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5.1ch入門編 <接続方式: 音声編>

音声の接続方式について説明します。

色々と複雑なので、まずはまとめた表をみてください(表1)。

(表1) 接続方式と対応音声規格



HDMIが最も優れた方式だということがわかりますね。HDMIは映像と音声を1つのケーブルで接続できます。たとえば、DVDレコーダとテレビの間をHDMIケーブル1本繋げば、テレビから映像と音がきちんと出てくるというわけです。配線すっきり、画質も最高で文句ありません。
ただし、実はまだHDMIに対応した機器は多くありません。正確には、テレビやDVDレコーダ/プレイヤーではHDMI対応が進んでいますが、肝心の5.1chの音を出すAVアンプで対応製品が少ないのです。残念ながら5万円以下(スピーカ込み)の価格では存在していません(2007年4月現在)。一番安いものでもAVアンプ単体(スピーカ別)で60000円程度します(ONKYOのSA-604、DENONのAVC-1930など。私はAVC-1930所有)。まだまだお手軽ではないですね。
また、同軸ケーブルですが、これはHDMIとは逆にAVアンプでは安価なものでも対応している機器もあります。ただし、逆にDVDレコーダ/プレイヤー、ゲーム機では殆ど対応していません。よって、同軸ケーブルの出番はまずありません。
ということで、実際には5.1chを実現するには多くの場合、光ケーブルの接続を利用します。RCA端子は2chステレオのみですから問題外です。

また、表1に出てきた音声規格について簡単に解説しておきます。

●ステレオ 2ch
いわずもがな、普通の右/左の2つスピーカを置くタイプの方式です。CDもこれです。

●ドルビーデジタル 5.1ch
多くのDVDが2chステレオに加えてこのドルビーデジタル5.1chに対応しています。ゲーム機でもPS2, PS3, XBox360にて対応しています。5.1chにおける事実上のスタンダードです。

●DTS 5.1ch
ドルビーデジタル5.1chに対抗する規格です。一部のDVDにて対応されています。

●AAC 5.1ch
地上デジタル放送などテレビ放送で5.1chを実現する場合に利用されます。

●リニアPCM マルチチャネル(5.1ch/7.1ch)
PS3、それからBlueRayやHDDVDなど次世代映像規格で利用されます。最も高音質な方式です。

これだけ見ると、HDMIを使わない限りリニアPCMマルチチャネル方式が利用できないため不安に思うかもしれませんが、ドルビーデジタル5.1chだけで十分に感動が得られる臨場感が得られます。また、逆にリニアPCMマルチチャネルを生かすには、接続方式を単にHDMIにすればよいというわけでなく、それに見合った高価なAVアンプ、スピーカー、そしてプレイヤーが必要です。ですので、オーディオマニア並に拘りたい方でない限りは、光ケーブル接続で十分です。(予算はAVアンプ+スピーカ部で最低30万程度?からどうぞ)
2007年04月03日(火) 23:20:21 Modified by yama082




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