「ガガギゴにはお父さんとお母さんいるの?」

「はぁ?」

突然、エリアに問いかけられ、ガガギゴは呆けた。


「突然だな……なんかあったのか?」

「今日ね、ウィンちゃんが言ってたの『別の世界にいるお父さんとお姉さんが元気かなぁ』って
 私は両親いないけど、ガガギゴはどうなのかなって思ったら気になっちゃって」

「なるほどな……俺には爬虫類族のオヤジと悪魔族とお袋がいたよ」

「ふーん、どんな人だったの?」

「ん?あーどこにでもいる普通の、優しいお母さんと、頼もしいお父さんだったよ」

「そうなんだ……羨ましいなぁ」

「そうか?」

そんな会話を交えた夜、ガガギゴは寝付けなずにいた。

(あ〜あ、早く寝てぇのに寝つけねぇ……ん)

「……ぅぅ……ぁ……」

そう思いながらエリアの部屋の前を横切ろうとした時、扉から小さな鳴き声が聞こえた。
ガガギゴは扉を開けるべきか悩んだが、意を決して部屋へ入る。

「エリア?入るぞ」

「うぅ……ガガギゴ?」

エリアはベットの上で上体を起こしながら、震えていた。
彼女は涙を流しながら、嗚咽を繰り返し、震えていた。
そんな彼女は自分を心配してくる使い魔に問いかけた。

「どうしたの?こんな夜中に……」

「アンタが泣いている様な声が聞こえてそれで……どうして泣いてたんだ?」

「怖いの……」

「え?」

ガガギゴはエリアに近づき、彼女の座るベットに腰掛ける。
そして、両目でしっかりとエリアの瞳を見つめると、再びエリアは話し始めた。

「私、これからも一人ぼっちなのかなぁ……」

「え?!……」

エリアは再び瞳から涙を溢れさせながら話を続けた。

「私、物心ついた時から、両親がいなくて、魔法使いの学校に通うまで施設育ちだった
 だから親の顔も知らないの、だけど友達の家族がいるの話を聞いてたら、
 私には家族なんてできないのかなって思えて、これからもずっと一人だったらって
 そう思ったら寝付けなくて、怖くなって……」

「エリア……」

ガガギゴはエリアの名前を呼ぶと、
彼女をそっと抱きしめた。

「ガガギゴ?」

「エリアと契約した日から俺は決めたんだ……アンタを守りたいって」

「うん……」

「だから俺はずっと傍にいるから、いくらでも泣いてていいから、一人になんてさせない約束するから……」

「……うん」

ガガギゴの言葉を聞いて、安心したエリアは、彼の背中に手を回した。

「……ガガギゴもおっきくなったね」

「そうだな」

ガガギゴの腕の中で、抱きしめられるエリアの涙は止まっていた。
彼から伝わる温かさが、優しい包容が、彼女の心を落ち着かせたからだ。
やがて、エリアはガガギゴの名前を呼ぶ。

「ガガギゴぉ」

「ん?」

そのままエリアの唇がガガギゴの口を塞いだ。
最初は驚いたガガギゴも、状況を理解していき、
その長い舌でエリアの口内を貪る。

「んん、うぷ、うんん」

息を漏らしながらエリアはガガギゴの舌技を受け入れる。
やがてエリアは肺が限界寸前となったタイミングで二人の唇が離れた。

「ぷはぁ!!はぁはぁ」

「エリア?どうしたんだ突然」

「ガガギゴ……約束して欲しいの」

「傍にいる事をか?」

「うん、ただの口約束じゃなくて、本当に誓って欲しいの……だから」

エリアの頬を赤く染まり、言った

「だから……私を抱いて……」

「エリア」

ガガギゴは生唾を飲み込んだ。


「どうかな?」

エリアは一糸まとわぬ姿をガガギゴに晒した。
幼さを残しつつも整った顔は赤く染まり、恥じらう表情はとても愛らしかった。
豊かな胸は呼吸の度に揺れ、桜色の乳首と白い肌がとても綺麗だ。
スラリとしたお腹に存在するお臍はアクセントの様に美しさを醸し出し、
髪と同じ青い毛が、うっすらと生える秘所からはトロトロと愛液が溢れていた
清楚なイメージを持つエリアのハレンチな姿に、ガガギゴは再び喉を鳴らした。


