思いつきでセームベル、ライズベルトの寝取り?もの書きました 
ヒュプノシスターに名前が欲しかったので”レム”というオリ名をつけています 
3人は孤児院で暮らしている幼馴染という設定で 



寝る前に読んでいた魔術書にわからないところがあったから、お兄ちゃんの部屋へ質問に行く。 
そんな、いつも通りの日常の一コマになるはずだった。 
それなのに、 

「お兄ちゃん……? レムちゃん……?」 

少し開いた部屋のドアの隙間から見えたものは、裸で身体を重ね合う二人の姿だった。 

「レムっ……! レムっ……! 気持ちいいっ…… ああっ……‼︎ 」 

「お兄さんっ……‼︎ 私もっ……ふああっ……♡♡‼︎‼︎ 」 

肌を真っ赤に紅潮させ、淫らな嬌声と水音を立てながら、獣のように激しく身体を打ち付け合う。 
二人が何をしているのか分からないほど、セームベルは幼くはなかった。 

二人は性交をしている。 

本で読んだことがある、それは愛する者同士がお互いの愛を確かめ合う行為、将来を約束したもの同士が子供を授かるために営む行為。 
それを、なんでお兄ちゃんが……? レムちゃんと……? 

いや、答えはわかりきっていた。 
二人が愛し合っているからだ。 
じゃなければ、あんなに気持ち良さそうに、あんなに幸せそうにすることはできないだろう。 

私はお兄ちゃんのことが好きだった。 
いつかお嫁さんになって、二人で暮らしていきたい、なんて夢見たりもしていた。 
でも、お兄ちゃんは今目の前で、他の女と愛を確かめ合っている。 

「そんな……酷いよう……お兄ちゃん……」 


二人の様子を見ているうちに、自然とセームベルの顔は真っ赤に火照り、吐息が荒くなる。 
少女の秘部はパジャマの上からでもわかるほど、ビショビショに濡れていた。 

「ああっ……あっ……お兄ちゃん……!」 

気がつくと、セームベルは無意識のうちに自分の右手で秘部を触り始めていた。 
自慰行為、昔興味本位で試してみたことがあったが、どこか気恥ずかしくてそれ以来あまりやってはいなか 
った。 
しかし今はそれが止まらない。 
心がぽっかりと空いてしまったかのような喪失感、それを埋めるために 
快楽を求めて激しく指を動かす。 
刺激を与える度に、秘部から愛液が溢れて、パジャマを濡らし床を濡らす。 

「ひゃっ……ふあっ……あっ……!」 

指が少女の処女膜を傷つけ、血が滲む。 
痛みと悲しみと、色々な感情が交じり合い、セームベルはボロボロと涙を零す。 
それでも指は止まらなかった。 

「あふっ……気持ちいっ……! ああっ……お兄……ちゃんっ……!」 

次第にそれは激しさを増していく。 
二人に聞こえるかもしれないのに、嬌声を抑えることができない。 
脚が震え、立つこともままならず壁にもたれかかる。 
使っていない左手をパジャマの内側に入れて、その慎ましい乳房を揉み、小さな乳首を刺激する。 
指を秘部の奥まで入れて、内側から肉壁を擦り、更なる快感を与える。 

「あんっ……♡‼︎ お兄ちゃんっ……♡♡‼︎‼︎ いいよおっ……そこ気持ちいいっ……♡♡‼︎‼︎ 」 

セームベルはライズベルトとのセックスを妄想しながら、必死に自慰行為を続けた。 
目の前の現実から逃れるために。 

「くっ……もうイクっ……‼︎ 」 

ライズベルトが呟くと二人の動きはいよいよ激しさをます。 
それを見て、セームベルの指の動きもより激しくなる。 

「お兄っ……ちゃんっ……♡♡‼︎‼︎ 膣内で……ナカでだしてっ……♡♡‼︎‼︎」 

「レムっ……‼︎ レムっ……‼︎ 」 

「お兄っ……さんっ……ああっ…… 
♡♡‼︎」 

そして、3人は同時に絶頂を迎えた。 

「ああああああっ‼︎‼︎♡♡‼︎‼︎♡‼︎⁈⁈」 
…… 
………… 
…………………… 


セームベルは呆然とした虚無感に包まれていた。 
結局は自分の妄想、お兄ちゃんの相手は自分ではなくレムちゃん。 

絶頂を迎えた二人はベッドの上で互いの温もりを感じながらその余韻に浸っているのに、自分に残っているのは床の冷たさと喪失感だけだっ 
た。 

絶頂後の脱力感から、ドッと眠気が襲ってくる。 

「もうどうでもいいや……」 

セームベルはゆっくり立ち上がると、その場を後にした。 



「ごめんね……セームベルちゃん……」 

レムは小さな声でそっとつぶやく。 

「ん? 何か言ったか?」 

「ううん、何でもないよ……」 

誤魔化すように、レムは行為の続きを始めたのだった。 

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