイプの映画だったか。 後になって思えば序盤と最後はなかなかの出来栄えなんだが、途中がつまらん。

昔韓国アニメ全体に言えることだけど、カットが妙に間延びして長い問題があり、まあ要するに尺稼ぎなんだろうけど。
この怪獣大戦争は特にスゴいっすねー、とくに海底基地に行くところの嵐シーン、ずーっと同じカットが続いて。 そーゆーペース配分は監督の仕事だろうか、映画そのものは長さが興行主に指定されているんですかね、まあ難しい問題なんだろうけど、とにかく映画文法がズタズタにされてしまう。

ちょいと惜しいタイプの作品で、例えば金鉄人ほど異様ではないです、あんがいドラッグ描写も少ないし、なんつても何が起こっているのか音でしかわからん金鉄人に比べりゃ内容がつかみやすい見せ方してます。 ただやっぱり下手だなあという。

とまあそんなわけで。



●電子人間337


また微妙な数字を出してきましたね・・・。
例によって韓国アニメの旧いヤツをYouTubeで無断視聴。 少年007とか観ようと思ったが、なんとなくこっち先に。
つか少年007は第二弾もあるんで、後々ゆっくりまとめ観できればと。

えっと337ですね、何がどう電子人間なのかはまだわからず。
いま18分ほど見たところですが、どうもロボットというか、研究室に置いてあります電子人間。 またオープニングの説明(言葉わからんが)だと単なるスーパーヒーローというか、何がどう電子なのか、電気タバコだと商標に引っかかるんで電子タバコと呼んでいるみたいな? あるいは電子頭脳のことかも。

内容はともかく、クオリティはかなり高い方で、ほとんど日本のテレビアニメに匹敵するのでは。 まあ絵が雑なのでテレビアニメと比較したけど、作画枚数でいえばそれなりに動いているし、デッサンも狂っていないほう。 あくまでも1977年という時代を踏まえて言うわけですが、それなりに頑張ってる。
ただソレで油断するとアレで、まず敵のボスはメカ巨人で、顔が・・・・色違いのテコンVやん。
あとは恒例になってきたドリーミーなドラッグ描写ゆうか、要は夢の中プロモーションビデオは付属します。 ドリーミーが最高潮に達した時に暗転して目が醒めるパターンで。
下町コントも相変わらずありますが、絵も下手で寸劇がいくつも重なるスペースガンダムVとかに比べると悪くはない(甘い基準で)ですね。


〜38分ほど視聴〜

えーっと、わかったことを述べるていどですが。
まず敵の色違いテコンVは、どうやらどこぞの科学チームが作ったら、完成した途端に反逆されて自分たちは手下となり、巨大メカ人間は悪の帝国をこしらえてしまった的な話のようですたぶん。 なんで人間を支配できるほど完璧なんだよ、神でも創ろうと思ったか?

いっぽうでわからん話として、電子人間は。
逆に「成功したパターンのロボット」と考えられるわけですが新たな能力が判明、どうやら瞬間移動のようです、それでこそ電子っぽい。
しかし・・ロボ・ジョックスの闘技場みたいな、1977年という時代を想えば新しい絵だが、そんなところでデモンストレーションゆうかお披露目ゆうかやるんだけど、普通の兵士が銃撃したり、テコンドーの達人らしいのが大勢で殴りかかったり、そら勝てるでしょう。
むろん腕もいいらしいのだが電子人間は、後のデモで重機を相手に戦ってるやん、オープニングでは戦車を投げ飛ばしてたし・・・要はテコンドーの腕がどうこうよりも圧倒的なスピードとパワーなんだから、拳法家には勝てると思う。
それはいいのだが、マスクをとったときの顔が気になって・・・電子人間は研究室に置いてあったわけだが、同時に別な少年主人公もいるようで、そいつとの区別がつかん。 キャラの描き分けがなってないのか、同一人物なのか、あるいは容姿はその少年に似せました、という話なのか。
容姿を似せたなら、両者が並び立つ絵がさり気なく入るはずなのだが。

そして電子人間の正体とともにスッゲエ気になるヒアリングとして。
その主役少年と、ケッコーかわいい女の子が登場するのだが・・・このふたりはそれぞれマルチとアラチと呼ばれている気がする。
じゃあ、この電子人間337ってマルチ&アラチのシリーズなわけ? この間まで原始生活してた二人がなんでバリバリのハイテク研究室に詰めてんだ、という話でもあるし。 とゆうことはマルチとアラチが巨大ロボットに乗るみたいなシリーズも、探せばあるわけ?

あ、ついでにヘンなとこ指摘すると、敵の透明能力なヤツ。
透明をスッゲエ強調してきましたね〜、これ見よがしに動くドアに加え、必要もないのにピアノの蓋をあけ、いち音だけポーンと鳴らして。
透明少年探偵アキラかっ!!
あ、ここで序盤の、誰でもプルーマンにしてしまういたずら小僧のイカスミ鉄砲が活かされてくるわけで、そこはうまいね。


まあとにかく、敵とそれと戦うべき戦力は見えてきたわけです。
それでじゅーぶん、って考え方もあるんでいいか。

〜ぜんぶ観た〜

観ました。 そしてネットで情報も軽く収集。
やっぱりこれマルチとアラチのシリーズで、しかも第二弾くらいな位置づけ。
何がどう337なのかというと開発費が33億7千ウォンだそうで、大雑把にいえば「六百万ドル」に近い数字でなおかつ奇数でカッコイイところを採用したみたいな。 つまり600万ドルの男の韓国版でもあるわけで、しかし皮肉なことにヒットせず、動員数もまた3万3千7百人くらいだった模様。 いやそれは冗談だが、じっさいに3万2千人くらいだったそう。 最も売れなかったゴジラ映画がメカゴジラの逆襲で75万人だっけ、仮に十分の1予算だとしても3万台はヤヴァい。

推測されたマルチが電子人間のモデルというのは当たっていて、まあ、じゃあ絵はちゃんと合致していて観ている自分がぼんやりしていただけかと納得。 だがやはりわかりにくい。
子供向けなら最初から二人を並べながら解説するようなシーンがないと。 クライマックスでツーショットあるけどね。
敵の透明人間は、当時スパイダーマンのパクリとして問題にされたようで、しかし今ではスタンダードですよねあのデザイン。 つか普遍的な覆面姿として映るのでは日本人の目にも。 また色違いのテコンVはチタンという名前だそうで、コイツの誕生は別な惑星だとのこと。
コレばかりはネット読まないとわかりませんね、なんせ本編みても韓国語わからんのですから仕方ない。
ひ弱そうな少年アラムは病弱ではなく、チタンを開発した父科学者の事故で足を痛めたという、これまた今でも普遍的な物語。 科学者マロも実は悪党で、たまたまチタンの性能が良くて反逆されたが、本来は自分が世界を征服する気だったんでしょう、そんな悪党でも自分の息子に関しては心の傷になっているというドラマがあるのはいいことで。


あとはまあ、小さなことなんだけどアホな部分があって・・。
敵の地球侵略基地のデザインが、なんつか。 幼稚園児が描く下ネタかよ! という形。 いよいよ決戦、というタイミングで笑わせてどうする。