「綺麗だよ……エリア」

「本当に?」

「ああ、これが証拠だ」

するとガガギゴは鱗では隠しきれなくなった、いきり立つ男根をエリアに見せつける。
それは長年連れ添った主人の初めて見る裸体を前にガガギゴも興奮していた証拠だった。

「すごい……おっきいね」

「嫌なら辞めるぞ?」

いきり立った男根を初めて見るエリアの顔は青ざめていた
それを見たガガギゴは心配する。

「大丈夫だよ、だから来て」

「分かった」

ガガギゴはエリアの上に覆いかぶさる。
そのままエリアの秘所に男根が触れる。

「いくぞ……エリア」

「は、はい」

ガガギゴ体重をかけるとエリアの秘所に男根がゆっくりと挿入される。
やがて、根元まで秘所に収められると、エリアは背中を弓なり曲げた。

「ん、ん……んあ!?!」

「エリア、大丈夫か?」

「う、うん、大丈夫だよ」

口では平気な台詞を言うが、初めて味わう痛みに顔を歪ませ、
体を震わせながらも耐えるエリアだった。
その姿を心配するガガギゴの顔をエリアは、。
痛みから涙が溢れる双眸でガガギゴを見据えて言った。

「だから、責任とってね?」

その姿にガガギゴの理性が崩れた。

「エリア!!」

「きゃあ!?」

ガガギゴは勢いよくエリアの膣内を突き上げた。
その衝撃でエリアは声を上げる。

「んん、あ……ひあ!?あ、あぁ」

ガガギゴの男根がエリアに痛みと快楽に与えた。
初めて味わう感覚にエリア翻弄されながらも受け止め、声を上げる。
対するガガギゴは腰を動かす度に、
激しく揺れるエリアの胸に釘付けだった。

「すごいな」

「ひあ!?な、何がぁ?」

「……アンタのおっぱい」

そう言いながらガガギゴの手がエリアの胸を掴み、
拍子にエリアが鳴いた。

「ひゃあ!!ガガギゴ?!」

ガガギゴの指に合わせて形が歪んむエリアの胸。
何度か手のひらで堪能すると、
今度はガガギゴの舌が、エリアの乳首を襲った。

「あ、あぁ!ああ!!あぁ、あん!?」

ガガギゴにエリアは両胸を揉みながら、交互に乳首を吸われる。
その間も下半身では激しく水音を鳴らしながら前後運動が行われた。

「らめ?!?なにかぁ、きちゃうよぉ!?」

「!!……エリア……」

エリアが絶頂をむかえようとしている事を悟ったガガギゴは、
彼女の体から一旦離れ、そのまま両手で優しく抱きしめた。
エリアはガガギゴの腕の中で望みを叫んだ。

「ガガギゴ!!一緒に!!いっしょにぃ!?!」

「エリア!!」

ガガギゴがエリアの名前を叫ぶと、二人は互いを固く抱きしめ、声にならない叫びを上げた。

「「〜〜〜〜〜!?!」」

すると、二人の体が震えた。
そのまま二人は固く抱きしめあう。
お互いの温もりを逃がさない様に。
やがてエリアはガガギゴから介抱され、ベッドに倒れこむ。
その拍子に男根が抜かれると、エリアの股から白濁液が流れ落ちた。
互いの欲液が混ざり合った白濁液、
それは二人の初めて交じわった証である。
エリアは自らの股から溢れる感覚を感じた。
すると彼女は呼吸を整え、口を開いた。


「ガガギゴぉ……」

「エリア?」

「これからもよろしくね?」

「ああ、分かったよ」

END

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