葉鍵キャラを政治家に見立て葉鍵国を統べる仮想政界「葉鍵政界」の派生wikiです。葉鍵板を参考に、99%のネタと1%の知性で盛り上げ楽しんでいきましょう。(元は葉鍵政期スレのまとめwiki的位置づけでしたが、現在は三次創作サイトの方向に突き進んでいます。)

126 名前:月刊MOON LAND(1/3) 投稿日:2008/09/06(土) 15:13:26 +VS+2KwE0
    _     
  ,.'´,,  /'ヽ    葉鍵新党において来栖川綾香・代表幹事と共に活発に活動し、改革派の新勢力として注目を集めていた
  〈(*1〉   美坂香里・政策委員会責任者が本日記者会見を開き、葉鍵新党入党は
  `!il ゚ ー゚ノ'"   自らの本意によるものではなく、今後とも杏さん党に残留すると発表した。
   (ミ}◎゚]と)   この、一連の美坂香里氏の両党重複所属騒動について、葉鍵政界の事情に詳しい久瀬氏に話を伺った。
   ( il |]
    し'_ノ

──まず、美坂氏と葉鍵新党との接点が生まれたのは。

久瀬 そもそも葉鍵新党は水瀬秋子氏が今年5月に「文芸竹林」誌上で提唱した「自由葉鍵連合」構想に端を発しています。
来栖川グループは当初よりこの構想を支持しており、とりわけこの構想に共感していた来栖川綾香・現代表幹事が入党しました。
また、美坂香里・元政策委員会責任者は最初の党員公募に応募し自由葉鍵連合の構想の支援を発表、その後来栖川氏と
意気投合し、この両氏を党の実質的な中核とする葉鍵新党の基盤が出来上がりました。

──葉鍵新党結党以来、美坂氏は来栖川氏と盟友関係を組んで活動しています。今回、葉鍵新党との離別を表明したのは。

久瀬 葉鍵新党は前述の水瀬・美坂・来栖川三氏に加え向坂環・立法調整委員長、保科智子・選挙対策委員長、
相楽美佐枝・立法調整副委員長など政界有数の政策通を揃えており、個々の党員を見れば精鋭集団であるかに思えますが、
党全体としての結束は相当脆弱であることは良く知られています。

理念として自由主義を標榜してはいますが、政策面で統一されているのは表現規制問題などに限られ、
例えば外交問題においても、自由主義の尊重という理念は示されていても、具体的な政策は個々の党員ごとに
大きなばらつきがあります。これは見解が比較的接近しているといわれる美坂・来栖川両氏の間でもいえることです。
美坂元政策委員会責任者の離別の原因が何らかの党内での路線対立に起因する可能性は破棄できません。


127 名前:月刊MOON LAND(2/3) 投稿日:2008/09/06(土) 15:13:59 +VS+2KwE0
──それでは、水瀬代表に脅されていたという、記者会見での弁明の意味は。

久瀬 完全に水瀬代表に脅されていたならば、このタイミングでの記者会見はありえないはずです。
また、水瀬代表は当初、政策路線が近似している保科選対委員長を代表幹事とする予定であったと言われており、
来栖川綾香氏を代表幹事としたのは美坂氏の推挙によるものであったと見られます。
なお、来栖川グループも来栖川氏を代表幹事に推挙する予定はなく、むしろ来栖川氏の代表幹事就任により、
逆に来栖川グループが党に影響されることを警戒していたものと思われます。
また、美坂氏は来栖川代表幹事ほどではないにせよ、外交政策で強硬な主張を行うことが多く、
経済政策では民間への自由放任を主張するなど、杏さん党の見解とは対立する部分が多数存在しています。
従来から、美坂氏と杏さん党主流との関係が冷却化しているのは事実です。美坂氏が自由主義政党への
転入を考えている可能性は高いと見られます。

──今回の騒動の新党への打撃は。

久瀬 既に申し上げたように、美坂氏は来栖川代表幹事とタッグを組み、葉鍵新党のシンボルとして活動してきました。
また、美坂氏は葉鍵新党における数少ない鍵ブロック出身の党員であり、葉鍵合同をいち早く実行したのが葉鍵新党です。
その美坂氏の離脱は党の中枢の崩壊、そして葉鍵合同という新党の理念そのものの危険を意味します。
葉鍵新党の存在そのものが危機に晒されていると見てよいでしょう。

──美坂氏の杏さん党での今後は。

久瀬 上述の通り、美坂氏と杏さん党主流との関係は冷却化しており、その根底には政策面での重大な相違が
あります。
美坂氏の杏さん党での主流復帰は困難と見られるでしょう。
近日中の選挙では美坂氏は今回の騒動により公認取り消しの処分を受けると思われます。
万一、公認取り消しの処分を免れても、美坂氏は表向きは今回の騒動の反省を理由に立候補を辞退し、
進退を再考するものと思われます。

128 名前:月刊MOON LAND(3/3) 投稿日:2008/09/06(土) 15:14:47 +VS+2KwE0
──今回の騒動で得をしたのは。

久瀬 まず、うぐ民党古河派でしょう。今回の騒動により、古河氏の代表就任が確実になったと思われます。
なぜなら、古河派と対立関係にあるうぐ民党長岡派・月宮派は連立の相手である葉鍵新党が存立の危機に
立たされたことで大きな打撃を受けたからです。
同様に、葉鍵新党・杏さん党と対立関係にある公芽衣党も批判勢力の内部対立によって「漁夫の利」を得るものと思われます。

一方で、葉鍵新党がこのまま迷走を続ければ、最終的には空中分解に至り、党員は多くは政策が近く、水瀬秋子代表の娘である
水瀬名雪氏が代表を務める眠主党に流れると思われます。その場合には、眠主党は大きく勢力を伸ばすことになるでしょう。

──その場合には、うぐ民党と眠主党の二大政党体制に落ち着くのでしょうか。

久瀬 杏さん党や鍵社民党の力もかなり強く、うぐ民党と眠主党の二大政党体制となるかは微妙です。

──そうなると、今後とも政界の動向に注目していかなければいけませんね。取材に応じていただき
大変ありがとうございました。

                                  (相田響子)

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