韓国アニメを観るならパクリを発見してヤジを飛ばしながらというのが正しい視聴だと思うんですが。(←完全に歪んどる)
まあこの電子人間は悪くない出来でしたね、ヒットしなかったのが不思議なくらい。
目立ったパクリはテコンVにクリソツの敵ボス:チタンだけであり、電子人間もスパイダーマン透明人間も、デザイン的に当時のありきたりな、日本で発表されて埋もれていった数知れぬコミックヒーローと同じようなレベルのライトパクリ。 いやパクリと言えないくらいな。

プリントの状態さえ良ければちゃんと日本語版つくって配信、課金して観るのも悪くない作品ではないかと。
最新映画みたいな強気の価格設定したら誰もがそっぽを向く類のコンテンツですけどね。

とまあそんな感じで。



●超電磁マシーンボルテスVの中間報告的な


えっと、いま三十話くらい進んだのかな。
大雑把なあらすじは記憶のとおりで、しかしいま観ると別な意味で面白いですよね。
ボアザン星の革命篇はまだ匂わせるていどですが、典型的なダメ君主であるザンバジル皇帝(斬馬汁としか思えんネーミング)は登場、奴隷と貴族の対立が描かれ、すでにワクワク感は高まってきてます。

そこへズールとプリンス・ハイネルとの抗争など、印象深いエピソードが重なり、ちょっとした迷走具合が楽しい。
敵も味方も「アイツラなにやっとんだ・・・」的に不審なわけです、我々視聴者はぜーんぶ知ってるわけですが。
プリンス・ハイネルの首人形とかズールの足かせについた鉄球爆弾とか、妙なところが記憶に残っているんです。
ハイネルがまた、相変わらずの小物で・・・根に持つタイプですね色々と、それでいて大雑把なところがあるし。

剛博士の行方シリーズなど、そのへんの迷走はさておき。
新たな司令、左近寺博士は名キャラゆうか、名台詞ばかりでした。 「これからたっぷり血反吐を吐かせてやる!」「杓子けっこう定規賛成」みたいな。 それでいて「ワシはお前たちに死んでほしくないんだ!」などと叫び、ああ実弾の不意打ち訓練とかそのためか・・・ってやり過ぎには違いあるまい。

話は鷹メカ(まともな呼び名をつけろよ・・)の登場、超電磁ボールまで進んだけど、これがまた心地よい急展開で。
というのも、敵の新たな幹部であるベルガンの登場とソイツの新技術であるナントカ合金により、これまた新たな戦力「鎧獣士」というのが出てきて、天空剣が弾かれる・・からの、鷹メカの謎ビームでナントカ合金を弱体化、天空剣で弱った部分を貫き勝利、これを一話に詰め込んで、次回予告ではもう「超電磁ボール」という名称が出てくるわけ。

超電磁ボールの開発ではすったもんだがあり、それも見どころか。
ただ、鎧獣士の登場でこれまでの各種兵器が置き去りにされるのが気になる。 ボルテスVのファイティングスタイルとして、まずボッコボコに殴る蹴る、そして超電磁コマやチェーンナックル、ボルテスバズーカ、ガトリングミサイルなどの各種武器で徹底的に切り刻み、トドメに天空剣・・・Vの字斬り、とは限らず、とにかく一文字でも串刺しでもいいから切り伏せる、という。
相手が鎧獣士になるとこの戦闘スタイルが通用しなくなるのか、イキナリ超電磁ボールからの天空剣みたいな。
ま、話が立て込んできたんでそうなのかもね、切り刻んでいる暇はもうないだろうし。


そいや、この頃のアニメを作っている側のストーリーも気になってきた。
ロボットアニメなんて新しい概念、想定してアニメの道に進んだ人なんていないよね当時は。 そしてロボットアニメはスポンサーの都合が優先される、だから毎回バンクで合体シーンを延々描くわけで。 ソレに対する反発もスタッフにあっただろうし、故に一瞬合体! という戦闘メカザブングルのウォーカー・ギャリアなどという主役メカも登場するし、ダンバインみたいに合体も変形もありませーんゆう主役メカも出ちゃう。 両方とも富野監督ですが。

しかしメカを描くこと自体に反発はないように思うわけです、根拠はじっさいの作品を見た感じ、だけですが。
そーいやヒーローロボットは手がけないが、メカは大好きな宮崎監督みたいな人材もいたわけですし、とにかくボルテスVなどのスタッフもメカやバトルは大好きだったんでしょう・・・ただムリに合体させる必要性は作劇上、感じていなかっただけで。
じっさい、込み入ってくるとバンクの合体シーン忘れます。 ボルトメカからとつぜんボルテスVに、長い時は主題歌の二番まで流れる合体シーン完全無視みたいな。 ボルトメカの独自すぎる兵器群もイチイチ叫ばなくなってきた。
うがった見かたをするなら、例えばビッグファルコンの連中もボアザン星の連中もお互いを知りすぎであって・・もう拡声器で情報を叫ぶもんだから、登場したばかりの超電磁ボールも脳筋ジャンギャル将軍がすぐ名前覚えた。 それで技名を控えるように・・なわけないか。
やっぱスタッフがバトルに夢中で忘れたせいだよたぶん。

それとボルテスVで気になる点、たまーに獣士がしゃべる件。
後になってわかったが、志願兵の脳が入っているわけですね、つまりは巨大サイボーグってことか獣士。
たまに明らかな猛獣の性質もあるが、通常は兵士の脳が使われる模様。
それはまあわかったが。
あの「俺が俺が!」「私を獣士に採用してくんろ!」みたいな兵士たちそのものが気になるのは相変わらずであって。 要はなんで尻尾生やしてるんだ、アレは衣装の一部なんか? だとするとスゲえダセえんだが・・・いちどだけ大次郎の棒術でマスクが吹っ飛び、普通の人間みたいな姿を表しましたが。 この一般兵、登場そのものが遅くて謎が多い。
あ、連想ゲームみたいだけど大次郎と言えば、アイツがなんで家族で唯一訛っているのか判明、要は九州男児に憧れてってことらしい。 具体的には西郷どんでごわす。 でもソレってお笑い芸人に憧れて偽大阪弁やってるみたいな話。

〜書きながら35話くらい観進んだ〜

えっ、ボルテスVって40話なの?
あともう少しやん。
でもって、子供の頃の記憶を改める必要性が・・・例えば鎧獣士の出現で天空剣が通用しなくなり、そこで謎の鷹メカが飛来してビームを当てると無敵合金が弱体化、天空剣が通るようになり勝利、あの鷹メカはいったい何者なんだろう・・・・という展開がしばらく続いたと思っていたのだが、じっさいそのパターンはいちどだけで、次の回からはもう超電磁ボール開発日誌みたいな話に。

