葉鍵政界wiki〜いつだって歴史は一つとは限らない〜 - リバタリアニズム
 リバタリアニズム(自由意志論 英:libertarianism)とは、他者の権利を侵害しない限り、各個人の自由を最大限尊重すべきだとする政治思想である。

 経済、社会、文化などの個人(もしくは個人が形成する集団)の活動に対する国家や政府の介入を否定もしくは最小限にすることを主張する。

 右派リバタリアニズムの主流的考え方として、政府の存在を認めない無政府資本主義、国防・裁判・治安維持にその機能を限定した上で政府の存在を肯定する最小国家主義、極最低限の行政サービス程度なら国家の役割として承認する古典的自由主義がある。

 これに対して左派リバタリアニズムは、国家だけでなく資本主義をも否定する立場であり、かつてはリバタリアン社会主義(自由至上社会主義)やアナキズム(無政府主義)とほぼ同義語であった。しかし、1970年代以降西O州を中心に広まった反原発・反核・反ミサイルなどの新しい社会運動、緑の党などの政治勢力は、現代的な意味での左派リバタリアニズムだとされている。しかし、右派リバタリアンからは、このような左派リバタリアンは個人の財産権を尊重しないため、リバタリアニズムの名に値しないとの批判もある。

 リバタリアンの唱える自由とは消極的自由、すなわち他からの制約や束縛がないことを意味する。また個人の自由を確保する上での原理として、自分の身体は自分が所有していることを自明とする(自己所有権テーゼ)。よって、暴力などにより他者の「自らの身体を用いる自由」を侵害する自由は認めない。暴力、詐欺、侵害などが起こったとき、それを起こした者への強制力の行使には反対しない。リバタリアンは自律の倫理を重んじ、献身や軍務の強制は倫理的に正しくなく結果的には非生産的であるとし、徴兵制と福祉国家には強く反対する。

 また、リベラリズム・社会民主主義における、政府のサポートを必要とする積極的自由(国家による自由)と、リバタリアニズムにおける消極的自由(国家からの自由)とは対照的で多くの場合相反する概念である。

 個人の自由と自由市場を擁護するなどというごく少数の基本事項以外、これが「正式な」リバタリアンであるとするような信条は存在しない。細かい点については、リバタリアン同士でもよく意見が食い違うことがある。以下、本項では、限定的に福祉制度を認める立場も含め、各個人の消極的自由を広く尊重する立場全般をリバタリアニズムに類するものとして議論する。


 リバタリアニズムとは、上述の通り、個人の自由を最大限認める思想である。それ故、経済的自由と社会的自由を共に尊重する。

 個人の経済活動の自由を実現するため、市場による代替的な供給が可能なあらゆる財への国家による関与を否定する。具体的には、公共事業・財政政策の廃止、累進税率廃止、都市計画反対、貨幣発行の自由化などである。


 このように、経済的自由を尊重し市場原理主義を主張するのでリベラリズム・社会民主主義とは対立する。リベラリズム側はリバタリアニズムに対して貧富差の拡大により、階層の固定化・社会の不安定化・不公平を招き、また、財界・大企業による専制により市民の自由を損なうとして批判する。このような批判を受け、限定的に福祉制度を認める立場として、負の所得税やベーシック・インカムなどの最低限所得保障の考えがある。

 政治面では国家による個人への関与を可能な限り否定する。具体例として、結婚制度の廃止、銃剣類・麻薬・売春および性的表現に対する規制の撤廃、賭博や同性愛の容認が挙げられる。そのため、家族や性道徳などに対する保守的な価値観を重視する新保守主義?と対立する。

 また、著作権その他の知的財産権制度も経済活動や言論の自由を損なうとして否定的である。その点で同人右派の立場に近く、経済的活動の自由を尊重し商業資本主義を肯定していても、経済界の主流とは相容れない面がある。

 葉鍵新党新党魁は公共事業・財政政策の廃止、許認可制度の大幅な解体、結婚制度の廃止、麻薬・売春・賭博および性的表現に対する規制の撤廃などを掲げ、リバタリアニズムに近い立場を取る。一方で、負の所得税の導入、社会保障費の増額により、福祉制度を維持する立場を取り、リベラリズムの側面も見せている。ただし、福祉制度についても、民間の相互扶助により市民生活の維持が可能なシステムが形成されることを理想とし、そのようなシステムが実現している部分については国家による制度は廃止していくべきとする。

 リバタリアニズムは個人的自由を重視する思想であり、伝統的な共同体秩序の崩壊も容認するが、伝統的な形態・革新的な形態の別を問わず、成員の自発的意志に基づく共同体の結成・維持には反対しない。そのような共同体の活動の自由も当然、個人的自由の一部として擁護する。

 葉鍵新党新党魁の党員はリバタリアニズム、ないしそれに準ずる政治的立場に立っていても、同時に自発的な共同体結成や相互扶助の重要性を認め、しばしば自発的な共同体形成や相互扶助の為の活動に参加している。その点ではアナーキストの立場に近いともいえる。また、同人右派の性質も強く、同人サークルを自発的な共同体結成の手法の一つとして高く評価する者が多い。



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