党内には派閥のようなものは存在していないと見られる。基本的に個々の党員が党首並みの実力を備えており、党中央の拘束も皆無であるため、新党魁そのものが理念を共有する複数の個人政党の連合体に近いというのが実態である。個々の党員が特定の政策実現のために勝手に他政党の党員とチームを組んで活動することも珍しくない。その点一人一派の状態とも言える。グループといえるのは、
葉鍵新党自体からコンビを組んでいた来栖川綾香・美坂香里くらいか。
強いて言えば、政治的思想・立場の相違から、ある程度の再配分を容認する第三の道寄りの左派(あくまで相対的な意味で)と、規制緩和の徹底を唱える右派が存在する。この点での立場の相違は左から順に
美坂香里>来栖川綾香>(石橋)>(魁)>名倉友里>深山雪見>石原麗子>柏木楓>来ヶ谷唯湖
と考えられ、深山雪見が中間的な立場で、それを基準に左派と右派に区分されると見られる(来ヶ谷は実際は反体制を徹底する立場だが、経済的問題でも政府の介入を徹底して嫌うため、この基準からは結果的に最右派に位置づけられる)。
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