それよか重要なのは、後半はプリンス・ハイネルが話の中心にという件。
いや確かに当時、かなりの人気を誇ったキャラなんよハイネルは。 しかし本人にその自覚はないよーで、相変わらず卑劣な小物っぷりを続けていて・・・つまり後半ハイネル話中心も記憶違いだったわけ。
そこからかなり大規模な記憶の改竄があり、ほらほらビッグファルコンって実はキングビアルみたいな巨大空母やん、基地のフリした。
それで後半はボアザン星への旅路で語られるみたいな物語も、自分の脳内だけに存在するストーリーらしい。 もうラスト三話くらいでビッグファルコン飛翔、すぐにボアザン星編でついたら即ラストみたいな段取りっぽい。


バンダイチャンネルの解説欄はうまいことやっていて、そもそも解説欄が空白なコンテンツもあるのだがボルテスVは予告のナレーションをそのまんま書き記しています。 だから読むとあらすじを思い出せる。

あとは、このボルテスVってホント、いろんな概念を植え付けてくれた作品だなというのも改めてわかった。
ポータブルジェット、素粒子爆弾、イオンジェット・・あーすぐにはぜんぶ思い出せんわ。
それとおそらく、今で言うスーパーロボット路線を極めようとした作品だと思うのだが、いっぽうで旧いのも確かで。

つまり話がぐだぐだな部分もあるわけです、剛兄弟がボアザン星人の血をひくと知ったジャンギャル将軍が興味津々で、同時に剛博士の生死も確認するために博士の立体映像を用意、おびき出されて会いに来た剛兄弟のリアクションを隠しカメラで読み取るシーンがあるが、それ以前にボルテスVにどーしても勝てない問題があり、その対策の一環として敵の正体を探ってたんやん。
立体映像装置には自爆装置もあって剛兄弟は危ういところだったが、いや近づいてきたタイミングで爆破すれば一発解決やん。
とゆうか狙撃兵を配置しとけばより確実だった。


さらにボアザン星人の血をひく者ならコレでわかる! という決定打は未完成の細菌兵器で、ボアザン星人は抗体があるから発病のタイミングが違うという・・・それを打ち込める獣士を開発したならフツーに毒ガスで・・・まあいいや。
剛兄弟がボアザン星人ハーフと知ったあの脳筋みたいなジャンギャルは、はてさて誰に相談するのかと思いきやカザリーンで・・というよりさらっとフツーに話してしまって笑える。 カザリーンも芸人リアクションですわ。
でもってカザリーン経由で聞いたんだろうね、ハイネルは「そんなはずはない!」と激怒。
そのへんの展開でジャンギャルはいろいろ自分の考察を語っていて意外な有能、単なる脳筋じゃなかったんかと評価あがって。
ただ武人としてボルテスチームの、剛博士の科学力を測りたかっただけで、やっぱり政治的な意味は考えていない様子。 いっつもよくわかってない顔してるもんなジャンギャル将軍。

ベルガンはファルコン内に小型密偵ロボを送り込んで情報収集してるし、なんかね、それが出来るならもっと恐ろしい破壊工作もできるんでないかという、そーゆー詰めの甘い脚本が旧いってことなんです。 例えば左近寺博士のコーヒーに毒入れるとか可能やん。
またファルコン基地を挑発するために奴隷にした地球人の遺体をわざわざ飛行棺桶で滑走路に着陸させて・・じゃあ爆弾も落とせるんでないか、人が集まっているところに。
他の作品であれば、敵が決闘による勝利に固執する種族とかなんとか、理由をつけてくるものであるが、ボルテスVはまだ考証が浅い時代のアニメってことです。


まあそれでもロボットアニメの傑作ですねボルテスV。
鎧獣士の登場で端折られると思ったバトルシーンも相変わらず充実で、つか敵の無敵合金を少しずつ回収して、まずはボルテスバズーカの砲弾に、次に超電磁コマの刃に、そしてガトリングミサイルの弾頭にとゆー具合に順次利用していって、あとはボルテス本体の装甲も少しずつ換装している・・・と深読みしたくなるような活躍っぷり。 チェーンナックルや超電磁ストリングは相手が硬くても使いようがあるんで、やはり大活躍。 鎧獣士を絡め取ってブンブン振り回しております。
さらに殴る蹴るの大格闘も今まで通り。

あと、前半で散見されたとみの喜幸(富野由悠季)演出、絵コンテなども後半では減って。
これ完全に想像ストーリーなんだけど、ボルテスVが拘束されて動けないとき、ボルトアウトして、つまり合体を一部解除して、イデオンのように上半身だけで殴りにいったりする名シーンがあり、これやっぱりとみの喜幸演出だったのではないかと思う。
スタッフの間で評価が高かったのでは・・というのも根拠のない想像だが、総監督やスポンサーには怒られたはず。 で、後半ではあまり名前がでてこないんだよきっとそうだよ。 でも名義かえてどこかで働いている可能性もあるような。
まあ妄想を突っ走らせるのもほどほどにしときますが。

もひとつ余談だけど、ボルテスVって後の、それもリアルロボットとよばれるガンダムよりも動けるデザインだと思う。
腕の関節なんか合体変形の必要性からほぼ180度動けますぜ、すげーなコレ。 肩も同じで、二の腕と一体化した後々のリアルロボ系と同じなんで自由度が高く、股関節もかなり余裕がある。 プラモデルの1/100ガンダム(初代)なんて、股関節が完全固定でしたからね〜、あとは膝が動くだけでくるぶしも固定ゆう。 ま、くるぶしはボルテスVも固定されがちだが、膝はデザインにムリがないため、逆に曲げやすいという。
膝裏がシャッターみたいになってればいくらでも曲げられます。
ただまあ、リアルもへったくれもないですねボルテスV。 腕は伸長式で、なおかつ手首が生えるため中は空っぽのはずであり、そこからチェーンナックル、ガトリングミサイル、ボルテスバズーカも出てくるんだから四次元ポケットかよ! という。
胴体であるボルトパンザーは自体のコックピットが収納され、さらにボルトボンバーとボルトフリゲートのコックピットも入ってくるのだから、元々が空っぽと考えられるわけで、合体後は三人分のコックピットしかない。 つまり超電磁コマが出てくるのが魔法みたいだということに。


もひとつ余談と言ったがさらにもうひとつ。
岡めぐみの乗るボルトランダーだけ、コックピットが中心軸にないですな。 まあボルトクルーザーも合体後は右目に移るようだがそれはいいとして。 ボルテスVはコンバトラーVばりに回し蹴りが得意なんですけどね、調子がいいときは二回転回し蹴りみたいな感じ。
うーん軸足、どっちだったろう・・・ボルトランダーのコックピットは左足でしたっけ?
つか格闘するロボの足にコックピットあるのが無茶です。

おっとお、さらにさらにもうひとつオマケだ。
フィリピンでは昔、ボルテスVの大ブームがあったというのはわりと有名な話だが、いっぽうでNHKドキュメンタリーにより、昔はそうだが今じゃボルテスVを覚えている人なんていないよ、ということも知られていて・・。
ところがやっぱり、その後の1999年に再放送されたら大ブームなったそうな。 今ではどうなんでしょうね、ネット時代になってアニメ文化が定着したのかな?
つまりやっぱりボルテスVは世界的な人気アニメらしい、という。



語りたいことはいろいろあれど、すぐにパッと思いつかないので、機会があればのちのちに。

というわけ。


●宇宙十五少年漂流記

例によって旧い韓国アニメをYouTubeで無断視聴。
タイトルはグーグル翻訳でそのまんまですが、コレはスゴいですよ〜。
なんせ1980年、日本の「銀河漂流バイファム」より二年以上前に同じことをっ!? さてはバイファムはコレのパクリだな!

