やがて、超先生の持論であるLL論はその自由主義の原点に立ち返った姿勢を再評価されるようになる。NGO「茂ちーと大いに世界を盛り上げる団」団長である
川口茂美、無派閥の反体制活動家であった
来ヶ谷唯湖、超先生の後継者と目されたシナリオライターの
雲龍寺魁などを中心にLL論に基づいた「
ニュー・セントラリズム?」と呼ばれる保守・革新を巻き込んだ新しい形態の大衆運動が起こり、
うぐぅ民主党の
篠塚弥生(前国会議長)ら柏木政経塾卒塾生により政界にも浸透していった。
その後、柏木千鶴氏の突然の転向・葉鍵共産党結成により柏木政経塾は崩壊するが、LL論は既に広く葉鍵各界に浸透しており、葉鍵政界においてもLL影響下の人物である
長岡志保、
美坂香里が「構改派」として台頭を始めた。そんな中構改派による新党結成構想も持ち上がり、2008年5月に
文芸竹林?誌上で
水瀬秋子が「自由葉鍵連合」構想を提唱する。
当初、これは構改派の単独新党を想定していたようである。ところが、美坂香里の移籍問題によりこの構想は破綻。さらに
ジャム送りつけ事件によりLL論影響下の人物による新党は水瀬秋子が代表の
葉鍵新党と雲龍寺魁が代表の
新党魁に分断され、篠塚弥生、長岡志保らはうぐ民党に留まり、構改派の単独新党構想は破綻した。
しかし、
うぐぅ民主党総裁選挙による長岡志保総裁の誕生、今期葉鍵総選挙における新党ブームなど、LL論影響下の政治家は影響力を着実に増している。超先生の持論は超先生の死後に脚光を浴びることとなった。
また、こうした思想・政治面での活躍を別として、超先生の破天荒な生き方と個性的な作品への評価も非常に高く、今や葉鍵を象徴するキャラクターの座を確立している。