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なんかabout-16.7-2からの続き




●2016.7.28 まだまだ失敗が多い

なんか釣りの準備中という話だけど。
書いているうちに昔のことをいろいろ思い出したんで文鳥もとい長文になりました。
ご容赦。

じっさい、多摩川にいちど、等々力フィッシングコーナーに二度ほど行って、いづれもボウズでした。
まあボウズなりにいろいろ思い出して、収穫はあったからいいが。

とりま等々力フィッシングコーナーというのはいちばん安いので、これからも頻繁に行こうとは思うが、やっぱ本命は多摩川のコイ。
だいぶん準備が整ってきました。
まず椅子が必須ということで中古のを買ってきたし、意外と荷物が多くなると判明したんでダッフルバッグを引っ張り出してきて、網もコンパクトで二段伸長のをいちおう買ってあるし、HARD OFFでリールも買い、付属していたラインは古そうだし正体不明で何号かわからんし新しいのに替えて。 竿受けには中古の三脚300円で買いました、コンパクトで軽量なヤツ、ぶっ壊れていたけど竿立てにはじゅーぶんかと。
あとはまあ、ロッドもあるっちゃあるんだが、恐ろしく旧いのでこのさい新しいの買いました。

余談だがこの旧いロッド、本来2ピースなのを4本の小継に改造してありました。 なんて凝ったことを・・・。


むろん、自分でやったんでしょうね、細い部分を釘を使って継ぐのは延べ竿で何度もやった、我流の手口ですから。 それにしても我ながら見事だな、小継なのにまったくガタがない。
とにかくどこも不備はないし、無問題な竿なんだけど、新しいのを買ったのは昔と今じゃどこか違うから。
あいやどこかじゃねえや、違いってのは単純で、今の竿のほうが細い。
細いってことは軽いんでしょうね・・・技術の進歩か。
取り付け金具とかは逆に安っぽくなってますね、今のほうが。

ぶっちゃけこれまで所有していた竿は、順次撤廃していこうかと。
あーでも捨てませんけどね、グラスロッド類は非常に貴重な資材なんで。
穂先に近い細い部分なんか、戦艦のプラモデル作るさい、格好の砲身になりますよ、プラモデルも戦艦も作らないけど。
買い換えるのは少しでも細いほうがカッコいいし、新しい方が腐って折れたりする心配もないし、気分いいのはとうぜん。
でも40年位前っぽい2.7メートルの投げ竿、いっぺん使ってみたいな。
あるんですよ押し入れに、そーゆーのが。 十年以上売れ残っていた風の、買った当時格安だった竿で、なおかつガイドがプラスティックみたいな元々が安い造り。
それはいいとして。

今回、コイのブッコミ釣りのため投げ竿を買ったのだけど、買うときに問題になったのが長さ。
いやー自分の腕で、例えば3.6メートルの投げ竿とか扱えんのかよ、という疑問。
かといって1.65メートルじゃ短い気がするし、先述したように2.7メートルの旧い竿はあるわけだし。 で、狙い目となったのが2.1メートルから2.4メートル。
これなら手軽そうだし、まあいちおう投げ竿のテイストは味わえるのではと。
けっきょく2.1メートルのを買いました。
2500円くらいで、コンパクト投げ竿はそれしか選択肢はない模様、少なくとも上州屋の店頭では。
いやコンパクト投げ竿でなくてもいいんですけどね、仕舞寸法が小さいほうがありがたいのは確か。
なにより少しでも細いほうが今風で、それが嬉しいかぎり。


それにしても失敗だったのは、リョービのCYNOS中古を買ったが、1000番だと5号ラインが50メートルしか入らないとゆう。
これは短い!
あーでも昔の子供向け入門キットはそんなもんだったかな。

昔の子供向け入門キットとは。
釣具屋の片隅に、もう10年、20年くらいホコリかぶってるんじゃね? という・・・つまり40年くらい前と思われるシロモノ。 そーゆー子供向けキットだと、材質が不明なものがあって、それ買ったものです。 懐かしい。
前面が透明なビニールのパッケージ(今でもありますね)に必要なものはぜーんぶ入っていたかな、でもすぐに壊れるスピニングリール、木製で黒く塗っただけのグリップに、留め具などはいちおう立派に金物を多用、肝心の竿がグラスロッドだと思うんだけど、中空ではない一体形成で、つまり芯まであるため非常に重かった。 長さは1.5メートル前後かな・・確か三本継ぎでここも金具を使った並継ぎみたいな。
いやなんか話ズレるけど、そんな道具でリール竿デビューしたんです要するに。
当時の子どもとしても非常に遅れていて、今の子供がみたら品質の劣悪さに目をむくでしょう。