あるいは宇宙ロビンソン的に、なんでもかんでも宇宙SFにするのが世界的な流行りだったのか(レベル低めな話をすると、宇宙コナン・ザ・グレートがヒー・マンです)、なんにせよ素晴らしいアイデアではある。
この件をさらにちょい考え直すと、宇宙叙事詩が宇宙伝説ユリシーズ31で、宇宙荒野の七人とか宇宙ジェダイ劇とかいろいろ出てきそう。
オープニングから掴みはじゅうぶんで、宇宙ステーションで作業していたら(何故か)命綱がブッツン! これは死ぬ! 思ったらもう一人が自分の命綱を切って向かってゆく。 いや、そんなことしたら・・案の定、彼は身代わりに遭難、英雄的行為である。
ここまで、宇宙だから台詞なし。 ヘルメット内で口パクやってるが聞こえないという演出。
いままでの韓国アニメが会話劇ばかりでしたからね、映画はそうでないと。 台詞なしで場面の意味がわかると、それだけでカッコイイと評価されるのが劇映画なんです、古今東西どれも同じ。 この価値観を壊した日本のテレビ局映画が、映画大好きな町山智浩氏にボッコボコにけなされていました。
でもって十五少年漂流記ですね、また描き込みがスゴい。 というか日本やアメリカだと普通かもだが。
演出よーし、作画よーし、じゃあ安心して観れるなと油断したら。

あ〜十五少年にゴワッパー5が混ざってますね・・・タツノコプロのゴワッパー5 ゴーダムの五人です。 じゃあオレンジの女の子は岬洋子か、偶然・・・ではなく原典の十五少年漂流記がそうなのであろう、最年長が15才でそこもバイファムと同じ、だもんでオレンジはマキに想えてくる。
十五少年の孤立は明らかに戦乱ではなく、宇宙体験学校的な、つまりそこは蒼き流星SPTレイズナーっぽい話で。
だから黒人も白人も、インド人もチームに混ざってます。
繰り返すがコッチが先ですからね、ゴワッパー5はともあれ、単なるパクリではなく古典をアレンジして昇華するのは他国と同じ、韓国もパクリだけじゃないんだと見直す一本かと。

じっさいに宇宙へ出て話が進みだすと、なおさら他の(例えばスペースガンダムVとかサンダーAとか)と比べてやっぱ作画いいというのは感じる。 また何気に宇宙船の操縦桿とかオリジナリティがあって面白い。 ヘリコプターの操縦桿に似ているが、もっと凝ってる。
あとキャラの中にむっちゃ目立つのがいて、スゲー吊り目で眉もそっくり返ってるヤツ。 これも何のパクリだろう、つのだじろう系かな? と思ったが、あるいは昔マンガではありがちな顔なんで、オリジナルかも。
しかしドラマ的にも存在感があるようなんで、もしかしてと思ってネットで調べたら案の定、日本人でした。  別に政治的な意味合いや悪意はないようで、でも韓国人より前に出たがるキャラに思われていたんでしょうね日本人。 あとコイツの声がスペースガンダムVのティケに似ている気がする。

いま40分ほど観たとこだが、まあよく出来ているほうだし、なんつか地面を指差して何か説明してた風で、コレはたぶん作画が良くないとできないことなんじゃないかな、地面は美術の仕事だが、そっちもけっこー描けている。
だが油断するとアレで、敵・・・なんだろうか、兵士がずらっと現れ、ホログラムっぽい感じでもあるのだが、肌の色と髪型がなんかズォーダー大帝にソックリで・・・それにしても宇宙戦艦ヤマトってスゴいよね、アンドロメダとか白色彗星帝国とかズォーダー大帝とか、類似のネタが韓国アニメに登場すると、ほぼ反射神経で名前が出てくるから。 じっさいテレビアニメ版や放送された劇場版も観たことはあるが一回視聴のみで、ヤマトにのめり込んだことはなく、どこで刷り込まれたやら。

〜一時間ほど視聴〜

さて、言葉がわからんからそもそもの発端がわからんのだが、どうも宇宙体験学校の課題にしては冒険すぎる内容。
どー考えても未知の惑星としか思えないシチュエーションに謎の古代遺跡、そこからはじまる探検とズォーダー大帝族と敵らしい何かの抗争・・・それにしても韓国アニメは良くも悪くもサービス精神がありますね、かように大闘争へと発展するのが常で。
あ、ちなみに十五少年の全員が活躍するわけではないのは当たり前なことです、一本の映画でそれはハリウッドでもムリ。
しかしともかく、十五人も描くのだからかなりの実力派だとは思えるわけで、だからこそ時々のパクリが惜しい。

〜最後まで視聴〜

観たけど、それほど感動もないし、感想も。
前半はなかなか頑張っていた気もするが、後半でやっぱり会話劇に持ち込まれたみたいな? いやそれはそれで面白いのかもだが。
オープニングで遭難した父親はけっきょくどうなったのだろう、あの脳みそがそうなのか? 息子の中二病も共振が原因?
なんにせよ、そうして彼方へ飛ばされた連中はみな無事ではなく、甘い話ではないということだと想う。

ただ、たとえ言葉がわかっても、それほどたいした出来事は起こっていなかったようにも思えて。
まあ子供たちの冒険なのだから、スケールは小さめに描いているのかもだが、複数の部族が話にからみ、他にも何かを企んだ誰かがどうこうした、くらいの。 それと過去の韓国アニメでわりとよくあったというか、日本アニメでもありがちなのだが、キャラクターが薄味になってしまい、作品そのものも薄味になることがあるんで、それ防ぐため作画で頑張って濃いめに味付けしているようです。 ヘンに気合が入った作画というか、目がデカいw

でもまあ、劇場に足を運んで損をした、いう作品ではないでしょうね、普通にまとまったくらいな。
出来はまあ悪くないだけに、なおさらズォーダー大帝みたいなキャラとゴワッパー5が気になります、一種のシャレみたいなものかとも思ったりしたが、なにしろ一般的な韓国市民は元ネタを知らないのでシャレが成立しない。 キャラクターを創作するのは大変なのでパクった、としか。
にしても、そこまでそのまんまパクるものですかね・・・まあいいや。

という感じ。


●超電磁マシーン ボルテスV〜最終話〜


またひとつバンダイチャンネルでコンプリートしてしまった。
コレの続きが観たいがために、今月もHULUお休みしてバンダイチャンネル続投したわけでして。

ボルテスVの話と同時に、いろいろ周辺話も混ぜていきます。
例えば機動戦士ガンダム。 今思えばラッキーなことに、私はガンダム入門が遅かったタイプなんです、話題なのはわかるがいろいろと巡り合わせが悪かったようで、そのパターンでイデオンは今年はじめてマトモに観れたゆう。
つまり、どーゆーことかというと・・・無敵超人ザンボット3、無敵鋼人ダイターン3、超電磁ロボコンバトラーVなどなどを、ガンダムより先に観たわけでして、それは正しいロボアニメの歴史を偶然、たどったわけですはい。
ボルテスVもまた同じ。

