2008年10月27日提出 質問第XX号
ICCATのクロマグロ漁中止勧告に関する質問主意書
提出者 深山雪見 小牧愛佳 上月澪
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10月26日に「大西洋まぐろ類保存国際委員会 (ICCAT) 」の外部評価委員会が、資源管理が失敗し、乱獲によって
個体数が激減しているとして東部大西洋と地中海のクロマグロ漁中止を勧告する報告書をまとめたことが明らかとなった。
この報告書では加盟国が適切な漁獲データを提出せず、割り当てられた漁獲枠を無視した漁業が続いていることや、
一部の魚ではそもそも過剰な漁獲枠が設定されていることなどを指摘している。この観点より以下質問する。
1. 我が国の水産行政における総合漁獲可能量 (TAC) はそもそもどのような根拠で設定されているのか。
実効的に計算可能な根拠を示されたい。
2. 特に、生物学的許容漁獲量 (ABC) を大幅に上回る総合漁獲可能量 (TAC) が設定されている場合はあるのか。
もし、そのような場合が存在するなら、どうしてABCを超えるTACが設定されるのか説明されたい。
3. TACを超える漁獲について、どのように対処しているのか。また、これから対処するのならば、今後どのように
対処する方針であるのか。
上記の通り質問する。
ICCATのクロマグロ漁中止勧告に関する質問主意書
提出者 深山雪見 小牧愛佳 上月澪
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10月26日に「大西洋まぐろ類保存国際委員会 (ICCAT) 」の外部評価委員会が、資源管理が失敗し、乱獲によって
個体数が激減しているとして東部大西洋と地中海のクロマグロ漁中止を勧告する報告書をまとめたことが明らかとなった。
この報告書では加盟国が適切な漁獲データを提出せず、割り当てられた漁獲枠を無視した漁業が続いていることや、
一部の魚ではそもそも過剰な漁獲枠が設定されていることなどを指摘している。この観点より以下質問する。
1. 我が国の水産行政における総合漁獲可能量 (TAC) はそもそもどのような根拠で設定されているのか。
実効的に計算可能な根拠を示されたい。
2. 特に、生物学的許容漁獲量 (ABC) を大幅に上回る総合漁獲可能量 (TAC) が設定されている場合はあるのか。
もし、そのような場合が存在するなら、どうしてABCを超えるTACが設定されるのか説明されたい。
3. TACを超える漁獲について、どのように対処しているのか。また、これから対処するのならば、今後どのように
対処する方針であるのか。
上記の通り質問する。
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