 ↑今あるこんなのが立派に思えるレベルでした

話ズレた勢いで昔の釣り状況を推測してみましょうか。
武蔵溝ノ口の東屋がビルディングの一階ではなく、一軒家だったころ、あそこには近所の釣具屋にはない「四本継ぎの竹竿」がありましたね。 確か五百円前後で、フツーは三本継ぎの竹竿が入門用だったようで、どこでも必ず一番目につくところにたくさん置いてありました。
溝の口東屋の話をもひとつすると、あそこはなんつか、合掌造りというほど極端でもないが真ん中の屋根が高くなって、つまり店内は真ん中の天井が高くて・・そこにわざわざ、継いだ竿を立ててあった記憶が・・・・・もしかすると思い違いかもだが。 でもってつまり、昔は竹竿が入門用だったという話ですが、四本継ぎはだいたい3.6メートルくらいですかね、それが子供には高級品だったわけだろうか。
余談ながら三本継ぎ竿は一番太い「手元」に「穂先」が収納できるようになっていて、つまり携帯時は二本。 四本継ぎだとやっぱ二本に収まるのだろうか? 覚えてない。
基本的に並継ぎという、竿の根本を削って細くし、かなり太さが違う大きな竹に差し込みます。 つまり手元はかなり太くなる次第。


値段を言うと、いちばん普遍的な三本継ぎの竹竿は三百円という印象。
次に高級な四本継ぎが四百か五百円。
実は最も高性能な延べ竿は2メートルくらいで、コレが180円でした。 これも釣具屋の奥にたくさん束ねてあるのが恒例だったような。
そしてグラスロッド類になると、急に桁がひとつ違います、基本的に今とあまり変わらないかな? 単純に値段で言うと。
むろん物価は変動しているもので、基本は上がる一方です。 じっさい日本経済はそうですし。
しかし価値観、心理というものがあるので、竿の価格が今と同じとして、それを高いと感じるかやすいと感じるかは、やっぱ今と同じなんです。
2000円、3000円の竿があれば大人たちは安い安いと言って買う、今も昔も同じ。
まあ品質はずいぶん進歩して、今2000円の竿買えば不満も不安もあまりないもんですが。
そんな中、子供だけは小遣いが少なかったのですが、何度も言うように「竹竿」という市場が用意されていて。
あ、自分もまた興味本位で竹竿買ったことあります、レトロな雰囲気が魅力で。
結論から言うと、あまり使えるものではないですね、重いし折れやすい&しならないとゆう。
さらに昔の話をすると、特撮テレビ番組などで確認できるのが竹竿にリールをつけたもの。 かなり太いのが普通みたいで。
五十年くらい前は、そんな感じだったのでしょう。
三十年、四十年前だと、グラスロッドの投げ竿でもかなり重い、しかも太いのが普通だったみたい。
友人の父親が持っていたのを譲ってもらったりしたけど、けっきょく使わなかったし。

根拠があって言うわけじゃないが、どうもここ五十年間くらいで、釣り竿って十年に一ミリくらい細くなってるみたい。
ここ二十年で二ミリ細くなったとすれば、たいした進歩だ。 見た目がぜんぜん違ってくるから。

それと竹竿&リールみたいな、今じゃ通常見られない太いタックルは、映画「釣りキチ三平」で特別に拝見できます。
あの一家は未だにそんなん使っている、という設定で。
釣具の進化って面白いですな。



あー今回買ったコンパクト投げ竿ですね、それに比べりゃとてつもない高品質です。
先述したように、かなり細いのが今風ですごくいいです。
コイだって釣ってみせますよ、かかればの話だけど。
今までだって押し入れのどこかにある1.65メートルほどのコンパクト投げ竿で、あるいは先述したえらく旧い改造4ピースロッドで、コイを釣ってきたんですから。
ラインが50メートルしかないのは痛いが、とりま20m先を狙えば余裕が30メートルあると考えることも可能で、まあいいやみたいな。
5号ラインならドラグをちょっとキツくしても切れまいて。
竿だってなんか20号くらいの負荷は想定してあるっぽいし。