よって例えば、主人公とライバルキャラが最終話でサーベル決闘〜はい、なーんだ。 と問われればちゃんとボルテスVと答えられます。 ガンダム? あんなん二番煎じやん、みたいな。
このへんの感覚を知識ではなくリアルに体験できたのは貴重、と自分で想うわけでして。
逆にガンダムがどんだけ新しかったかもわかるわけですから。
わかるけど、急に一般人含めてロボアニメ評価はじめたガンダムに、純粋なロボアニメファンは反感があるわけですじゃっかん。
ザンボット3やボルテスVで号泣していた俺らをバカにしてたじゃんおまいらみたいな。
ガンダム以降だとロボアニメファンはボトムズやザブングル、ダンバインに傾倒してゆきます。

まあその件はいいや。

あとは急に十年くらい時間が飛びますが・・・銀河英雄伝説ですね。
宇宙に進出した人類が貴族ごっこ? おっかし〜ww と思うのは当然で、まあそれも話が進むほどに慣れてくるわけです、劇中でも語るが人類は科学力だけは向上してゆくが、中身は油断すると退化するという警鐘みたいな話なんで。
で、今になってボルテスVを観ると、当時はギャグとしか思えなかったボアザン貴族がけっこー馴染んで見える次第。
おわかりですね、理由は銀河英雄伝説で慣らされたためです。

あ、この宇宙貴族に関していちおう言っておくと、白黒映画時代のSFがそうであったのとはまったく、別な話だと考えてます。
昔の映画で宇宙貴族が登場するのは逆に想像力が足りなかったためで、昨今のは全然違うはずです。

最終話まで観た感想ですか、スゴい盛り上がりでしたね〜さすがに。
そしてイチバン勘違いしていたプリンス・ハイネルの部分は改めて見直した、評価しなおした的な。
いつまでたっても卑劣な小物、ラ・ゴールの息子ってことは自身に角が生えていても、父親は角なしってことだし、ラ・ゴールと剛博士が同一人物って気づいてたっけコイツ、みたいな・・ボアザン貴族の誇りにかけて!とか角のない者が支配者になるのは許されんとか、いつまでたっても主要キャラとしての自覚が芽生えず、なんか見放しかけていたんですわ。
だがしかし。
それを、最後まで勢い良く貫き通すとなれば話は別であって。
このバカ貴族、最後の最後までブレなかったな・・・と逆に尊敬する。 劇中、他の貴族たちはすぐヘタれて手のひら返しだの降参だの、そんな雰囲気だったのに、プリンス・ハイネルはマジでブレなかった。 むろんラ・ゴールへの反発もあるんだろうけど。
あ、余談だけど革命を察した貴族共が平民の兵士たちに媚びへつらい、「こ、こんな奴らが俺たちを支配していたのか・・・」って銀河英雄伝説でも似たようなシーンありましたね、確かキルヒアイスが死ぬ直前、ガイエスブルグ要塞だったと記憶しているので、いまぐぐりつつリップシュタット戦役で決着ついた場面でしょうたぶん。
それはともかく。
地球人を徹底的に抹殺しようとした大悪党であり、人権意識に感心がない困ったちゃんでもあるハイネル。 しかしそれも度を越すとなんか突き抜けて気持ちがいい。 最後の最後にツケが回ってくるのも見事。
フザけた言い方をするなら芸人魂であるが、わりとマジで感動した。


カザリーンは泣けますね〜ホント男はバカでどうしようもない種族だなと想うが、徹底して殉じようと、いや殉じて。
子供の頃に観たときから、けっこう印象深いんですカザリーンは。 別に壁に埋まる特技があるわけでもないのに。
実はジャンギャル将軍もマジでアッパレで、三バカトリオであったコイツラ、ほんと立派だった。
ただジャンギャル殉職の予告はなんかヘンです、まあ殆どの人が知る由もないことですが、バンダイチャンネルのサムネに映っているのは巨大な素粒子爆弾、そこに予告ナレーション「ジャンギャル最後の手段とは!?」みたいにかぶるから、ジャンギャルが素粒子爆弾で地球を道連れにしようとしてるみたいやん。 言っとくが素粒子爆弾使ったのは卑劣なベルガンでっせ。

いっぽう、この作品には弱いところがあって・・・例えば主人公の健一、彼のドラマはとくにない。
いや剛兄弟として、剛博士の息子としてはあるんだが、固有のドラマがまったくなく、過去も描かれない。 単に長兄というだけで、なんであんな凄まじい熱血漢なのかは謎なわけでして。 でもまあ、成長はするんですよねコイツラ。
そら、するでしょうね・・・剛兄弟は母光代博士が子供たちを守って大空に散る! 一平の母親は狼から夫と子供を守るため爆発、大地に散る! 剛めぐみの父親、剛長官は娘を守って大空に散る! 他にも頼りの浜口博士も大空に散る!! 大空に散りすぎィ! と茶化すのもはばかれますが、そら成長するわ。 つか熾烈に戦い抜けるわけだ、親がそんな壮絶な最後を遂げたら戦える、いや戦うでしょ誰だって。
そーゆーバトルドラマとして徹底しているのも魅力だが、健一個人はまったく薄い。
いやまあ、キャラとしてはじゅーぶん濃いめなのだが・・。

そしてなにより、デザインの求心力が・・・。
うーん、薄いんだよねキャラの顔が。 前作コンバトラーVは完成度でいえばボルテスVほどじゃないにしても、キャラデザは安彦良和でしたっけ、そこは強みがあって。 ボルテスVのキャラデザインは誰かというと、誰だっけ・・というくらいです、はい。
代案としては、湖川友謙キャラだと独特すぎるから塩山紀生キャラとか?
思ったが、軽く調べるとあんがいこの人、キャラクターデザインやってなかったっぽい。 逆にボトムズで有名になったくらいなのか?
でもダイターン3があるんで、そのイメージをボルテスVに代入するといい感じやん。
いっぽうキャラの顔が薄いのは主役の剛兄弟と一平だけで、五人目の岡めぐみはかわいいし、司令官の浜口博士、左近寺博士はかなり濃い目な顔だったし、なんつても敵陣はスゴい、ジャンギャル将軍、カザリーン、悪そうなベルガン、腹に一物ありげなズールなど、もっと充実していて、そこにバリバリに目立ったハイネルが君臨している次第。

健一の顔とドラマが足りないのは声優さんの張り切りでカバーしてたし。
最初っから最後まで誰もが叫びっぱなしの物語でしたねボルテスV。

話の方は、ホント最後の三話でビッグファルコン飛翔、実は剛博士がぜーんぶ仕込んでいて、左近寺博士はなーんも知らなかったというのが惜しい! 左近寺会心のドヤ顔でソーラーバードと超合体! という展開が観たかった。
にしても非常に印象的な作品である一例として、この遠征編も長い話だと思いこんでいた件があって。
だいたいアイキャッチが出るたびに「な、なんて濃いAパートだ!」と驚くのがボルテスVで、逆に「薄いAパートだなあ・・」と想うのが闘将ダイモスだったりする。 はるかボアザン星までの物語をとことん詰め込んだ、ということで。

またカリブデとシーラ(宇宙伝説ユリシーズ31)的な、首都惑星を守る人造の守護神みたいな発想もボルテスVのソドムとゴモラで身についたみたいな。 オープニングでも見られる、ボアザン星の上にある赤と青の人造衛星です。 これまた後の銀河英雄伝説でアルテミスの首飾りという形で登場しました。
そして首都に鎮座する、こちらは神か英雄をかたどったと思われる巨大な彫像が、国難に立ち向かうため立ち上がる! という展開ものちに定番化したような気がする。
そしてボアザン星へ突撃するさいに衝撃的だった絵は「いつもの円盤」で・・・・古来(おおげさ)より存在する普遍的なアニメ図案で、敵の宇宙人ってのは大量の円盤を従えてやってくるんですわ、そこはボルテスVも同じなんだけど。
宇宙にでて初めて、この「いつもの円盤」と本格的な戦闘になるのだが、コイツ、ボルテスVよりデカかったんだ・・・という驚愕。
他のアニメならロボのパンチでぶっ飛ぶだけの存在なのに、いやそれは同じなんだけど、SF的により重厚で。 重厚っつうか、正しくスケールを描けているということです、マジンガーZの機械獣なんかひょいと腕を上げて飛んでいる旅客機を落としてたもんな・・二十メートルほどの機械獣が長さ三十メートル以上ある旅客機を落とせるわけなんよ、腕が伸びないかぎり。
その点、ボアザン円盤はちゃんと設定通りの(と思われる)サイズで登場していたってのが驚きなわけ。  そーいや、妙に活躍の場が多かったもんなこの円盤、幹部が乗り込む機会も多かったし、ボアザン星反乱では多くの人々が円盤に分乗、ワープを繰り返して地球を目指すという。

他にもボアザン星についてからのボルテスVの活躍と言うか・・・元々かなり存在感があるロボットではあるが、革命軍の陣頭に立って進むその姿は威容であるが同時に、相当に禍々しくも見え、人類とボアザン市民の怒りがここに集約されているなと絵でわかるのがいい。

語りたいことは多々あれど、キリがないのでこのへんで。
子供の頃から好きな作品であるが、思い出以上に名作だったと改めて。


●闘将ダイモス


ボルテスVをコンプリートしたら次はどうするか。
まったく関係のないシリーズ、例えば未来ロボダルタニアスがバンダイチャンネルにあるんで、観たことないこの作品をはじめるのもよし。 また超電磁シリーズを遡って超電磁ロボコンバトラーVという手もある。
が、今回はフツーに時間軸で闘将ダイモスに。

昔の再放送って親切でしたね〜、こうしたロボットアニメもそうだけど、ウルトラマンなども順を追って放送されるんで、なんというか追体験できる次第でして。 よって闘将ダイモスについて、正しく把握していると思います。
要はボルテスVの後だから、ネット時代のいま確認するとほぼおなじスタッフ、はてどうなるか、という。

結論から言うとちょいスベった、というのが正直な。
やりたいことはロボットアニメ版ロミオとジュリエットでしょうね、すぐ思いつくのがそんな言葉。
しかし、だったら、せめてエリカをもっと美女に描けんのか、という。
うーん、もしかするとココが1番の重要素なのかもしれん、オープニングには登場しないがエンディングはエリカPVみたいなもんで、そこでも作画に力が入っていないんです。

いったんエリカから離れて全体を語ると。
まず、徹底してコミカル要素を排除しようとしたバトルストーリーであるボルテスVとは趣向を変えてきたのが明らかで、主人公も空手の達人ではあるが、そんな暑苦しくはないキャラですし。 だがやはり、下町喜劇のようなコミカル要素はホントに必要なのかと疑問。 むろん当時のアニメーターはソレがやりたくてアニメの道に進んだ、という可能性もあるのだが。
またキャラクターデザインのほうは、明らかにボルテスVのが薄かったので反省したんでしょう、部分的に安彦良和風味を加えてきました。
主人公の一矢もぜったいひびき洸を意識してるって。 あるいは神勝平か葵豹馬か。
ここでまたエリカの話にもどると、だったら本気で安彦良和風な美少女にしてしまえばいいのに、という。
敵のバルバス将軍なんかザンボット3のキラー・ザ・ブッチャーをどーしても彷彿みたいな感じだし。

で、いま現在、イチバン問題にしたいのはリヒテル提督でしょうね。
子供の頃は騙された・・・プリンス・ハイネルとは衣装が違う、角がなくて羽根がある、髪型も違う。 しかーし、いま見ると全然おなじキャラやん。
性格もほぼ一緒だし。
つか要するにコレはネタであり、コンバトラーVのガルーダから一貫して同じキャラってことでしょう。 ガルーダはまだ青い肌の異星人を強調していたが、プリンス・ハイネルは角以外、ほぼ地球人とかわらん造形で、大人気なりましたからリヒテル提督もそれとなく地球人タイプ。
あとストーリーでいえば、地球人との会見でコイツが取り乱さなければ、国家の代表として冷静であったなら、この戦争はなかったわけで。
いや〜ドジっ子ですむ問題じゃねえぞコレ、みたいな。

あと、ボルテスVで問題であったボルトメカ・・なんでわざわざ5台のメカに分けるんよ、という件は、こーしてトレーラーから変形する一人乗りダイモスになってみると、寂しいもんですね。 ムダに見えても必要なんだな合体は。

いろんなものがスベっている闘将ダイモスにおいて、目を引くのはやっぱ京四郎でしょうね。
宇宙船の副長みたいな席にいたからけっこー腕のいいパイロットなんでしょうが、地上に降りてからは戦闘機担当みたいな。
コイツはね・・アフロヘアーにレンズがそれぞれ逆なティアドロップサングラス、背中には日本刀さしてるわ事あるごとに古人の格言を持ち出すわ・・あ、日本刀は伊達ではなくて敵の忍者を唐竹割りにできる威力が。
どんだけキャラ立ってるねん。

オープニングの冒頭で荒れ狂っているのも一矢→リヒテル提督→京四郎という具合で、戦いの物語においてエリカはどーでもいいんですね、それをみるかぎり。
まあエリカ比重はどうでもいいや、それよか主人公ロボであるダイモスにも、率直に馴染めないとこが昔からあって。
なーんか口をポカーンとあけているデザイン、他にあるか? みたいな。