ただ、今になって知った正解を言うなら。
上州屋で、新品のリールを買えば良かったんですね・・・5号ラインが100メートルだっけ? 付属して1700円位じゃん。
個別に揃えるより安いわ。
しかも無名ブランドが嫌だ、などというつもりはないが、ちゃんとしているならそれに越したことはないと思うのであれば、ダイワブランドでその価格帯あるし。
むろん中身が中国製だとしても、品質管理は日本の会社と思えばこころ強い。


そんな間違いはあったりしたけど、あまり気にしません、買った事自体、買ったモノ自体は無問題で買う順序を間違えただけなんで。
1000番のリールはしばらく鯉釣りに使うけど、ちゃんとしたサイズのリールを買ったあとはトラウトやバス釣りにまわせばいい話。
ルアー釣りはだいぶん敷居が高いけど、トラウトロッドを利用したマブナのブッコミ釣り、というアイデアもあるし。

あとはアレだ、大きな関東スレとかバラの釣り針買ってきて、3号ハリスを結んでいた件か。
あっちの上州屋に行けば、安くハリス付き鯉スレが買えたのか・・と今になって。
未解決なのは亀型オモリで、スッゲえ重たいパックしか売っとらん。 重いし500円は高いし。
一個50円で売るのはイカンのか、二個もあればじゅーぶんなんだけど。
ま、未解決いうのは亀型オモリが買えないという話であり、代用としてフツーの中通し(ナツメ型?)オモリ買ったからいいけど。 つかこっちは四個入り200円以下とお買い求めやすいパッケージなのに、なんで亀型はあんなズッシリとまとめ買いさせる。 値段もそうだが重量でためらったわ。

おっとまだあった。
リール竿に仕掛けを取り付ける方法がまだよくわからん。
つか今までも、現在でもスナップ付きタルカンを使って、現場で仕掛けをつける方式だけど。
これ、正しいのかね。

中通しオモリ使ったブッコミ釣り仕掛けだから、結果的にヨリモドシが三個つくことになるんだけど。
釣りってこんなに金具をたくさんつけるもんですか。
他の人のやり方とかいちど見たいです。
ルアーアングラーとか頻繁に取っ替え引っ替えするのに、どうやってるんでしょう。
マルカンとか使ってるのかな、ヨリモドシだらけにならないように。

余談だけど、過去に買ったらしい練り餌がまた出土しました。
今度も九ちゃんですが、お値段が300円と表示されており、だいぶん新しいようなのでそのまま使用することに。
まあ今じゃ価格表示そのものがないので、300円記してあるだけでじゅーぶん古そうなんですが。
あとはそーとー旧い「大ごい」だけど、新しいスイミーと混ぜれば問題ないっしょ、人間が食すには旧い残飯なんかは豚か魚に与えるのが常ですし。


どんな釣り番組でも、雑誌でも、鯉釣りは基本的に吸い込み釣りで、ものすごい量の餌を使いますよね。
個人的には大げさだなあと思うんだけど、じっさい釣果はあるみたいだし。
ただコイなんて一日一匹でも釣れればよくね? という感じなんで、やっぱり洗面器みたいので練り餌用意するのはおおげさ。
餌は高いですからねー、おまけに吸い込みって仕掛けが取り扱いめんどい、スレ針の吸い込み仕掛け作るのもまためんどいで、一度しかやったことない方法。
まあ間をとって、そうした一般的な鯉釣りより少ないくらいは投入しようかな。 つまり今までよりは少しだけ多め。
じゃあブッコミ釣りでも、例えばオモリにダンゴつけて投げ込もうか。 あるいはハリをふたつにするか、めんどうなのでやりたくはないが。
餌も迷うよな、芋ようかん買おうか、ミミズ買おうかとか思ったりするが、やはりめんどう。

コイを釣ろうと言うだけで、こんだけの作戦が脳内を錯綜します。
三回連続ボウズでしたが、それでもぜんぜん楽しいもんです、立案中はなおさら。
ともあれ、久しぶりの多摩川ブッコミ釣りに行く予定。



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