他にも、リアルでないという点は前作ボルテスVTと同じなのだが、どうもパッとしないつうか、身体の模様が武器になったりするパターンが多くて、なんか各種兵器が薄いんだなコレが。 リアルでないならボルテスVTみたいに、重量感ある凶器を演じればいいのに、ダブルブリザードの、本来なら畳めるフタを外して二本の短刀にする的な・・・薄いんですよ元々が身体の模様だから。
腰の模様は三節棍になって、ここはまあボリュームある武器なんだけど今度はムリが発生するし。
ゴレンジャーのマスクが武器になるとかはまあ、ファンタジーと納得もするが。
不思議なもんで、ボルテスVのボルテスバズーカ、ガトリングミサイル、チェーンナックルは腕の中から出てきて完全にムリがあるのに、まあいいよと納得するんです。

あとはトランザーだっけ、トレーラー状態の活躍がまったくない。
変形の意義とか、そーゆーのは大目に見ないとこの時代のロボアニメは観れませんが、活躍がまったくないってのはどーよ。
強いて言えば、搭乗シーンが全てにおいて、むっちゃ怖くて、そこは成功している。
まずは自動車に乗り・・・そこからもう基地内のウォータースライダーみたいなとこから座席に突入みたいなスリルなんだが、自動車に乗ったらソレが落ちる! 床が、後ろヒンジで前からガクンと外れて自動車が前から落ちる! で、またスライダーみたいなトンネルを抜けると今度は意味もなくスキージャンプみたいな。 そうして到達するのは、わりと普通な道路であり・・・じゃあ普通に発進できんのかというのは野暮。

そこで普通の道を走っている自動車の前に、同時に発信したらしいトランザーが割り込む! 搭乗者から見て右は崖で海なんだけど、そこから勢い良くすっ飛んで来る! コレがイチバン怖いかも。
で、トランザーの後ろがパカっと開き、そこにまたハイジャンプ。 自動車の機能なんだろうけど、スゲえ怖いって。
自動車はトランザーの中を突っ走り、車止めにぶち当たる! イチイチ恐ろしい造りだと感心するが、それだけではすまない。
車止めにぶち当たった勢いそのままに、座席が飛び出す! ココ、二番目に怖いとこかも。
座席をキャッチしたトランザー内部のアームがそのまま上部に運び、よーやっとダイモスのコクピットに、という手順。

かように、なんかツッコミどころ満載ではあるが、わりと面白いです闘将ダイモス。
やいのやいのヤジを飛ばしながら楽しんで観ている次第。

日記など




●2017.8.13 四匹

二日間の合計が四匹。
釣った魚のうち鯉のみをカウントしているので記述という、いつもの。

連休という機会に釣りに行こうと思ったら、早朝におもいっきり雨ふりましたな、スコールだスコール。 夏でなくても熱帯性でなくても急な集中豪雨はみんなスコールと考えてます、背の高い人はみーんなジャイアント馬場だし恰幅のいい男子はみーんなお相撲さんだし。
よって時間ずらして出撃、11時頃から2時半くらいまで釣ってたのかな、まあ3時間半なら一般的にはフツーですね、私は気軽な二時間フッシングを目指しているので、粘ったほうに分類するけど。
それが前日で、なんつか事前に雨はよくある話なんだけど、こんどこそ多摩川の水が増えてた。 多摩川には堰がいくつもあって一見ダム湖みたいだけど、水深は極めて浅いみたいなんで、例えば東京都が「水が足りない、多摩川から取水だ」と考えたらあっという間に減るでしょう。 そんな程度。
じっさい多少はどこか取水していると思うし、とにかく前日に豪雨とかあったくらいじゃ水かさ増えないのが通常なんだけど、さすがに雨の頻度が高くなったためか、徐々に増えたのだと思うたぶん。


だから堰のあるあたりでもちゃんと流れが発生し、なおかつちょっとだけ水が濁っている状況。
いつもの多摩川でも、何やら水がいっぱいみたいな。
これが妙にワクワク感があって。 なんかもう「釣れそー」みたいな雰囲気で、じっさい三匹釣れたし。
よって二日間で四匹ゆうことは、次の日一匹釣ってすぐ帰ったみたいな。
あ、次の日にはもう透明度が回復してました、残念。

とまそんなわけ。



●2017.8.14 中古が安くなった?

外付けハードディスクです。
ハードオフに、3.5インチの160ギガが五百円。 安い。
あとは250ギガが千円で、こっち買ってきた次第。

 ↑たぶんこれ

コレは助かる、何度か書いてるけどもう大容量ハードディスクは懲り懲り、いっぺんにいろいろ吹っ飛ぶ。
これからは小さな容量を多く買い、分散して保存みたいに考えていたのでかように。
ぶっ飛んだ1テラの、もう8年くらい前か・・外付けハードディスクは大部分がVHSビデオテープの映像であって、まあ惜しいけど別にいいや、こんだけ配信が発達すれば観れなくて残念な想いはあまりしないはず。 問題は作り貯めたデータもぶっ飛んだことで、まあDVDバックアップにかなり焼いていると思うし、基本的に昨日の自分より今日の自分のほうが腕がいい法則があるんで、素材であっても作り直したほうが出来がいいし。

あ、買ってきた250ギガのハードディスクは、いろいろ試した結果、Time Machineバックアップから復元して起動ディスクにならず、ディスクユーティリティからの復元もできず、まあいつものパターン。 結果的にTime Machineバックアップそのものに使おうと考え。
さてそうなると、今まで内蔵ハードディスクのほうをTime Machineに使っていたという変な運用を改めようかなという。
そも、内蔵ハードディスクを起動ディスクにしなかったのは、ひとつにトライ・アンド・エラーを続ける余裕がない、つまり手持ちのコマっつうか手持ちのハードディスクに限りがあるので、戦略が限られて。

ここで新たに250ギガの外付けゲットして、試す余裕ができたのでフツーにTime Machineから復元チャレンジしたがやはりダメ。
でもって、いちどやってみたかった「新規OSインストールの後、移行アシスタント」というパターンを試したら成功。
いやーまったく昨日までの環境ですねコレ。
いま、こうして文章を書いているわけで、とくに違和感もなく。
なかなか出来るヤツだと感心した移行アシスタントでした。


先日まで外付けバスパワーからUSB起動していたわけだが、内蔵になって速くなったはずなれど、そこはまだよくわからず。
まあ単純に回転速度でいうと5400で、そんな速くないがバスパワー駆動のUSBドライブだと何かしらムリがあるはずで、つまり内蔵になった今では速くなっていると思うんだけどね。 接続回線そのものが(むろん転送速度も高いけど)専用設計なんだからレスポンスいいとかあるのではと期待。

あとは・・・コレが謎なんだけど、内蔵ハードディスク起動になったとたん、Macの妙な動作が直って。
具体的に言うとこれまで、システム終了、再起動のダイアログ、そしてディスクユーティリティの進捗状況が英語になってたんです。 それが直ったという。
何が何やらサッパリだが、ともかく本来的な動作になったんでしょう。

今はふだんTime Machineハードディスクは接続せず、週にいちどくらい繋げてバックアップすればいいかと思う。 何もかもSDカード保存やクラウドに移しているので。
すると常時マウントされているものは保存用SDカードだけ、というスッキリした状態に。

スピードが回復しているという期待と、このスッキリが嬉しいという話でした。


●2017.8.18 どうやら治った

とか油断するとアレかもだが、とにかく去年の今頃からトラブってたiMac、いちおう必要なだけ治ったっぽい。

先日、内蔵ハードディスクから起動に成功し、各種設定、データもそのまんま移行アシスタントでコピー、それ以前の環境をみごと復元。
内蔵ハードディスクだから外部起動より速いはず、思ったらその通りで。
なんつか・・・要は今のコンピューティングってバックグラウンドで承認作業の繰り返しっぽく、そこで外部起動は引っかかる様子。 むろんUSB2.0経由という損失もあるだろうし、またバスパワー駆動のケースなんで回路が貧弱な可能性もあり、ぶっとい専用設計回路で繋がってる内蔵型より多少は遅いのが予測されたが、慣れでわかんなくなってきて。

つか一年前、最初の「兆候」はスリープ回帰に失敗して固まる的なところからであって、次にハードディスクの動きがぎこちなくなり、しまいにゃカーソルさえカクカクという末期症状なんで外部起動に・・ということであり。 その外部起動もMaxtorの160ギガドライブというちゃんとしたものから、手軽という理由でバスパワー駆動の2.5インチに切り替え。
そんなこんなで本来のスピードを忘れていたみたいな。


治ってみると、まず起動がやや速く、そもそも外部起動だとデスクトップが出てからが長かった。 メニューバーの項目が揃い、まあ自分的にはDropboxアイコンが同期完了したら起動も完了したと判断してるんだけど、内部ハードディスクからだとデスクトップが出てからがより速いゆうか。
そして起動したらまず、ブラウザを立ち上げるのが常なんだけど、それまた速いし。
あとはShade11、これも速いね。 立ち上がりがかなりスピーディー。 まあ立ち上がってしまえばその後の作業はCPUとメモリがモノを言うんで大差ないだろうが、次に保存が速いんでないかなと。 保存って書き込みスピードではなく、保存ダイアログがパッと出てくるレベルの初歩的なアレが。

大容量ハードディスクは怖いというのと、あとは懐具合の関係で、買ってきた内蔵ハードディスクは160ギガ。
もうデカい作業はあまりしないし、イラストや3DCGの保存はSDカードに頼ってるので、それでわりと足りる。 元々の内蔵1ギガはパーティーション切って、半分で使ってたし。

なるほどけっこー快適だったんだなiMac2012って。
モニタのキレイ度と内蔵グラフィックスは日々進歩しているらしく、グラフィックのお仕事してる人、ゲームする人には最新の機種が有り難いようだが、我々一般人で、たまーに絵を描くくらいなら2012どころか2009年以降(数字に根拠なし)のモデルなら文句ないみたいな。


いやむろん、3DCGはいくら性能が高くても足りないジャンルであり、イラストだって今は4k以上のサイズで描きたいが、贅沢をいわなきゃホント事足りる。
iMac2012のばあい、イラストのサイズを4kよりやや小さくすればとりま不都合はないし、なんなら4kでも、多少どこかで手間取るとは思うが描けるわけだし。

そーゆー本来的な能力が戻ったのでは、と考えられるわけでして・・・。
と、いうことは。
SSDに換装すれば多少旧いMacでも、そうとう快適になる?
それなりの出費が必要だが。


それとSSDに換装って、もう二度とモニタ外すのゴメンだ。
またケーブルぶっちぎって唖然となるような・・あ、涙も出なかったです。 運命甘受いうわけでもないが、なんか「しまった・・」いう感じで。
良く言えば冷静だったし、何か時間さえかければなんとかなる、という自信もあったんだろうが、要は疲れちまったわけです。
疲れるのはヤダ。

いうわけで、しばらくこのままでいこうという感じ。
しかしiMac2012、いつまで現役でいられるんですかね。



●2017.8.20 三匹

なんか記録つけてるんでここに記す。

先日、ゲリラ豪雨あったみたいですね外の世界では。
とつぜんの雨に強風もあったようで、まあ外出していたら阿鼻叫喚の大騒ぎを体験できたでしょうが、それもまた夏のイベント。
ただ東京では落雷で被害もあったとニュースで報じており、まあほどほどに願いたい。

で、その影響なのか長雨の蓄積なのか、多摩川はふたたび水がいっぱい状態でした。
おまけに宿河原堰からサイレン付き注意報、堰を操作するので何たらゆうてたが、水が増えるのか減るのか・・・しばらくしたら急に水が増えた。 下流でせき止めても波及するのに時間がかかるわけかなるほど。 というわけで、ちょっと流れがキツいが釣り場としては非常にワクワクする状況。
余談ながら水が澄んでいるように見えても、謎の緑藻みたいなもので満ちていると釣っていてもラインが汚れてやりにくい。 ラインの汚れは遠投に影響。
その点、増水で濁った水は、実のところけっこーキレイゆうか、釣っていて楽。


最初の一投で釣れたような記憶もあり、とにかく四時半くらいに釣りはじめて六時くらいには三匹釣れ、そのあとは逆に釣れない二時間みたいな。
八時頃、まー釣果3なら満足するべきかと納竿。

二匹目・・いや三匹目だったか? なんかね、網が壊れたんで片手で釣りながら応急修理してました。 また珍しく喉の奥まで針を呑み込んだタイプで久しぶりに針外しのご厄介に。
そして珍しいといえば、釣れた一匹が非常に小さい。 40センチ台だろうか・・・パン釣りの最小記録かもしれないが、活きは良くて楽しめるゲーム。
あとはアレだ・・網が壊れたとき、とりま張り直してすくい、針を外そうかと思ったら針のところで切れて、網も裏返って逃げていったわけだが。
こーゆー微妙なのって判定が難しい。
が、とにかく「取り込んで針を外そうかと思った」その後にバラしたわけで、カウントして三匹とします。




●2017.8.21 二匹

続いて同じ場所に。
なんかもう向こうに行くのめんどいし、まだ多摩川の水がいい感じに濁って増水中なんで味をしめて。
やっぱ最初の一投で釣れたような記憶。 なんにせよ、こんだけ流れているとどこに投げてもすぐ下流にいくし、曲がり角の向こうまで流してもしょーがないという理由で、ポイントはほぼ一箇所、あとはやや手前にも鯉が水面をスパスパやってるとこあるけど、仕掛けが漂着ゴミに引っかかってもめんどうなんで曲がり角にしぼって。

 ↑毛針釣りにも行きたいとは思ってるが今回はパン釣り

また活きがいいですね雨が多くなってからの鯉は。
あまりによいファイトだし、ちょい大物かな〜思ったけど釣ってみるとそこまで極端にデカくもないなという。 まあ大きくてもせいぜい70センチ、おそらくは60センチ中頃がほとんどではないかと。

六時ちょい過ぎにはもう二匹目釣れて、まだデカいのうろついているし、エサも残っていたが、理想的な二時間フィッシングを実現するためにあえて納竿。
なんなら薄暗かった早朝にて最初の一匹で仕舞ってもよかったくらい。 あとはちょっと釣り場の草むしりして、七時半には帰宅。
帰り道も空いていて楽。

とまあそんなわけ。

キリが良さげなので次のページに移動。
次はabout-17.9となります。
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